自分の納得を超えてこの世界の実相へ

10日ほど前、僕はいさどんと以下のような会話をしました。

☆彡 ☆彡 ☆彡

いさどん:

最近つくづく思うことだけれども、今年ももう9月、確実に着々と毎日が来ている。
これは実は凄いことで新鮮なことの繰り返しなんだよ。
宇宙的には瞬間瞬間全く未知なところに行っている。
この前お正月だったかと思ったらもう9月。すぐにも次の正月が来るよ。
そして人生はあっと言う間に終わっていく。

こんなふうに宇宙の時間から観ると人生はあっという間に終わる。
時代の流れに個人の人間が関与するのはほんの少しだけ。
ほんの少ししか関与しないけれども、
広く宇宙の端っこから端っこまで観るような思考を持たないと、
ほんの瞬間を見るだけでなにもならない状態で人間の人生は終わってしまう。

こういうことを考えるのだけれども、これは俺の思考回路からしたら当然のことなんだ。
だけれども、普通の人からすると「すごいこと考えているね」ということになる。

なかのん:

そうだね。大抵の人は目の前の暮らしをどう豊かにするかということで頭がいっぱいだから。

いさどん:

そして変わらない毎日を繰り返している。それはむなしくないのだろうか?

肉体を持っていることは不自由なことで限定したところに閉じ込められることになる。
そして、その視点に留まると毎日は単調な繰り返しとなる。
だけれども人間は本来もっと永遠なるものなんだよ。
それがたまたま現象の世界に降りてきたためにすごい閉じ込められている。
肉体を持つことで不自由だらけになっている。
不自由というのは、他の自由を求めているか知っているから不自由と感じる。
人間は本来、自由を知っていて永遠なる存在。
それを語りつくすのが自分の役割だと思っている。

ここまでのことを語るとそうそう共鳴する人はいない。
オバマ大統領にしろ習近平国家主席にしろ安倍首相にしろこういう道理は分からない。
いくら地位が高いと言っても目の前の現実しか見ていない。
それは仕方がなくて、そうするとお友達はほとんどいなくなる。
でも絶対に「そうだったよね」というところ、永遠なる視点がある。

この世界はすごい限定された世界。

人々がそのことに気づきその限定を解除した時に今の矛盾はなくなるはず。
もっとも宇宙的にはそれと同時に新たな矛盾に入るのだけれども。

なかのん:

それがどんな矛盾かは分からない。

いさどん:

それは今は語ってはいけない。これはスケールの問題。

特定の枠をもらい古い枠から新しい枠にいくと発展したように感じるが、
実は継続していくとそれも枠となる。
そしてまた枠を取っていくという作業になっていく。

なかのん:

その繰り返しがダイナミックになっていく。

いさどん:

それはダイナミックというけど、
今、人間が考えているようなジェットコースターに乗っているダイナミックとは違う。
それは多次元間のダイナミックと言える。

そういうことを語っている自分が毎日この肉体に付き合っているんだよね。
そこまで分かったらもういいのにね。

なかのん:

まだ役割があるから天が呼んでいない。

いさどん:

役割があるとしたらこの視点を発信し続けること。
もう今までの時代は終焉を迎えるのだから。
だから理解されようと理解されまいと関係なくこの視点は伝えなければならない。

☆彡 ☆彡 ☆彡

思い返すと僕は矛盾のない生き方を求めて木の花ファミリーのメンバーになりました。

環境破壊と経済格差、先進国で大量に廃棄される食料と途上国での飢餓と貧困。
平和のための軍隊から生み出されるテロと難民。
様々な矛盾に満ちたこの人間社会。
今の社会で何の考えずに生活しているとその動きに絡めとられていきます。
僕はそこから抜け出したかった。
そして矛盾のない木の花ファミリーの暮らしを選びました。

それは自分の納得のいく人生を求めた結果で、僕は納得の行く人生を手に入れました。
そして物理的には矛盾のない暮らしを続ける中で僕は意欲を失っていきました。
当時の僕にとってはただその暮らしを維持していればよく、
それ以上の向上は必要ありませんでした。
僕は自らが定めた到達地点に立っていたのです。
そんな中、大人ミーティングで場創りをするつもりはないと宣言をし、
心磨きをしない僕はオフィス障がい者の認定を受けるようになりました。
 ※詳しくは、「まなこい」から11ヶ月 をお読みください。

そんな僕が今ではいさどんと上記のような会話を楽しんでいます。
心の探求に意欲を持って日々を楽しみ暮らしているのですから人は変わるものです。

矛盾だらけのこの世界で、自分が矛盾のない生き方をすればそれでいいのか?

そんなことはありません。

もしそこに完全に矛盾がないのだとしたら、それは切り取られた世界で、
自分の納得を満たすためだけの思い込みの世界です。

この世界の矛盾は僕の矛盾であり僕は世界の矛盾を生き続けるのです。

この世界は変化し続けています。
僕が納得しようとしまいと関係なく変化し続けています。
ならば、僕の納得なんてどうでもいいのです。
いやむしろ、納得できないことが自分の枠を広げ真実へと誘うのです。

この世界では狭い自分の枠からは納得出来ないことがたくさん生じます。
その時、納得を求めることが執着や不満、現実逃避に繋がり意欲を奪っていくのです。
だから常に自分の納得したい心を超え続けていくことが大切です。
そしてこの世界をただただ探究し、そしてただただ感じて味わっていくのです。
その先に真実が浮かび上がり、それは時と共に変化し続けます。

僕と世界は一つ。

時と共に変化し続けています。

宇宙と一緒に未知な道を旅していきます。

朝の富士山です。その姿は毎日変化し続けています。








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