波のように生きる

ロシア軍が「クリル諸島」への師団配備を公表しました。このことに関して以下の記事を目にしました。

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「クリル諸島」への師団配備を公表

ロシア軍が新たに1個師団を「クリル諸島」に年内に配備するというニュースが大きな注目を集めている。222日にロシア議会の公聴会に臨んだショイグ国防相が明らかにしたものだが、クリル諸島といえば千島列島と北方領土を含むロシア側の名称であるため、これを「北方領土への」新師団配備と解釈する報道も多いようだ。
また、日本政府も「北方四島でロシア軍の軍備を強化するものであるならば」との条件付きでロシア側に遺憾の意を表明したことを明らかにした。
ただし、冒頭で述べたように、ロシア側が発表したのは(北方領土を範囲の一部に含む)「クリル諸島」への師団配備であり、我が国の北方領土に新たな部隊配備を行うと明言したわけではない。


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そして静岡新聞を手に取るとこんな記事が載っていました。

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【ウラジオストク共同】ロシアのショイグ国防相は22日、クリール諸島(北方領土と千島列島)に新たな師団を年内に配置する意向を示した。新設する4個師団のうち1個師団を配置するという。師団の詳細は不明だが、配置先は北方領土とみられ、4島の防衛力が強化される形となる。下院での発言をタス通信などが伝えた。

 昨年12月の日ロ首脳会談での合意を受け、日ロ政府は北方領土での共同経済活動の実現に向けた協議を進めているが、ショイグ氏の発言はそれとは関係なく北方領土の防衛強化を進める意思を表明した形。配備先が北方領土であることが確認されれば、日本政府が反発する可能性が高い。


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多少表現がぼやかしてありますが、この記事からは、ロシアが北方領土に新師団を配備しようとしていると読み取れ、最初の記事とはニュアンスが異なってきます。微妙な違いだけれども大きな違いのようにも感じました。そして、これらの記事を見ながら以下のようなことを思いました。

日々いろいろなニュースが流れていますが、題材が違うだけで、同じパターンになっています。〇〇が脅威だ。〇〇に対抗するために〇〇に近づく。〇〇は日本の利益に繋がる。〇〇のために大きな損害が生まれた。こんな感じの報道がなされていますが、それは今の人々の物事に対する反応パターンなのだと思います。

世界には脅威がある。そして、敵と味方がいる。そんな中で自分の得となるように、損をしないように行動していたい。

こんな視点で物事を見て、出来事に対して反応していて、それはロシアの師団配備についても同様で、その出来事を冷静に眺めるよりもパターンに基づいて反応しているのだと思います。そのため正確な表現は二の次となってしまっているのです。そして、その反応パターンは現実を強化していきます。

自らを分けると書く「自分」は、世界の中で自分を分けて際立たせる動きをします。それが世界に多様性と彩りを与えているのですが、どんな彩りを与えているかを見極める必要があります。今の人々は表面的な損得勘定に基づき、自分を際立たせています。その視点から見ると、世界は脅威であり敵と味方がいるのです。これは一つの視点に過ぎないのですが、多くの人が持つことで世界を覆ってしまっています。その結果が今の混乱した社会となって現れているのです。

この世界は本来一つです。敵味方なくすべての存在が大いなる流れの中で生かされています。誰も単独で存在することは出来ません。この大いなる繋がりの中で流れにそって自分を際立たせる。そんな動きを取ることが出来れば、調和の中で多様性と彩りが生まれていくのです。

それは海に生じる波のようなものです。様々な形となって現れる波ですが、次の瞬間には海と一体になっています。波は個の表現ですが、次の瞬間には全体と一体となり、そして次の瞬間には違う形となって現れます。こんなふうに個と全体とを行き来しながら自分を表現していく時、それは大いなる流れを促進するものとなり美しいハーモニーとなって現れていくのです。

木の花ファミリーの暮らしはそんな世界に向けての実験ですが、そこから今、一つの流れが生まれようとしています。それが3月21日オープンのカフェ&ショップ・ロータスランドで、昨日、看板も設置されました。




今、メニューも試作を重ねているところです。オープンの際は是非、遊びに来て下さいね。


こちらは日替わりランチの試作です。




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