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真の女性性が蘇る

7月7日は七夕でした。七夕について滝沢泰平さんは以下のように書いています。

☆彡 ☆彡 ☆彡

本日は77日の七夕の日です。

すでに過ぎましたが、77日の午前1時頃に天頂付近に主要な星が上り、天の川、牽牛星、織女星の3つが最も見頃になる時間帯となっていました。

この七夕の夜(77日午前1時頃)のことを別名で「夜明けの晩」と呼ばれています。

かごめの歌にもある「夜明けの晩」といえば「鶴と亀が滑る(統べる)」

天を舞う鶴と地を這う亀の「天地一体・陰陽統合」

七夕の夜の陰陽統合といえば、七夕物語に出てくる「織姫(ベガ)」「彦星(アルタイル)」の男女であり、これは日本の引き離されて隠された神を象徴していると言われています。

織姫は「瀬織津姫(セオリツヒメ)」であり、一方の彦星(牽牛星=スサノオ[出雲王])は「饒速日(ニギハヤヒ)」という話です。



この縄文の夫婦神の統合が起こる七夕ですが、どちらかといえば、やはりメインは女性性の時代、女神の象徴である瀬織津姫。

~ 中略 ~


月の女神としても知られる瀬織津姫。

~ 中略 ~


この解放と男女の統合・和合が始まっている今、今日の七夕を境にそのエネルギーはもっと加速するように思えます。



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そして「夜明けの晩」、「女性性」については別の場所でこんなふうに書いています。

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『夜明けの晩』に本当の自分と出逢うこととは、自分がこの地球で実現させたかった真の想い・自分自身の中に眠っている未知なる才能と出逢うことを意味しています。

今回の夏至の瞬間を誰よりも待ち望んだけれど、既に魂が肉体を離れ天に戻った私の親友である先住民族の長老はこのように語っていました。

新たな時代への潮流の中で大切なことは、(それが一番良い方法だと信じて)全てを自分でやろうとするあり方(誤解)から自分自身を解き放つことだ。自分が望む結果よりも、遥かに偉大な結果へと天が導いてくれるということを信じて委ねられるか。それは、また宇宙時間への回帰の大切さを意味している。』

そのためのキーとなるのが、自らの中に「真の女性性を蘇らせる」ということだと思います。

真の女性性とは

『天の愛を受けとる在り方であり、天に導かれながら生きていくということ。』

かつて、「死」さえも天が統治して導いてくれているということを感謝と共に受け入れていた時代がありました。身体を持った「生」の時間と、身体から離れた「死」という時間を、行ったり来たりすることは、"悠久の宇宙時間"の中に在る魂にとっては何も怖いことではなかったのです。

           天下泰平ブログ・第1話「宇宙時間」より

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ここで話しは変わって。

7月4日、僕は3年半ぶりに実家に帰りました。そこで1枚の写真を見つけました。
それは2000年12月23日に僕が創った箱庭の写真です。

2000年12月23日に作成した箱庭です。


この箱庭を創った時はちょっとしたトランス状態になっていて、この箱庭は、心の奥底から自分を出し切ったものとなっています。

箱庭の右下では、男性と女性が対面しているのですが、間には4頭の恐竜がいて、今にも戦おうとしています。陰陽統合、男性と女性が出会うためには争う恐竜を超えていく必要があるのです。

恐竜は進化の段階では哺乳類以前であり、大脳新皮質は発達していません。本能的な感情、情動を司る大脳辺緑系が中心となります。つまり、恐竜は本能的な感情や情動を表していて、それを超えた時に初めて陰陽の統合は生まれるのです。

僕の中にはずっと強い情動がありました。あまりにも強くそれが自分のすべてのように感じたこともあります。それがなければ生きる意味がない。それに従うことが本当の自分を生きること。そんなふうに感じ、それに従って生きようと決意をしたこともあります。その結果、情動に翻弄され、様々な場面で人生を台無しにして来ました(「あなたの未熟もみんなに役立つ」参照)。

この箱庭を創った時も、僕は情動に価値を置いていました。

情動に従うことで陰陽の統合が実現する。

当時はそんなふうに、箱庭を自分に都合よく解釈していたのです。想いが強すぎると世界がその色に染まり、それに従うのが流れのようにも見えるものです。自分の視点を超えることの難しさがそこにはあります。ですが、天は常に相応しい結果を与えてくれます。今までの人生で生じた滞りは陰陽統合へと導く天からの愛なのです。

箱庭を創ってから17年。

箱庭の本当の意味に従い感情や情動を超える時が来ました。

7月9日、13時07分。山羊座の満月です。

7月9日午前1時頃のお月様です
僕が生まれた時、月は山羊座にありました(満月ではありませんが・・・)。
その山羊座での満月です。

山羊座は結果、目標達成を表します。(「結果を出す山羊座の満月」参照)。

僕の中で真の女性性が蘇りました。

それは宇宙時間を生きるということであり、感情や情動、思惑を超えて、ただ出会う出来事を楽しんでいくということです。

ここでまたまた話しは変わって。

7月7日、陰陽統合を表す七夕の日。核兵器禁止条約が採択されました。それは女性性が蘇る時代の流れに沿ったものと言えます。ですが、核保有国や日本は交渉会議に参加しませんでした。日本政府は条約に署名をしない意向を表明していますが、署名の邪魔をしているのは恐怖や疑心であり、それに基づく思惑、核の抑止力という考えです。

真の女性性は、死さえも感謝と共に受け入れ、すべてを天に委ねるものです。一人ひとり、そして社会がそんな姿勢を育む時、疑心暗鬼や核兵器はなくなり、人類の未来に希望が生まれることでしょう。

僕の中で、真の女性性は今、蘇っています。

それは2004年にハワイ島で描いた本当の自分を生きるということでもあります

2004年に描いた本当の自分=ボディマップ

本当の自分を生きる




この絵はボディマップと言って、2004年、ハワイ島の小田まゆみさんのところで描いたものです。大きな紙の上に寝て、自分の身体の輪郭をなぞってもらいます。それを見て、自由に絵を描きました。頭や顔の部分には星や月があり、境界がなく宇宙へと繋がっていて、そして身体に中は、心臓が太陽になっていて、そして同時に雨が降っていて、手足は土となり、その中には微生物がいて、木が生えています。自分自身が全宇宙、そして地球の表現となっていて、手には剣を持ち、執着を断ち切り、お尻からはしっぽが生えていて、孫悟空のように自由に飛び回ります。

7月4日、3年半ぶりに実家に帰った僕は、久しぶりにこの絵を眺めました。

この絵を見たまゆみさんは、僕に『プレアデスかく語りき』を読むように勧めて下さりました。

あなたは宇宙からのメッセージを感じるセンスがある。そんなにマニアックなものを読むことはないけれども、そういう方へ意識を持っていくといいと思う。

まゆみさんはそんなふうに語ってくれました。

自分自身が全宇宙であり、全世界。

そんな絵を描きましたが、当時の僕がそんなふうに生きたかというとそんなことはありません。自分ごとの世界の中に埋没していました。

自我は自分だけの納得を求め、そしてすべてを台無しにして来ました。

心の奥底から描いた本当の自分。それも自我から生まれる衝動や感情で壊されて行ったのです。

それは僕だけでなく、人類を見ても言えて、世界平和を求めながらも核を開発し続け、地球環境への警鐘が鳴らされる中、アメリカはパリ協定から離脱しました。自国の利益、自分の利益を求める姿勢が不合理な決断に繋がり、そして崇高な理念も壊していくのです。

今日は7月7日、七夕です。

2年前の今日、僕はいさどんと一緒に大町へ行き、以下の言葉を貰いました。

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常に意識を全体性に持っていく必要があります。
あなたは今、個人的願望を抱えているわけだけれども、それをどう超えていくのか?
それが重要です。
個人的願望が全体性と共通していればいいのです。
例えば、個人的願望が宇宙の法に基づいていたら、それは理に適っていきます。
個人を高めるためというならば、それは全体性を持つことが個人を高めることであり、
全体性と個人は本来、共通していることなのです。
ですが、個人が抜きん出てしまうと、天が「それは違う」と滞りを与えてくれるのです。

心を磨いた結果出会うことがあります。願いが叶わない状態も自分を高める要素です。
「はい!分かりました」と叶うようなことなら、その願いは本当に自分を高めません。

だから何より心を磨き続けることです。

そして、自分を高める努力をしていると、その努力したことでエネルギーが消費され、他のものはいらなくなります。いらなくなった状態をさらに超えた世界。共通の世界で極めていく世界がその次にあるのです。個人で高める努力から「みんなで」とか「一つになる」というところで極める世界があるのです。

それは前人未踏の世界。我々は前人未踏の世界を創らなければならないのです。



☆彡 ☆彡 ☆彡

あれから2年。心を磨き続けた僕は全く違った立ち位置にいます。

個人的願望は自我から生まれるものであり、本来の自分を台無しにするものです。だから、それを追い求めることはありません。自我から生まれる個人的願望。それは浮かんでは消え、また浮かぶ波のようなもの。それに翻弄されていては本当の自分を生きることは出来ません。

7月4日、3年半ぶりに実家に帰り父母と会いました。

自分の自我は主に父母との交流を通して育まれたものです。だから父母は自我を刺激するものですが、僕の中には何ら特別な動きはありませんでした。ただただ人として尊重し愛を向ける。それだけです。

本当の自分。それは自分だけの納得ではなくみんなの納得を生み出します。なぜなら、僕は宇宙そのものであり、全世界と一つだから。

2004年にハワイ島で描いた本当の自分。

今、その自分を生きる時が来たのです(^-^)

七夕の今日、本当の自分を生きることをあらためて決意します。

まゆみさんの絵(白多羅仏)



いつでもどこでも同じ心で

昨日、招待していただいた山元学校の第190回記念レセプション&山元雅信誕生会に参加して来ました。シリアの大使や衆議院議員の原田義昭氏をはじめとして角界で活躍する方とお会いできる貴重な機会となりました。日本シリア議員連盟の成立が1週間前に可決されたというビックニュースに始まり、歌や三味線、書の披露などが彩りを与えとても素晴らしい場となっていきました。

左から(山元さん、シリア大使、原田議員)


この会に参加するにあたって、僕は山元さんから以下のような言葉を貰っていました。

☆彡 ☆彡 ☆彡

二次会で自己紹介タイムがあるので、木の花ファミリーの話をして下さいね。木の花ファミリーは今の世の中で大家族の素晴らしい集団生活で学ぶべきところが沢山あります。

中野さんの役割は、木の花ファミリーが存在している事実を皆さんに知らしめることだと思います。まだ知らない人達がいるので、勿体ないです。

木の花ファミリーのチラシを100枚用意して下さいね。主だった人達と名刺交換して下さい。100枚は必要です。

☆彡 ☆彡 ☆彡

それで僕は、木の花ファミリーのことを知らせる思惑を持って参加したのですが、初対面の人ばかりが集まる場で、会自体は別の話題で進行しています。そんなに簡単には木の花の宣伝は出来ません。まぁ、それはそんなものだろうと思っていました。そして、それでいいのです。

この会は山元学校の発展、そして山元さんの誕生日を祝うために様々な人が集まっているのですが、それを実現しているのは山元さんの人柄、そのホスピタリティにあります。多くの人が集まる中、山元さんは全員のことを立てて、みんなに紹介しようと奮闘されていました。その姿は素晴らしいものでした。

人柄が場を生み出し創っていくのです。

それならば僕自身が表現すべきものは、木の花の情報よりむしろ、その生活の中で育んできた自分の人間性です。ならば思惑は手放して、その場を楽しみ、その場を創っていくことが大切なのです。そんなふうに思い、場を楽しみながら、少しずつ参加者と交流し木の花の話をしていきました。それはとても良い時間となりました。

そして、2次会。自己紹介の時間は1分~2分。
その中でどう木の花のことを印象づけるか?
それは僕にとっての真剣勝負です。

まず資料はそれぞれの席に配らせて貰いました。
そして、考えて以下のように話しました。

僕の年間生活費は、なんと! 25万円。
なんでそんな生活が出来ると思いますか?

みんなで一緒に生活して自給自足をしているからです。

そんな僕の言葉に山元さんが絡んでくれ、引き立ててくれました。
ありがたいことです。

とりあえず会場の注目を集めることは出来ました。
そして、そんな僕の話を聴いて、以下のように言ってくれた人がいます。

☆彡 ☆彡 ☆彡

あなたのスピーチは素晴らしかった。
お金とかそういうものではない満ち足りた幸せが伝わってきた。

☆彡 ☆彡 ☆彡

こういう言葉は嬉しいものです。

木の花にいても、他の場所に行っても、その場で調和的な空気を生み出し場創りをしていく。その姿勢が何より大切なのだと思います。木の花のことを伝えたいという思惑を手放しながらも、大事は大事、それを忘れずにチャンスの時にはすべてを掛ける。その姿勢がまた場創りになっていきます。

調和した空気が広がっていくように。

ホスピタリティのある山元さんが人々を繋げていくように、僕自身も日々、自分の人間性を高めていきます(^-^)






世界の心がみんなの心になるように

6月24日11時31分、蟹座の新月でした。蟹座の新月について天下泰平さんは以下のように書いています。

☆彡 ☆彡 ☆彡

12星座には、それぞれの星座宮(サイン)に強い影響を与える「支配星」が必ずありますが、蟹座の支配星は、なんと「月」であります。

月を支配星とする蟹座の新月は、月のエネルギーが最大限に発揮されるタイミングです。

なお、蟹座の得意分野は「家庭生活」に関わること全般のようです。

将来家庭を持つパートナーとの出会いや関係性の発展、すでに家庭生活を営んでいるのであれば、妊娠や子育て、夫婦や親子の関係。

いずれにしても、家庭に関わるすべての要素に蟹座新月は効果的なようなので、新月の願いや祈りも家庭に関わることを完了形で書くと良いかもしれません。

~ 中略 ~

ところで、蟹座のマークは数字の「6」と「9」が重なったようなどこかで見たことのあるマークです。

これは一般的には蟹のハサミを象徴しているようですが、見る人がみたら69の陰陽マーク。

蟹座と陰陽は、決して無縁というわけではなく、そもそも占星術の世界では「太陽が蟹座に入る日が夏至」となっています。

夏至は1年でもっとも陽が長い日であり、陽が極まって陰に転じる節目であります。

陰陽切り替えを告げる、今回の夏至と蟹座新月」より


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そして、加藤由迦さんは以下のように書いています。


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夏至は最も日照時間が長くなる日。

太陽のパワーが強調される日でもあります。

太陽は「明るみになる」というエネルギーを持っていますので、
あらゆる精神的なものが現象を通して
明確化するようなことが起きていた気がします。

 明確化される主なものは、
「自分が本当に望んでいるもの」と、
「自分が無意識に我慢してきたこと」です。

目の前に起こる全ての出来事や現象は、
何らかの意味を持ちます。

 ~ 中略 ~

夏至のタイミングで明確化した、
最も望んでいるものはどんなものでしたか?

夏至のタイミングで露呈した、
我慢していたこと妥協していたことはどんなものでしたか?

この蟹座の新月は夏至に明確になったそれらを、
受け入れることを求められます。

気づいてしまったのだから、もうそれは自分にとっての変えようのない真実。

望んでいるものも、無理できないこともいけ入れる。

そんな新月となります。

~ 中略 ~


今回の新月のニュームーンデトックスは、
かなりディープな感情のテーマと向き合う流れになるかもしれません。

なぜなら人生を180度方向転換するような決め手となる、
感情的シグナルを受け取る必要があるからです。

感情は出来事や状況、人との関わりによって刺激されますが、
そういった外側の出来事に目を向けて居るうちは分析プロセスには入れません。

今一番感情を揺さぶられるようなことや出来事に対し、
その感情の海から何を拾い上げるのか?

海の底に沈んだ1つの宝物を拾い上げるために、
荒波を潜り進めるパワーが必要です。

今回の新月はそういった精神の奥底に

ダイブするパワーを与えてくれます。



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僕の最も望んでいることは、みんなが共有出来る視点や感覚と共にあること、そして他者のために自分を表現していくことです。自分を離れて他者のために自分を表現して世界と一つになっていきます。それは日々の感情の奥底にある望みで、だから僕は自分自身の感情を見通し、その奥へ行き、そしてそこから感情を表現し続けます。

蟹座が得意とするのは、家庭生活。家庭と言えば、僕にとっては木の花ファミリーで、木の花ファミリーは地球家族であり、宇宙家族です。だから僕にとっては世界中が家族で、みんなが一つの経済で支えあえたらいいなと思っています。

そんな想いを書いた文章がアメリカのコミュニティ向け専門誌「コミュニティズ」の2017年夏号に掲載されました。ここでその文章の一部を紹介しますね。




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経済は人が「はたらく」ことによって生まれます。木の花ファミリーでは、「はたらく」を傍楽と表現しています。それは「はたらく」ことの本来の意味が「傍(はた・他者)を楽(らく)にする」ことにあり、自分を超えたネットワークの中で役割を果たすことだからです。それは生産活動がそのまま宗教、芸術、倫理を生きることを意味した未開社会の人々の暮らしにも表れています。
人々がそのように「はたらく」時、お金も常に他者のため、全体のために使われるようになります。それが木の花ファミリーの経済であり、これからの社会のモデルになると思っています。すべての人がみんなのため、全体のためのお金を使う時、お金はどこにあっても同じとなります。どこにあっても誰が持っていてもみんなのお金となるのです。

環境破壊や経済格差などお金によって生み出される問題が山積みとなっている今、みんなで力を合わせて生きることが求められています。世界のお金がみんなのお金になって、みんなが世界のためにお金を使うようになった時、お金を巡る争いやトラブルはなくなります。そして、みんなで助け合って豊かに暮らす社会が実現し、今ある問題は解決していくでしょう。そのために大切なのは心磨きであり、それは、経済を通して自分を知り、そして自分を育み、結果、心豊かな経済を生み出す道なのです。
☆彡 ☆彡 ☆彡
すべての人がみんなのためにお金を使う時、世界中のお金がみんなのお金となります。同じように、すべての人がみんなのために自分の心を表現する時、世界中の人々の心がみんなの心となり、お互いに学び合い成長し合えます。そんな豊かな世界を実現したいです。そのためには自分の心を覆う壁を乗り越える必要があり、心磨きは自分だけではなくみんなのためにあるのです。
僕は心を磨き、その自分を表現し続けます。
新月の時、月は太陽と共にあります。太陽はすべてを明るみにします。明るみにしみんなと共有し楽しみ学ぶこと。それが他者のために自分を表現していくことです。
世界の心がみんなの心になるように。
他者のために自分を表現していく。
それが今年の夏至、そして蟹座新月を受けての僕の誓いです。

他者のために自分を表現していく

木の花ファミリーのメイン施設、おひさまハウスひまわりが改修工事に入り、オフィスの引越しをしました。その際、昔の書類がいろいろ出て来ましたが、そのうちの一つがいさどんとの面談記録です。僕といさどんと木の花ファミリーで紹介しているプロジェクターを巡るエピソードを受けてこの面談は行われました(2011年1月16日)。

面談では子どもの頃からの自分の人生を振り返り、それをいさどんに見てもらう機会となりました。例えば、僕は小学校1年生の頃、万引きをして店員さんに捕まりました。そしてその頃は常に嘘をつき続けていました。そんなエピソードに見ていさどんは以下のように話してくれました。

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万引きする人ってね、ものを盗ることだけが目的ではないんだよね。そういう屈折した自己表現というのがここには出ているよね。なかのんはお母さんに対して寂しさを感じたと言っているけれども、寂しさを感じたら、その寂しさを子どもらしく表現すればいいんだよね。でも、そのような心を外に見せないで、母親に表現しないで終わる。こういうところが、今の大人になるまでの人間形成となっているんだよね。

「見栄を張る」とか「自分で嘘と分かっていることを話していた」とか、「取り繕う」、「やったことをやっていないと言ったりしたが人を騙そうとする意図はない」というのは、騙すんじゃなくて、自己表現。そういうふうに自己表現することがある意味では正当なことだったんだな。自分の心を納得させなければならないから。積極的に人を傷つけようとするものではないけれども、自分を守るための嘘ということ。自分を正当化するために頑固にやり続けていたということだね。やっぱり、自分を評価されたいとか、正当なものっていうふうに見る時、自分のコンプレックスなんかを言われると傷つくでしょ。だから自分を守る。それに対して、積極的で、明るくて、元気で、かわいいという、自分にないものに対して極端に憧れ、足りない部分を埋め合わせようとして自分だけの満足できる世界に走る。そんなところも今の人間性になって表れている。

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いさどんの言葉により、子どもの頃からの僕の「歪み」が明確になっていきます。その他にも様々な分析がなされた後、いさどんはこんなふうに語ってくれました。

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あなたの中には、道を究めたいとか、正当でありたいとか、そういうことに対する考えも持っているし、それはある意味確立されているけれども、もう一つのところに、何か自分の捻じ曲がった表現の仕方とか、過去にずっと持ってきたようなものが処理しきれないで残っている部分があって。あなたは「見たことがない景色が見てみたい」と言う。それがあなたのこれからの生きていく一番の原動力であろうし、ここは一番正直に、一番エネルギーを使って、歩んでいくことが大切です。そのことにより悪気がないとしても伝承されてきた歪みの断ち切りとなっていく。

~ 中略 ~

自分というものがこんなに明快に分かるわけだ。親の歪みはとても分かりやすくて、それがそのまま自分に来ているわけだ。そしたら、どこが問題でどこが問題でないかとても明快。後は、自分の歪みをとって、ただひたすらに足りない部分を埋め合わせる。多い部分を取り去っていく。そういう作業をすれば、あなたの人生は光る。最後に自分の生に対して誇れたり、充分な満足を持って、未練のない形で旅立つことが出来る。


※親とのエピソートは「あなたの未熟もみんなに役立つ」をお読みください。

この振り返りをずっと見ていて、あぁ、いい歩みをしているな、という評価が出来る。すごく歪んでいる、歪みがあるからこそ、余計に、是正するところが明快にされている。こんなに分かりやすく示されている。たくさん痛い思いして、分かりやすい状態になっている。順調。それこそ、あと4,5年もいけば、あなたは結構、正当な哲学というか、そういうのを語っている人になっていると思うよ。

~ 中略 ~

なんかあなたを見ていると、お釈迦様の弟子の、最初はすごく不細工で、ぶきっちょうなんだけれど、がたんがたんしながら行って、最後は道を究めた人を思い浮かべる。

~ 中略 ~

だからあなたが自分の中で一人でワールドを作ってるっていう事は、あなたにとっては自分の中で悦に入っている事で心地いいのかもしれないけれども、それは周りに何ももたらさない。逆に言えば、あなたらしいつまらない人生というかな、そのことがあなたをあなたの中に閉じ込めて、狭い人にする。やっぱり心掛けるのは、自分の存在は他者のためにある。だから、自分を他者に共有して、あの変な捻じ曲がった駆け引きのために他者と接するのではなく、ただひたすらに、他者のために、もっとストレートに自分を表現していくっていうこと。

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これが6年前の僕。あれから僕は成長していて、このブログで道について語り続けています。これからもそんなふうに生きていくだけです。

歪んだ行動や感情は自我にしみ込んだ反応パターンです。その奥には常に本当の自分がいて、いつもそこに意識を向けていれば、自我から自由でいることが出来ます。自らを分けると書く自分、自我はそんなふうに振る舞いますが、自分を他者から分けて際立たせようとするから比較が生まれ、そこに優越感や不足感が生まれます。ですが本来、自分はこの世界そのものでこの世界と一つです。

自分自身が永遠の表れであるように

そんなふうに生きていくだけです。何かを願ったり、望んだり、そんな思惑からではなく、ただただ自分を他者のために表現していく。そんなふうに生きていくだけだなと、この文章を読んであらためてそう思いました。

そこで引っ越しの際に出てきた古い紙面をもう一つ紹介します。それは僕が公立中学校で相談員をしていた頃のもので、『兎の眼』と題する相談室便りです。

『兎の眼』は生徒の投書(無記名)を元に作成。全校生徒、保護者、教職員を前にした公開相談を紙面上で実施しました。一人の問題はみんなの問題。だから学校みんなで考える。そんな実践への試みでした。

『兎の眼』(表)平成12年11月8日発行

『兎の眼』(裏)平成12年11月8日発行

当時、『兎の眼』は話し合いのきっかけとして機能していて、例えば、いじめられている生徒がそのことを訴える投書を紹介したこともあるのですが、そこから友達同士の話し合いが生まれ、状況が改善したこともありました。普段は口にしなくても同じような気持ちを抱えていることが多く、そういう話に発展する機会を提供していたのです。またそこに書かれている子どもたちの率直な言葉に衝撃を受けたという親御さんや教員もいましたが、それも子どもへの理解に繋がるきっかけとなりました。

この『兎の眼』を作成するのはとても楽しかったです。生徒、保護者、教職員、それぞれの立場を意識し、みんなが「いいね」と思えるようなやり取りを紡いでいく。そのためにはみんなが共有出来る感覚へと自分の意識を持っていく必要がありました。それは自分にとってとても貴重なトレーニングの機会となっていました。

みんなが共有出来る視点、感覚が生まれる場所あるのです。自分を離れることで人は誰でもそこへ至ることが出来ます。そして世界と自分をそこから見ることで、自分をこの宇宙の大いなる物語の一部として位置付けることが出来ます。それは祝福であり喜びです。

その地点に立つと、囚われなくただ出会う出来事を楽しんでいくことが出来ます。

ですが、自我の反応パターンに飲み込まれるとすべてが台無しとなり、自分だけの狭い世界が作られていきます。そこは優越感や劣等感、不足感や無力感、そして傲慢さなどが溢れる場所で、人は自分で自分を苦しめていくのです。貧困や格差、戦争やテロなど悲しいニュースはそんな人々の姿勢の反映とも言えます。

だから常に自分を離れる力を育むことが大切です。自分から離れた場所で、他者のために自分を表現していく。みんながそんな姿勢を育んだ時、すべてを共有し共感できる美しい世界が生まれます。

木の花ファミリーの暮らしを通して僕はそんな世界を表現していきます。

木の花ファミリーのみんな@田楽祭田植え祭り

宇宙時間を生きる

6月21日13時24分、夏至です。銀河の夜明け(2009年夏至から2016年夏至)から1年が経過したことになります。銀河の夜明けが持つ意味については、以下の天下泰平ブログ・第1話「宇宙時間」に明確に示されています。まずはその中に書かれている先住民の長老の話を引用します。

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新たな時代への潮流の中で大切なことは、(それが一番良い方法だと信じて)全てを自分でやろうとするあり方(誤解)から自分自身を解き放つことだ。自分が望む結果よりも、遥かに偉大な結果へと天が導いてくれるということを信じて委ねられるか。それは、また宇宙時間への回帰の大切さを意味している。』


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自らを分けると書く自分。自我を持つ人間は、自らを他者から分けて際立たせます。それは海の表面の波のようなもので、本当の自分は海そのものなのです。

自我は波。海から見たらほんの一部ですが、自我はそれがすべてと誤解します。そして、そこから感情が動き、何かを望み、何かを願います。

昨年の夏至、僕は一つの決断をしましたが、それは自分の望みに基づくものでした。僕は波と同化し、そこから生まれる望みを追究しましたが、それは砕け散りました。自我の望みは波のように浮かんでは消え、また浮かびます。だから繰り返されます。

昨年の夏至、僕が追い求めようと決断した望みは長年の望みでとても強い望みです。だけれども、それは浮かんでは消える自我の望みで僕を海から遠ざけるものです。

そう、昨年の夏至、僕は間違えた決断をしたのです。上記の文章を読み宇宙の流れを意識しているつもりで宇宙の流れに反する動きをしました。それぐらい僕は自らの望みに翻弄されていたということです。それでも真剣だったから、そこから学んだことはあり、それは今の自分に生きていますが、こういう学びはもう終わりです。

自らの望みはすべて手放す。

それは絶対の基準で、それにより天は、自分が望む結果よりも遥かに偉大な結果へと導いてくれるのです。だから、ただ出会う出来事を楽しんでいく日々の生活の中でそんな心を育み自我の望みを超え続けています。それは宇宙時間を生きる試みです。

宇宙時間への回帰のために泰平さんは「真の女性性をよみがえらせる」ことが大切だと書いています。以下、再び泰平さんの文章を引用します。

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真の女性性とは

『天の愛を受けとる在り方であり、天に導かれながら生きていくということ。』

かつて、「死」さえも天が統治して導いてくれているということを感謝と共に受け入れていた時代がありました。身体を持った「生」の時間と、身体から離れた「死」という時間を、行ったり来たりすることは、"悠久の宇宙時間"の中に在る魂にとっては何も怖いことではなかったのです。

しかし、「生」にあった時、「出逢った大切な人・時間と共にいつまでも在りたい」という当たり前の欲求によって、"宇宙時間"から自分達のための"人間(物質)時間"への執着が生まれたといいます。

やがて"人間時間"の中でのサバイバルを目的とした「男性性」が暴走を始めます。自分たちのやり方で、競争・支配(コントロール)の価値観に基づき、自分たちのルールと科学に傾倒していくうちに、いつしか私たちは天(宇宙に委ねていく在り方)から離れました。

『天から離れたということは、内宇宙と外宇宙が分離し共振性が損なわれたということ。』

私たちの身体の中に存在する内宇宙。それは微生物たちも含めた世界であり各々の心の周波数が創り出す世界です。その内宇宙と、地球と同期する外の微生物たちが創り出す世界(外宇宙)は、本来は統合していて共に響き合っていました。

宇宙には天が意図した「ひふみの法則」というものがあります。

無意識に統合の時代を生きていた時代(ひふみの「ひ」=源)から、我々は「個」の体験を重ねるという分離の時代(ひふみの「ふ」=分離)を過ごしてきました。そして、今、まさに私たちは「生」の本来の目的を想い出そうとしているのです。(ひふみの「み」=意識をもって統合の時代を生きていく)。

『全ての生命(いのち)が響きあう場所で天に導かれて愛を生きる。』

競争やエゴ、自分(たち)さえ良ければ、今さえ良ければ、という世界ではなく、皆がひとつの真実の方向に向かって響き合う、「大いなる循環」の中で自らの輝きを活かしていく時代の到来。

統合の時代へとシフトする今このとき、宇宙時間の中で、自分の輝きを、自分の中心で、真の女性性を取り戻しながら神の子として蘇る。天と自分の魂との約束を果たす時が今まさにやって来たのです。

自分自身を籠の中に閉じ込めているのは、「自分のやり方こそがベストだ」と信じ込んでいる自分自身なのです。その観念を一旦天へと戻して、認めたくない自分やもう二度と感じたくはない感情と再び出逢い、向き合い、その奥に在る、分離の時代には成しえなかった

『自分の中にある本当の想いや愛と繋がりなおす。』

そういうチャレンジを体験することが、閉じ込めた籠の中から輝ける自分自身を解き放つことにつながっているのです。



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昨年の夏至、僕はこの文章を読みながら間違えた決断をしました。それは望みを追求することが自分を解き放つことになると思ったからですが、これは大きな勘違いでした。真の解放は、自らの望みの奥にあり、すべてを見通すことにあります。

「自分の中にある本当の想いや愛」

それは特定のものや瞬間に向かうものではなく、永遠で無限なるもの、まさに宇宙そのものです。自分の中にあるすべての想いと向き合いそれらを超えることで、本当の想いや愛に至ることが出来ます。意識をそこに合わせる時、人は宇宙時間を生きることになるのです。

北朝鮮やシリアなどで緊迫した状況が続き、アメリカはパリ協定から離脱しました。日々のニュースに触れると人類は悪化の一途を辿っているようにも見えます。ですが、その奥には光の時代へと向かう宇宙の流れがあり、今は闇に隠れていたものがあぶり出されているのです。大切なのは個々の出来事の奥を見通すことであり、それには自らの想いや感情を超えていく必要があります。

世界の指導者もテロリストもそれぞれの視点の正義があり、それぞれの平和を求めています。その結果が今の混沌とした世の中で、自我の求める平和は世界に分断をもたらしてきました。自我は自らを世界と分けて際立たせます。その自我の求める平和が分断をもたらすのはある意味当然であり、今、世界はその極みにあります。

どんなに美しい理想でも、自我が思い描くものは世界に分断をもたらします。

今の社会はそのことを見せてくれているのであり、それが光の時代へと向かう宇宙からのメッセージと言えます。だから今必要なのは、自我の想いを超え、宇宙そのものとなり宇宙時間を生きることです。そんなことは不可能と思えるかもしれませんが、時代はその後押しをしてくれています。今まで不可能だったこともこれからは可能になってくるのです。

自らの想いを表現しながらその奥を見ていく。
想いを表現すると同時に想いから離れる。
すべての想いを手放し自由になっていく。

そうすることで僕は宇宙時間を生きていきます(^-^)


6月19日 夏至2日前の富士山と太陽です。





怒りに向き合い、怒りから自由となる

困った相手に対して正当性を通そうとして同じ土俵に立っている。表面上は穏やかに接していてもその奥には怒りがあって、そのためムキになって自分で対応しようとしている。正当性を通そうとする態度が相手を刺激して、さらに相手を困った存在にしている。正当性を主張するのではなく、こっちが困った人になればいいんだよ。それはおかしな言い分は相手にしないってこと。相手にしなければ、向こうが困るのだから。

まあ、これは最初から然るべき人に相談して頼ればいいだけの話なのにね。

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上記は最近の自分に対するいさどんの言葉です。

僕は最近、困った人と出会いました。それで僕は、筋を通しながら流れを見ていこうと思っていたのですが、筋を通そうとする心の奥には、非常識な相手に対する(あまり自覚していない)怒りがあって、僕はその怒りに翻弄されていただけなのです。

僕といさどんと木の花ファミリー」に書いているように、僕は長年「虐げられた状態から逆転し見返す」という物語を好んできました。そのため無自覚に虐げられる状態を生み出してきたのです。

この一見理不尽な行動、その奥にはこの世界に対する「怒り」の心がありました。僕は今日、そのことを確信しました。「怒り」の心があるから「怒って然るべき」状況、虐げられる状況を無自覚に生み出してきたのです。

そして「世界と一緒に変化を楽しむ」に書いているように、「正義を掲げ、その正義を貫くことに熱くなる」物語も好んできました。正義を貫くためには悪が必要で、対象が悪ければ悪いほど、正当に「怒る」ことが出来るのです。

そう、僕は正当に「怒れる」状況を長年好んで来ていて、だけれども「怒り」を求める自分には無自覚で、そのために滞りを生み出してきたのです。

余裕がほとばしり出るような徳の積み方(後編)で紹介していますが、ノーベル平和賞受賞者カイラシュ・サティヤルティさんは、経済的理由で学校を去らなければならない友人、売春宿に売り飛ばされる奴隷の娘、カースト最下層の不可触民に対する差別や政治家の欺瞞などに触れて憤りを感じて来ました。そして、その怒りからアイデアを生み出し行動に繋げて行ったのです。そのカイラシュさんは、スピーチ「怒りで世界に平和をもたらす方法」の中で以下のように語っています。

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エゴと利己心が渦巻く小さな殻の中に閉じこもっていると、怒りは憎しみ、暴力、復習、破壊に変わっていきます。でもその悪循環を断ち切ることが出来れば、その怒りを偉大なパワーに変貌させることが出来るのです。誰もが持つ思いやりで、この循環を断ち切れば この世界をよくするため思いやりを持って世界と繋がることが出来るのです。

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カイラシュさんが書いているように、怒りを自覚し、怒りに向き合い、怒りから自由になれば、思いやりの心を持って、その怒りを利用できるのです。いさどんは常日頃、そんな姿を僕らに見せてくれています。

だけれども僕はあまりにも怒りに無自覚でした。無自覚だったので、正当に怒ることが出来る状況を生み出したり、怒りを抑圧して来たりしたのです。それは、怒りに翻弄されている状態です。

僕の中には「怒ってはいけない」という囚われが強く染みついているのでしょう。その囚われは、僕が怒りに向き合うことを邪魔し、結果、怒りから自由となり、思いやりを持って怒ることを出来なくしているのです。

だから僕は、今日から自分の中に怒りを認め、その怒りと向き合い続けようと思います。それは怒りから自由になるための取り組みです。

怒りから自由になれば、正当性なんてどうでもよくて、ただ湧いてきたものを表現して世界と一つになっていくだけ。そんなふうに生きていきます(^-^)

一緒に暮らしている木の花ファミリーのみんなです。





そぎ落としにより発展する

6月9日は射手座満月でした。射手座満月について天下泰平さんは以下のように述べています。

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今晩、2210分より満月となります。

201769日の満月は「射手座満月」。


  ~ 中略 ~

その射手座満月のポイントは、ずばり「和合・調和」のようです。

まず、数秘術の世界でも69日」というのは“6”“9”の陰陽和合を意味する特別な日であり、それに加えて今回の射手座満月の星の配列は、太陽と月、そしてラッキースターである木星が直角三角形を形成していることに大きなポイントがあるようです。

射手座の支配星である木星、そして太陽と月という陰陽の調和。

この射手座満月は「和解」などが大きなテーマとなるようです。

さらに、今年26日から「逆行」に入っていた木星が、なんとこの満月の1時間後には4ヶ月ぶりに「順行」に戻ります。

ラッキースター木星は、今は地球や地球人個人にとってとても強く影響を及ぼす重要な惑星。

この4ヶ月間、滞っていた物事がスムーズに行き始めたり、今晩を境に明日からは心機一転新たな流れが始まると思います。


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6月9日、陰陽和合を意味する日にロータスランドはちょうど営業69日目となりました。3月21日、太陽が春分点を通過した最初の朝にプレオープンし、水星逆行が終了し立夏を迎えた5月5日にグランドオープンしたロータスランド。その動きは常に宇宙の運行と共にあることを感じさせます。

同じく6月9日、天皇退位の特例法が成立しました。ライオンズゲートの日であり、アース・オーバーシュート・デー」(1年分の資源を使い果たす日)でもあった昨年の8月8日、天皇陛下は退位についてのお気持ちを表明しました。そして退位のための法案が陰陽和合を意味する日に成立するのも宇宙の流れの中にあることだと思われます。

※ちなみに6月9日のロータスランド来店者数は88名でした。

静ちゃんプロデュースの中国人お客様ツアー(5月30日~6月1日)@ロータスランド

その6月9日の22時10分。僕はどうしていたかというと風邪をひいて寝込んでいました。そして、次の日も寝込み、何も食べずに過ごしました。発展や拡張を意味する木星が順行になるタイミングで寝込み断食する自分。自分の思惑とは大違いの出来事に出会いましたが、これは僕にとっての発展や拡張が「そぎ落とし」によって成り立つことを意味しているのだと思いました。

自らを分けると書く自分。天の流れに沿って生きていこうとしている僕にとって、自分から生まれる想いや願いや不要なものです。例えば、いさどんは以下のように語っています。

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僕が常に皆に伝えていることは、そういった「~したい」「~になりたい」という願望を消しなさいということです。そして与えられるがままに存在しなさい、ということです。すべてを受け入れれば、己から解放されます。僕はそのことが伝えたいだけなのです。

今の姿のあなたがすべてではないのですから、いくらでも変化・変容・変態を繰り返すことが可能です。そして、それが宇宙の実相なのです。


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上記のいさどんの言葉にあるように「~したい」「~になりたい」という願望を消し、己から解放されれば、ただ出会う出来事を楽しんでいくことが出来ます。それは「流れ」という全体性と一体になり、この宇宙そのものを楽しむ道です。そこにこそ、僕の発展や拡張があり、そのために日々、自らに湧き上がる想いや願いをそぎ落としていく必要があるのです。自らの想いをそぎ落とすことで大いなる流れと和解し調和する。風邪という都合の悪い出来事はそんなふうに生きていくことの再確認の機会となりました。

今もまだ残る頭痛。それは思考を超えよう!!!というメッセージと受け止めています。

常日頃から「頭で考えるのではなく、信じて歩んでいくと、後からその意味が示され解る」と語るいさどん。以下の絵はそんないさどんの話を聴いたジョイさんからいさどんに手渡された本の表紙です。



泥のようにも感じる自分の都合の悪い出来事。それは自分の段取りや思考を超えるきっかけを与えてくれます。段取りや思考を超えて信じて歩いていく。その先に美しい蓮の花が咲くのでしょう。

泥の中で自分の都合をそぎ落とし美しい花を咲かせますね(^-^)

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