宇宙という法の下、自らを解き放つ

「宇宙は独裁者!」という言葉がいさどんから出ました。
それを聴いて僕は以下のように思いました。

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自分を含め、この世界に存在するものはすべて宇宙の一部なのだから、
宇宙が独裁者ということは自分も独裁者であるということ。
自分だけでなく、すべての存在が独裁者となります。

それはすべての存在が一つの法則の下に考え、判断し、行動していくということ。
すべての存在が一つとなるということです。

民主主義は本来、すべての存在の意思を大切にするはずなのですが、
それは今、機能せず、世界に対立や混乱を生み出しています。
それは、人々の意識が表面的な違いに囚われているからです。
表面的な違いにより自己主張し、それが纏まらず、賢明な判断から遠ざかるのです。

この世界は一つの法則の下に運営され、表面的な違いは一つの本質に集約されます。
それは一人一人の人生の背後に流れる宇宙という大いなる意思です。

宇宙は絶対的で存在で、すべての存在がその意思の下、生かされています。
各々がそれと対話し沿っていく時、すべての存在が独裁者となり、
それが一つの纏まりとなり、この世界に真の調和がもたらされるのでしょう。

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そんなことを少しだけ大人ミーティングで話した時、いさどんは以下のように語りました。

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変化し続けることが宇宙の本質であり、宇宙は永遠に真実を解き明かしていきます
ですから、人間に出来ることは「現在これが真実」という考えを持つことであり、
「これが絶対」ということはなくなります。

現在の多くの争いの原因は、自分が正しい側にいるという観点によります。
「自分が正しい」という側に立たなければ、そこには争うエネルギーはなくなります。
この世界は永遠に変わり続けるだけであり、変わり続ける情報に過ぎません。
人々はお互いに情報交換をするだけとなります。
これがこれからの人類が得る必要のある発想となります。

この発想がないと人類は西暦3000年を迎えることはありません。
2000年から3000年の1000年紀も15年と半年が過ぎましたが、
人類は大きな変化の時を共有しているのです。

今、私たちが語る真理は、過去の宗教が語ってきたものと違いはありません。
ですが時代の分だけ変化しているのです。
宗教は真理を経典として固定化することで、大事を失いました。
真理は常に変化することを忘れてはいけません。

変化の時にはメッセンジャーが現れます。
破壊や秩序を示すためのメッセンジャーが登場するのです。
それが今の時代に見て取れます。

うつ病のようなトラブルもメッセージであり、新しい時代を切り開くためにあります。
ですが、そのことの奥を見なければ、うつ病の患者が一人いるだけとなります。
今、人間社会はうつで病んでいるような状態です。
地球環境も病んでいます。
それは地球が抵抗力を示し、人間に対しその矛盾を示している状態です。

今、太陽の黒点は異様な活動をしています。
地球のマグマの活動がおかしくなっています。

私たちは天体と共にあって、天体と共に生きています。
そのことを思い出す必要があります。

21世紀は宇宙時代となります。
人類はまだ宇宙ステーションに行っていますが、それは物理的なことであり、
宇宙にごみをまいているだけとなります。
21世紀は外ではなく内に向かう時代となります
宇宙は私たちの内面にも存在しています。
そして、それは私たちの真実です。

これからは人類の真実に出会う時代となります。
今まで人類は、自分たちの欲望を叶えることが豊かさで、
その延長に幸せがあると思っていました。
それが今まで人類の姿であり、そこに医療も経済も政治も宗教もすべてありました。
ですが、時代は新しくなり、今までの手法は上手くいかなくなっています。

宇宙の構造、宇宙と私との関係に気づくこと。
人間の中には自分自身の宇宙としての在り方が情報として眠っています。
ですが、それは自我にまみれていては分かることがありません。
それは、個人が自我という独裁者に囚われている状態です。
この状態では、他者との間に矛盾を生み出し生きることになります。

自らを自我の中に閉じ込めている枠を取り払い、宇宙という法の下に自らを解き放つ。
それが21世紀に人々に課せられているハードルとなります。
このことに気づかなければ、どんなに知識を学んできても、
それは人智であり、新しい時代を導くことは出来ません。

自我の囚われから自分を解放すれば、人間は宇宙そのものとなります。
そういうことが可能になるのがこれからの1000年紀です。

善と悪。正しいと間違え。

今、多くの人がこのような2元的思考をしています。
これからの時代は対立を超えて物事を立体的に捉える3次元の脳が必要となります。
3次元の脳を使うようになると極めて奇抜な発想が生まれるようになります。
その時、宇宙がここにいながら分かるようになるのです。

真理とは教育を受けて得るものではありません。
真理とは見えるものが見えたものに沸いてくるものであり、
その受け皿はすべての人間が持っているものなのです。

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自我と自らの中の宇宙。

それらを対話させながら、自我を宇宙という法の下、解き放っていく。
それを続けることで自分とこの世界に変化をもたらし続けること。

そんなふうに生きていこうと思っています。



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