いただけばいただくほど頂きが増していく

昨年のクリスマス、病院を退院して元気にギターを弾くきょうこちゃん(一番左)

昨晩の大人ミーティングでは、木の花劇団による「いただきます物語」の映像をみんなで観ました。この劇は、子宮頸がんになり、何度も危篤状態になりながら奇跡的な復活を遂げたきょうこちゃんの体験から生まれたオリジナル劇となっています。きょうこちゃんは昨年の10月26日から12月12日まで48日間入院していましたが、今は毎日ロータスランドや畑で働き、病院の検査では「ガンは見当たらない」と言われています。映像を見ながら1年前を振り返り、みんなで支え合って生きるこの暮らしの大切さを確認する時間となりました。以下に映像を貼りつけてあるので、是非観てみて下さいね。




子宮頸がんを克服したきょうこちゃんの物語は木の花ファミリーブログにも掲載されています。その中にはこんな文章があります。

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最後にこうちゃんは「なかなか病院で笑っている人たちはいないよ(笑)」と言い、きょうこちゃんは「ほんと、ほんと!死ぬかもわからないけれど、面白い人生をもらっているなと思ってね。だって、この間せっかく血が入ったのに、もう全部出ちゃったもの!」と言うと、みかちゃんが「木花咲耶姫様のモットーは潔く生きて潔く散るということだからね」と言い、いさどんは「その散り際の美しさが木花咲耶姫の個性だ」と言い、皆で病室の窓から雪の王冠をかぶった美しい富士山を見た。きょうこちゃんは「一言では言えないけれど、良い時間だった!どこまで覚悟ができているかはわからないけれど、もう何度もそういう場面が来ているから、ある意味覚悟はできているなと思う。そこまで腹をくくっちゃうと、面白いな。ありがたいとかいただくことの深みを日々学ばせてもらっているな」と言い、いさどんは「ありがたいも深みがあるんだよ。『いただきます』だから、いただき(頂き)・・・頂上まである」と言うと、みかちゃんは「頂き増す!どこまで行っても頂きが増していくんだよ」と言い、こうちゃんは「登山に終わりはないってことだ」と言い、皆で拍手して病院を後にした♪

「必死」とは「必ず死ぬ」と書く ~きょうこちゃんの「どこまでもいただきます」物語より

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頂き増す。いただけばいただくほど頂きが増していく。つまり精神が高みへと昇っていく。それがこの人生の本質なのです。映像を観ることでそんな生き方を感じていただけると思います。それは出会う出来事をメッセージとして学びに生かしていく生き方です。最後に木の花ファミリー通信Vol.87「薬も病院もいらなくなる医療革命」からの文章を引用して終わりとします。

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今、世界中で様々な問題が起きています。例えばどこか遠い国で起こるテロは、自分とは関係のないものだと思うでしょうか。地震や台風のような天変地異は、人間にはどうすることもできない自然の驚異だと思うでしょうか。

私たちの生きる地球は、太陽の導きの元にあります。太陽は常にその心を送り続け、人間がそこから外れれば、それにふさわしい現象を地球上に起こし、「気付きなさい」とメッセージを送っています。今世界で起きていることの現実を知り、自分のしていることがそこにどのような影響を及ぼしているのかということが観えた時に初めて、人は変化の道を歩み始めます。

病気もまた、私たちの中にある矛盾を現象として現してくれているのであり、症状だけを治す医療に頼っていては、その真の意味に気付くことはできません。だからこそ、生命感を研ぎ澄まし、一人ひとりが真実が何であるかを自ら観抜いていく。そういう時代が始まったのです。

これまでは物理的豊かさを追い求め、医療も経済も拡大していくことばかりが善しとされる時代でしたが、本当に必要なものだけを選んでいく、そぎ落としの時代に入ったのです。それは世の中が大きく歪んでいた分、いっときは痛みを伴うかもしれません。けれどもその先に、生きていることそのものに豊かさを感じられる世界があるのです。

この世界には、流れがあります。出来事の表面ではなく、その奥に心の目を向ける時、全ての出来事の背後を常に変わることなく流れ続ける、大きな流れがあることが観えてきます。自らの立ち位置を離れ、その流れに乗って生きると、不思議なほど色々なことが連鎖し、とんとん拍子に物事が進み、自力で何かを成し遂げようとしていた時には想像もできなかったような世界が現れるのです。その流れの中では、余分なものは自然とそぎ落とされ、人々の中に眠る無限の可能性が花開いて、様々な個性が響き合いつながり合い、美しく循環していくことでしょう。それは個人の満足をはるかに超える、ダイナミックな生命の喜びにあふれた世界なのです。


だから太陽は、私たちに心を送り続けています。


あなたたちが美しく健康であるように

互いを想いみんなでつながって生きるように

そして世界が豊かになるように

いつも私の方を向いていなさい  ──────────



そう呼びかけているのです。

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