生活を通して心を学ぶ

1月10日~12日まで。木の花ファミリーでは大人サミットが開催されています。

大人サミットの「大人」とは、年齢に関係なく、「大きな精神」を持つ人を意味します。
 自らの意識が世界を創造している、という自覚と責任を持ち、個人の枠を超えて、他者のため、地球全体のために生きる人 ─── それが真の「大人」です。

そんな大人として生きていくのはどういうことか?
サミット初日、いさどんは、語りました。
(以下の文章は、いさどんブログ『大人として生きていく』の要約です。

☆彡 ☆彡 ☆彡

今、日本の財政は自己破産状態にありますが、政治家や企業の経営者たちは、子どものように分別がなく、社会を一方的に物・金の価値観に誘導しようとしています。そして、人々の心は、物やお金に依存するようになっています。世界観が狭く未熟で、他の生命のことを考えない、ひとりよがりの生活をしている状態です。
本来、人間の優れた能力は、この世界の中で自分たちのポジションを悟り、世界に貢献していくためにありました。ですが、今の人間は、傲慢になり、自然を思うようにコントロールしようとし、このままでは宇宙にさえも、愚かな行為をもたらしかねない状態です。今、人類はタイムリミットを迎えようとしています。それは天盤の巡りや文明周期説からも見えることで、今の文明の成り立ちは終末を迎える段階に至っているのです。ここにおいて、人類が、現状を客観的に捉え、自らの中から変革を生み出し、新しい時代を迎えるのか?それとも、この世界によって人類が淘汰され、次の世界へ移行していくのか?今はそのターニングポイントにあります。
今、太陽の黒点の活動が変化してきています。それを受けて、地球のマグマが活動期に入り、地震や火山の噴火などの自然災害が起きようとしています。そこに人為による気候変動もプラスされるのです。生命すべての元は太陽の光にあります。黒点の活動の変化は、太陽の意志の顕れであり、人間の活動にNOを示していると取ることも出来ます。このような捉え方で地球上に起きていることを判断することが、天の声を聴くことになるのです。
大人の「オ」をカタカムナでひも解くと、上下前後左右の6方向に拡大・縮小するという意味になり、大人の視点から天を捉えると、天とはこの世界すべてとなります。この構造を理解し、生命のプラスとマイナスのエネルギーのバランスを秩序良く保つこと。それが健全な大人が生み出す社会です。このサミットをきっかけにし、大人としての意識に目覚め、天とは何か?地とは何か?生命とは何か?自分とは何か?生きるとは何か?ということを理解し、生きていきましょう。

☆彡 ☆彡 ☆彡

大人サミットでは、天の声を聴くこと。そのための柱を一人一人が立てることがテーマとなっています。

11日の午前中。大人サミットの参加者も交えて、どんと焼きが行われました。書初めや門松を燃やすことで、無病息災、世界平和などの願いを天・潜象界(ない世界)に還しました。以下、その様子を写真で紹介しますね。




点火前に集合写真を撮りました。



お神酒で乾杯です。

火を点ける前にみかちゃんが「おいわいえ」を歌っています。
着火されました。富士山を背景に煙が浮かび上がります。





みんなで歌を歌いました。






お餅を焼いています。
お食事前のお祈りです。







みんなでカタカムナ63首を歌っています。

木の花祭りの舞「四つ舞」です。

参加者の中には「みくさのみたから」を学ばれている方がいました。そして、その方がリードし、みんなで「みくさのみたから」を踊る時間も持ちました。






そして、この日の大人ミーティング。どんと焼の際、踊りをリードした方から「みくさのみたから」を木の花で取り入れては?という提案を受けました。僕はそれに対して、自分たちが心を大切にしていること。手法を重視していないことなどを伝えましたが、伝えたいことを充分には伝えることが出来ませんでした。どうしたらよいのか?思案しているところ、いさどんが語りだしました。

☆彡 ☆彡 ☆彡

あなたは「みくさのみたから」に出会ったばかりで新鮮に感じているように見えます。そして、まだ理解は浅く本質までには至っていないのではないでしょうか?そういう状態で、「みくさのみたから」を所有しているのです。人は本質を理解した時、そのものを手放し、流れに委ねることが出来るのです。あなたは今、新鮮な気持ちから伝えたい、広げたいという気持ちが強くなっています。それはニュートラルな状態ではありません。その気持ちから伝えようとする時、きっと抵抗に出会うこともあるでしょう。それはあなたにとって自分を知る機会となります。

主催者の飯田茂実さんがやっていることを聴きましたが、時代の寵児になっていることを感じました。「みくさのみたから」はとても速いスピードで広がっています。そこから浅く広がっていることが推察されます。このまま広がっていくと、飯田さんは大変になるのではないでしょうか?

私たちは、生活を通して心を学ぶことを基本としています。手法は大切にしていないのです。例えば、健康についてですが、私たちは「健康になる」ことを大切にしていません。健康は結果いただくものです。不健康は自分自身の状態を教えてくれる有難いものなのです。それを手法で直してしまうと、その問題をいただいたことを生かしていくことが出来ません。常に心を学ぶこと、緻密に見ることがベースにあるのです。それを基本として出会いや縁を大切に取り入れるものもあります。例えば、カタカムナ地球暦がそれに当たります。そして、一度取り入れたならば、僕たちはそれを深く追求していきます。

「みくさのみたから」については今のところ分からないというのが正直なところです。どちらにしても、今のあなたが持っている「広げたい!」という気持ちに私たちが乗ることはありません。もっと奥に大切にしているものがあると思うのです。そこは共有することが出来たらいいと思っています。

☆彡 ☆彡 ☆彡

天とはこの世界のすべて。この世界に起きるすべての出来事は天からのメッセージです。そこから心を見詰めることは、自分を知る機会となります。いさどんはそのことを上手に伝えてくれました。もし、いさどんの話がなかったら、この方には「自分の提案が断れた、気持ちが伝わらなかった」という残念な気持ちだけが残ったことでしょう。自分の力量不足を感じましたが、良い学びの機会ともなりました。人に大切な心が伝えられるように今回の経験を生かしていきます。

他の参加者の中にもいろいろな心の動きが起きています。大人サミットは今日の昼までです。どんな変化が生まれるか?それがこの世界になにをもたらすか?とても楽しみです。



0 コメント:

Your left Slidebar content. -->