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改善のために努力しつつも改善を求めない

素晴らしい存在がいることをシェアしてくれてありがとう。ただ、わたしたちにとっては長生きすることや健康であることが最大の目的ではありません。極端なことを言えば、自分が望むように生きられることが一番の目的ではないのです。たとえ寿命が短くても、病気であっても、それはこの世界の多様性であり、そのことによって何かを失うわけではありません。つまり、病気であることから学び、寿命をもらうことによって学び、そして存在しているのですから、受け入れられないことは何もないのです。それが、この世界の本来の受け取り方です。ですから、学び受け取る姿勢がありさえすれば、すべてはこの世界の実態そのものなのです。それは、何でもいいということです。

その手法が画期的ですばらしいと思うということは、現状を改善したいと思っているからです。僕が常に皆に伝えていることは、そういった「~したい」「~になりたい」という願望を消しなさいということです。そして与えられるがままに存在しなさい、ということです。すべてを受け入れれば、己から解放されます。僕はそのことが伝えたいだけなのです。

今の姿のあなたがすべてではないのですから、いくらでも変化・変容・変態を繰り返すことが可能です。そして、それが宇宙の実相なのです。

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上記は効果を上げている癌の治療法を木の花ファミリーに紹介してくれた人に対して、いさどんに湧いてきた言葉で、僕たちの生きる精神を端的に表しています。

自分の想いを手放し、ただただ出会うことをいただく時、自分の想像をはるかに超えた世界が展開します。木の花ファミリーの生活はそのことを世界に示す実験の場となっています。

僕たちは手法を否定しているわけではありません。必要な時には病院の治療も受けています。木の花ファミリーブログ「きょうこちゃんのどこまでもいただきます物語」には癌の治療を通したきょうこちゃんとファミリーみんなの学びが描かれています。必要な治療をただ淡々と受けるならば、それは有難いいただきものであり、時には人の学びともなります。

僕たちが問題にしているのは、手法や治療を受ける時の心の動きです。改善したいという気持ちが強い時、効果的な手法に出会うと、その手法を絶対視したり、その手法に依存する心が育っていきます。その時、人の心は目覚めから遠ざかり、症状の改善が世界のすべてとなっていきます。そして、症状は改善したとしても、それを生み出した心の姿勢(種)は変わらないままとなっているので、その種は人間関係など他の場面で問題となって表れることになり、この世界を創っていくのです。

改善のために努力しつつも改善を求めない。

それはただ道理を通すことを心掛けることであり、そんな姿勢で症状や出来事に臨む時、結果がどのようにものとなったとしても、その症状や出来事に出会った意味を知り、そしてそこから大きな学びを得ることが出来るのです。それがこの世界を生きる醍醐味であり、表面上の出来事に右往左往していては味わえない喜びなのです。

この世界は一人ひとりの心の反映なのだから、大切なのは心を育むことです。

改善を求める心は、過度になると自分都合の世界を求める心となります。自分都合の世界を求めると思い通りにならない世界に苛立っていきます。外にばかり悪を見て、自分を振り返らずに改善を求める。それが今の多くの人々の姿勢であり、今の社会を創っています。大切なのは道理を通すこと、出来事に柱を立て意味を見出すことです。

みんなが平和を求めます。

ですが、平和を求めることが大切なのではなく、平和な心を育むことが大切なのです。

平和のために努力しつつも平和を求めない。

そんな心を育むことで、変化変容に富んだこの世界を楽しんでいこうと思っています(^-^)

そう、ただ出会う出来事を楽しんでいくのです。



心を爆発させ思考の枠を吹き飛ばしていく

あけましておめでとうございます。

木の花ファミリーでは年明けの瞬間はみんなで「ヒトイズム-ヒトという存在の実体は何ものなのか-」を読んでいました。ヒトイズムとは何か?上記のリンク先にはこんな文章があります。

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例えば、医者が病気について「今病気はこのように進んでいて、それをこういう風にすればこうなって良くなりますよ」と言うのは、科学的分析の結果の話であり、人間が理屈で理解して納得できる世界だろう。しかし、この世界は人間の理屈を超えたところで成り立っている。だから科学や理屈で考えて納得できるところを超えた時に、奇跡が起きるんだよ。

宇宙は奇跡の連続だ。なぜなら、もともと人間の思考のキャパを超えたところで成り立っているのだから。だから宇宙を生きるという意識レベルを考えるのならば、科学や理屈を超えたところでものごとを受け取る器を持つことが必要だ。そうでなければ、真実は観えてこない。

それには、人間壊しをすることだ。人間を壊して、ヒトとして存在する。それがヒトイズムだ。

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この世界は人間が誕生する前から存在しています。その法則は人間の思考を超えていて、だから納得を超えた出来事が起こります。思考の枠を壊していく。それがヒトとしてのありかたであり、僕は今年そんなふうに生きていきます。

2017年、木の花ファミリーのテーマは「爆発」です。

心を爆発させ、思考の枠組みを引き飛ばし、空っぽになって、出会う出来事すべてを受け取り、そこから学び成長していくのです。分かっているのは自分がこれからも成長し続けるということだけ。それがどんな姿かは天にお任せしています。

心が変われば世界が変わる。

この言葉は事実ですが、この時、変えようと思うことも欲であり、その姿勢が世界に反映されます。心が開いていれば、自ずと変わっていくのです。なぜなら、変化変容がこの世界の本質であり、自然界のものは常に変化し続けています。ところが人間は自我を持つことにより、他から自分を切り離し、自分だけの世界を思い描く自由が与えられました。それが思い込みや執着となり変化を妨げているのです。思い込みや執着の延長で心を変えようとしても、それは世界に反映されず、変わらない日常が続くのです。

だから心を爆発させ自我を吹き飛ばせばいいのです。すると、自分が空っぽになり出会うことを通して自分が変化していくのです。それは思考の枠を超えたダイナミックな出来事、心を空っぽにしたら、毎日がダイナミックなものとなっていくのです。

元日は、朝にみんなで初日の出と富士山を拝み、お昼のみんなでお雑煮を食べて、夜は子どもたちが企画してくれたゲーム大会を楽しみました。どの瞬間も新鮮でとても暖かく楽しい時間を過ごしました。

みんなで初日の出を食べています(^-^)

初日の出(^-^)

元旦の富士山(^-^)
ゲーム大会の様子(^-^)


ところで「ヒトイズム」をみんなで読んだ時、光が消えている星の存在が話題になりました。そして、そこから人間の誕生に関わる精子の数も話題になりました。数億の精子の中でたった一つが卵子を結びつき誕生へと至ります。それを誕生の瞬間だけを切り取ってみると、他の精子は無駄なものとなりますが、物語として繋げて観れば、すべての精子に存在の意味があるのです。すべてを繋げて観る時、すべての存在や出来事は生かされていくのです。

出会う出来事をすべて受け取ること。否定せず拒絶せず受け取ることによりすべての出来事は生かされていきます。そのために心を爆発させ、自我の枠組みを吹き飛ばしていきます。

安倍首相は年頭所感にて、「女性も男性も、お年寄りも若者も、障害や難病のある方も、一度失敗を経験した人も、誰もが、その能力を発揮できる一億総活躍社会を創り上げ、日本経済の新たな成長軌道を描く。」と述べていますが、これははっきり言って絵に描いた餅です。地球環境が悪化し、国の人口が減少している今、成長軌道を描くのは現実的ではありません。実際、成長軌道の根拠となるデータはどこにもありません。それは思い込みや執着となり、その姿勢は変わらない現実を生み出します。様々な問題に直面する現代社会において、変わらないということは状況が悪化していくということです。

心を爆発させ思考の枠を吹き飛ばせば、困難な現実をそのまま受け止めることが出来るようになります。すると、立場の違いにより人々が分断されているこの世界の中に繋がりが見えてきます。すべてを繋げて観る時、すべての存在が生かされます。それは本当の意味での一億総活躍社会となりますが、それは予測不能な奇跡となって顕れます。それがどんな社会となるのか?木の花ファミリーはその雛形となっています。

つまり僕らの未来は予測不能。だけれども、それはこの世界の本質である変化から生み出されるものであり、そこには希望と祝福があるのです(^-^)

このブログでは今年もそんな生活からの学びを発信していきます。今年もどうぞよろしくお願い申し上げます。






予測不能な物語を紡いでいく

国連は、9月16日を「国際オゾン層保護デー」を定めているようです。
静岡新聞2016年9月16日【大自在】にはフロンガスについて以下のように書かれています。

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化学分野で20世紀最大の発明とも言われたフロンガスについて、世界の見方が負へ転じたきっかけは1974年の米学者の論文。人類が排出したフロンが、有害紫外線から生態系を守るオゾン層を破壊しつつあるとの指摘だった。82年には、日本の南極観測隊が成層圏に生じたオゾン濃度が極端に低い「オゾンホール」を発見し異変を裏付けた

「まさに寝耳に水。フロンは物を冷やす機器に欠かせない冷媒で、電子部品洗浄やスプレーにも広く使われていた。万能物質がいきなり悪者になった」。浜松市で冷凍空調設備業を営む鳥波益男さん(76)は当時の衝撃を振り返る

オゾン層保護の国際的機運は高まり、87年にはフロン製造を規制する「モントリオール議定書」が採択された。ただ、冷媒として現に大量に使われるフロンの回収・処理の規定はなかった。「生業[なりわい]としている者が後始末の責任を果たさなければ」
全国に先駆けて94年、有志117社で「県フロン回収事業協会」を設立した。関連の法律も組織もない時代。全て手探りの中、横浜国大の研究者の協力で燃焼処理にも道筋をつけた

現在、鳥波さんが代表理事を務める協会の会員社は2倍に増えた。フロン排出抑制へ関心は高まり、法律も体制も以前に比べ格段に整いつつあるものの「まだ不十分」と自戒する

廃棄された機器からのフロン回収率は3割どまり、温室効果が高い代替フロンの規制や適正管理も急を要するという。事業協会の取り組みはさらに重みを増している。きょうは国連が定めた「国際オゾン層保護デー」。

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万能物質が悪者になる。

そういう事例は他にもあって、例えばアスベストなどはその一例です。

これは天の法則に基づく流れから生まれた出来事であり、
これらの物質は当時の人間の心を教えてくれています。

同じく9月16日、辺野古違法確認の判決が言い渡されました。
司法は翁長雄志知事による名護市辺野古埋め立て承認取り消しを違法としました。
これを受けて、沖縄では反発の声が上がり、翁長知事は最高裁へと上告します。

これも天の法則に基づく流れから生まれた出来事であり、
沖縄県民の反発は政府(本土)の沖縄への心がどんなものであったかを教えてくれています。

自分の視点だけで利益を求めることは様々な弊害を生み出します。
上記2点の事例は僕らにそんなことを教えてくれています。

自分の視点を離れ、「流れ」を見ていくが大切です。
その「流れ」についていさどんは以下のように語っています。

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「わからない」と言ったり、逆に「これだー!」と言ってテンションが上がり過ぎたりするのではなく、高くもなく低くもなく観ていく。その冷静な目で観れるところで展開されるものが、意欲につながるんだよ。そこで安定していられる。


何を持って良しとするか。物理的な結果を一つひとつ追って、それを見て良しとするのではなく、それすらもすべて流れの中にあるのだから、流れを観て良しとしなければいけない。常に流れを観て、次から次へといろいろなことが起きる、そのいろいろなことを紡いで物語として、人生を生きていく。その物語を自分らしく表現していくというところで、良しとしなければいけないんだよ。

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目の前の出来事に一喜一憂せず、様々な出来事を繋げて流れとして見ていく。
そして、その流れの良し悪しを判断し行動していくと一つの物語が出来上がります。
それが人生に深みを与えてくれるのです。

ただその物語にしても紡いでいく視点によりいかようにも変化していきます。

高度成長時代、人々は物質文明による栄華を夢見ました。
そして、フロンガスやアスベストの存在はその夢を後押ししたのです。
これも一つの「流れ」です。
ですが、物質文明は様々な弊害をもたらすようになりました。
それは一つのメッセージであり、新しい「流れ」の合図となります。
ですが、人類は未だに物質文明による栄華をという夢物語を捨て切れていません。
その延長に新しい技術による環境問題の解決という夢物語を描いていくのです。
この物語は人類の都合から生み出されたもので、そこには現状に対する執着があります。

それは沖縄での米軍基地の辺野古移設も同様です。
沖縄の人がどれだけ反発をしても、政府は「辺野古移設」を貫きます。
そこには「反発という困難を乗り越えて移設を実現する」という物語が感じられます。
奥にある心を見ていくことが大切です。
沖縄に対する想い。アメリカからの圧力。近隣の情勢。政府の都合。
様々な視点がある中、自分の都合で動いているからこそ現状があるのだと思います。

次から次へと起こることを物語として紡いでいく。

そこに自分の都合や感情をのせると、現実はそのように見えるようになります。
そして、自分都合の物語が生まれ、それが「流れ」だと感じるようになるのです。
ですが、その結果は必ず滞りとなって現れます。
その滞りを謙虚に受け止めることが大切です。

「流れ」を見るためには以下2つの姿勢が大切になるのだと思います。

 1、自らの立場や感情を離れて、ニュートラルな姿勢を保つこと。

 2、変化を受け入れること。一つの立場に固定しないこと。

そして、「流れ」の良し悪しを見ていく視点としては以下2つのことが大切になります。
 
 1、すべての出来事を生かすこと。生かして繋がり紡いでいくこと。
 
 2、対立や停滞をメッセージと捉え、それらを超えていくこと。

このような姿勢と視点で自らと世界を捉え、すべての出来事を繋いでいくこと。

そこから生み出される物語が天の物語であり、それは天と人との共同作業です。
人類は天と共にこの世界を創っているのです。
その事実を人類が思い出し天の物語を生きた時、
この世界の動きはダイナミックですべての出来事を生かしたものとなるでしょう。

そして、それは一人ひとりの物語も同様です。
天の物語を生きた時、
個人の物語も世界と同様ダイナミックですべての出来事を生かしたものとなっていきます。
そしてそれは自らの都合を離れた予測不能でオリジナルな物語です。
それを楽しめる心が育まれた時、世界は幸せな心で包まれていくことでしょう。

そんな世界に向けて木の花ファミリーではみんなで心を育んでいます。

国際オゾン層保護デーであり、辺野古違法確認の判決が言い渡された9月16日。
木の花ファミリーでは月に一度の誕生日会が行われ、みんなで楽しみました。
そこではみんなの個性が生き生きと発揮され、みんなで調和した心を育んでいます。
最後にその様子を写真で紹介しますね。













感情を創り出し、自らの感情で世界を豊かにしていく。

生前退位を巡る様々な記事


スピリチャルな世界の人々の間では、毎年8月8日は「ライオンズゲート」と呼ばれる宇宙の整列が起こり、地球が銀河の中心と一直線になる時と言われているようです。
 ※天下泰平「ライオンズゲートが開く88(8月8日)」より

そんな特別な日である8月8日に天皇陛下が自らのお気持ちを表明されました。
それについて以下の記事を見つけ興味深く思いました。

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天皇陛下が生前退位の意向を示唆された。8月8日付の産経新聞は世論調査を行い、生前退位に必要ならば「憲法改正してもよい」という回答が84・7%に上ったと報じた。天皇陛下の「お言葉」を政治的に利用し改憲につなげようとする意図が見え隠れする。

だが、日本国憲法第2条には「皇位は、世襲のものであつて、国会の議決した皇室典範の定めるところにより、これを継承する」と書かれている。生前だろうが死後だろうが、世襲なら憲法上問題なく、細かいことは皇室典範で定めるとしている。つまり、皇室典範という法律を変えれば済む話なのだ。そのことがバレれば、改憲の動きに水を差すので、自民党内からは「高齢で公務をこなせないなら摂政を置けばいい」という案も出ていたが、天皇陛下はそれも否定した。



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産経新聞だけでなく、静岡新聞にも生前退位と憲法改正を繋げて書いている記事があり、
僕自身、この2つが繋がっている印象を持っていました。
ですが、上記の記事を読んで、そのことが誤りだと知りました。

僕らは人の世に生きているわけで、どこに人の思惑があるか分かりません。
ですから、きちんと事実を確認していくことが大切なのだとあらためて思いました。

 ※上記の趣旨では以下の記事も目に参考になりました。
   天皇の生前退位を憲法「改正」の口実に使う最悪の政治利用

とはいえこれは人智の話です。

天体上で大きな意味がある8月8日に行われた天皇陛下のお気持ち表明には、
宇宙的にも大きな意味があり、このことの方がより重要なのです。
以下、いさどんの言葉を引用しますね。

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20121221日闇のピークを過ぎ、2016621日の夏至をもって銀河の夜が明けました。そして、これから光の時代へ向かうのですから、今回天皇陛下は時代の切り替わりを感じて、このようなお気持ちになられたのでしょう。これは宇宙的に観ても大きな出来事なのです。冥王星の248年の周期から観ても、日本に起きている天皇制の移り変わりと太陽と冥王星から観る時代の移り変わりが非常に連動していることが観て取れます。
ですから今、宇宙的に大きなターニングポイントを迎えたことから、日本には大きな災難が来ることが予測されますね。もちろん、それは世界中に来るのですが、その先駆けとして日本に来るのです。
ワンちゃん:
それは、自然災害ということですか?

いさどん:
いろいろな意味においてです。日本人が本来のヤマトの心を取り戻すために、それが起きているのです。今、日本人の心はアメリカに汚染されてしまっていますから、ヤマトの心に目覚めるためにはそれが必要なのです。それで、高齢になられた天皇陛下は、これまでのように重い務めを果たすことが困難になってきたと直観で感じ、若い皇太子に皇位を継承しようと想っていたのでしょう。「天」皇陛下ですから、「天」の意志を直観で感じたのだろうと僕は観ています。そういった意味で、宇宙的な新たな時代の訪れを感じさせる今回の天皇陛下のお気持ち表明だったのでしょう。
25800年ぶりのターニングポイントを迎えた今、王や聖人が支配する時代から、一人ひとりが目覚める時代へと突入しました。これまで天皇は国家を司るために天との儀式を行ってきたのですが、これからはわたしたち一人ひとりが天とつながり、地球をどう運営していくのかを考えていく時代になったのです。それは、一人ひとりが「天人」としての意識に目覚める時代の訪れです。
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そして、弥栄の会ブログでは、お気持ち表明について以下のように書いています。

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日本の伝統的な天皇の地位は、政治に対しては権力を持っていないが、国家の元首として権威を持っている存在でした。しかし、現行憲法での天皇はそのような「人」としての扱いではなく、「象徴」として国家のために生涯に渡って身を捧げる存在なのです。

新しい憲法のもとでそのような象徴天皇として即位したのは、今の天皇陛下が初めてでした。


「私が個人として、これまでに考えて来たことを話したいと思います。」という出だしで始まり、「国民の理解を得られることを、切に願っています。」と結ばれたこのたびのお気持ち表明は、老後ぐらいは象徴としてではなく個人として、人間らしく心身共に解放された状態で生きてゆきたいという陛下の率直な気持ちが述べられたものではなかったでしょうか。

--- 中略 ---

昭和天皇の「人間宣言」は、日本人が天皇を絶対神と信じていると解釈したGHQの指令により行われました。このたびお気持ち表明をされた平成の天皇は、自らの意思で「人間宣言」をしたものと私は受け止めます。


201688日は、天皇陛下が私たち日本人の、人としての自由への扉を開いた日でした。




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今、時代はターニングポイントを迎え、これから自然や人間社会には大きなうねりが生じることが予想されます。その時、必要なのは誰か特別な存在に導かれるのではなく、一人一人が目覚め、天と繋がっていくことです。


天皇陛下はお気持ちを表明することで、人間としての自分を表明しました。

象徴としての天皇は特別なものであっても、
退位すれば人間に戻り、すべての人と同等になるのです。

一人一人の人間の下に天の意向が降りていく。

天皇陛下のお気持ち表明は、これからの時代を象徴する出来事と言えるでしょう。


感情を創り出していく


天の意向を受け、天と共に生きていくには、自分から自由になる必要があります。
自分から自由になるということは、自分の感情からも自由になるということです。

僕はずっとある特定の感情が生じた時、それを満たすために努力をしてきましたが、
それは感情に従属した行動であり、感情から自由になっていません。

人は感情を創り出すことが出来る。

そんな言葉が浮かんできました。

感情は味わうものではなく創り出すものなのです。
そして、そのために感情から自由になります。
感情から自由となり、天の意向を感じて、自らの感情を創り出します。
そして、自らの感情によってこの世界を豊かにしていくのです。

この世界は天の法則に支配されていて、
人は自らが発したものの結果を受け取っていくだけです。

大切なのはどんな行為をしたかよりも、どんな心からその行為をしたかなのです。
そしてそれは常に結果が教えてくれます。

結果は天からのフィードバックです。

それを受けて自らを振り返り、また新たに感情を生み出していく。

これからはそんなふうに生きていこうと思いました。



ただ湧いてきたものを表現していく

松岡正剛さんは千夜千冊1604夜『勝手に選別される世界』の中で、「評判の社会」から「評価の社会」へと変わっていくことが大切だと述べています。以下、松岡さんの文章を引用します。

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むろん評判がいいのは悪いことじゃない。視聴率がいいのもベストセラーが出るのも結構だ。けれども21世紀の現在社会はついつい「評判の社会」になりすぎてきた。芸能界を筆頭に、評判で人気とりをするポビュリズムは政治家たちを含めてずっと以前からあったけれど、アクセス数に溺れまくるネット社会になって、その傾向が極端に増大した。増大しただけではなく、それが止まらなくなった。

   ~ 中略 ~

われわれが望むべきは評判ではない。今後の社会に示されていくべきは評判のランキングではない。ましてその集計結果ではない。「評価」(evaluation)の内実であるべきである。「いいね」のヒット数などではなく、「いい」をめぐる対話を交わすことなのだ。


だから「評判の社会」から「評価の社会」へであり、「レピュテーションからエヴァリエーションへ」なのだ。「レピュ」から「エヴァ」へ。これがぼくの注文なのだ。

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そして、テレビ番組の中で、橋本徹さんは政治について以下のような発言をしたと聞きました。

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政治というのは多くの人から賛同を得ることが大切で、それが社会を動かしていきます。
内容は重要ではないのです。


☆彡 ☆彡 ☆彡

7月10日、参議院選挙が行われましたが、その結果はまさに「評判の社会」の現れのように感じました。今、どの政党も決定的な政策を描くことは出来ていません。そんな中、政策の内容ではなく、知名度や評判が人々の投票先に大きな影響を与えていくのだと思います。そして、そこには人々の損得感情も絡んでいきます。

作りだされる評判と人々の損得勘定。

それにより政治家が生まれ、社会も動いていくのです。

今、多くの人が「うけ」を狙います。
「うけ」が評判を生み出し、評判が経済的利益を生み出すからです。
人々に「うけ」、経済的利益が生まれれば、内容はどうでもよいのです。

こんなふうに実態の伴わない言葉やイメージが溢れていく。
それが現代社会の特徴で、実態は大きな行き詰まりを迎えているのです。

この世界の実態は置き去りにされたままになっています。

話しは変わって、昨日、僕はいさどんから以下の言葉を貰いました。

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なかのんがミーティングなどで話しをする時、まだアピールの心を感じる。
アピールする心は自我であり、濁り。
そうではなくただ湧いてきたものを表現していけばいい。

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なぜアピールをするのかと言ったら、その理由は評価を得たいからです。
そして、それは結果を気にする気持ちとなって現れます。

結果を気にすると心が濁ります。
発言する内容は純粋に湧き出たものではなくなります。
結果、真の評価を得ることは出来ません。

自我が自我を満たすために発言をしていく。

それは浅い人々の間では評判を生み出すこともあります。
同調する人がいれば、満たされていくこともあるでしょう。
ですが、これは変化のない貧しい世界です。

結果を思い描き、思い通りにしようとする。

それは自我の働きであり、実態から離れたイメージの世界です。
このような中では置き去りにされた実態は育っていきません。

まずは自我の幻想を離れ、自分自身の実態を掴む必要があります。

自分自身の実態を掴んだ時、自我の奥から湧き上がってくるものがあります。
それをただ表現していくのです。

思い通りにしようとするのではなく、ただ表現をするのです。
そして、その表現がこの世界と自分に何をもたらすのかを見ていきます。

世界の中で、大いなる流れを意識し、自身の想いを通して人と対話をしていく。
そうすることで予測を超えた新しいものが生み出されていきます。

このような経験が積み重なり、実態が変化していきます。
実態の変化とはつまり人間性の向上であり、
一人ひとりの人間性の向上だけが今の社会の生き詰まりを突破できるのです。

だから僕はただただ人間性を向上させていきます(^-^)

そして、そんなふうに生きていきたい人には以下のイベントがお勧めです。

7月16日~18日 第10回大人サミット 地球会議 in 木の花ファミリー

共に語り合う中で、自我を離れ、人間性を向上させていきましょう♪

第9回大人サミットより

自らの表現でみんなの世界を豊かにしていく。

自らの経験から


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常に意識を全体性に持っていく必要があります。
あなたは今、個人的願望を抱えているわけだけれども、それをどう超えていくのか?
それが重要です。
個人的願望が全体性と共通していればいいのです。
例えば、個人的願望が宇宙の法に基づいていたら、それは理に適っていきます。
個人を高めるためというならば、それは全体性を持つことが個人を高めることであり、
全体性と個人は本来、共通していることなのです。
ですが、個人が抜きん出てしまうと、天が「それは違う」と滞りを与えてくれるのです。

心を磨いた結果出会うことがあります。願いが叶わない状態も自分を高める要素です。
「はい!分かりました」と叶うようなことなら、その願いは本当に自分を高めません。

だから何より心を磨き続けることです。

そして、自分を高める努力をしていると、その努力したことでエネルギーが消費され、他のものはいらなくなります。いらなくなった状態をさらに超えた世界。共通の世界で極めていく世界がその次にあるのです。個人で高める努力から「みんなで」とか「一つになる」というところで極める世界があるのです。

それは前人未踏の世界。我々は前人未踏の世界を創らなければならないのです。


☆彡 ☆彡 ☆彡

上記は昨年の7月、いさどんが僕に話してくれた言葉です。

最近、想いや願いについては、それを実現しようとすることが大切なのではないと思っています。
大切なのは、それを価値ある形で表現していくことなのだと思います。

想いが生じた時、ただそれを表現するだけでは、想いのままに生きているだけとなります。
ですが、それを超えた状態で表現する時、想いは必要に迫られたものではなくなります。

いらないを超えた世界。

そこに至った時、想いに翻弄されることなく、
世界を豊かにするために想いを表現していくことが出来るようになります。

自らの表現でみんなの世界を豊かにしていく。

そんなふうに生きていくために自らの価値を高めていこうと思っています。

人は想いを実現しようとすると、それに囚われて視野が狭くなっていきます。
その結果、未来を狭め、人は可能性を失っていくのだと思います。

昨年の僕は、願いを実現しようとし、視野を狭め、停滞していきました。
停滞しているということは、心磨きをさぼっているということです。
なぜなら、宇宙や自然は常に変化し続けていて、
その変化に身を委ねることが心磨きの本質だからです。

当時の僕には、それが分からず、自らの感情に囚われ、ますます停滞していきました。
そして、そのまま出口が見えない状態になり、限界に達する中でみんなに助けて貰いました。
※詳しくは「相応しいものになっていく」を参照して下さい。

あれから8ヵ月。そのころの教訓は今の自分の中で生きています。


憲法改正の話題から


安倍首相は19日、ネット討論で、憲法改正の意向について語りました。
安倍首相「次の国会から改憲議論」(東京新聞2016年6月20日) 

改憲の必要性を訴える安倍首相は、中国や北朝鮮など周辺国の脅威を感じているのですが、
平和のために軍備を増やす方向で視野が固定してしまっています。
安倍首相が描く未来は一つの可能性に過ぎないのですが、他の可能性を受け入れません。
そのため違う立場の人たちと分かり合うことがなかなかありません。

安倍首相は日本の平和のために未来を思い描き、軍備を拡張しようとしています。
そして、それに反対する動きが活発になり対立軸が生まれています。
そこには想いを実現しようとして囚われ、視野を狭めていく人間の姿が浮かんできます。

対立が生まれるこの延長線上には希望がありません。

平和を求めるならば、世界に平和をもたらす表現が必要です。
そして、そのためには平和な人格を育む必要があります。

天に変化を委ねる


人間は一人一人多種多様な視点を持ちますが、その視点は個人の知識に限定されます。
今まで多くの人々が、自分で何かを成し遂げようとして来ましたが、
その時、人は自らの限定された視点から行動することになります。
そしてその結果、この世界に矛盾や対立が生まれてきました。

自分で何かを成し遂げようとしても、これからの未来を切り拓くことは出来ません。
これから大切になるのは、天に意識を向け、委ねることです。

天に意識を向けることで人は全世界と繋がります。
その時、想いもよらない流れが生まれ、人々を繋ぎ合わせていきます。
天が人や世界を変化させていくのです。

今日は夏至。

2012年12月21日の銀河の冬至から3年半が経ちました。
それは大きな節目の時です。

これからどんどん世界に光が増していくことでしょう。
その光の中で、これから自らの表現で世界をどんどん豊かにしていきます(^-^)

6月18日(夏至3日前)のお昼の太陽です。







無意識の無意識による無意識のための意識

無意識の無意識による無意識のための意識。

これは昔、ユングやプロセスワークを学んでいた頃に自分に浮かんでいた言葉。
寝ている時に見る夢や言い間違いやしくじり行為。
無意識と呼ばれるこれらのものは自分が意図していないものです。
ですが、それも自分であり、そこには多くのメッセージが含まれているのです。
そういう意図していないものに開かれていようと思って、こんな言葉を掲げていました。

この意図していないことは、人との関係や世界で起きていることにまで広がっていきます。

人は自分に相応しい出来事に出会っていきます。
出会うこと、認識することすべてが自分を表しています。
つまりそれらも意図していない自分と言えるのです。
それらを通して知った自分こそが本当の自分で、
自分が変化する時には出会う出来事も変化していきます。
そして、それは頭(意識)で思い描くものではありません。
頭(意識)で変化を思い描いても、それは自分都合となり思い込みとなりがちです。

意図していないことに開かれていること。
そして、それを通して見える姿を自分として認めること。

そこからしか真の変化は生まれないのだと思います。

9月19日、安全保障関連法案が参議院本会議で可決されました。
以下の記事などに書かれているようにこれは始まりなのでしょう。

安保法案が成立 SEALDs奥田愛基さん「民主主義は終わらない、絶対あきらめねーぞ!」

中野晃一氏 スピーチ+コールSEALDs【戦争法案に反対する国会前抗議行動】

安保法案に集団違憲訴訟へ

納得できない現状に対して行動を起こす。
そのこと自体は大切な取り組みだと思います。

ですが、みんな意図していないことに開かれているのでしょうか?

世論の大多数が反対する中、安全保障法案が成立していく。

安全保障法案が成立したことで内閣の支持率が下がっていく。

これらのことは多くの国民や安倍政権にとって意図していないことです。
この意図していない出来事が今の日本、そして日本人一人一人を表しているのです。
その視点がない限り、今回の出来事はお互いの主張のぶつけ合いにしかなりません。

9月17日、参議院特別委員会で安全保障法案が可決された時、
与野党議員が入れ乱れた混乱が起こりました。
委員長席に飛び掛かった小西議員はその時のことをツイートしています。
 ※『小西洋之議員 飛びかかった理由を明かす』参照。

この出来事に対する木の花の子どもたちの反応やいさどんの話はともちゃんがFacebookでUPしてくれています。是非、読んでみて下さいね。※『全保障法案に対するいさどんの話など参照。

いろいろ言い分はあると思います。
ですが、お互いが自分の主張を通すことだけを考えて争っている姿は、
戦争と変わらないのではないでしょうか?

戦争を反対している人々が戦争と変わらない行動をしている。
そこに自分たちの実態が現れていて、
それが現実の戦争を生み出しているのではないでしょうか?

歴史社会学者の小熊英二さんは、
今回の出来事を「何かのはじまり」と表現していますが、
この自分たちの実態に目を向けない限り、
出会う出来事は変化しないのではないでしょうか?

作家の落合恵子さんは「新しい戦い」と表現していますが、
「戦う」心が真の平和を生み出すのでしょうか?

今の状態はただ「民主主義を勝ち取る」という物語に興奮しているだけなのかもしれません。
もしそうならば、この物語が成立するためには圧政者(安倍首相)が必要となります。
そして、この物語には「戦い」が伴うことになります。

自由や民主主義のために戦う。

もしあなたがこの物語にわくわくしているならば、争いは続いていくのではないでしょうか?

この想定があっているのかどうかは分かりません。
人の動機はいろいろだと思います。
ですが、現状がお互いに争っている状態であることに変わりはありません。

この状態を受けて自分と向き合っていくことで真の変化は生まれるのだと思います。

ちなみに今回の法改正が一番切実な問題となるのは沖縄です。
 ※『安保の現場とは、すなわち沖縄である。』参照。

在沖縄米軍の存在が日本の平和を守ってきた。

その事実にどれだけの人々が向き合っているのでしょうか?
沖縄の基地問題はずっと続いています。
9月21日、知事の翁長さんは国連人権理事会で演説をしています。
 ※『翁長雄志知事が国連で演説』参照。

様々な歪みがある現在の日本の安全保障。
それが日本、そして一人一人日本人の現れなのです。

ところで・・・

人民の人民による人民のための政治。

リンカーンによるこの言葉は民主主義の理念と言われています。
ですが、今の日本は、多くの人民が反対する法案が通っていく現実があります。

政府は人々の意向を無視して、自分たちが正しいと信じる政策を通していきます。

一方、普段の自分たちを観てみて下さい。

生きていると様々な意図していない出来事に出会います。
それらに心を開いているでしょうか?
それらを無視して自分が正しいと信じる行動を取っていないでしょうか?
また些細なことで人と言い争いをしていないでしょうか?

一人一人の行動と政治は繋がっています。
自分が信じる行動を貫く日常生活が今の政治を創っているのではないでしょうか?

人権宣言を生み出したアメリカ独立運動やフランス革命。
奴隷解放をもたらしたアメリカ南北戦争。

それらは人々に自分の意志を持つことの大切さを教えてくれました。
ですが、世界に平和をもたらすためにはそれだけでは不十分なのです。
なぜなら、それらの根底には自由のための「戦い」があり自己主張があるからです。

今、人々に求められているのは、行動による革命ではなく精神革命です。
「戦い」ではなく「調和」によって変化を生み出す革命です。
それには自分の意志により世界に心を開いていくことが求められているのです。

無意識の無意識による無意識のための意識。

宇宙や自然、世界や身近に起きる出来事に開かれている意識。

そんな意識へ向けて、一人一人が目覚めていく時代に来ています。
人にどう思われているかではなく現象そのものを観てその奥を感じていくのです。

9月19日~21日に開催された「宇宙おじさんの人生講座3:宇宙意識で生きる」では
そんな時代に必要とされる学びが提供されました。

そして、11月21日~23日に開催される大人サミット「地球会議 in 木の花ファミリー」では、そんな時代に向けた話し合いがなされます。それは精神革命が引き起こす次世代の「クニツクリ」の場となっていきます。大人サミットの主催文には以下のように書かれています(一部抜粋)。

人類は、地球生命を絶滅させる存在になるのか、それとも新たな時代をもたらせる存在になるのか。それは、私たち一人一人の生きていく姿勢や意識の広さにかかっています。
目覚めた人達が創る新しいクニ(地球)。大人サミットは、単なる会議ではなく精神革命が引き起こす次世代の「クニツクリ」の場です。地球・人類、そして個人がこれからの時代「どうあるべきか」、有志がこの場に集い語り合い今までとは違う次元のクニ(地球)をこの地から創造していきます。
これからの未来を本気で創り上げていく、固い石のような意志を持った参加者と共に次の時代のロールモデルとなる生き方を体現していきましょう!!





今、自分が暮らす木の花ファミリーから生まれようとしている時代の流れ。
その流れを担えるように自分自身も精神革命を遂げていく必要があります。

今日このブログを立ち上げて丸1年が経ちました。(2014年9月23日開設)。
そして、今日は秋分の日、昼夜の長さがほぼ同じになる中庸の日(こんな言い方は変かな?)。
そして、世界中どこから見ても太陽が真東から昇り真西に沈む日。

この節目の日に僕は一つの宣言をします。

無意識の無意識による無意識のための意識。

宇宙、自然、世界、社会、他者。

意図していないものに開かれ、その奥を感じ、意図していないもののために生きていきます!


秋分の日5時33分頃の空。雲の奥から光が。奥にあるものを意識するってことですね。


6時20分頃の空です。太陽が顔を出してくれました。




時代のうねりを感じる

8月が終わろうとしています。

終戦記念日(8月15日)のある8月。今年は戦後70周年です。
安倍首相による談話があり、テレビでも様々な特集番組が放送されていました。

木の花ファミリーでもこの8月、戦争の映像をいくつか観ました。
僕たちはそれを通して人間を知り、自分自身の心を見詰めていきました。
 ※「世界が僕を変える(2)」や「歴史が本当の変化を起こす転換期」を参照して下さい。

そして今、安全保障関連法案が参議院で審議され、国会前には法案に反対する人々が数多く集まっているようです。そんな中、昨日は坂本龍一さんがスピーチをしたようです。(全文はこちら

スピーチの中で坂本さんは「憲法の精神を取り戻すこの運動は『マグナ・カルタ』『フランス革命』に匹敵する」と述べています。そして、その言葉にみんな盛り上がります。

確かにそうなのかもしれません。ですが、イギリスが『マグナ・カルタ』を持ち、フランスが『フランス革命』を経験したヨーロッパにおいて第一次世界大戦、そして第二次世界大戦が起きているのです。

その事実をどう考えるのでしょうか?

僕は平和への願いはみんな共通していると思っています。安全保障関連法案は戦争法案と揶揄されることもありますが、安倍首相が戦争を願っているということはないと思います。

一人一人が平和を願いながら、それが実現しない。

そんな矛盾した状態を人間は生み出しているのではないでしょうか?

国会前に多くの人々が集まる熱気。一人一人がこの国について真剣に考えようとする姿勢。
そこに時代にうねりを感じます。
ですが、それだけでは真の平和が生まれることはないと思うのです。

一人一人、自分自身の心や日常生活を振り返ってみて下さい。
平和を願うあなたの心はいつも穏やかでしょうか?
他者の幸せを願っているでしょうか?
みんなと仲良く暮らしているでしょうか?

一人一人の心が集まり大きなうねりとなって社会を生み出しているのです。

毎年3万人近くの自殺者を生み出し、子どもや女性、老人を中心に貧困率が上昇している日本社会。精神疾患の患者も320万人と言われています。それが日本社会の実態です。

加えて、人類が大量のエネルギーを消費してきたことで、地球環境は疲弊し、気候変動により、スーパー台風、大干ばつ、集中豪雨など異常気象、そして大地震や火山の噴火などの天変地異が世界各地で起きています。

戦争だけではありません。

世界には今、たくさんの問題があり、それらは一人一人の心が生み出しているのです。

追究すべき対象は安倍首相でもSEADLsでもアメリカでも中国でも北朝鮮でもありません。
みんな自分自身を心を追求するべきなのです。

安全保障関連法案に反対し多くの人が国会前に集まりました。
それは大きなエネルギーです。

そのエネルギーが自分と向き合う方向に動いた時、この世界に真の平和が訪れる。

僕はそう確信しています。

広い世界観を持ち、個々の自我を超越すること。

この地球に真の平和をもたらすために出来ることはそれしかないと思っています。

8月最後になるこの投稿。地球談話を紹介することで締めくくりたいと思います。






「地球談話~真の平和を地球にもたらすには~」
2015.8.15

真の平和を地球にもたらすために、今わたしたちにできることは何でしょうか。それは広い世界観を持ち、個々の自我を超越することです。人間が自我の狭い枠に囚われている時、他者との違いによって他者に違和感を持つようになります。それが対立や争いの始まりです。しかし、わたしたちが存在しているこの世界は無限に広大な世界であり、そこは多様ないのちのネットワークで成り立っています。その調和のネットワークは、個を存在させるために全体があり、全体を存在させるために個がある相似形の仕組みによって成り立っているのです。
この世界の真実は、全てが一つということです。ですから、全てのものと自分自身との区別はないのです。このように人々の世界観が広がれば、平和な世界を創り上げようとしなくても、地球上に平和は自ずと訪れるものです。
日本の漢字に「働く」という文字があります。これは「労働」を意味します。しかし、真の意味は「傍(はた・他者)を楽(らく)」にすることです。働くことはある意味生きることですから、生きるとは自分を超えたネットワークの中で役割を果たし、他者のため、世の中のために生きることなのです。ですから、生きることは世界に平和をもたらすことになります。
ところが、今の世界は国なら国益、個人なら自身の利益を優先しているため、国家レベルの大きな戦争から個人レベルの小さな争いに至るまで、平和が保たれない状態になっているのです。それは人間の世界観が狭いことが原因です。対立や争いは、自我が優先された人間の姿勢から生まれてくるのです。
地球上の生命進化の歴史を観ると、過去6億年の間に6回大量絶滅が起きています。そしてその統計からすると、近い将来生命が絶滅する可能性があると言われています。過去から現在に至る地球生命の中で最も高い能力と大きな影響力を持つのが人間です。地球生命の頂点に立つ人間は、暴走することによって次の絶滅をもたらす可能性もあれば、絶滅の危機を超えてさらに進化した世界をもたらす可能性もあるのです。
21世紀に入り、わたしたちはいくつもの大いなる転換点を迎えています。太陽は天の川銀河を22600万年かけて1周し、その間に約9000回の螺旋を描きます。その1螺旋は25800年です。20121221日、25800年ぶりの銀河の冬至を迎え、宇宙的には闇と争いの時代から光と調和の時代に入りました。さらに、冥王星は太陽のまわりを248年かけて1周します。2008年、冥王星の1周期を経て、ヨーロッパ産業革命以降250年間続いた西洋物質文明は終焉を迎えました。そして今、東洋精神文明が開花していく時代が始まったのです。
宇宙的には、すでに一人ひとりが目覚める段階に入っています。それゆえ、多くの人々は今までの価値観に疑問を感じ始めるようになり、新たな時代に向けての価値観が求められているのです。人類一人ひとりの精神革命が国を変え、そして世界を変えます。あなた自身が変わることが世界を変えることの始まりです。それは宇宙の意志であり、時代のサイクルの表れです。したがって、個人レベル・国家レベルそして地球規模で起きる全ての出来事も宇宙の意志であり、時代の流れの中にあるのです。そのように時代を読む捉え方は、わたしたちの個人的エゴからの解放と広い世界観を持つことによって可能となるのです。人類は肉体という物理的には小さな器の中にいたとしても、最終的には宇宙全てが自分自身であるという意識に到達することもできるのです。
21世紀中に人類はその意識レベルに到達することでしょう。それはこれからの1000年間で、物質的豊かさを追求する時代から、わたしたちの内面にある未開発の能力を開花させる時代へ移行していくということです。それを司るのがまだ使われていない人間の脳の90%です。わたしたちの内面に眠る未開発の能力が開花すれば、宇宙の意志・時代の流れを感受する直観が働き、地球にいながらにして宇宙を理解することが可能になるのです。そこでは宇宙を探査するテクノロジーの可能性は大いに広がることでしょう。新たな時代を生きるわたしたちは、近代的テクノロジーと物質的豊かさに加え、高い精神性とともに進化していくことができるのです。

21世紀はわたしたちが地球人として、さらに宇宙人としての意識を持ち、この世界に貢献していく時代の始まりです。今わたしたちは、次の地球生命の絶滅のきっかけをもたらすものになるのか、それとも新たな時代をもたらす存在となるのかの転換点を迎えています。そして、人類が次の時代が示す精神性を地球上に表現した時に、平和はもたらされることでしょう。

宇宙と共に人の本質を極めていく。

2015年8月15日。終戦記念日(戦後70周年)の朝は、太陽が輝き、地球が太陽の周りを運行していることを教えてくれました。そして、月は8月14日23時55分、終戦記念日の直前に新月となり、新しいサイクルで動き続けています。

昨日、安部首相による戦後70周年の談話が発表されました。

産業革命や資本主義の発達を背景に生まれた帝国主義の時代から現代までを振り返り、先の大戦を反省し、その教訓を生かし未来への提言をしていく。

そのような意図が談話にはあるのでしょうが、その振り返りは表面的なものとなってしまっています。人類の歴史の中で、戦争は繰り返され、今も中東やアフリカなどで紛争は続いています。その連鎖を止めるためには、人間の本質に迫り、争いを生み出す種(たね)を特定し、それを超えていく必要があるのではないでしょうか?日本がこれから本当の意味で世界の平和に貢献していくならば、先の大戦から振り返りを活かし、争いを生み出す人の本質を超えていく必要があると思うのです。

70周年談話はそのようなものにはなっていないと思います。起きた出来事を表面的に記述しているだけ、それは今までの人間の刺激と反応のパターンを示しているに過ぎません(「壊れる ~世界編~」も参照して下さい)。この世界に平和をもたらすためには、人間は今までのあり方を超えていく必要があるのではないでしょうか?

木の花ファミリーでは、そんな未来の人のあり方を探究し、人と人、人と自然が調和した暮らしを生み出して来ました。そんな僕らが今日、「地球談話」を発見しました。

広い世界観を持ち、個々の自我を超越すること。

真の平和を地球にもたらすために今、僕らに出来ることはそれだけなのです。

談話の中でも述べられていますが、冥王星は太陽の周りを248年かけて1周します。
それは安倍談話が考察の期間としている産業革命から現代までの期間とほぼ一致します。

冥王星は肉眼では見えない星で、太陽系の一番外に位置します。
それは太陽系が銀河系へと解き放たれる窓口ともいえ、究極の真理、悟りの境地を意味します。

見えないところで影響を与え続ける冥王星ですが、1930年に発見されています。
それは世界恐慌の翌年であり、この翌年、関東軍は満州事変を起こし侵略への道を進みます。

悟りに至るためには、人は自らの暗い側面を見つめ超えていく必要があります。
冥王星の発見が人々にそれを促し、心の中で処理出来ない人々が行動化した。
世界恐慌や満州事変、その後に続く日中戦争、太平洋戦争をそのように捉えることも出来るのではないでしょうか?

星々の運行も僕たちの生活に影響を及ぼしています。
太陽と冥王星の関係は、究極の真理を司り、それは大きな時代の流れを生み出しているのです。

悟りの境地については今まで主に宗教が探究してきました。
ですが、そこで説かれている悟りは、今の時代には古いものかもしれません。
そのことについて、昨日の大人ミーティングではいさどんを中心に以下のような話をしました。

☆彡 ☆彡 ☆彡

宗教は人々を救済するために解かれたもので、人生が罪もしくは苦しみであるという前提があります(仏教の四苦(生老病死)、キリスト教の原罪など)。そのため、そこで説かれる悟りにはその色が反映されています。

加えて、仏陀やキリストの時代はまだ人々は宇宙へ行くことがありませんでした。真理は宇宙法則の現れですが、それを知るための客観的データが今ほど充実していません。直観により宇宙を知ることが出来るのは事実ですが、客観的データが不足する分、その記述は限定的になります。

どんなに優れた教えでも、時代を反映し、時代の限定を受けたものです。
それを絶対視すると囚われとなり、真理を遠ざけます。
常に心をフリーにし、感情を離れて宇宙や世界をただただ記述していく。
そのことが大切であり、その先に悟りの境地はあるのです。

☆彡 ☆彡 ☆彡

悟りとは日常生活の中で実現するものであり、それは宗教だけの問題ではありません。
宗教と科学、生活と学問、思考と行動など。
悟りへとは、すべての垣根を取り払って、ただただ探究し続けるものであり、
時代と共に変化していくものです。

人々の心がそこに開かれた時、宇宙を感じ、星々と共に生きていけるようになるのでしょう。
その時、それぞれの違いは全体の中で活かされ、対立や争いは自然となくなり平和が実現するのではないでしょうか?

そんな未来に向けて、今日も太陽の光を浴び、蝉の声を聴きながら、生活していきます。




壊れる ~世界編~

それぞれの人がそれぞれの刺激と反応のパターンを抱えています。そして、それは一つのパッケージのようになっていて、一人一人の暮らしはそれに基づいて相応しく展開します。

壊れる」に書いたように、僕は先日、自分が壊れる経験をしました。
それは自分から抜け出し、上記のパッケージに気づくのにとてもよい機会となりました。

僕は常日頃から人に取り入ろうとしている。

その事実がとてもよく見えました。

取り入ろうとしている心の奥には思惑があります。

相手に自分を見て欲しいという思惑。自分を好きになって欲しいという思惑など。

それは自分の思うように相手を動かしたい気持ちと言ってもいいでしょう。

相手が自分を見てくれない時、そっけない態度を取られた時、
不満が生じたり、見返したいという気持ちが生じたりします。
こうなるとまるでコントロール合戦をしているようで、とても不毛で、とても変な感じがするのです。

こんなふうに変な感じになると、相手に取り入ろうとしている自分、
そしてその奥にある相手を思い通りにしたい心がよく見えてきます。

この相手を思い通りにしたい心ですが、
人との関係性が上手くいかない時にだけ生じるものではないのです。
この心は常日頃から自分の中にあります。

物事がスムーズに感じる時は、たまたま自分の思惑通りに進んでいるだけなのです。

そのことに気づきました。

僕はこの思惑に基づいて反応し、一喜一憂し、時々トラブルを起こしてきました。

これは一つのパッケージです。僕はこのパッケージを超えてこれからの生活を送ろうと思います。それが自分を超えるということであり、みんなと分かり合える客観的な心への道となるのです。

こんなふうに壊れることは認識を深める機会に繋がるのです。
そしてこれは国や社会についても同じことが言えるのではないでしょうか?

先日、戦後70年談話有識者懇談会の報告書が発表されました。今日(8月14日)、安倍総理はこの報告書に基づき70年談話を作成し、閣議決定する見通しとなっています。

報告書では、世界の帝国主義の流れから日本の日清日露戦争、満州事変、そして第二次世界大戦に至る過程の分析がなされ、その侵略行為を反省しています。以下、その内容を簡単に書いておきますね。

☆彡 ☆彡 ☆彡

ヨーロッパで帝国主義が生まれ侵略により勢力を拡大し自国の繁栄を求めていく時代が始まりました。それを支えたのがヨーロッパにおける技術革新です。技術革新がヨーロッパを優位な存在とし、他の地域は植民地となっていったのです。

この帝国主義ですが、民族自決の理念や第一次世界大戦の犠牲に対する反省からブレーキが掛かります。列強は、軍事的膨張を控え、経済的な行動に力を入れるようになります。国際協調の時代となります。

ですが、1929年アメリカで勃発した世界恐慌は日本の経済に大打撃を与えました。そのため日本は力による膨張を選んだのです。世界の大勢を見失い、無謀な戦争でアジアを中心とする諸国に多くの被害を与えることになります。このような選択をした日本の政府、軍の指導者の責任は重たいものです。

この経験からは5つの教訓が汲み取れます。


  1. 国際紛争は力によらず、平和的方法によって解決するという原則の確立
  2. 民主化の促進
  3. 自由貿易体制の大切さ
  4. 民族自決 ~すべての国が平等の権利と誇りを持って国際秩序に参加する~
  5. 途上国の経済発展への支援 ~貧困は紛争の原因となりやすい~

日本は上記の教訓を踏まえ、生まれ変わり、経済発展を遂げてきました。

☆彡 ☆彡 ☆彡

上記の分析は当時の日本が受けた刺激とそれに対する反応の記述にはなっていますが、
その奥にある心まで分析することが出来ていません。
これでは戦争という「壊れる」体験を充分に生かせていないと思うのです。

帝国主義による勢力の拡大と戦後の経済発展。

この2つの奥には共通する心が見えます。

それは自らの欲望に基づいて拡張していく心です。

その心が今、経済破綻の危機や環境破壊の危機などを
世界にもたらしているのではないでしょうか?

冒頭に書いたように、それぞれの人がそれぞれの刺激に対する反応パターンをもちます。
それは多くの場合、自我(エゴ)に基づくものであり、自らの欲を求めます。

それが寄り集まることにより人々のコントロールを超えて、
戦争や格差、環境破壊へと繋がっていくのではないでしょうか?

ですが、人は自らの刺激と反応のパターンを超えていくことが出来ます。
(僕自身、まだ実現していませんが、そのことに対する確信はあります。)
そこには、すべての存在と共感できる感じ方、すべての存在を一つのまとめる心があって、
僕はそれを客観的な心と呼び、そんな心を育むことを心掛けています。

多くの人が客観的な心を育んだ時、きっとこの世界は地上天国となっていくのでしょう。
そんな未来を楽しみに毎日木の花ファミリーで生活をしています(^-^)

木の花ファミリーのみんな@川遊び



平和は調和の心から生まれる。

7月23日、24日と木の花ファミリーではカタカムナ研究会が開かれました。
 ※その様子はあわちゃんのウルルン木の花滞在記に掲載されています。
僕は研究会には参加していないのですが、23日の昼食を講師の芳賀さんと一緒にしました。

その時、地球暦が話題になり、芳賀さんは地球暦について以下のように語りました。

☆彡 ☆彡 ☆彡

あれも数霊(かずだま)の一つだね。
時(トキ)の流れは一定のように思われているけれども、一人一人、その時その時違うんだよね。
楽しい時間が早く流れたり、退屈な時間はすごく長く感じたりするけれども、トキの流れが違うんだよね。「トキ」をカタカムナの単音で見ると、「ト」は統合で「キ」は発生。統合して発生することで「トキ」として動きだすのだけれども、そのためには満(ミツル)必要があるんだよね。ミツルことなく、動き出さない「トキ」もあって、それが流れに違いを生み出しています。

 カチカチカチカチカチカチ・・・・・
 カチ カチ カチ カチ ・ ・ ・ ・
 カッチ カッチ カッチ カッチ カッチ ・ ・ ・

こんなふうに「トキ」の流れが違ってくるのです。

地球暦は太陽を中心とした惑星の動きで客観的と言えますが、見る人の心で動きが変わります。そして、惑星自体、時々刻々と質量は変化し、動きは一定ではないのです。

☆彡 ☆彡 ☆彡

そして今日、7月26日はマヤの新年、11MENです。
木の花ファミリーでは太陽マヤ族の活動に共鳴し、祈りの祭典を行いました(詳細はこちら)。
この祭典の中で、いさどんが挨拶をしたのですが、いさどんは「トキ」ということについて語っていました。以下、いさどんの言葉(あまり正確な記憶ではありませんが)を紹介しますね。

太陽の光(式典の最中)です。


☆彡 ☆彡 ☆彡

昔太平洋に存在したと言われているムー大陸。その高度に発達した文明は、言霊としてヤマトの国(日本)にカタカムナとして伝わりました。そして、「トキ」の秘密はマヤに伝わりました。マヤ暦は宇宙の流れを察知していて、その証として、2012年12月21日、銀河の冬至と同時に終了しています。冬至は最も暗い地点です。そこを通過した今、時代は光へ向かっています。
2012年12月21日 銀河の冬至に向けて、木の花ファミリーではカルマ読みなどを通して心を磨き、それを迎える準備をしていました。そして、2011年3月、東北大震災が起きた月に地球暦に出会い、昨年マヤにも出会いました。ヤマトとマヤの出会い。これは我々が意図していることではなく、時代に流れによるものです。

産業革命以降、人々は自我(エゴ)により社会を発展させてきました。これは人間が自らの可能性を発揮するという意味で必要なプロセスでした。ですが、自我(エゴ)による社会は様々な矛盾をもたらし行き詰まりを見せています。

「トキ」は今、大きなターニングポイントを迎えています。

平和は調和の中から生まれます。調和のない中で平和を求めても、それが一つの主張になり、新たなる争いを生み出すのです。調和を生み出すことが何よりも大切なのです。

一人一人が自我(エゴ)を超えて、みんなで調和に満ちた暮らし、阿吽(あうん)の暮らしを生み出していきましょう。そんな我々の暮らしが時代の先駆けとなります。

☆彡 ☆彡 ☆彡


芳賀さんの言うとおり、「トキ」の流れはそこに関わる人々によって変化するのかもしれません。銀河の冬至という大いなる流れも、それをどう捉えるかで「トキ」が満ちないこともあるのでしょう。だけれども、それはきっと変化に至るスピードの問題で時代の流れは確実に光の方へ向っているのでしょう。その流れを掴むことで主体的に楽しんでいきたいです。

今、時代は人間に自我(エゴ)を超えることを求めています。

SEALDsによる国会前での抗議デモをはじめとして、今、安全保障関連法案に対する反対運動が活発になっています。行動を起こすということは大切なことかもしれませんが、いさどんの言う通り、調和のない中で平和を求めても、それは一つの主張になってしまい、新たな争いを生み出すのではないでしょうか?

調和は一人一人が自我(エゴ)を超えた時に実現出来ます。一人一人が自我(エゴ)を超えた視点から判断出来ているかが重要になるのです。

安全保障関連法案に関しては、「安保法制について考える前に、絶対に知っておきたい8つのこと-伊勢崎賢治『戦場からの集団的自衛権入門』から」も興味深い記事でした。ここで述べられている8つのことを紹介しますね。


1、集団的自衛権の集団は「同盟国」のみを差し、同盟国はそれぞれの国益を行使している。

2、国際貢献の際、「お金だけでは駄目」というのは勘違い

3、イラク戦争の際、「Show the flag」という言葉が自衛隊インド洋派遣の原動力になったが、
  これは派兵を求めた言葉ではなく「旗幟を鮮明にしろ」と言っただけ。

4、安部内閣は集団的自衛権を行使しないとアメリカが助けてくれないと思っているが、
  それは勘違い。


5、アメリカは日本に自衛隊派遣を求めていない。

6、集団的自衛権の行使によりイスラム圏が持っている日本の良いイメージが壊れる。

7、今現在も自衛隊は命を失う危険がある活動をしている。

8、非武装の自衛隊による真の世界貢献をしていくことが大切。
  例えばアフガニスタンの国連軍事監視団を設け、その任務に日本が名乗りを挙げる。



戦場をリアルに知っているという伊勢崎氏による意見は説得力があり、安倍政権がいかにバカな選択をしているかが描かれています。安全保障関連法案に反対の人は、冷静な視点としてこの意見を積極的に取り入れるでしょう。ですが、僕はここに書かれていることも一つの可能性に過ぎないと思っています。いろいろな人の思惑の中で現実世界は動いていて、そんなに単純にことは運ばないと思うのです。この意見に賛同する時、どんな心から賛同しているのかを見てみるといいのではないかと思いました。

いさどんは安全保障関連法案について「すべての軍備を放棄して、日本の財政再建や世界各国の貧困をなくすことに繋げたい。仮に隣国が攻めてきたら、その国が日本を支配すればいい」と語ります(「いさどんのいただきます人生」参照)。大切なのは調和の心でその心を育む覚悟なのです。僕たち木の花ファミリーのメンバーはいさどんの言葉にみんな共鳴しています。それは自分を守ろうとする心の放棄であり、自我(エゴ)を超えていく試みだからです。そこに未来に必要な姿勢を感じているのです。

平和は調和の心から生まれます。

その視点からみんなが自分の心や行動を振り返ってみるといいのかなと思います。
そうすることで、「トキ」はきっとよりスムーズに流れます。

カッチ    カッチ    カッ

という状態から

カチ カチ カチ カチ ・ ・ ・ ・

という状態へ。


式典後みんなで撮った写真です。






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