秋分点を通過した翌日に出会ったこと。

朝の5時過ぎ。太陽と富士山に呼ばれて目が覚めました(ような気がしました)。
そして、窓から富士山の方を見ると、空が赤く染まっていました。
とてもきれいでした。

そこで木の花ファミリーの聖地、宮ノ下広場まで歩いていくことにしました。
5時30分頃、宮ノ下広場に到着。
歩きまわりいろいろな場所から富士山を眺めました。
以下、時系列でその写真を紹介しますね。
























この富士山への光の彩りは6時頃にはもう消えてしまいました。
そして、天気も次第に曇り太陽も顔を隠してしまいました。

今年の秋分点は、9月23日17時20分26秒。(『春分点・秋分点の通貨日時』参照)

秋分点を通過した後の最初の朝日に出会いました。


5月1日の僕と静ちゃん@宮ノ下広場
ここ宮ノ下広場は5月初旬、立夏の頃、いるかの静ちゃんと遊び、空に飛び立った場所。
※『見えない世界、そしてない世界を生きていく』参照
空を見上げ、僕は再び空を飛んでみました。

そして、大地に倒れ込み、その存在を感じました。

僕の中に飛び上がりたくなる躍動感が戻ってきました。

夜の大人ミーティング。

僕らの成長を願い、3ヶ月間、ミーティングに出ることを控えていたいさどんが秋分の日前日(9月22日)から大人ミーティングに出ています。

そのいさどんが大人ミーティングから帰る際、僕は手をタッチしました。その際、いさどんは「よろしく」と僕に語りかけました。そのいさどんの手に僕は「心」を感じました。そして、僕は何かを受け取り身体にエネルギーが満ちるのを感じました。

1日を振り返ると未熟なことが多々ありましたが、僕はこの日、美しい太陽と富士山、そしていさどんの心に出会いました。

秋分というこの節目。この出会いの意味を感じ、わくわくする日常を生きていきます(^-^)


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「地球会議in木の花ファミリー」~時代の扉は、既に開いている~

9月24日、党両院議員総会で総裁再選が決まった安倍首相は、記者会見でGDP600兆円を目標として掲げました。(「自民党総裁再選会見(1)「GDP600兆円達成が目標」参照)。戦後最大の国民生活の豊かさを目標とし、雇用を増やし、給料を上げて、デフレから脱却して力強い成長軌道に乗せるそうです。そして50年後も人口1億人を維持することを目標としています。

どれも現実的ではない目標です。今後、日本の人口は確実に減少するでしょうし(「日本の推計将来人口」参照)、当然それに合わせて経済規模も縮小するでしょう。そうでなくとも、環境負荷を考えると経済成長は望ましい出来事ではないのです(「IPPC5次報告書」など参照)。

こんな現実の中、無理に成長を求めるとフォルクスワーゲンのような不正を生み出すことになるのではないでしょうか?(「フォルクスワーゲンCEOの辞任表明全文」参照)。

安倍首相はこの国を代表する人です。
その人が描くビジョンにどれだけの人がわくわく出来るのでしょうか?
そこに未来を感じるのでしょうか?

今、「クニツクリ」に新しいビジョンが求められているのです。

11月21日~23日に開催される「地球会議in木の花ファミリー」では、
新しい時代へ向けた「大人サミット宣言」、「クニ(日本)ツクリ宣言」を
語り合う中から生み出していきます。

これからの未来について共に語り合い、新しい社会を生み出していきませんか?
以下、案内文を転載しますね。





「地球会議 in 木の花ファミリー」
〜時代の扉は、既に開いている〜
スクリーンショット 2015-09-09 16.52.15
2012年12月21日、25800年ぶりに銀河の冬至を迎え闇の時代は終わりを告げ光の時代を迎えました。6450年前に始まった王の時代の青陽期、次の3000年続いた聖人の時代の紅陽期を経て、民衆の時代ともいえる一人一人が目覚めていく白陽期の時代が本格的に到来しています。
更に2015年の今年は、光の時代の始まりである2013年・2014年・2015年、3年間の集大成の年であり次の時代への船出の年でもあります。
新しい時代の扉は既に開いています。2015年も残すところ数ヶ月となった今、ここ富士山の麓の木の花ファミリーに次世代を築いていく意志を持った大人「ヲトナ」が集まり「地球会議」を開催し、新時代につながる人類の歩みや社会の在り方を語りあっていきます
(大人「ヲトナ」:大人を「ヲトナ」と表現することは、今から約12000年前の日本で宇宙物理学を高度に発達させたタカムナ文明の叡智からきています。カタカムナにおいて「オ」は、この3次元物理世界である現象界(ある世界)において前後左右上下の6方向へ限りなく拡散または凝縮することを意味し、今までの物理的拡大発展を推進してきた「オトナ」を指します。対して「ヲ」は、天意を感じ取ってそれが潜象界(ない世界)の入り口近くの奥(オ)に達して収まる(ヲ)ことを意味し、分離した様々な事柄を統合し調和させて治めていく存在を「ヲトナ」と表現します。現象界がミクロにもマクロにも発展し尽くした今、この現象界を作っている奥にある天の意志は、今度は現象界を縮小させ、統合して調和させ、再び天にかえしていく意志を持っています。これからの時代の大人「ヲトナ」とは、無駄なものをそぎ落とし真に大事なことを追求していく、年齢に関係なく「大きな精神」と自らの意識がこの世界を創造しているという自覚と責任を持っている個人の枠を超え他者のため地球全体のために生きる人を意味します。)
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「大人サミット宣言」
今回の大人サミットでは、これからの人類の歩みのモデルとなる「大人サミット宣言」を創り上げます。これは、意志のある「ヲトナ」一人一人の独立宣言であり、一人一人が目覚めることで創り出される新しい「クニ(地球)ツクリ宣言」でもあります。
2015年8月、日本では終戦70年安倍首相談話が発表されました。その時期と同じくして、宇宙から全人類へのメッセージとして地球談話 〜真の平和を地球にもたらすには〜 2015年8月15日」が発表されました。
その「地球談話」からの一部抜粋の文章をご紹介します。
真の平和を地球にもたらすために、今わたしたちにできることは何でしょうか。
それは広い世界観を持ち、個々の自我を超越することです。人間が自我の狭い枠に囚われている時、他者との違いによって他者に違和感を持つようになります。それが対立や争いの始まりです。
しかし、わたしたちが存在しているこの世界は無限に広大な世界であり、そこは多様ないのちのネットワークで成り立っています。その調和のネットワークは、個を存在させるために全体があり、全体を存在させるために個がある相似形の仕組みによって成り立っているのです。
この世界の真実は、全てが一つということです。全てのものと、自分自身との区別はない。そのように人々の世界観が広がれば、平和な世界を創り上げようとしなくても、地球上に平和は自ずと訪れるのです。
21世紀はわたしたちが地球人として、さらに宇宙人としての意識を持ち、この世界に貢献していく時代の始まりです。今わたしたちは、次の地球生命の絶滅のきっかけをもたらすものになるのか、それとも新たな時代をもたらす存在となるのかの転換点を迎えています。
人類が、次の時代が示す精神性を地球上に表現した時に、平和はもたらされることでしょう。
地球談話用
時代は既にまったなしの状況にあります。闇のピークを越え光の時代に入ったこのトキは、宇宙的に見ても様々な切り替え時が集中しているとびきりのターニングポイントでもあり、これからの地球そして人間の未来を切り開いていくとても大切な時期です。
人類は、地球生命を絶滅させる存在になるのか、それとも新たな時代をもたらせる存在になるのか。それは、私たち一人一人の生きていく姿勢や意識の広さにかかっています。
目覚めた人達が創る新しいクニ(地球)。大人サミットは、単なる会議ではなく精神革命が引き起こす次世代の「クニツクリ」の場です。地球・人類、そして個人がこれからの時代「どうあるべきか」、有志がこの場に集い語り合い今までとは違う次元のクニ(地球)をこの地から創造していきます。
これからの未来を本気で創り上げていく、固い石のような意志を持った参加者と共に次の時代のロールモデルとなる生き方を体現していきましょう!!
【大人サミット企画者の声】
<あわちゃん>
あわ「大人サミット宣言」。これは、僕たち一人一人の独立宣言であり、新しい「クニ(地球)ツクリ宣言」でもあります。時代の扉は既に開いていて、次世代のモデルなる生き方が世界中に求められていると感じています。
僕たちは、現代社会が作り出す対立構造を超えた新しい生き方を体現していきます。一人一人が自らの役割に目覚め生き生きとした生活を送り、それが周りにとっても心地のよいものとなり、そのネットワークが世界中に爆発的に広がっていく。
結果的に、今までとは全く次元の違うクニ(地球)が創り出される壮大なスケールの物語がこの場所から始まっていくことを意味しています。
未だ人類誰もが見たこともない世界をここから創り出す。そんなぶっ飛んだ「夢」を実現していく第1歩を、この「大人サミット」から共に始めていきませんか!?
同じ志を持つ皆さんのご参加心よりお待ちしています!!
<みちよちゃん>
みちよちゃん2015年―広大な宇宙の視点によるパターンから見るとわたしたちはとても大きなターニングポイントにいます。その事実をみんなで確認していく時間を持ちます。そうすることで、これからの時代における自らの役割が見えてきます。そして同じ心や意識を持った人々とこれまでの枠を壊して、つながって行きましょう。
<じゅんぞう>
じゅんぞう潤三と申します。現在名古屋で鍼灸学校に通ってる34歳です。
企画者として、三度大人サミットに携わりましたが、そのすべて自分が想像していたものと違う活き活きとした場になりました。
恐らく今回もそうなるので、僕は何も心配していません。
「見通しは立てるが目標は立てない」とは、木の花で良く語られる言葉です。
時代は宇宙法則(神様)が創ります。その流れをキャッチすれば、どんな激しい波が来ようとサーファーのようにスムーズに進めます
ただその先は神様にしか分からないので、目標を立てることは狭い枠を作り、かえって流れに乗りづらくなってしまいます。
また自分勝手な思いで進めば流れを見失い、「苦しみ」という明快な答えが返ってくるのです。
僕自身足りないばかりの人間なので、やはり「苦しみ」を頂いていますが、これは神様のエールです。
今、世界中の人たちは「大人」になるためエールを送られています。
なぜなら、そうならなければ地球が持たない。それか、僕ら人間が淘汰されるか。今はまさに大転換期、そうは思いませんか?
でも、 こんな時代だからこそダイナミックを楽しめる。 地球とともに自分は変わる。大人サミットで共に良い場を創りましょう(^ ^)
<みかちゃん>
みかちゃん時代は待ったなしに変化し、時代の申し子である子供達は、地球に続々生まれ出ています。様々な暦のサイクルと、戦後70年の節目が一致した今、人類ひとりひとりが覚醒していく時代がくることを益々確信しています。地球全体のことを考える、真の大人が老若男女関係なく集い、みんなで真の平和や、クニツクリについて語り合いましょう。
☆概要☆
【開催日時】
集合:2015年11月21日(土)
11:05 JR身延線「西富士宮」駅 又は 10:51 富士急行「大石寺」バス停(送迎あり)
お車の方は11:30までに木の花ファミリーおひさまハウスひまわりへ直接お越し下さい。(地図はこちら)
解散:2015年11月23日(月) イベントは12:00に終了し、昼食後に解散(駅までの送迎あり)
【開催場所】
木の花ファミリー
(110品目250種類を超える野菜や穀物、10種類のお米をはじめ、自然卵や蜂蜜、味噌やしょうゆ、各種の加工品にいたるまで、食卓にのぼるバラエティ豊かな食材のほとんどを自給し、お客様に提供している。メンバー全員が血縁を超えた家族として調和して生活する生活、農薬や化学肥料を一切使わない農業、高いレベルで達成された自給自足、農園の枠を超えたさまざまな社会貢献、そして特定の宗教・宗派にとらわれず精神性を重視した日常生活など、完成度の高いコミュニティとして国内外で注目を集めている。)
【内容】(当日の様子にあわせた変更あり)
・時代の流れや現代の社会問題を紐解くプレゼンテーション
・産業革命以降から現代までの歴史分析と振り返り
・「大人サミット宣言」の検討・作成
【定員】
—30名
【対象】
・真の平和が訪れる社会を創り上げていく
・次世代の新しい生き方を創って生きる
・世界を変える
・世界を変えるために、自分が変わる
・今の世の中はどこかおかしいと感じ、行動してみたけれど何も変わらないように感じる
・既存の枠組みやシステムに翻弄されずに自立して生きる
・新しい生き方を模索しているが、どれもピンとこない
・自分はほんとは宇宙人だと思っている
という想いを持っているみなさま。
【参加費】
16,200円
*参加費には2泊3日の宿泊やお食事、保険代、消費税を含みます。
【スケジュール】(当日の様子にあわせた変更あり)
・1日目
—12:00-14:00:お食事
—14:00-17:00:参加者の自己紹介・社会情勢プレゼン
—17:00-18:30:入浴・フリータイム
—18:30-20:30:お食事・フリータイム
—20:30以降:大人ミーティング(自由参加)
・2日目
—8:30-12:00:産業革命後から現代までの歴史分析と振り返り
—12:00-14:00:お食事
—14:00-17:00:「大人サミット宣言」の検討・作成
—17:00-18:30:入浴・フリータイム
—18:30-20:30:お食事・フリータイム
—20:30以降:大人ミーティング(自由参加)
・3日目
—8:30-12:00:「大人サミット宣言」の作成
—12:00-14:00:お食事後解散
(希望者にはオプションとして、イベント終了後14:00-16:00の間、参加者同士の座談会等を予定しています。)
【備考】
(宿泊施設について)
・お部屋は同性の方との相部屋になります。
・施設内は、禁酒・禁煙です。ご了承ください。喫煙は屋外でお願いしています。
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(浴場について)
・男女別の大風呂での共同入浴となります。
・石鹸、クエン酸リンス、バスタオルなどは備え付けのものをお使い頂けます。
・洗面用具等、使い捨ての用品は用意しておりませんので、必要な用具等はご持参ください。
(お食事について)
・お食事は採れたての旬の素材を中心に、一部の調味料を除くほぼすべての食材が無農薬で自家栽培したものです。ビュッフェ形式でのご提供となります。お肉やお魚は一切使用していません。
▶︎お食事についての説明ページへのリンク
20121123115303
【お申し込み】
【お問い合わせ】
特定非営利活動法人ぐりーんぐらす
〒419-0302 静岡県富士宮市猫沢238-1 おひさまハウスひまわり
TEL:0544-(67)-0485 FAX:0544-(66)-0810
E-mail:info@npo-greengrass.org 担当:古橋・粟田(あわだ)

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無意識の無意識による無意識のための意識

無意識の無意識による無意識のための意識。

これは昔、ユングやプロセスワークを学んでいた頃に自分に浮かんでいた言葉。
寝ている時に見る夢や言い間違いやしくじり行為。
無意識と呼ばれるこれらのものは自分が意図していないものです。
ですが、それも自分であり、そこには多くのメッセージが含まれているのです。
そういう意図していないものに開かれていようと思って、こんな言葉を掲げていました。

この意図していないことは、人との関係や世界で起きていることにまで広がっていきます。

人は自分に相応しい出来事に出会っていきます。
出会うこと、認識することすべてが自分を表しています。
つまりそれらも意図していない自分と言えるのです。
それらを通して知った自分こそが本当の自分で、
自分が変化する時には出会う出来事も変化していきます。
そして、それは頭(意識)で思い描くものではありません。
頭(意識)で変化を思い描いても、それは自分都合となり思い込みとなりがちです。

意図していないことに開かれていること。
そして、それを通して見える姿を自分として認めること。

そこからしか真の変化は生まれないのだと思います。

9月19日、安全保障関連法案が参議院本会議で可決されました。
以下の記事などに書かれているようにこれは始まりなのでしょう。

安保法案が成立 SEALDs奥田愛基さん「民主主義は終わらない、絶対あきらめねーぞ!」

中野晃一氏 スピーチ+コールSEALDs【戦争法案に反対する国会前抗議行動】

安保法案に集団違憲訴訟へ

納得できない現状に対して行動を起こす。
そのこと自体は大切な取り組みだと思います。

ですが、みんな意図していないことに開かれているのでしょうか?

世論の大多数が反対する中、安全保障法案が成立していく。

安全保障法案が成立したことで内閣の支持率が下がっていく。

これらのことは多くの国民や安倍政権にとって意図していないことです。
この意図していない出来事が今の日本、そして日本人一人一人を表しているのです。
その視点がない限り、今回の出来事はお互いの主張のぶつけ合いにしかなりません。

9月17日、参議院特別委員会で安全保障法案が可決された時、
与野党議員が入れ乱れた混乱が起こりました。
委員長席に飛び掛かった小西議員はその時のことをツイートしています。
 ※『小西洋之議員 飛びかかった理由を明かす』参照。

この出来事に対する木の花の子どもたちの反応やいさどんの話はともちゃんがFacebookでUPしてくれています。是非、読んでみて下さいね。※『全保障法案に対するいさどんの話など参照。

いろいろ言い分はあると思います。
ですが、お互いが自分の主張を通すことだけを考えて争っている姿は、
戦争と変わらないのではないでしょうか?

戦争を反対している人々が戦争と変わらない行動をしている。
そこに自分たちの実態が現れていて、
それが現実の戦争を生み出しているのではないでしょうか?

歴史社会学者の小熊英二さんは、
今回の出来事を「何かのはじまり」と表現していますが、
この自分たちの実態に目を向けない限り、
出会う出来事は変化しないのではないでしょうか?

作家の落合恵子さんは「新しい戦い」と表現していますが、
「戦う」心が真の平和を生み出すのでしょうか?

今の状態はただ「民主主義を勝ち取る」という物語に興奮しているだけなのかもしれません。
もしそうならば、この物語が成立するためには圧政者(安倍首相)が必要となります。
そして、この物語には「戦い」が伴うことになります。

自由や民主主義のために戦う。

もしあなたがこの物語にわくわくしているならば、争いは続いていくのではないでしょうか?

この想定があっているのかどうかは分かりません。
人の動機はいろいろだと思います。
ですが、現状がお互いに争っている状態であることに変わりはありません。

この状態を受けて自分と向き合っていくことで真の変化は生まれるのだと思います。

ちなみに今回の法改正が一番切実な問題となるのは沖縄です。
 ※『安保の現場とは、すなわち沖縄である。』参照。

在沖縄米軍の存在が日本の平和を守ってきた。

その事実にどれだけの人々が向き合っているのでしょうか?
沖縄の基地問題はずっと続いています。
9月21日、知事の翁長さんは国連人権理事会で演説をしています。
 ※『翁長雄志知事が国連で演説』参照。

様々な歪みがある現在の日本の安全保障。
それが日本、そして一人一人日本人の現れなのです。

ところで・・・

人民の人民による人民のための政治。

リンカーンによるこの言葉は民主主義の理念と言われています。
ですが、今の日本は、多くの人民が反対する法案が通っていく現実があります。

政府は人々の意向を無視して、自分たちが正しいと信じる政策を通していきます。

一方、普段の自分たちを観てみて下さい。

生きていると様々な意図していない出来事に出会います。
それらに心を開いているでしょうか?
それらを無視して自分が正しいと信じる行動を取っていないでしょうか?
また些細なことで人と言い争いをしていないでしょうか?

一人一人の行動と政治は繋がっています。
自分が信じる行動を貫く日常生活が今の政治を創っているのではないでしょうか?

人権宣言を生み出したアメリカ独立運動やフランス革命。
奴隷解放をもたらしたアメリカ南北戦争。

それらは人々に自分の意志を持つことの大切さを教えてくれました。
ですが、世界に平和をもたらすためにはそれだけでは不十分なのです。
なぜなら、それらの根底には自由のための「戦い」があり自己主張があるからです。

今、人々に求められているのは、行動による革命ではなく精神革命です。
「戦い」ではなく「調和」によって変化を生み出す革命です。
それには自分の意志により世界に心を開いていくことが求められているのです。

無意識の無意識による無意識のための意識。

宇宙や自然、世界や身近に起きる出来事に開かれている意識。

そんな意識へ向けて、一人一人が目覚めていく時代に来ています。
人にどう思われているかではなく現象そのものを観てその奥を感じていくのです。

9月19日~21日に開催された「宇宙おじさんの人生講座3:宇宙意識で生きる」では
そんな時代に必要とされる学びが提供されました。

そして、11月21日~23日に開催される大人サミット「地球会議 in 木の花ファミリー」では、そんな時代に向けた話し合いがなされます。それは精神革命が引き起こす次世代の「クニツクリ」の場となっていきます。大人サミットの主催文には以下のように書かれています(一部抜粋)。

人類は、地球生命を絶滅させる存在になるのか、それとも新たな時代をもたらせる存在になるのか。それは、私たち一人一人の生きていく姿勢や意識の広さにかかっています。
目覚めた人達が創る新しいクニ(地球)。大人サミットは、単なる会議ではなく精神革命が引き起こす次世代の「クニツクリ」の場です。地球・人類、そして個人がこれからの時代「どうあるべきか」、有志がこの場に集い語り合い今までとは違う次元のクニ(地球)をこの地から創造していきます。
これからの未来を本気で創り上げていく、固い石のような意志を持った参加者と共に次の時代のロールモデルとなる生き方を体現していきましょう!!





今、自分が暮らす木の花ファミリーから生まれようとしている時代の流れ。
その流れを担えるように自分自身も精神革命を遂げていく必要があります。

今日このブログを立ち上げて丸1年が経ちました。(2014年9月23日開設)。
そして、今日は秋分の日、昼夜の長さがほぼ同じになる中庸の日(こんな言い方は変かな?)。
そして、世界中どこから見ても太陽が真東から昇り真西に沈む日。

この節目の日に僕は一つの宣言をします。

無意識の無意識による無意識のための意識。

宇宙、自然、世界、社会、他者。

意図していないものに開かれ、その奥を感じ、意図していないもののために生きていきます!


秋分の日5時33分頃の空。雲の奥から光が。奥にあるものを意識するってことですね。


6時20分頃の空です。太陽が顔を出してくれました。




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透明感を取り戻す

天体の節目、秋分の日の前日、僕は川辺まで散歩をし、川に足をつけて本を読んで寝転がりました。川の水の冷たさと太陽の暖かさ。とても心地よい時間を過ごしました。



そして久しぶりに自分が1月1日に書いたブログ「やっぱり天の物語を生きる~新年の挨拶として~」を読みました。身近な人(両親)への想いや感謝の気持ち、それ以上に大切な天や自然に生かされていることへの感謝の気持ち、そして世界と一つになり、天の物語を生きることの大切さを再確認しました。

あの頃、僕の心は透明でクリアでした。
今は・・・

僕は自分を小さなところに囲い込んでいました。
それは人からの評価という枠組み。
人の気持ちを惹きたいという気持ちをコントロールせずに、
僕はいつの間にか少しずつ少しずつ小さなところに自分を囲い込んでいました。

人からの評価、表面的なことに目を奪われる。
そして、それに心が翻弄される。

そんな状態が続いていました。

これは自分の実態。

心の中に残っていた未熟が刺激され、そしてそれに翻弄された結果。
僕はしばらく未熟を生きました。

今日の太陽は暖かかった。
僕はシャツを脱ぎ、それを振り回して歩いていました。
それに反応するように風が巻き起こる。
僕はそれに合わせてさらにシャツを振り回す。

風が舞い上がる。

僕の未熟も舞い上がったかな?????

そんなの知らねー

日々起きることは自分の実態を表していて、それは日々の積み重ねで変化します。
僕はしばらく小さなところに自分を囲い込んでいた。
そんな日々を積み重ねていた。
だから情けない日常が続いていた。

ただそれだけ。

これからは???

知らねー

どっちみち現実は意図した通りには起こらない。
意図なんでどうでもいい。

ただただ天を意識します。
天とはこの世界の奥に流れる法則であり絶対的な愛であり善意であり調和。
そう、それは常に奥に流れているのです。

それを感じて生きていく。
感じるように意識していく。

ただそれだけ。

川辺に寝転がり見上げた太陽です。




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The Earth Summit at Konohana Family

Now, the United Nations 70th General Assembly is held in New York. The United Nation was founded after the World War Ⅱ for the world peace.But the world peace has not realised since that day. Now there are a lot of  is problems, ISIL ,the refugees from Syria to  Europe,the confrontation between Europe and Russia, and so on.

Each country wish for their peace and benefit. But It will not lead to the world peace,and the confrontation will continue. In order to bring ture peace to the world, each country have to have a broad worldview and transcend the country ego. And in order to transcend country ego, people have to have a broad worldview and transcend the individual ego.

Now the meeting that is held by the people who transcend the individual ego is needed for the world peace. So we hold The Earth Summit at konohana Family from November 21th to November 23th.

Please take part in that Summit, and have a broad worldview and transcend the individual ego for creating the new world.

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The Earth Summit at Konohana Family
~ We have entered the door to the new era ~
2015年大人サミット英語 (3)
The winter solstice of the galaxy in 25,800 years occurred on December 21st, 2012 which created the shift from the times of darkness and conflict to the times of light and harmony. Going through the Era of the King called “the Blue Light Period” that started 6,450 years ago, and the Era of Saints called “the Red Light Period” that continued for 3000 years, the Era of People has finally arrived when each person is going to become aware of the truth.
Moreover, this year, 2015 is the grand sum of three years of 2013, 2014, and 2015 which are the beginning of the era of light, and also the year of departure for the next era!
The door for the new era has already opened. Now that a few months are left to complete the year of 2015, “Wotona”, people with a will to create a new era will gather at Konohana Family, located at the foot of Mt. Fuji, organize “The Earth Summit”, and discuss how humans should live to connect to the next generation and how the society should be.
What is “Wotona”?
First of all, “Otona” means “adult” in Japanese. The sounds of “O” and “Wo” are similar, but the meanings are totally different in Japanese. Expressing “Otona” as “Wotona” came from the wisdom of the KATAKAMUNA civilization that existed in Japan about 12,000 years ago and highly developed the cosmophysics. From the viewpoint of KATAKAMUNA, “O” means expansion and contraction into six directions; front, back, right, left, up and down in the phenomenal world that is the three dimensional physical world. Therefore, in a sense, “Otona” indicates a person who has promoted physical development in the past. To the contrary, “Wo” means settlement at the entrance of the potential world that is in the back of the phenomenal world, after receiving the universal will. Therefore, “Wotona” indicates a person who integrates various matters that were separated and governs harmoniously. Now that the development of the phenomenal world has reached its peak in both macro and micro ways, the universal will in the potential world is about to contract, integrate, and harmonize the phenomenal world, and return it to the universe.
In short, “Otona” is just an adult and “Wotona” is an awakened person with a great spirit regardless of age. “Wotona” could be a model of an adult in the era to come, as a person who lets go of unnecessary things, seeks what is truly important, has an awareness and responsibility for creating this world, and lives for the whole Earth and others, transcending the individual ego.
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The Wotona Summit Declaration
At this Summit, we are going to draft the “The Wotona Summit Declaration” that will become the model of the humans for a new era. This will be the Declaration of Independence for each individual with the will to be “Wotona”, and even “The Declaration of Creation of the New Earth”.
On August 14th, 2015, the Japanese Prime Minister Shinzo Abe announced the Statement of the 70th Anniversary of the end of the war. Around the same time, “The Earth Statement ~ In order to bring true peace to the earth~ August 15th, 2015” was issued as the message from the times to all humans.
Here is the excerpt of “the Earth Statement”.
In order to bring true peace to the earth, what are the things we can do now? It is to have a broad worldview and transcend the individual ego. When people are trapped in the narrow perspective of the ego, they start to sense a distance in others by differences. That is the beginning of conflicts and wars. However, the world where we exist is infinitely vast and consists of the network of various lives. That network of harmony is based on the fractal structure that the whole exists for the individual and the individual exists for the whole.
The truth of this world is that everything is ONE. Therefore, there is no boundary between everything else and ourselves. If people’s worldview expands in this matter, peace will naturally prevail on earth without us trying to create a peaceful world.
The 21st century is the beginning of the times when we humans have consciousness as an earth being and as a universal being, and contribute to this world. Now, we are facing the turning point at which we will either trigger the next extinction for earth-living beings, or will create a new era. When humans express the spirituality the next era indicates, peace will prevail on earth.
地球談話用
There is no time to lose in the current situation on Earth. Now that we have passed the peak of darkness and entered the era of light, we have faced the greatest turning points ever from the universal viewpoint. The time has arrived when we humans will explore the possibility of the Earth and humans in the future.
Will we humans either trigger the next extinction for earth-living beings, or create a new era? It is up to us–how each person will live and how broad his/her worldview will become.
Wotona” is the one to create the new Earth. “The Earth Summit” is not a mere conference, but a place of creating the Earth for a new era. And it will be brought by each person’s spiritual revolution. How should the Earth, the whole of humanity and the individual be in the next era? People with the will to be “wotona” will gather, discuss, and create the Earth of the higher dimension from where they are.
Let’s manifest the lifestyle that will become the role model of the next era together!
The Messages from Organizers:
Awa-chan:
あわ“The Wotona Summit Declaration”. This is our declaration of Independence for each individual, and even “The Declaration of Creating the new Earth”. The door of the new era has already opened, and I feel the living model for the next era is highly urgent for the world. We will embody the new living beyond the conflicting structures that have been created in the modern society.
When each one of us becomes aware of his/her role and actively lives his/her life, it will be very pleasant for people around you, and that network will spread around the world explosively. As a result, a totally different Earth will be created, and that means the grand scale of story will start from where we are. We will create the world which any human beings have not seen before from here. Why don’t you join this great first step to make this incredible dream come true from “The Earth Summit” together? I am very much looking forward to your participation as a person who has the same will.
Michiyon:
みちよちゃん
2015 — We are at the greatest turning point from the point of view of the vast universe. We will have times to confirm that fact. By doing so, we can see our roles from now on. And let’s connect together with the people who have the same spirit and consciousness by breaking the conventional frames!
Junzo:
じゅんぞう
I am 34 years old and a student of acupuncture in Nagoya. I have been involved in the Earth Summit three times as an organizer, and all the past summits were totally different from what I expected and became a very lively place. I do not worry about anything since this time will become like that. In Konohana Family, it is often said “set a direction but do not set a plan”. The era will be created by the law of the universe (god).
If you can catch the flow, whatever the rough wave would come, we can move forward smoothly as a surfer. However, the future is only known by god. So, setting up the plan will create a small frame and it would be difficult to ride on the wave. Also, if you proceed with the plan in a selfish way, you will miss the flow and a clear answer will come back as “Hardship”. I am not mature enough, so I am still given “hardship”; however, this is a boost from god. Currently, people in the world are given the boost to be “Wotona.” Otherwise, the Earth will not last long, or we human beings will be shaken out. It is such a great turning period. Don’t you think? But because of being in this period, we can enjoy this dynamics. We can change as the Earth changes. Let’s make a good place together! (^ ^)
Mika-chan:
みかちゃん
The era has been changing without any procrastination, and children who are the products of time and place are coming to the Earth incessantly. The cycle of the various calendars and the milestone of 70th anniversary of the end of the war come into line now. Therefore, I feel so sure the era will come when each person becomes enlightened. The genuine adults who think of the whole Earth will gather, regardless of age and gender. So, let’s talk about the true peace and creation of the world together!
Detailed Information
Date & Time:
Please come before 11:30 am on November 21st, 2015. It will end after lunch on November 23rd, 2015.
Transportation:
If you arrive at Nishifujinomiya Station at 11:05 am by JR Minobu Line or at Taisekiji at 10:51 am, we will pick you up at the station/ bus terminal.
For details, please check this URL.
Venue:
Konohana Family
Konohana Family produces most of their food – 260 types of vegetables, grains, 10 types of rice, free-range eggs, pure honey, and miso (fermented soy paste), soy-sauce, and other processed food, produced with traditional methods.
About 80 non blood-related members live as a one big family in harmony. They receive considerable attention as a highly established community nationally and internationally such as not using any chemicals in farming, highly achieved self-sufficiency for food production, various ways of social contribution, and daily life that weighs the spirituality regardless of religions and ideologies.
Contents: (may change by flow of the day)
・Presentations that unfold the flow of generation and the modern social issues
・Analyzing the history from the the industrial revolution to the present and reviewing
・Making and examining a draft of “the Wotona Summit Declaration”
Capacity: 30 people
This program is suitable for everyone, but particularly for the people who have the following thoughts:
・Create the society which brings the true peace/ Create and live the new life style in the next era
・Change the world/ In order to change the world, change myself
・Felt something must be wrong in the current society and acted, but nothing seems to change
・Live independently without becoming bombarded by the conventional framework and systems
・Trying to live an alternative way, but nothing makes any sense to me
・Believe that I am a truly universal person!
Participation Fee: 16,200 JPY
This includes accommodation and food for three days from lunch on November 21st to lunch of November 23rd, Insurance, and consumption tax.
Schedule (It may change accordingly)
Day 1
12:00-14:00: Vegetarian Lunch with home grown organic vegetables
14:00-17:00: Introduction, Presentation of the current society
17:00-18:30: Bathing & Free time
18:30-20:45: Vegetarian Dinner & Free time
20:45~: Community Meeting (Optional)
Day 2
8:30-12:00:Analyzing the history from the Industrial Revolution to the present
12:00-14:00:Vegetarian Lunch with home grown organic vegetables
14:00-17:00:Examining and Creating the “The Wotona Summit Declaration”
17:00-18:30:Bathing and Free time
18:30-20:30:Vegetarian Dinner & Free time
20:45~: Community Meeting (Optional)
Day 3
8:30-12:00: Creating the “The Wotona Summit Declaration”
12:00-14:00:Vegetarian Lunch and Break up after Lunch
(After the event from 14:00 to 16:00, a discussion session is planned for the participants who would like to talk more.)
Additional Information about the accommodation
Rooms:
・You may share the room with other people of the same gender.
・Please understand that drinking and smoking are prohibited in the facilities.If you need to smoke, please smoke at the allocated place outside of the facilities.
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Bath:
・It will be the shared big bath with other people of the same gender.
・Soap, citric acid hair conditioner, towels are prepared at the bathroom.
・Please bring your own tooth brush, shaving tool, and other disposable toiletries if necessary.
Meals:
・Meals are vegetarian by using the freshly harvested seasonal homegrown vegetables which do not use any chemicals. Most ingredients are prepared by Konohana Family except some seasonings. The meals are served as a buffet style.
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Application for the Event
Inquiries:
Michiyon or Awa-chan
Non-profit-organization Green Grass
E-mail: info@npo-greengrass.org
Phone number: +81-544-67-0485 Fax: 0544-66-0810
Postal Address: 238-1 Nekozawa, Fujinomiya, Shizuoka
Japan 419-0302

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一人一人、そして「国体」=Country's Beingの解放

9月5日、木の花ファミリーでは、新嘗祭(にいなめさい)が行われ、みんなで稲刈りをしました。
※当日の様子はこちらをご覧ください。→KONOHANA FAMILY HARVEST
そして、9月6日の夕食、直会(なおらい)にて、みんなで刈った新米をいただきました。

稲刈り後にみんなで記念撮影しました。

直会の際、いさどんは以下のような話をしました。
 ※うろ覚えなので、僕の記憶による脚色が入っています。

☆彡 ☆彡 ☆彡

直会とは神さまと直接会うこと。神さまとはこの世の仕組み、法則のこと。つまり生命の循環です。私たちは生きること、その中でも特に食べることを通して、生命の循環の中に入っていきます。神である食べ物を自分の中に取り入れ、排泄することで他のものへと循環していきます。私たちは食べ物をいただく時、噛みますが、噛むことにより神が増していくのです。

カタカムナでは、「カ」はこの世界の最少構成要素、素粒子よりも微細な存在です。産(ム)すことによりそれが無限に広がっていきます。噛むことは無限に広がる循環を生み出していくのです。

それは今日だけでなく毎日のことです。毎日、毎食毎にそのことを意識すること。それが天と共に生きる生き方です。それは目の前に起きる出来事をいただいていく生き方でもあります。


わたしたちの暮らしに、「愛とお米があればいい」という言葉があります。お米は穀物の中で最高のもの。それと愛だけがあれば暮らしていけるのです。

多くの人は今、個人的願望に基づいて様々なものを求めていますが、それが人と人との対立や環境破壊に繋がっています。

時代は今、一人一人が自らのエゴを超えて調和して生きていく時代になっています。
毎食ごとに神さまをいただき、天を意識して、そのエネルギーを天に返していく。
そんな心で暮らしていきましょう。その心が新しい時代の扉を開いていくのです。

☆彡 ☆彡 ☆彡

毎食毎に、この世界の仕組みを意識し、それに感謝する心を育んでいこうと思います。

ちなみに新嘗祭は、宮中祭祀の一つで毎年11月23日(祝日)に行われています。天皇陛下が五穀の新穀に感謝し、新米を食していきます。それは天皇家と五穀、その中でも特にお米との繋がりの深さを示しています。

『僕の叔父さん 網野善彦』の中で著者の中沢新一さんと網野善彦さんは様々な話題について会話をしていますが、その中の一つに天皇制があります。その話題は以下のように展開されます。

☆彡 ☆彡 ☆彡

縄文時代(狩猟採集の時代)、日本は、助け合いといたわり合いの精神に満ちた相互扶助の共同体が作られていました(「国体」=Country's Being)。そして、大陸や半島から稲作を携えて渡ってきた人々も同じ精神の元に農業的社会を作りだそうとしてきました。

天皇制はそういう「国体」=Country's Beingの上に乗っかる形で支配を行ってきたのです。そのやり方が独特で、天皇は、律令制を支える官僚組織のトップでもあり、穀物霊をお祀りする神主のトップでもありました。天皇は、稲束の数で税を徴収し、その稲の霊を祀っていたのです。天皇の元、水田の国、瑞穂の国、として日本は統一されていくのです。

こんなふうに日本の表の歴史は展開していきます。ですが、すべての人々が稲作をしていたわけではありません。畑作をしている人たち、そして、海や山、川の民たちもいました。ここに日本列島の多様性があるのです。


海や山、そして川の民は農民が付き合っている自然よりも、荒々しい生の自然と渡り合っていました。そして天皇は、これらの人々も別のやり方で支配をしていました。稲籾の形で租税を取るのではなく、山や川、海で採れる産物を、神さまに対するお供え物の形で、直接納めさせていたのです。それはあいだにいろいろな役人が入る農民とは違い、天皇とのダイレクトな関わりとなっていました。そのため、彼らは天皇に対して特別な心情を育てていき、その心情は今日の右翼的なものへと繋がっていくのです。


このように天皇は、農民に対しては「穀物霊の王」として、そして、非農業民に対しては直接的な「神」として人々に崇められるようになりました。そして、相互扶助の共同体である「国体」=Country's Beingが権力としての「天皇制」に取り込まれてきたのです。

☆彡 ☆彡 ☆彡

日本人の心の奥深くへと染みわたっている天皇陛下の存在。戦後70周年の今年、玉音放送の原盤が公開されましたが、昭和天皇の言葉により太平洋戦争、日中戦争は終結しました。天皇陛下の言葉はそれだけの重みを持つものでした。

その存在の重みは反対に、戦争を開始する際にも利用されたと思われます。
天皇陛下の存在により国が一つの方向に纏まっていったのです。
その際、昭和天皇には多くの苦悩があったものと思われます。
その心情は明仁皇太子に宛てた手紙などに表れています。

  ちなみにいさどんと昭和天皇はとても深い縁で繋がっています。
  詳細は、いさどんの宇宙視点で見てみよう「昭和天皇が現れて」をご覧下さい。


人間はその歴史の中で、社会を形成し、様々なことを制度化してきました。
その中で自然との直接的な繋がりを失ってきました。

 「我思う。故に我あり」

デカルトがそう宣言した近代以降、
自我は自らを自らの中に閉じ込めてきたのではないでしょうか?
そして、日本人は、人と人、人と自然が調和した豊かな「国体」=Country's Beingを、
権力としての「天皇制」に閉じ込めてきたのではないでしょうか?

その精神構造が、現代人、現代社会の閉塞感に繋がっているのではないでしょうか?

歴史学者の網野善彦さんは、「非人」という概念を大切にしていました。
「非人」は中世の特定職能民・芸能民の呼称ですが、次第に被差別民の呼称となっていきます。
網野さんは、「非人」を取り戻すことによって、人間を自らの枠から解放させようとしていました。
上記の著作の中で、以下のような話しを網野さんと中沢さんは展開しています。

☆彡 ☆彡 ☆彡

非人とは、「非人間、人間ならざるもの、人間を超えた力の領域に触れているもの」です。
アイヌの人たちは、人間のふつうの能力を超えたものを「カムイ」と呼んでいました。
そこでは、「非人間=カムイ=聖なるもの」と考えられていました。
ところが、(天皇が権力を持った)西日本を中心として、
「非人間=非人=賤しい(いやしい)もの」というように意味の逆転が起こり、
そこに組織的な差別が発生するようになりました。
 ※東日本は歴史的に差別が少なかったと言われています。

非人=非人間は、自然との直接的な交歓のうちに生きます。
死のリアルに触れながら、生と死が不断に転換し合う、
ダイナミックに揺れ動く世界を生きています。

世界に堂々たる非人を取り戻すことによって、
人間を狭く歪んだ「人間」から解放するための歴史学が生まれます。
それは、「百姓」を「農民」から解放します。
人民を「常民(一般の町村に住む人」から解放します。
この列島に生きる人間を「日本人」から解放します。
そして、列島人民の形成してきた豊かな「国体」=Country's Beingを、
権力としての「天皇制」から解放するのです。

☆彡 ☆彡 ☆彡

冒頭のいさどんの言葉は、この世界の仕組みを理解することの大切さを伝えています。
それは、社会や制度のように人間が作りだしたものではなく、天が生み出したものです。
自分を超えた存在を意識すること。それが自分を解放することに繋がります。

地球談話に示されているように、宇宙的には、一人一人が目覚める段階に入っています。
これから人類一人一人の精神革命が国を変え、そして世界を変えていきます。

広い世界観を持って、個々の自我を超越してこと。

この世界に真の平和をもたらすために、木の花ファミリーでは凸凹しながらも
みんなでそのための生活を創り上げているのです。


※以下、新嘗祭の写真を何枚か紹介しますね(facebookページはこちらです)。


















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