思い通りにならないことが自分を育んでくれる

昨日(11月12日2時47分)は新月、冬を迎えて初めての新月です(11月8日が立冬)。

冬について地球暦のサイトには以下のように書かれています。

☆彡 ☆彡 ☆彡

◎冬は精神的な充電期間

「ふゆ」は「冷(ひ)ゆ」「振(ふ)るう」「震(ふる)う」や、動物が出産するという意味の「殖(ふ)ゆ」などからきた言葉。冬になると、山の動物は冬ごもりし、大地からは緑が消えます。新しい一年のはじまりとなる春までの充電期間でもあるのです。

☆彡 ☆彡 ☆彡

冬は、内面を見て、精神を熟成させる期間と言えるのでしょう。

そして、新月は「新しい始まり」であり何かを決意したり宣言したりするのに適しています。

僕の心を通して宇宙の心を育んでいく。

より強く、そのことを意識していこうと思いました。

立冬を迎えた翌日の11月9日、10日。
木の花ファミリーではカタカムナ研究会が開催されました。
そして、そのレポートをひとみちゃんとあわちゃんが書いてくれています。

天然生活in木の花ファミリー:カタカムナ研究会at木の花ファミリー

地球外生物「あわりーぬ」のブログ:2015年11月カタカムナ研究会の感想



カタカムナは12000年前に日本に存在した文明であり、
彼らが生きる中で体得してきた宇宙物理学です。
そこには物事の生成と発展の様子が描かれていて、
そこから物事の本来の姿や宇宙の法則を知ることが出来るのです。

ですが、それを頭で学ぶだけでは本来の姿を体現することは出来ません。
宇宙の法則を生きるとは、宇宙の心を生きることです。
それは個人の心を超えたところで繋がっていきます。
そのために日々の心磨きが大切になり、
僕らは共に暮らすことで、「個」を超えて繋がっていこうとしているのです。

カタカムナ研究会は毎回そのことの確認の場となっています。

大切なのは日々の暮らしの中で心を磨き、心を育んでいくことです。
そして最近つくづく思うのは、
思い通りにならないことが自分の心を育んでくれたということです。

以下3つのブログに書いているように、
今年の夏、僕は思い通りにならないことに出会い、
そして滞りを経験しました。

正しい自己認識が世界を変え、世界に平和をもたらす

相応しいものになっていく

空っぽへのあこがれ

思い通りにならないこと。それは自分のエゴを浮きぼりにしてくれます。
ですが、滞りを通して自分を知り、それを超えていく時、
滞りはエネルギーへと転換していくのです。
その時、自分の心に深みが増すことを感じています。

そして、僕は新たな気持ちで宇宙の心を育んでいくのです。

そんなふうに思って迎えた昨晩の大人ミーティングでは、
11月13日に放映されたNHKスペシャル「縄文 奇跡の大集落」をみんなで観ました。

縄文人は、農耕を行わず、狩猟採集の生活により10,000年間続く社会を築き上げました。
それは世界で他に類のないことです。
農耕は自然に働きかけ、自然を壊すことにも繋がります。
それをせずに豊かな自然を活かし調和していく縄文の暮らしは、
現代社会に沢山の示唆を与えてくれています。

番組では、「1万年後に生活する人々のことを考える」大切さが語られました。

ところで、今、木の花ファミリーには、アメリカでトランスパーソナル心理学を学んでいる
トーマスとディアが滞在しています。
彼らは大人ミーティングの前にいさどんと面談をしていましたが、
この番組を観た後、トーマスは以下のように語りました。

☆彡 ☆彡 ☆彡

いさどんとの面談は素晴らしい時間でした。

語る必要のない人と出会った。それを感じました。
私たちは言葉を超えて分かり合うことが出来ました。

縄文のコミュニティの暮らし、その精神性は素晴らしいものだと感じました。

今、コミュニティを語る時、環境の大切さを語る人は多くいますが、
心について語る人は少なく感じます。
ですが、環境は自分のことを語りません。
だから私たちが語っていく必要があるのです。

私たちはみんな楽器です。お互いに奏で合い、響き合う楽器です。
美しい響きを奏でるために私たちは自分を空っぽにしていく必要があります。

私たちはお互いに映し合っています。
自分の中に自我があると、その自我を相手の中にも見て、
正確にとらえることが出来ません。
自分を空っぽにすることにより、相手を正確にみることが出来るのです。
そして、空っぽ同士が奏で合う時、美しいハーモニーが響き渡るのです。

それがコミュニティの姿であり、外の環境を整えることではないのです。

☆彡 ☆彡 ☆彡

このトーマスの話を受けていさどんは以下のように語りました。

☆彡 ☆彡 ☆彡

コミュニティを語る時、環境負荷について語られることが多くありますが、
外にある環境を整えようとしてもコミュニティは上手くいきません。

今まで人類は農耕により巨大都市を築いてきました。
その巨大都市はあるところまで行って目的が達成すると滅びる定めにありました。
外の環境を整えるだけでなく、人間の内面を見ていく必要があるのです。
外を見る目と内面を見る目が一致している必要があります。
どのような精神の元、その構造物を創るのか?
そこを確認することが大切なのです。

木の花ファミリーは21年間、コミュニティを形成してきました。
そこにはモデルがあります。
それは宇宙の構造であり、地球生態系であり、一人一人に身体の構造です。
そこでは特定のものが「自分」を主張することなく調和して成り立っています。
人々が助け合って暮らすには、それをもたらす精神性が必要になるのです。
もし、調和を阻害しているものが内面にあるならば、それを取り除く必要があります。

自分のためと同時に全体のため。

それが成り立つ精神性が必要なのです。
それは広くて大きなエゴなのです。
エゴは否定されるものではありません。
スケールを大きくしていくものなのです。

一人一人の精神が大きくなれば、コミュニティは自動的に出来上がります。

トーマスとディアはインドネシアでコミュニティを創り、教育を実践すると言います。
それは新しい時代への知恵が湧く教育となるでしょう。
扱う対象は多方面でも、すべては一つの方針に沿って行われていくのです。

その方針になるのが精神性です。

歴史は今までたくさんの偉人を生み出してきました。
ですが、コミュニティは一人の優れた人がやって成り立つものではありません。
それは自然の姿と異なります。
なぜ今の時代にコミュニティが必要かというと、
お互いに助け合う。それが生命の本来の姿だからです。

私たちは群れることで助け合います。

群れること忘れると何が起きるか?

個人の幸せを追求した現代人の生き方がそれを示しています。

今年、我々は地球談話に出会いました。
そして、宇宙遊牧民、モンゴル人のムルンと出会い、対談しました。
トーマスとの出会いはそれらに並びます。

今、時代は転換期を迎えています。
別の場所で暮らしていても時代が切り替わる時には共通の意識で出会うものです。
この出会いが宇宙の働きの結果だと確信しました。

今、言葉で語る人は多くいます。
ですが、大切なのは語ることを現象化することです。
それを我々は行ってきました。

こういう精神の元、コミュニティを創るならば、我々のファミリーが広がるということです。
それは宇宙の心の元に暮らすファミリーです。

☆彡 ☆彡 ☆彡

僕は2人の話を聴いて、心が湧き上がりました。
わくわくします(^-^)

ところで話しは変わって・・・

11月8日、立冬の日。

国連気候変動会議(COP21)を前にして
2つの報告書が公表されました。
それらによると、気候変動をこのまま放置すれば、
今後15年のうちに世界の最貧困層が1億人以上増加し、
計7億6000万人の住む土地が水没する恐れがあるようです。
(※気候変動で「最貧困層1億人増」「7.6億人が家を失う」恐れ参照)

今、地球は危機的な状況にあると言えます。

ですが、トーマスとディアとの出会いに僕は希望を感じています。

こんなふうに共に心を育んでいく人たちと出会っていく。
それは人類の精神革命へと繋がり、心豊かな未来を生み出していくことでしょう。

この時、気候変動という「思い通りにならない」人類の滞りは、
エネルギーへと転換していくはずです。

そんな未来がとっても楽しみです(^ー^)

トーマスとディアは11月21日~23日に開催される
「地球会議in木の花ファミリー」 ~時代の扉は、既に開いている~に参加する予定です。

この3日間はとっても豊かな語り合いになること間違えなしです。
わくわくする未来のヴィジョンを語り合いたい方は是非、ご参加ください。








0 コメント:

Your left Slidebar content. -->