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想いを通して新しい何かを生み出していく

バングラディッシュの首都ダッカでレストランが襲撃される事件が起きました。
僕はこのニュースを目にした時、藤崎亜矢子さんのことを思い出しました。
(亜矢子さんは昔お世話になったプロセスワーカーです。)
そして、メッセージを出そうと思いパソコンを開けたら、
すぐに亜矢子さんのFacebook投稿が目に入って来ました。

☆彡 ☆彡 ☆彡

テロリズムのニュースを聞くのはいつも辛いものですが、今回のダッカのニュースは特に堪えました。それは一週間前に妹の住んでいるダッカを訪ねたので、妹や知り合い、そして自分自身が犠牲になっていたかもしれないと想像してしまうだけでなく、同じような想像をテロリスト側にもしてしまうからです。
12年ほど前にダッカに2ヶ月ほど滞在して、ストリートチルドレンのために働く現地のNGOワーカー(オポロジョバングラデシュ、シャプラニール)たちにカウンセリング/コミュニケーション研修をするという機会がありました。そしてその2年後にまた研修をしました。そのときに学んだのは、ストリートチルドレンにとって最大の脅威は人身売買をする人だということです。彼らも善意のNGOワーカーも親切そうに子供たちに近づくために、子供たちはNGOワーカーと人身売買商人を見分けないとならないのでした。


今回の滞在で学んだのは、今や新たな脅威は過激主義者が経営する学校だということです。多くのNGOのようにこうした学校は住む場所や教育を提供しますが、そこで子供たちを洗脳してしまうそうです。ですからもちろんその可能性はほとんどないのですが、「テロリストは知っている男の子かもしれない」「自分もこうした貧困の中に生まれたら私もそうなってしまうかも」とつい考えてしまいます。善悪の境界というのがあいまいになり、犠牲者もテロリストにも思い入れてしまいいつも以上に心が痛みます。
☆彡 ☆彡 ☆彡

この世界には悲しい出来事が溢れていますが、
それらは人々の日々の姿勢が生み出しているものであり、
自分も関係しているのです。

だから日々の暮らしの中で、対立を超える新しい価値観を生み出し、
それを未来に繋げていくことが大切になります。


話しは変わって今朝、僕は散歩中に野良ネコに出会いました。
出会った瞬間、相手が僕のことを警戒していることが伝わって来ました。
それに対し、僕は深呼吸し、心を鎮めました。
そして、友愛の気持ちを向けてみました。
すると、ネコも落ち着き、その場で座り込みました。
こんなふうになると、僕の中にネコを撫でてみたい気持ちが生じてきました。
ですが、相手は野良ネコです。
普段あまり人に接していません。
そんなネコが人に撫でられることを求めているわけはないのです。
少し近づこうとすると、ネコは離れていこうとしました。
僕は再び、心を鎮め友愛の気持ちを向けると、
ネコは再びその場に座り込みました。
しばらくして、僕はネコに気持ちを向けながらその場を去りました。


想いが生じた時、それを叶えようとすると無理が生じることがあります。
ネコを撫でようとする行為がそうだし、テロはその極端な形と言えます。
そして、それは自分の思考の延長線上にしかありません。

想いが生じた時、その想いを通して、世界の中で対話をしていく。
相手の気持ちや世界の流れを感じながら。

その時、きっと新しい何かが生まれ、
それは自分の想像を超えたものとなっていくのです。

自らに湧き上がる想いは世界との対話の材料です。
きっとそれを通して新しい何かを生み出していけるのです。

今、多くの人が自らの思考の延長線上で想いを実現しようとしています。
その姿勢がテロに繋がっているのだと思います。

もし、世界の人々が自らの想いを対話の材料と考え、
世界に対して開かれていけば、
新しい何かが生まれ続け、それはきっと世界を調和に導いていきます。

そして、その調和はすべての存在を生き生きさせていくことでしょう。

テロのニュースと散歩中の野良ネコとの出会い。
全く関係のない2つの出来事を通してそんなことを思いました。


今朝の富士山と太陽です。ちなみに今日は新月。新しい始まりです。



心が変わればすべてが変わる

人類の可能性を切り拓く」で紹介しているように、
木の花ファミリーでは今、医療革命へ向けた取り組みをしています。
それは心への取り組みであり、心を変えることによりすべてを変えていく取り組みです。

昨晩の大人ミーティングではその話題を受けていさどんは以下のように話し始めました。

☆彡 ☆彡 ☆彡

心が変わればすべてが変わる。

その言葉を聞いてテロが浮かんできました。テロも人類の病気と言えます。
最近、イギリスは国民投票でEUからの離脱を決めました。
それに対して世界中が自国の通貨のレートや株価を気にして反応しました。
これも病気と言えるのではないでしょうか?
今、イギリス国内は世論が分断しバラバラになっています。
国民投票をやり直したいという声も生まれ、これは一種にうつ状態です。
このように見ていくとこの世界は病気だらけです。

☆彡 ☆彡 ☆彡

この話を受けて、僕は思いました。

イギリスの国民投票の結果を受けて、株価は大きく下落し、
その後の1日間だけで、世界の株式市場で2兆ドルもの含み益が喪失したようです。
businessnewslineより)

ですが元々、株価は実体経済よりもはるかに大きな数字となっています。
実体の伴わない数字により経済が運営され、それが時に実体経済を脅かすのです。
株価はイメージの世界と言え、それが世界を覆い、実体を見えなくしている。
そんなふうに思えます。

そして、その姿が人間の病気にも当てはまると思ったのです。

人間の心はいろいろな想像やイメージを生み出します。
それがその人の人生を覆い、実体を見えなくしていきます。
心が生み出した想像により人生が営まれ、それが時に実体(肉体)を脅かしていく。
それが病気なのだと思います。

今、多くの人が自らの実体(実態)を知らずに、
自らが生み出したイメージに翻弄されて生きています。
それが今の病気とも言える世界の状況を生み出しているのです。

それは人間の心が生み出しています。

だから心が変われば世界が変わり、すべてが変わるのです。

そのために一番必要なことは自らの実体(実態)を知り、それと向き合うことです。
実体(実態)と向き合うことで、人は自らが生み出したイメージや想像の奥に辿りつきます。
この時、人は自らの意思で新しいイメージや想像を生み出すことが出来るようになります。
そして、それが実体(実態)へと影響し、本当の変化へと繋がっていくのです。

宇宙や自然は常に変化し続けています。
ですが、人間は実体(実態)を離れ、イメージに翻弄されることで、同じことを繰り返すのです。

大切なのは実体(実態)に立ち返り、そしてそこと向き合うことです。
その時、宇宙や自然の本質通り、人は変化し続けていきます。

それは精神革命であり、一人一人の精神革命が新しい世界を生み出します。

そんな未来に向けて、共に語り合いたい方には以下のイベントをお勧めします。
共にわくわくする時間を過ごしましょう(^-^)

7月16日~18日 第10回大人サミット 地球会議 in 木の花ファミリー


そして、もう一つ宣伝。


木の花ファミリーから新しいサイトが生まれました。
その名も、木の花ファミリーで起きたことを検証する です。
副題は、「人類の可能性に挑戦する、大いなる実験場」
宇宙や人類の本質を明らかにし、新しい未来を描き出すサイトです。
これから順次、更新されていくので、お楽しみに(^-^)


6月2日玉ねぎ収穫の際の写真。実体のある暮らしを営んでいます。






新しい価値を生み出していく。

23日のお昼の時間、テレビを見ていたら、沖縄県糸満市で行われた「沖縄全戦没者追悼式(慰霊の日)」の式典が生中継されていました。翁長知事安倍首相のスピーチを聴きながら、双方の隔たりの大きさをあらためて感じました。

太平洋戦争で戦地となり20万人の犠牲者を出した沖縄。
その後も基地の負担など戦争を身近に感じて続けている沖縄と本土の認識は大きく異なります。
それは原爆の被害と受けた広島、長崎と他の地域との差についても言えるでしょう。

日本という一つの国となっていますが、その中には様々な違いがあり、
それが人々の対立となり続けている現状があります。

そして24日。イギリスが国民投票によってEUからの離脱を決定しました。

6月21日の夏至を過ぎて、宇宙的には統合の時代が本格的にスタートしたと言われています。
 ※「よあけて であえて」第1話『宇宙時間』参照
ですが、現状の人々は対立を続け、そして、イギリスはEUからの離脱を決定しました。
それは宇宙の流れと反対の動きのようにも見えますが、そうではないのだと思います。

日本やEU、今まで一つに見えていたものは表面的なものであり、
中身はバラバラであり、それが今、噴出しているのだと思います。
それはそれぞれの実態に向き合う機会となり、それぞれが実態を超えることで、
これから真の統合が生まれていくのでしょう。

イギリスのEU離脱を受けて、株価の下落や円高など様々な経済的影響が出ています。
そして、イギリスとEUとの間では離脱交渉を巡り対立が生まれています。

日本のマスコミはそれらの出来事を「自国の利益」という観点から報道します。
そして、多くの人々の視点もそれに染まっています。

国と国が繋がる時、それはお互いの国益に適うからであり、友愛からではありません。
ですから、利益に反すると判断される時、国と国は離れていきます。

繋がったり離れたり。

その繰り返しで、繋がっている時も、離れている時もお互い自国の利益を考えています。
その本質に変化はなく、そこから真の平和に至ることはありません。

日本での沖縄と政府の対立。そして、イギリスのEU離脱。
その他にもこの世界には今、様々な対立や困難が渦巻いています。
それらの困難は人間の実態を浮き彫りにしてくれます。
そして、それは人間に変化を促しているのです。

人は自分の実態を知り、それと向き合うことで変化していきます。
今、人類全体がそのチャンスを頂いているのです。

だからこそ、それぞれの人が日々の生活で自分自身の実態に向き合い、
新しい価値を生み出していくことが大切です。

それは得ようとする態度からではなくいただく姿勢から生まれます。

木の花ファミリーのみんなとの暮らしの中で、僕はそんなふうに生きていきます。

その先に平和な社会が実現することを信じて(^-^)


6月27日ジャガイモ収穫の写真です。

☆彡 ☆彡 ☆彡 ☆彡 ☆彡 ☆彡 ☆彡


木の花ファミリーから新しいサイトが生まれました。
その名も、木の花ファミリーで起きたことを検証する です。
副題は、「人類の可能性に挑戦する、大いなる実験場」
宇宙や人類の本質を明らかにし、新しい未来を描き出します。


☆彡 ☆彡 ☆彡 ☆彡 ☆彡 ☆彡 ☆彡 

2016年7月16日~18日 第10回大人サミット 地球会議 in 木の花ファミリー

人は自分の実態を知り、それと向き合うことで変化していきます。
そして、一人一人の変化が世界を変えていきます。
そんな変化を生み出すための3日間です。是非、ご参加下さい。






結果を追い求めるのではなく結果から自分を知る

5月20日の富士山からの日の出です。

5月20日は24節気で「小満(しょうまん)」。
そして、僕が木の花ファミリーに移住して7周年の記念日でした。
僕は今、木の花での8年目の日々を過ごしています。

6周年を迎えた昨年は、「願いから自由になるために生まれてきた」というブログを書きました。

この頃の僕には強い願いが湧いてきていました。
そして、それを振り払おうとしてこのブログを書きました。

ですが、この後、僕は「願い」に翻弄されることになります。
 ※詳細は以下のブログをお読みください。

 心を磨いた結果出会うこと。

 正しい自己認識が世界を変え、世界に平和をもたらす。

 相応しいものになっていく。

 空っぽへのあこがれ

「願い」に翻弄されることで、自分自身を知り、そして、その「願い」の奥を知りました。
結果、僕は願いから自由になりました。

「7」はカタカムナでは質的転換を表す数字です。
木の花ファミリー7年目の1年間で僕は質的転換を果たしました。
それは個人の願いではなく天の意志に基づいて生きるということです。

そして「8」はカタカムナでは飽和安定。
僕はこれからの1年で天の意志に基づく生き方をより強固なものにしていきます。

今、僕は体調を壊し、咳が止まらない状態となっています。
この咳は僕が意図したものではありません。
天とは何かを尋ねると・・・」にも書きましたが、
自分が意図していないものはすべて「天」なのです。
だから、この咳は天が与えて下さっています。

なぜ、天は僕に咳を与えて下さるのか?
最近の自分に思いを馳せます。
すると結果を求めて無理をしていた自分自身の姿が見えてきます。
この咳は結果を求めて無理をしたことに対する答えです。

結果は求めるものではなくいただくものです。
過去から未来へと繋がるこの世界においてはすべての瞬間が今まで生の結果です。
人は常に結果をいただいているのです。
そして、その結果から自分を知ることが出来るのです。

とはいえ、今とは違う結果を求める時もあるものです。
ですが、それを無理に引き寄せる態度は世界に歪みを生み出します。
沢山の人々が今とは違う結果を求めて、
そして沢山の歪みが生じて今の世界は出来ています。
このような中、結果を無理に求めても世界に新たな歪みが生まれるだけです。

結果を求めるならば、その結果に相応しい自分になることです。
その時大切になるのは日常の地道な積み重ねであり、
プロスポーツ選手ならば普段から身体作りをし、コンディションを整えています。

僕たちは心の道を探求するスペシャリスト。
ならば、日々の心の動きを緻密にチェックし、常に客観的な位置に立ち続けることです。

大切なのはそれだけで、その姿勢からずれていたから咳を与えてもらいました。

それに気づいたらリセットしニュートラルになるだけです。

最近僕は、木の花ファミリーのみんなと塚本晋也監督の映画「野火」を観ました。

太平洋戦争末期のフィリピン戦線を舞台に極限状態に追い込まれていく主人公の姿。
人間の醜さと自然の美しさが対照的に描かれています。

こういう映画は戦争の悲惨さを再確認する機会となります。
そして、多くの人が二度と戦争を起こしてはいけないと思うのではないでしょうか?
ですが、なぜか世界から戦争がなくならない現状があります。

昨年の夏、日本では安全保障関連法案を巡り大きなうねりが生まれました。
賛成派も反対派も平和を求めているのに、結果、対立しているのです。
それはそれぞれの立場の人が求める結果に固執しているからではないでしょうか?

今週、アメリカのオバマ大統領が被爆地・広島を初めて訪問します。
それは歴史的な出来事で、大きな流れを感じます。
核廃絶、そして人類の平和へ向けての大きな一歩ともなりえます。

ですが、本当に大切なのはきっと出来事や形ではないのです。

共和党の大統領候補となることが確実なドナルド・トランプ氏は、
以前に日本の核武装を容認する発言をしています。
そして最近、北朝鮮の金正恩労働党委員長との会談に前向きな発言をしました。
それは北朝鮮に核開発を放棄させるためです。

相矛盾するようにも思える発言ですが、どちらも選挙を意識したパフォーマンスなのでしょう。
そんなトランプ氏の支持率が民主党のヒラリー・クリントン氏の支持率を上回りました。
トランプ氏が次期大統領になる可能性が大きくなったということです。

それがアメリカ国民の意識だとしたら、
オバマ大統領の広島訪問もパフォーマンス以上の意味を持たない可能性もあります。
それでは真の平和に繋がることはないでしょう。

表面の出来事や形に目を奪われ、それを求めても、人々は望みに翻弄され続けるだけです。

オバマ大統領がアメリカの大統領として初めて広島を訪問します。
その出来事を通して、人類が歴史を客観的に振り返り、人間についての学びを深めていく。
そして、全ての出来事に対する慈しみの心を育んでいくこと。
それが出来た時、この訪問が本当の意味で生かされていくのでしょう。

結果を追い求めるのではなく、結果から自分を知ること。
表面の出来事ではなく、その奥に流れている心に思いを馳せること。
そして、調和に向けて自分の人間性を高めていくこと。

真の平和が実現するために必要なのはそういうことなのです。

僕はそう確信しています(^-^)










ただただ自分と向き合い自分を知り自分を超えていく

NHKスペシャル「シリーズ激動の世界」全3回を木の花ファミリーのみんなと観ました。
EU、ロシアに続き、16日はアメリカがテーマとなっていました。

冷戦終結から超大国として世界に君臨していたアメリカですが、
その力に陰りが出てきています。
その影響で中東では力の空白が生まれ、混乱が生まれています。
それがヨーロッパへ押し寄せる大量の難民へと繋がっていきます。
そして、アメリカにとって代わろうとロシアや中国が台頭し、対立姿勢を強めています。

アメリカの凋落。それは金と軍事力による支配の時代が終わろうとしている兆しです。
ですが、中国もロシアも金と軍事力により新たな支配を生み出そうとしています。
そこからは希望は生まれません。

歴史を紐解いていくと、今の状態が当然の結果であることが見えてきます。
例えば、中東です。
力の空白により混乱が生まれていると番組では放映されていましたが、
人々が争いなく暮らすためになぜ力による支配が必要なのでしょうか?
穏やかに暮らす人々に力による支配は必要ありません。
中東で争いが起き、混乱しているのは、
イギリスやアメリカが苦しみの種を蒔いてきた結果です。

今の混乱はそれを清算するために起きているのではないでしょうか?
その先に力による支配を必要としない新しい暮らしが生まれます。

時代の流れを読み解く視点があれば、未来への希望が見えてくるのです。

大人ミーティングでは、この番組からいろいろな話に発展しましたが、
共通して言えるのは、今までの価値観が生き詰まり終焉の時を迎えているということです。

一人一人が真実に目覚めること。

必要なのはただそれだけです。すると時代が新しい世界を見せてくれるようになるでしょう。

みんなとそんなことを語り合う中、僕は2008年6月3日に書いた文章を思い出しました。
タイトルは「飼いならされないために。」です。
ここでそれを引用してみます。

☆彡 ☆彡 ☆彡

僕達の生活はそれなりに豊かだから、それでいいじゃんで過ぎていく毎日。 
その奥では格差、貧困が進み、自然環境は壊されていく。 
一部の人達が巨大な利益を上げていく。 
僕達はそのおこぼれをいただく。 
でもそれは昔にしてみたら貴族の生活。 
そんな中で僕達は飼いならされていく。 
環境や一部の人達を犠牲にして。 
そのことに眼をつぶって。 

大切なことがないがしろにされ続けても、 
自分の生活はそれなり豊かだから、 
それでいいじゃんで過ぎていく。 

僕達は飼いならされていく。 
その中で様々なものがないがしろにされていく。 

「自分を守らなければならない」 
という恐怖のもと、人と人が切断されていく。 

飼いならされないために。 
僕は飼いならされないと宣言する。 
おかしなことはおかしいという。 

飼いならされないために。 
僕は私心を捨てる。 
それが恐怖を克服することに繋がるから。 

飼いならされないために。 
僕は勇気ある仲間たちを大切にする。 
それが僕に勇気を与えてくれるから。 

飼いならされないために。 
僕は心を静め、自分の心の奥底に触れ続ける。 
それが僕に静かな自信を与えてくれるから。 

飼いならされないために。 
僕は少しずつでも行動し続ける。 
それが明るい未来に繋がるから。 


☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ 

ネイティブ・アメリカンに古くから伝わる言い伝え 

地球が病んで 
動物たちが姿を 
消しはじめるとき 
まさにそのとき 
みんなを救うために 
虹の戦士たちが 
あらわれる。 

★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ 


虹の戦士の一人であることが出来るように。 
僕は飼いならされないと宣言する。 




☆彡 ☆彡 ☆彡

この文章を書いたほぼ1ヶ月後の2008年7月19日。
僕は初めて木の花ファミリーを訪れ、その後移住し今に至っています。

今、僕は仲間に恵まれ矛盾のない生活を送っています。
大切なことを大切に出来る生活です。

この世界では一部の人たちが利益を上げ、それにより格差が広がっています。
それは確かに事実でしょう。
では彼らが人々を支配し飼いならしているのでしょうか?
表面的にはそう見えるのかもしれません。
ですが、今、僕はそうではないと思っています。

僕らは感情や欲求を持って生きています。
それを際限なく満たそうとする時、僕らは感情や欲求に翻弄されるようになります。
それは自分が感情に支配されている状態です。
その姿勢が外の世界に支配者を生み出し、僕らは飼いならされていくのだと思います。

おそらく支配者となっている人たちも彼らの感情に翻弄されています。
ならば、同じように支配され大切なものを失っているのです。

みんな同じ。この世界はみんなで創っているのです。

支配者から民衆に権利を取り戻す。

そんな英雄物語を僕は好んでいました。
ですが、このような物語は人々の感情を満たすだけなのかもしれません。
なぜなら、みんなが支配者であり、犠牲者であり、傍観者であるからです。

自分がヒーローになることで外の世界に悪者を生み出します。
みんな、悪者であるよりもヒーローになることを好みます。
それぞれの立場で悪者を押し付け合い、この物語はずっと続いていくのです。

これは英雄願望に翻弄されているだけなのではないでしょうか?

みんな同じ。この世界はみんなで創っているのです。

その事実を見通す時、人はすべての立場を超えていくことが出来ます。
それが本当の自分を取り戻すことであり、この世界に調和をもたらすのです。

これは僕が木の花ファミリーのみんなと暮らす中で得た確信です。

ただただ自分と向き合い自分を知り自分を超えていくこと。
必要なのはそれだけです。

2月14日から開催される1ヶ月の真学校ではその方法をみんなで学んでいけます。
是非ご参加下さい(^-^)


木の花ファミリーのみんな(1月16日恵みいただきますにて)








今までの自分を振り切る

2月締めきりの農事組合法人決算、そして3月15日締めきりの一人一人の確定申告。
僕にとって忙しい時期がやってきました。
2月~3月に掛けて、ここ数年僕はずっと体調を壊し、仕事はギリギリとなっています。
そのためでしょう。みんなの中に僕を心配する声も聴こえるようになりました。

そしてともちゃんいさどんに相談をしました。

なかのんはどうなんだろう?

と。でも、ともちゃんは僕の状況を具体的には把握していませんでした。

具体的な状態を把握せずに相談をされてもいさどんは困ってしまいます。
そして、情報を曖昧なままにして気に病んでいるのは、無駄なエネルギーとなります。

いさどんはともちゃんにそんなことを伝えました。そして、

明確にしよう!

ということで昨日、オフィスチームでミーティングをしました。

その場で僕が以下のようなことを伝えました。

昨年の2月。僕の睡眠時間が普段より短かったかというとそんなことはありません。
むしろ普段より長かったぐらいです。それでも調子を崩していきました。
それはそれだけプレッシャーが掛かっていたからです。
プレッシャーから身体が硬くなり、作業も思うように進まない状況になっていました。
仕事を進めようとし、人との交流を減らしていたのも心の面ではマイナスに作用していました。
※この時のことは「世界のお金がみんなのお金になるように」に書かれています。

その教訓から今心掛けているのは、以下の3点です。

一つ一つの作業を確実にこなしていくこと。
人に頼めることは頼むようにしていくこと。
オフィスに籠らずに出来るだけ人を接するようにすること。

今年は大丈夫!

と確信を持って言うことは出来ません。ただ、最善を尽くして後は結果をもらうだけなのです。
オフィスチームのみんなはそんな僕の言葉に理解を示し、サポートすると約束をしてくれました。

その後、いさどんが声を掛けてくれて、話をする時間を持ちました。

ともちゃんがいさどんに相談したこと。
それは余分なことです。
状況が曖昧なまま、いさどんに相談をする。
そして、いさどんが状況を解決をするならば、僕たちに成長はありません。
そんな姿勢でいては駄目なのです。

まず自分たちで明確にしていこうとする姿勢が大切になります。

ともちゃんが僕に対して余計な心配をしていたこと。
これは僕とともちゃんとの間で気持ちが通い合っていなかった現れです。

もし気持ちが通じ合っていたら、細かい確認をせずとも、
なんとなくお互いの状況は分かるものです。

それが「あうん」というもので、僕らはそれを表現することを目指しています。
ですが、そこには至っていないわけです。

それならば、まずは言葉で明確にしていく必要があるわけですが、
その姿勢もなかったため、ともちゃんがいさどんに相談することになったのです。

それは心配を掛ける自分、心配をするともちゃん、双方の未熟さの現れです。
日頃からもっとお互い相手の心に気持ちを向けていく必要があるのです。

いさどんとの話からそんなことを確認しました。

いさどんが僕に声を掛けてくれたのは、いさどんのやさしさです。
そのやさしさが僕らの未熟さに対する愚痴となってしまっていました。

もっと豊かな話が出来るように。

この出来事を無駄にせずに生かしていこうと思っています。

話しは少し変わって。

いさどんと話した時、今「切れる」という言葉が浮かんでいると聞きました。
切れるとは過去、今の自分を振り切ることです。
そこから新しい自分や新しい展開が生まれます。
それは世間や評価を気にする視線を振り切ることも意味します。

世界を見れば、先日、北朝鮮が核実験をしました。
それに対し、韓国が南北軍事境界線付近での宣伝放送を再開しました。
北朝鮮を巡って緊張が高まっています。(毎日新聞参照)

中東では、サウジアラビアはイランに対して国交断絶を言い渡し、
スーダンとバーレーンもそれに追随しています。(NHKニュース参照)
このことはシリアでのIS対策に大きく影響すると思われます。

世界は大きな混乱の中にあります。

その混乱は今までの人々の価値観が作ったものであり、
今、価値観は根底からひっくり返る必要があるのです。

世間の評価も今までの価値観に基づくものです。
ならば、それを気にする必要があるのでしょうか?

評価を気にせず本当に大切なことを発信していく。
その姿勢が新しい未来を創っていくのだと思います。

日々の生活はその土台となるものです。
日常生活を通して地球の新しい未来を創っていけるのです。

1月30日に行われる富士浅間木の花祭りでは、舞い踊り、歌うことで
そんな世界を表現します。是非、いらして下さいね。







一人一人の手の中にすべてがある。

昨夜の大人ミーティングでは「客観的視点を育む」をシェアしました。
その時、いさどんは以下のように語り出しました。

☆彡 ☆彡 ☆彡

選挙には沢山のお金が必要となります。
そこで立候補する人にはスポンサーがつくことになります。
候補者はスポンサーの意向を無視することは出来ず、
好きなことは言えないのです。

それは民主主義の弊害と言えるでしょう。

ですが、不動産王のトランプ氏にはお金があります。
スポンサーを気にする必要がありません。
なので、好きなことを言うことが出来るのです。

自分の意見をしっかりと言う。

それはいいことなのではないでしょうか?

アメリカは正義を掲げています。
ですが、自国の利益のためにベトナム戦争イラク戦争を起こしてきました。
沢山の人を殺して来ています。

アメリカは他民族国家と言われています。
ですが、中心となって国を動かしているのは白人です。

そのアメリカの本音、実態がトランプ氏の発言に現れているのす。

トランプ氏はアメリカ人の本音を引き出しています。
それは今という時代が生み出していることです。
それだけ今までの制度や仕組みが行き詰まっているということです。
ひと昔前ならば、トランプ氏がもてはやされることはなかったでしょう。

アメリカ人の本音を引き出しているトランプ氏は今、人気を得ています。
ですが、大統領になることはないと思います。
なぜなら、トランプ氏が大統領になることは恥ずかしいことだからです。

本音と名誉。

その2つに直面し、アメリカ人は名誉を選ぶのです。

でも本当に大統領になったら面白いですよね。

なんにせよ、トランプ氏は時代が生み出した現象です。
時代の流れとして余裕を持って眺めているといいのではないでしょうか。

僕は、「客観的視点を育む」が読まれている途中で、このホールに来ましたが、
その場の空気が正解を出そうとして硬くなっているのを感じました。

ゆるゆるの状態で混沌としているのが良いのです。
だから僕は場を和ませるためにこんな話をしています。
ゆるゆるの状態でいると、自分にいろいろなものが入ってきます。
固定概念を持たないことが大切です。

今は沢山の情報が溢れています。
マスコミの情報が正しいとも限りません。
真実は情報から得るものではありません。
情報を組み合わせることで見える矛盾を感じること。
そして天からの直観を得ることが大切なのです。

☆彡 ☆彡 ☆彡

そして、これをきっかけにみんなでいろいろなことを語り合いました。
それを僕なりにまとめると以下のようになります。

昨年、日本では安全保障関連法案が可決されました。
それに反対する人たちが盛り上がり、本当の民主主義の芽生えとも言われました。
民主主義が良いものとしてもてはやされています。
ですが、民主主義はそれほど良いものなのでしょうか?

人々の意見を尊重する民主主義は、時に人々の違いを増幅させます。
人々の間に立場の違いによる分断をもたらされるのです。
例えば、チュニジアの国民対話カルテットは、分断の危機を対話で乗り越えました。
そして、そのことが評価されて昨年ノーベル平和賞を受賞しました。
対話という努力があって初めて民主化は促進したのであり、
それがなければ、争いや混乱を生み出すことにもなるのです。
 ※「不寛容や違いを超えて生きていく」も参照して下さい。

一人一人の人間性が向上しなければ、民主主義は欲望に基づく争いの場となります。
それは社会主義でも同様です。
大切なのは一人一人の人間の質であり、仕組みは後からついてくるものなのです。

理想は、天の意志の下に人々が集まり、みんなでモノを生み出していく社会です。
すべての人が天と繋がり、自分を超えて、みんなが幸せになるモノを生み出していくのです。

こういうことを言うと、木の花ファミリーではすぐに「そうだよね」となります。
ですが、これに反対する人たちも世の中にはいるのではないでしょうか?

彼らは「俺の利益はどうなる」と主張します。
そこには「自分の・・・」という自我(エゴ)が働いているのです。
それは分断の種であり、悪魔のささやきとも言えるのではないでしょうか?

一人一人の人間の中に悪魔が存在、そして目覚める魂も存在しています。
人々が悪魔に負けて、自らの欲望を求める時、
それに相応しい指導者が生まれ、世界は欲望にまみれていきます。
人は人の欲望に支配されていくのです。

一人一人の魂が目覚めることが大切です。
そんなターニングポイントに今、人類は立っているのです。

ターニングポイントを読み解く知恵。
それが木の花ファミリーにはあります。

興味がある方は是非、以下の案内する「一ヵ月の真学校」にご参加下さい。


■  ■  ■  ■  ■  ■  ■  ■  ■  ■  ■  ■  ■  ■  ■  ■  ■  ■  ■  ■  
2016年2月14日〜3月12日
木の花塾「1ヶ月間の真学校」を開催します!
今まで知らずにいた本当の自分自身に出会い、私たちはなぜ地球に生きているのか、その真の意味を知る、かけがえのない1ヶ月間を過ごしてみませんか。それはきっと、あなたの人生を豊かにし、この世界を豊かにします。皆さまのご参加をお待ちしています!
【 日 程 】2016年2月14日(日)〜3月12日(土)
【 会 場 】木の花ファミリー
静岡県富士宮市猫沢238−1
【 対 象 】■ 自分を変えたい人
■ 世界を変えたい人
■ 今の世の中をどこかおかしいと感じながら、どうすればよいかわからずにいる人
■ それまで知らずにいた本当の自分自身を知り、真に人生を謳歌したい人
■ この星に生きる人 すべて
☆ その他、2015年度受講生からは以下の人に薦めたいという声が上がっています。
■ 漠然とした不安がある人
■ 自分も他人も責め続けている人
■ 人を信頼したいという思いはあるが、できない人
■ 未知の世界があることを知りたい人
■ 出会った人 すべて
(詳細は受講生アンケートにてご覧頂けます。
 → 受講生アンケーヘ)
【 内 容 】
講座は「農」「食」「医」「経済」「環境」「教育」「社会」「芸術」と多岐に渡りますが、全講座に共通して学ぶことは、物理的な現象の奥に流れる深い精神性です。それまでに考えたこともない新たな視点に出会うことで世界観を大きく広げ、今社会はどのような状況にあるのか、その中で自分は一体どういう存在であるのかを紐解いていきます。
〈 講座一例 〉
人格を学ぶ講座(カルマ読み・地球暦・カタカムナ)/天然循環法の畑作/ファシリテーション/世界観を広げる/菩薩の里の経済/自然療法プログラム/食養生/有用微生物群の培養/天然醸造味噌作り/創造性と芸術/性と宇宙/自然再生と災害復興/持続可能な心の持ち方
*その他、誕生日会や季節の祭事、地域の食事会などのイベントも盛りだくさん!生活の様々な場面を通して、互いに助けあいながら宇宙の流れにそって生きる豊かなコミュニティの暮らしをリアルに体感できます。
*上記講座はあくまでも一例であり、プログラムは固定されていません。受講生との双方向の掛け合いにより、その時、その場で、もっともふさわしいものが提供されていく、誰にも予測不可能な世界に二つとないプログラムです。(→ 2015年度レポーをご覧下さい。)
【 主 催 】DSC00081
NPO法人ぐりーんぐらす

木の花ファミリーを母体として様々な社会貢献事業を行っているNPO法人です。
【 共 済 】
木の花ファミリー
詳細は、こちらをご覧ください!
「1ヶ月間の真学校@木の花ファミリー」
☆ご不明な点も、どうぞお気軽にお問い合わせください。
 電話 :0544-67-0485
 メール:info★npo-greengrass.org
 (★を@に置き換えてください。)

150313-225932




客観的視点を育む

このブログは「木の花ファミリーの経済から世界を見る」ということで、
世界情勢も話題の一つにしています。

日々の自分たちの暮らしや意識と世界で起きていることがどのように繋がっているか?
それらの意味するところは何か?
出来事の奥に意識を向けることで、それらを見出し、
木の花ファミリーの暮らしが持つ意味を考察し、伝えようしています。

そこで年初に当たって、時事問題も一つ扱ってみたいと思います。

2016年に予定されている大きな出来事の一つにアメリカ大統領選挙があります。
この結果は、今度の世界の潮流に大きな影響を与えるでしょう。

その大統領選挙では今、共和党候補の富豪ドナルド・トランプ氏が話題になっています。
不法移民の国外追放を訴え、シリア難民に対しても受け入れを反対しているトランプ氏。
最近では「イスラム教徒の完全入国禁止」を訴え差別発言として話題になりました。
こんなトランプ氏が共和党大統領候補争いで支持率一位となっているのです。

そんなトランプ氏について以下2つの記事は面白いなと思いました。


「トランプ現象」で浮き彫りになった米社会に「地殻変動」

この記事を要約すると以下のようになります。

トランプ氏の支持者は中産階級ラディカル(高卒以下の白人労働者)。
有権者の1/4を占める大集団です。
彼らの多くは、政治や経済政策が金持ち優遇となっていると不満を感じ、
移民に対しても自分達の仕事を奪っていると不満を感じています。
トランプ氏の発言はそんな彼らの期待に応える内容であり、
そこには(白人に対する)社会福祉的観点も含まれています。
トランプ氏の言葉はこんな彼らの支持を得ています。

ですが、アメリカ社会では、少数民族が多数派となるため、
少数民族を攻撃するトランプ氏の存在は共和党にとって悩みの種となっています。

その他、この記事には、中産階級ラディカルの目的意識の喪失、
アメリカ全体の左傾化など興味深い内容が多々書かれていました。

トランプの「切り札」人種カード

この記事では、トランプ氏のメッセージを以下の2つとしています。

アメリカ国内から人種や宗教の多様性を排除しよう
アメリカを再び白人が優勢を保っていた偉大な国にする

そして、トランプ氏は分かりやすい言葉とダイナミックなジェスチャーを用います。
恐怖と夢、希望を組み合わせて、支持者のモチベーションを向上させているというのです。

「移民は危険、だけれども自分はこの国を守り、強いアメリカを復活させる」

簡単に書くとこんな感じとなります。


今、シリア難民流入の問題を抱える欧州でも移民排斥の思想が広がっています。
入れ墨やヘイトスピーチ:欧州議会選で躍進した「各国の極右政党」とは?参照。

ここで注目すべきは、欧州の極右政党もトランプ氏も、
自国(白人)の福祉政策には力をいれている点です。
それは上記1つめの記事「アメリカの左傾化」という社会全体の傾向と一致していて、
それが支持基盤を増やす要因となっているのです。

共通するのは、自分の利益のための「社会福祉」を求めている点です。
自分の利益のために「移民を排斥」し「社会福祉」を充実させる。
そんな人々の心が欧州の極右政党やトランプ氏の支持に繋がっているのです。

それは人々や社会をどこに導くのでしょうか?
自分の利益を求めることが社会や自分を幸せにするのでしょうか?

上記2つ目の記事は、トランプ氏の支持者が恐怖と希望に翻弄されている姿を描いています。
感情に翻弄されている状態では、自らの幸せを求めることが自らを不幸にしていくのです。

トランプ氏の支持者は恐怖から他者を排斥すること自らの安全を守ろうとしています。
ですが、この行為は新しい敵を生み出すことになるでしょう。
安全を求めた結果、敵を生み出し、危険を増大させるのです。

このような事態となるのは、自分を超える視点、客観的視点が欠如しているからです。

人は様々な感情を抱え生きています。

感情を満たすことが幸せであり、感情のままに生きていきたい。

もしそう考えている人がいたら、それは捉え違いをしています。
感情的になることで発生するトラブルに多くの人が苦しんでいるのではないでしょうか?
それは感情に翻弄されている状態です。

そして、そんな一人一人の在り方が、
欧州の極右政党やトランプ氏の支持拡大に繋がっていきます。

それを克服するためには客観的視点を育むことが大切で、
群れで暮らす木の花ファミリーは常にそのための実践の場となっているのです。

そして、その暮らしは恐怖ではなく支え合う安心感に満ち溢れています。
安心感の中、客観的視点を育んでいく暮らし。
それはこれから地球環境が厳しい時代を迎える中、必要とされる暮らしです。
そんな暮らしを今年も発信していこうと思っています。

どうぞよろしくお願いいたします。

最後にこの暮らしの豊かさとして1月1日の様子を写真でお伝えしますね。

みんなで初日の出を観た時の写真です。

お昼の時間。お兄さんの須佐が小学生のお年玉を上げています。


夕食はおせち料理のビュッフェです。


1人前の料理です。


夕食後は子どもたちが企画した遊びの時間でした。


椅子取りゲームです。


不寛容や違いを超えて生きていく。

昨年のノーベル平和賞授賞式の際、
僕は「不寛容の心と向き合う」という記事を書きました。

昨年はカイラシュさんとマララさんがノーベル平和賞を受賞しましたが、
僕は児童労働に取り組むカイラシュさんの話を一度だけ聴いたことがありました。

カイラシュさんは平和賞の授賞式で、今日の最大の危機は不寛容であり、
思いやりにより不寛容を超える大切さを訴えました。

不寛容は社会の断絶をもたらします。
その断絶を超えるために必要となるのが対話です。
その対話の重要性を示したチュニジアの「国民対話カルテット」が
今年のノーベル平和賞を受賞しました。

国民対話カルテットについては、六辻さんのブログ
チュニジア「国民対話カルテット」のノーベル賞受賞-その軌跡と意味
がとても参考になりました。

人々の意見を尊重する民主主義は、違いが表面化し、時に分断の危機を迎えます。
ですが、その分断の危機を国民対話カルテットは対話により乗り越え、
統合へと導き続けているようです。

その国民対話カルテットは、ノーベル平和賞の受賞式で、

「今こそ世界で対話を進め、お互いの多様性や違いを認め、
平和的に共存する方法を見つけなければならない」

と対話の重要性を訴えたようです。
 ※あとで全文を確認します。

ですが、対話も「ただすればよい」というわけではなく、
思いやりなど他者を尊重する心をそれぞれ育む必要があるのでしょう。
そういう心が育てば、自然と対話が生まれるのだと思います。

ところで、民主主義はイギリスの産業革命に後押しされ発展してきました。

産業革命から現在まで250年経ちました。
それは地球の誕生から現在までを1年と例えるとたったの2秒だそうです。
その2秒の間の価値観が大きく自分たちに影響を与えていると思いませんか?

個人の幸せを追い求めることが今では当然とされていますが、
それは近代から現代に掛けて形成された価値観です。

みんなの幸せを追い求めることが結果自分を幸せにする。

そんな暮らしもあるのです。

たった2秒の価値観。

そこを離れて人間そのものを見ていく。

その時、違いよりも共通するところが見えて人と人とが分かり合えます。

そんなふうに生きていくことを心掛けましょう。

木の花ファミリーのみんな@日本平動物園



みんなが神さまでみんな好き

昨晩、お風呂場で小学校1年生の菜織(なり)とこんな会話をしました。

☆彡 ☆彡 ☆彡

菜織 : なかのんは誰が一番好き?

僕 : 神さまだよ。菜織は?

菜織 : 僕も神さま。

僕 : そうだよね。神さまってことはみんなってことだよね?神さまはみんなだから。

菜織 : そうだよ。みんなだよ。みんな好き。

畑で大豆を拾っている菜織くん(左)


☆彡 ☆彡 ☆彡

みんなが神さまでみんな好き。

みんながこんな意識になると世界が平和になるのだろうなと思いました。

ところで、パリの同時多発テロから1週間が過ぎました。

その間いろいろな記事に触れましたが、その中に偽装テロ事件説もあります。
滝沢泰平さんの天下泰平ブログもその一つで、
その根拠として「クライシスアクター(Crisis actor)」の存在を挙げています。

「クライシスアクター(Crisis actor)」とは偽りの報道を作成する際に登場する役者で、
今回のテロ事件の報道で映っている女性が、
以下3つの事件の報道でも登場していたというのです。




僕はこの滝沢さんのブログを読んで湧き上がってきた言葉があったので、
それをそのまま滝沢さんに伝えました。その内容は以下の通りです。

☆彡 ☆彡 ☆彡

今回のパリのテロ事件について、911同様に陰謀説があること。
そしてその根拠としてクライシスアクターの存在があること。
とても貴重な情報をいただいたと思っております。

陰謀説についてですが、確かにその通りなのかもしれません。
ですが、陰謀説を唱える時、人々に起きる心の動きが気になります。

大きな悪を外に作りだすことにより、
自分を見詰める作業を怠ってしまうのではないかと思うのです。

支配者が悪で、その悪がいなくなれば、
平和が訪れるという発想になるのではないかと思います。

ですが、その支配者を生み出したのは、人類です。
私たち一人一人の心が支配者を生み出し、
この世界に悲劇を生み出しています。

陰謀説により支配者を悪とする。

それは人々が自分の中の悪を見ないようにするために
支配者を利用しているとも言えるのではないでしょうか?
つまりそんな人々の心が支配者を支え続け、
その構造が変わらないのではないかと思うのです。

この世界がすべて自分自身の現れ。
全人類で創り上げている世界です。

この世界で起きることは、悲劇も苦しみも、
反対に、喜びも希望も全部、自分事です。

それをみんなで共有したいと思っている今日この頃です。

だから滝沢さまにどうしろということではないのですが・・・
触発されて思ったことを書いてしまいました。

読んでいただきありがとうございます。

滝沢さまが伝えてくれているように、
星々の動きは人類の目覚めを示しています。

その流れにのって共に世界を創っていけたらと思っております。

☆彡 ☆彡 ☆彡

それに対して、滝沢さんからは以下の返事をいただきました。

☆彡 ☆彡 ☆彡

ありがとうございます。
逆に悪を見て自分の内側の悪に気づく、
そこが重要であり次に進むステップだと思います。

中庸を知るには陰陽両方を知り、
その中でも陰を知るきっかけは1度は外の世界の陰も見て、
自分自身で内側の陰も知る段階が必要だと考えます。

臭い物に蓋をするではないですが、
外でもうちでも光だけを見ても
中庸を知ることは難しいと個人的には思います。

☆彡 ☆彡 ☆彡

滝沢さんは自分自身の内側の陰を知るきっかけとして
外の世界の陰を見ると書いています。

この世界には陰謀が溢れているのかもしれません。
そうならば、それを知っていく過程は大切になります。

ですが、陰謀を知ることが人類に目覚めではありません。
陰謀を必要とする人類の意識、自分自身の意識を知り、
そこから解放されることが本当の意味での目覚めなのだと思います。

一人一人が広い世界観を持って、自我から解放されること。

そんな精神革命が起きた時、人々は中庸を知り、世界に真の平和が訪れます。

今日から始まる大人サミット「地球会議in木の花ファミリー」は、
精神革命を世界中に広げるための取り組みです。



昨晩、南太平洋のバヌアツでコミュニティを創設したステファン・クィトさんと
タイのお坊さん、ブラ・サンコンさんが木の花ファミリーに到着しました。
彼らは大人サミットに参加するために来日したのです。

大人ミーティングでそれぞれの熱い想いを語ってくれました。

それを受けて、僕らはみんなで「お帰りなさい」を歌いました。

☆彡 ☆彡 ☆彡

お帰りなさい

大地を流れる川のように
曲がりくねってみたり
急いでみたり
何かにぶつかって 
砕けてみたり
立ち止まったり

長い長い 夜を越えて
長い長い 旅を続ける
魂たちよ 兄弟たちよ
お帰りなさい もとのひとつに

空にまたたく星のように
すべてのいのちの幸せ 
祈っているよ
空に輝く 太陽のように
心の奥に 変わらぬ愛があるよ

長い長い 夜を越えて
長い長い 旅を続ける

魂たちよ 兄弟たちよ
お帰りなさい もとのひとつに
お帰りなさい 本当のあなたに
お帰りなさい 本当のあなたに

本当のあなたに


☆彡 ☆彡 ☆彡

そして、いさどんは語りました。

☆彡 ☆彡 ☆彡

ここにゲストで来る方は、今まで違った人生を歩んで来たのですが、
出会ってみるとここを自分のふるさと、魂のふるさとのように感じます。

「お帰りなさい」というのは、我々は元は共通の世界にいたということです。

たまたま分かれて今に至っていますが、
元々、兄弟だということを確認するのです。

今の時代を迎えて、私たちは一つの地球、
一つの宇宙に暮らしているということを
もう一度思い出す時が来ています。

そういう時代が来たのだと思うと、
決して人類は不幸な時代を迎えるのでなくて、
本当のことに目覚めたら、素晴らしい時代を迎える存在になることでしょう。


私たちはここに一つの家族として暮らしいますが、
こうやって新しい家族を迎えて、大人サミットを開催していきしょう。

☆彡 ☆彡 ☆彡

僕たちはもとは一つ。

みんなが神さまでみんな好き。

そんな世界がきっと実現します。

今日からの大人サミットはそんな世界へ向けた場となるでしょう。

今から楽しみです(^-^)








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