腹で落とし込んでから理解し、それを天へと還す

最近、こんな文章に出会いました。

☆彡 ☆彡 ☆彡

「いはおとなりて」

この部分の解釈にも、完全解釈まで
九つの段階があります。

ここでは、
解釈するための最初の基礎を書いておきます。

さらに深く読み解くための指標となるからです。

「い」は「お」となりて

とはどういうことか。

古代から言霊は、多くの霊的な力を使う時に利用されてきました。

そして、
言霊の配列の差異によって、
宇宙の構造から精神の構造までが大きく異なる影響が生まれてきます。

日本語の五十音には数多くの配列が知られています。
現在一般的な現代音図「あいうえおかきくけこ・・・」の他にも、
天津菅麻音図、
天津太祝詞音図、
宝音図、
布斗麻爾音図など
いろいろあり、

それぞれの図で示される宇宙観や仕組みは異なりますが、
各々に魂の学びに必要な意図が込められています。

例えば、
「いろは」の歌は、
神から人へ伝えられる神示であり、

「ひふみ」の歌は、
人から神へ捧げる祝詞です。

瞑想と祈りのような関係にあります。

「いろは」には
神からのエネルギーを調律する作用もあるため、
古来から唱える人も多く、
ほとんどの人には意味は理解できずとも大切に残されてきました。

「いろは」も「ひふみ」も
どちらの内容も深淵であり、
普遍意識から読み解く必要があります。

このように
言霊の順序を変えるだけで、
諸力に働きかけることが可能となり、
大きくその力を利用できるようになります。

現在のところ、
ことのは(言葉)、

言霊の真の力を
本当に理解する人はまだあまりいません。

だから「君が代」の真の意味も封印されてきたのです。

現代五十音図の「あいうえお」の順では、
魂の学びの場を作るために、
あえて
宇宙の理がストレートに人に伝われないよう意図的に工夫されてきました。

そして、
新しい世界では「あおうえい」で表される宇宙の摂理に沿った世界へと移行します。

「あいうえお」の
「い」と「お」が入れ替わると
「あおうえい」
になります。

これが
「い」は「お」となりて。

そして、
このエネルギーシフトは、、
宇宙だけではなく、
個人の霊的覚醒も照応しています。

ヨガでは、
霊体脊髄を通して生命エネルギーを昇華していきます。
この時に利用する言霊は、
「あおうえい」です。

ヨガでは
実際にこの音霊を
エネルギー昇華の時に利用する技法が存在します。

この順序でなければなりません。

この順序であれば
人は
人体の中で最も動的な生命エネルギーの一つである性エネルギーを
昇華することが可能となり、

それによって
高次の意識状態へと導かれます。

つまり
物質世界に重点をおいた「あいうえお」では、
エネルギーの昇華は出来ないのです。

エネルギーは
留まっていることはできません。

下に放出するか
上に昇華するか。

人も
宇宙も
「あいうえお」の順序から
「あおうえい」へと移行することで、
スムーズにエネルギーの昇華が起こります。

地球は、
今回の物質次元での大きなサイクルを完了すると
新しいエネルギー領域でのサイクルに入ります。

そこでは、
初級段階の学びを終えた魂たちが、
さらに新しい魂の進化過程に入ることになります。

すでに
霊的覚醒を促進させる光が地球に降り注ぎ始めていて、
それは次第に強さを増しています。

その光によって、すべての生命の波動が上昇し始めています。
この高次の光によって、
私たちの感受性は増していきます。

それによって
目が覚めはじめ、
視野が拡がっていき、
今までの古い制限された観念から脱却し、
新しい世界へと移行することが出来ます。

今までも何度も
霊的な光が地球上に注がれる周期はありました。

しかしながら、
今回は人類の霊的覚醒だけではなく、
地球の進化が同時に重なる地球始まって以来の特殊な時期に当たります。

地球は、物質界における波動までもすでに高まりつつあり、
長い年月に渡り蓄積された歪の浄化が
あらゆる面で表出しています。

ある一定の周波数を超えて波動が高まると、
地球はその表現媒体を物質からエネルギー体へと移行します。

「あいうえお」から「あおうえい」へ。

それを表現したのが、
「い」は「お」となりて

ここが、
君が代の核心部分になります。

そのエネルギーシフトの内容と法則は、
数字で表すと三三〇一四
で表わされます。

つまり
さざれいし
です。


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「あいうえお」で一番初めの「あ」はカタカムナでは「アウノスヘシレ」の「ア」です。「アウノスヘシレ」は「ヒフミヨイ」「マワリテメクル」「ムナヤコト」のあと、「ト」で統合したあとの最初の響きが「ア」で、これは高次の「ヒ(始原)」、高次の響きであり現象界の一番初めとなります。

愛(アイ)は「ア」の位置(イ)であり、だからこそすべては愛から始まる。

上記はジイジの言葉ですが、「ア」の位置をチャクラで見ると胸部、ハートの位置となります。以下、母音とチャクラの位置を紹介します。

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鈴木俊輔著『御霊の法則』(徳間書店)によると
下のチャクラから順に「うおあえい」となっています。

次のように書いてあります。

①言霊「ウ」・・・会陰・仙骨(ムラダーラチャクラ)
②言霊「オ」・・・腹部(マニプラチャクラとスワディスタナチャクラ)
③言霊「ア」・・・胸部(アナハタチャクラとマニプラチャクラ)
④言霊「エ」・・・咽喉(ヴィシュダナチャクラ)
⑤言霊「イ」・・・頭部(アジーナチャクラとサハスララチャクラ)

また『アルファベットの事典』(創元社)によると

会陰部・・・ド・・・U 「ウ」
丹田・・・レ・・・O閉 「ウォ」
太陽神経叢・・・ミ・・・O開 「オ」
心肺・・・ファ・・・A 「ア」
喉・・・ソ・・・E 「エ」
第三の目・・・ラ・・・I 「イ」
頭頂部・・・シ・・・M 「ム」

となっています。


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あいうえお

高次の響きである「ア」がハートにやってきて、そのエネルギーが、頭部(イ)→会陰(ウ)→咽喉(エ)→腹部(オ)と移動していきます。高次の響き(ア)を頭で解釈し(イ)、それをそのまま落とし込み(ウ)、表現し(エ)、腹に収める(オ)。

こんな感じですかね。

そして、あおうえいは、

高次の響きである「ア」がハートにやってきて、そのエネルギーが腹部(オ)→会陰(ウ)→咽喉(エ)→頭部(イ)と移動していきます。高次の響き(ア)を腹で感じて(オ)、落とし込み(ウ)、表現したもの(エ)を頭で理解する(イ)。

こんな感じかなと思います。

「あいうえお」では、思考(頭部)という自我を経たエネルギーが最後、腹に溜まります。自我のエネルギーが行動(落とし込み)へと繫がるため、それは自分視点が強く反映されます。その結果、独りよがりになりがちであり、だからこそ、今の世界の混乱があるのだと思います。

一方、「あおうえい」では、まず腹で落とし込んだエネルギーが思考(頭部)を経て、頭頂から天へと還っていきます。ハートで受け取ったものを腹で落とし込んで天へと還すのです。自我は腹で落とし込んだものから学ぶのであり、そのエネルギーはそのまま天へと還っていきます。自我は学びの中で成長し調和的になっていく。それが「あおうえい」なのだと思いました。

「あいうえお」から「あおうえい」

そのエネルギーの動きの違いを意識し、まず腹で落とし込んでそこから学び、そのエネルギーを天へと還します。

カタカムナの5首6首です。







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