新しい時代への物語

11月17日、木の花ファミリーでは玉ねぎの苗取り&定植をしました。
当初は午前中に苗取り、午後に定植という予定でいましたが、
天気&機械の都合で、10時から苗取りと並行して定植を始めることになり、
お昼休みなしでそのまま作業を続けることになりました。

この時、他の作業をしていた人たちも急な変更に対応して応援に駆け付け、
そして、キッチンさんも恵みいただきますの試食会をしている忙しい中、
お弁当を作ってくれました。

結果、玉ねぎの定植は順調に進みました。

僕です。苗取りをしています。

苗を機械で植えるために切っています。

お昼も畑に残った人たち。キッチンさんが作ってくれたお弁当を食べています。



木の花ファミリーでは、こんなふうに全体の流れを大切にし、
一つの生き物のようになって暮らしています。

個人の願いよりも全体の調和を大切にする暮らし。

願いを叶えるよりも思いもよらない出来事をいただき楽しむ暮らし。

未来の暮らしを実現していると自負していますが、
理解が出来ない人たちもいて、誤解や偏見に晒されることもあります。

そんな時も淡々と自信を持って筋を通していくことが大切。

そんなことを語り合っている時、長期滞在者のトーマスは以下のように語りました。

☆彡 ☆彡 ☆彡

今起きていることは一つの物語なのです。
そこの中に没入していると、それが何か分かりませんが、
そこから離れた時、それが何かを知ることが出来ます。
その時、私たちは物語の中にある比喩を見出します。
それは自分自身を知る営みです。

どのようなバランスで生きていくのか?
バランスを取る時は私たちを揺るがすものはなくなります。
どんな風が吹いても、バランスが取れていたら揺るぎません。
それはあらゆる出来事の奥にある鍵であり、
そのようにして自分たちの統合を見ていけます。

今の状況は今までの結果です。
存在を通してすべては明らかになります。
存在を認めるまではこういう状況は起き続けます。
そしてバランスを取れる時、こうした物語は消えるのです。

コミュニティが攻撃に晒されたとします。
コミュニティの中に一人でもバランスが取れないものがいたら、
コミュニティはバランスを失います。
全員で支え合うことが大切で、それは自然災害についても同様です。

一人一人が自分自身の平和を見い出しバランスを取っていくことが大切です。

コミュニティは常に変化し続けます。
その変化の中で全体性を保つ続け、1枚岩となっていくことです。
起きることはすべて必要なことです。

雨が降ってびしょぬれになった時、不快な思いをするかもしれません。
ですが、雨は不必要なものを洗い流してくれるものでもあります。
その時、最も楽観的なものが残るでしょう。

嵐に晒されても森は森であり続けます。

☆彡 ☆彡 ☆彡

それを受けてのいさどんは以下のように語ります。

☆彡 ☆彡 ☆彡

人間は個別に肉体と精神をもっています。
この視点からは、一人一人の個性は自己主張やエゴに繋がります。
ですが、宇宙という無限の存在が我々の器です。
世界のニーズに合った存在として我々一人一人は存在しています。
その視点に立った時、個性は自己主張ではなくなり、調和の中にあり続けます。

伝えるべきことを伝えることとエゴを主張することは全く別です。
相手のことを理解し、自分を知り適切な行動をしていく。
そんなふうに伝えていくことは大切なことです。
そして、それは頭で考えることではなく、感じ取るものです。

フランスで同時多発テロが起きました。

これは突然に起きたことではありません。
長い物語があって現在に至っています。

このテロは、人間がこの状態にいるという事実を突きつけているのです。

賢明な人はシリアの混乱を解決しないと、
フランスのテロは解決しないといっています。
ですが、フランスでテロが起きないようにする以上にシリアの混乱は難しい状況です。

シリアの混乱は、第一次世界大戦からの国家の利権によって生じています。
この100年の間、人類はたくさんの血を流していますが、それでも学んでいません。

一時は秩序が保たれているように見えました。
ですが、地球環境というもっと大きな枠で問題が発生しました。
これは現代に特定された矛盾ではなく、
人間とは何者か?という意味が問われているのです。

一人一人の人間が日々をどのように生きているか?

それが集まったものがシリアの現状であり、
フランスのテロであり、環境問題です。

そこをクリアしないとこの大きな滞りの先は見えて来ません。

時代が進めば、人類は必ずそれをクリアするところに出会うでしょう。
明らかに宇宙の扉は次の時代に向けて開いています。
混乱はそこに向うために起きています。

本来、一人一人がこのような認識をもって生きていけるのです。
それは時代の流れを感じるだけです。

自分の損得で生きているか?
分かち合いの気持ちで生きているか?

一人一人の生き方が大きくなり国家として現れます。

一人一人が国や世界を創っているのです。

自分の意志で個性あふれる世界を創っていく。
人類がそういう時代を迎えることを確信しています。

その新しい時代は、人類が感じ取って努力することで来るのです。
努力をしなければ、それは先延ばしにされます。
先延ばしにされた時、人類は地球に暮らせなくなるかもしれません。
なので、時代を感じる意志を大切に歩んでいくことです。

トーマスの話は我々と共通しています。
これからトーマスが作るコミュニティを見せてもらって、
連携していければいいと思います。
我々は兄弟ビレッジの兄となるでしょう。

普通にしていたら、見えないかもしれません。
ですが、心の目を開けると道は見えてきます。
その時、余計な関わりはなくなるでしょう。

誤解や偏見、シリア情勢やフランスでのテロ。

困難な状況ですが、この世界に不要なものはありまえん。

今、この時代に起きていること。

我々はこれを受けて学習して生かしていくことが大切なのです。

一人一人思い切り個性的で変な人でもいいのです。
それでも調和がとれる。
そんな暮らしを実現しましょう。

☆彡 ☆彡 ☆彡

フランスの同時多発テロは僕に衝撃を与えました。
そして、僕はブログを書いて、大人ミーティングでもシェアをしました。



それは世界と僕が一つだから。

これほど大きな滞りをいただいたのだから、本当に真剣に生きなればならない。

そう思いました。

そして僕は毎朝、そして食事の前に祈りを捧げています。

☆彡 ☆彡 ☆彡

私はこの世界に起きるありとあらゆる出来事を自分自身の現れとして受け入れ、
自分を理解し、そして世界を理解し、愛と理解と調和の道を歩みます。
アーメン。合掌。

☆彡 ☆彡 ☆彡

いさどんの言うようにフランスのテロは長い物語の中で起きました。
そして、トーマスの言うようにこの物語は人類がバランスを取る時、終わるのでしょう。

長い物語が終わった時、新しい未来の物語が始まります。
その萌芽は世界各地で生まれていて、木の花ファミリーの暮らしもその一つです。

新しい時代への物語。一緒に生きてみませんか?


~ ~ ~ 以下、イベントの案内です ~ ~






客観性に基づいた新たな「クニ(地球)ツクリ宣言」をすること。
それは今までの人類の歩みを生かすことであり、
その中で、戦争やテロ事件も生かされ、新しい物語が生まれます。

共に語り合いそんな未来を築いていきましょう。




 

永遠の相の下にプロセスとして見ていく

昨晩の大人ミーティングで「客観性に基づく大いなる循環の中で祈りを捧げる」を読みました。

そこでいさどんはパリでの同時多発テロについて以下のように語りました。

☆彡 ☆彡 ☆彡

地球上で起きているテロは人が自分や身近なものの利益を追い求めた結果と言えます。
自分を所有しているのです。

本当は地球を所有するといいのです。健全な地球を。
そうすると行動が変わってくるはずです。

今までの文化文明が駄目というわけではありません。
それはそれで多くの学ぶと恩恵を人間にもたらしました。

ですが、それが限界に来ています。

それでも国々は今までの視点を持ち続けています。
それは、今までのあり方を所有しているということです。

フランスはテロを受けてシリアへの空爆を実施しました。
やっていることは、目には目を。歯には歯を。です。

指導者にとって正しい間違えはどうでも良く、支持が多ければ良いのです。
これでは広い世界観を持てません。

ISにはフランスを攻撃するだけの理由があったのです。
そして、今回のテロでフランスにもISを攻撃する理由が出来ました。

このように憎しみの連鎖は続いていきます。

国家は民衆の支持によって成り立っています。
軍事政権の初めから25%の議席を与えているミャンマーのような国は特殊です。
それも長くは続かないでしょう。
最終的には国家は民衆の支持によって成り立つのです。

なので国の行動は民衆のレベルをあらわしています。

今までの歴史で民衆が自らの欲望をコントロール出来た時代はありません。
コントロールしなくても自然の循環に中で暮らせていました。
ですが、産業革命後の急激な発展により、欲望をコントロールしなければ、
続かない時代となりました。

それは時代からのエールと言えるのです。

人類は欲望に翻弄され、自らの尊厳を奪われてきました。
享楽や社会からの評価に目を奪われ、自分自身を失ってきたのです。

その結果が今の社会で、環境問題や様々な社会問題が発生しています。

人間が本来積み上げていく価値とは時代を超えて、生死を超えて続いていくものです。
 ※「死の向こうまで伴なえる価値を積み上げていく」参照
それが客観性であり、個々の自我を超えていくことであり、広い世界観で生きることです。

本当の意味での自分を取り戻す。

今、時代が人類にそれを求めているのです。

きっと人々が物質に魅了されない時代が来ます。
そしてそういう人々が集って生まれる暮らしが広がっていきます。

木の花ファミリーの暮らしはそんな未来に向けての種蒔きなのです。


木の花ファミリーのみんな(大豆収穫にて)


☆彡 ☆彡 ☆彡

僕らは宇宙の大いなる循環の中で生きています。
宇宙は循環しながらも「トキ」を刻み続けています。
同じ「トキ」は二度と訪れません。
そしてすべてはプロセスなのです。

その中で今、僕らはこの地球に立っています。

パリの同時多発テロもそんな大いなる循環のプロセスの中で起きました。

人類の歴史をざっと見てみます。

狩猟採集の時代、富はみんなで分け合っていました。
みんなでみんなの食料を調達し、みんなで分け合いました。

農耕が発生し、貯蔵が出来るようになり、
貯蔵が余剰を生み出し、余剰が貧富の差を生みました。

個人個人の所有物が発生し、違いが発生するのです。

そして、余剰が増大し、貨幣が生まれ、利子が生まれ、格差が拡大していきます。

そして近代。

デカルトが「我思う、故に我あり」と宣言し、
それは自然からの独立宣言となり、自然を支配の対象としていきます。

それが産業革命や市民革命に繋がり、ますます格差が拡大していきます。

※このあたりのことは以下の2つの記事も参照して下さい。

 (今の)経済の歴史を振り返る

 (今の)経済の歴史を振り返る(続き)

こんなふうに経済的利益を追求する時代となっていき、
その中で争いも生まれ、20世紀前半に第一次世界大戦が勃発します。

この時、イギリスは以下の3つの協定を結びました。

1915年10月 フサイン=マクマホン協定(中東のアラブ独立を約束・公開)
1916年5月 サイクス・ピコ協定(英仏露による中東分割・秘密協定)
1917年11月 バルフォア宣言(パレスチナにおけるユダヤ民族居住地建設・公開)

ここにアラブ諸国とユダヤの対立の種があり、
それが第二次世界大戦後のイスラエル・パレスチナ問題となり、中東戦争が発生しました。
その後、イランでのイスラム革命イラン・イラク戦争、イラクのクウェート侵攻、湾岸戦争
911、イラク戦争と続いていく中でISが誕生し、イラクやシリアに支配地域を広がました。
そのすべての過程で先進諸国は利権を求めて関わりをもっていきます。

そして今、シリアは大量の難民を生み出し大きな問題となっています。
その問題を解決するためにフランスは9月からシリアへの空爆を実施し、
11月13日、パリで同時多発テロが起きました。

これらすべてがプロセスの中にあります。

すべてを永遠の相の下にプロセスとして見ていく。
そして結果を所有せずに自分を表現し、自分と世界を知っていく。

それが客観性を持つということであり、
死の向うまで続く価値を積み上げることに繋がります。

その姿勢がすべての出来事を生かしていくのです。

そんな生き方を育むことで僕はすべての存在に対して祈りをささげ続けます。

☆彡 ☆彡 ☆彡

私はこの世界に起きるありとあらゆる出来事を自分自身の現れとして受け入れ、
自分を理解し、そして世界を理解し、愛と理解と調和の道を歩みます。
アーメン。合掌。

☆彡 ☆彡 ☆彡

~ ~ ~ 以下、イベントの案内です ~ ~






客観性に基づいた新たな「クニ(地球)ツクリ宣言」をすること。
それは今までの人類の歩みを生かすことであり、
その中で、戦争やテロ事件も生かされていきます。

共に語り合いそんな未来を築いていきましょう。


客観性に基づく大いなる循環の中で祈りを捧げる

パリで同時多発テロが起きました。このニュースを見た時、多くの人が
今年の1月に起きたシャルリーエブド社襲撃事件を思い出したのではないでしょうか?

この当時、僕は「人生の意味をひも解いていく」という記事を書きました。
この中でも書いていますが、フランスとテロリスト、どちらも「正義」のために戦っているのです。
フランスは自由を守るために。そして、テロリストは虐げられた歴史に対抗するために。

ですが、お互いの正義が分かり合うことがありません。
その中で悲劇の連鎖が続いています。
それは人が自分の立場にいることの限界を表しているように思えます。

この世界には様々な国があり、様々な人種がいて、様々な立場があります。
お互いが自分の立場に固執していたら、分かり合うことが出来ません。
みんながすべてを包み込む客観的視点に立つことでお互いに対する理解が進むのです。

いさどんブログ「21世紀のいのちの捉え方」にはこんな言葉があります。

☆彡 ☆彡 ☆彡

死を迎えることは、人生の区切りをつけ、次のステージに行くことでもあるのですから、亡くなった人を見送る人たちは、死者に対して、「こうだったらよかった」「ああだったらよかった」と考えるだけでも、その人が次のステージに行くための後ろ髪を引くことになるのです。
生死の流れからすると、亡くなった人たちは必ず次へ行かなければいけないのです。ですから、そこでは未練を持つのではなく、その人との出会いから感情を入れずに学ぶことが大切なのです。学ぶことがその人の死を生かすことになるのです。

生きている者からすると、その人の生き様を見せてもらったのですから、「あの人はこう生きてこのような結果を迎えたのだから、自分はこのように生きていこう」と自らの生き方につなげ、学ぶことが、人の死を生かすことになるのです。どんな人の生き様であっても、それが殺人者であろうが、自殺した人でも、一つ一つの事例として残された人に見せてくれているのです。

☆彡 ☆彡 ☆彡

人の生死を客観的に捉え、そこから学ぶことが大切です。
今回の事件もそんなふうに生かされた時、
犠牲者も安穏なる気持ちで次のステージにいけるのだと思います。

僕は客観性に基づく祈りを捧げます。

そしてこの事件を未来に生かしていきたいと思います。

客観性の中で、すべての存在は大いなる循環の中で生かされていきます。
一人一人が自分の立場を離れて客観性を育んでいくことが大切です。
世界で起きることは常に自分自身への問い掛けとなるのです。

地球談話~真の平和を地球にもたらすためは」にはこう書かれています。

☆彡 ☆彡 ☆彡

真の平和を地球にもたらすために、今わたしたちにできることは何でしょうか。それは広い世界観を持ち、個々の自我を超越することです。人間が自我の狭い枠に囚われている時、他者との違いによって他者に違和感を持つようになります。それが対立や争いの始まりです。しかし、わたしたちが存在しているこの世界は無限に広大な世界であり、そこは多様ないのちのネットワークで成り立っています。その調和のネットワークは、個を存在させるために全体があり、全体を存在させるために個がある相似形の仕組みによって成り立っているのです。
この世界の真実は、全てが一つということです。ですから、全てのものと自分自身との区別はないのです。このように人々の世界観が広がれば、平和な世界を創り上げようとしなくても、地球上に平和は自ずと訪れるものです。

☆彡 ☆彡 ☆彡

広い世界観と持ち、個々の自我を超越していくこと。
それは一人一人が自分の正義、自分の立場を手放していくことです。

木の花ファミリーではみんなで共に暮らすことで日々その実践をしています。

さつまいも収穫の時、みんなで撮った写真です。


その実践が人類の精神革命となり新しい未来を創っていくと信じています。

そんな未来へ向けてのイベントが11月21日~23日に木の花ファミリーで開催されます。





客観性に基づいた新たな「クニ(地球)ツクリ宣言」をすること。
それは今までの人類の歩みを生かすことであり、
その中で、戦争やテロ事件も生かされていきます。

客観性に基づく大いなる循環の中で祈りを捧げること。

そんな気持ちで日々の暮らしを大切にしていきます。

☆彡 ☆彡 ☆彡

私はこの世界に起きるありとあらゆる出来事を自分自身の現れとして受け入れ、
自分を理解し、そして世界を理解し、愛と理解と調和の道を歩みます。
アーメン。合掌。

☆彡 ☆彡 ☆彡


物資的豊かさを通して心を豊かにしていく。

昨日(11月13日)はさつまいも収穫をしました。
僕は経理や管理事務を担当しているので、普段はデスクワークがほとんどをしています。
ですが、さつまいも収穫のように多くの人手が必要な時は、畑や田んぼに出ます。
みんなと一緒に農作業をする時間は豊かで、いつもその時間を楽しんでいます。

さつまいも収穫は、トラクター(芋ほり機)を使って行います。
このトラクターがスムーズに動くことが作業の効率化に繋がり、
トラクターの動きにみんなが合わせることが求められます。
そこには凜とした空気が流れます。

同じように大勢でする作業でもきび収穫などは、
一人一人がハサミや鎌を持って収穫をするため、
それぞれが自分のペースで作業を進めることが出来ます。
そこにはほのぼのとして空気が流れます。

ですが、トラクターという機械を使うことにより、
さつまいも収穫は自分でなく機械のペースに合わせることになるのです。

もしかしたら、これを機械の弊害と考える人もいるのではないかと思います。
人間が自分のペースでなく機械のペースに合わせて行動していく。
それによりほのぼのした空気が奪われていく。
そんなふうに感じる人もいるのかもしれません。

確かにそういう面もあるのかもしれません。
様々な技術によって支えられている現代社会は、
人間ではなく機械のペースで生活が進行し、それが人々の尊厳を奪っていく。
そういうふうに感じなくもありません。

ですが、木の花ファミリーのさつまいも収穫はそれとはまったく違った場となっています。
トラクターの動きにみんなが気持ちを向けることにより、心を一つにしていく。
そこに普段では見えない自分の心の動きやみんなの心の動きを見ることが出来ます。
それは自分たちの現状を表しているのですが、
昨日は、一人一人の癖が浮き彫りになりながらも
全体としてはスムーズに流れてとても良い時間となりました。

機械が人間の心を育んでくれるのです。

久しぶりのさつまいも収穫でそんなことを感じました。

トラクターに乗る晃ちゃん。皆は掘り残しの確認やビニールマルチをはがしたりしています。
午前中10時の休憩時間
掘り出されたいもといもづるです。
午後は掘り出された芋の回収と保存。子どもたちも手伝ってくれました。
富士山を背景にみんなでいもの回収です。


どんなことをするか?どんなものを取り入れるか?

そういうことを考えることも確かに大切なことでしょう。
ですが、それ以上に大切なのは、

それにどんな心で取り組むか?それがどんな心を育んでいくか?

そんなふうに心を見ていくことなのです。

産業革命以降、人類は物質的豊かさを享受するようになりました。
今、その物資的豊かさは環境問題や経済格差という形で、
人類に弊害をもたらしています。

それは物資的豊かさに心を奪われて、
心を育むことを忘れた結果なのではないでしょうか?

ですが、さつまいも収穫でトラクターが僕らの心を育んでくれたように、
物資的豊かさも心を育むことに繋がることがあるのです。
そのキーワードは、「みんなで」ということだと思います。

「みんなで」という意識で物資的豊かさを味わう時、
環境問題や経済格差などの弊害はなくなっていくのではないでしょうか?

それらの問題は個人個人が「自分の」幸せを追い求めた結果だと思うのです。

物資的豊かさを通して心を豊かにしていく。

木の花ファミリーは実際そのような場となっています。

そんな場を世界に広めたい!と思う方。是非、以下のイベントにご参加下さい。
共に豊かな未来を生きていきましょう!







思い通りにならないことが自分を育んでくれる

昨日(11月12日2時47分)は新月、冬を迎えて初めての新月です(11月8日が立冬)。

冬について地球暦のサイトには以下のように書かれています。

☆彡 ☆彡 ☆彡

◎冬は精神的な充電期間

「ふゆ」は「冷(ひ)ゆ」「振(ふ)るう」「震(ふる)う」や、動物が出産するという意味の「殖(ふ)ゆ」などからきた言葉。冬になると、山の動物は冬ごもりし、大地からは緑が消えます。新しい一年のはじまりとなる春までの充電期間でもあるのです。

☆彡 ☆彡 ☆彡

冬は、内面を見て、精神を熟成させる期間と言えるのでしょう。

そして、新月は「新しい始まり」であり何かを決意したり宣言したりするのに適しています。

僕の心を通して宇宙の心を育んでいく。

より強く、そのことを意識していこうと思いました。

立冬を迎えた翌日の11月9日、10日。
木の花ファミリーではカタカムナ研究会が開催されました。
そして、そのレポートをひとみちゃんとあわちゃんが書いてくれています。

天然生活in木の花ファミリー:カタカムナ研究会at木の花ファミリー

地球外生物「あわりーぬ」のブログ:2015年11月カタカムナ研究会の感想



カタカムナは12000年前に日本に存在した文明であり、
彼らが生きる中で体得してきた宇宙物理学です。
そこには物事の生成と発展の様子が描かれていて、
そこから物事の本来の姿や宇宙の法則を知ることが出来るのです。

ですが、それを頭で学ぶだけでは本来の姿を体現することは出来ません。
宇宙の法則を生きるとは、宇宙の心を生きることです。
それは個人の心を超えたところで繋がっていきます。
そのために日々の心磨きが大切になり、
僕らは共に暮らすことで、「個」を超えて繋がっていこうとしているのです。

カタカムナ研究会は毎回そのことの確認の場となっています。

大切なのは日々の暮らしの中で心を磨き、心を育んでいくことです。
そして最近つくづく思うのは、
思い通りにならないことが自分の心を育んでくれたということです。

以下3つのブログに書いているように、
今年の夏、僕は思い通りにならないことに出会い、
そして滞りを経験しました。

正しい自己認識が世界を変え、世界に平和をもたらす

相応しいものになっていく

空っぽへのあこがれ

思い通りにならないこと。それは自分のエゴを浮きぼりにしてくれます。
ですが、滞りを通して自分を知り、それを超えていく時、
滞りはエネルギーへと転換していくのです。
その時、自分の心に深みが増すことを感じています。

そして、僕は新たな気持ちで宇宙の心を育んでいくのです。

そんなふうに思って迎えた昨晩の大人ミーティングでは、
11月13日に放映されたNHKスペシャル「縄文 奇跡の大集落」をみんなで観ました。

縄文人は、農耕を行わず、狩猟採集の生活により10,000年間続く社会を築き上げました。
それは世界で他に類のないことです。
農耕は自然に働きかけ、自然を壊すことにも繋がります。
それをせずに豊かな自然を活かし調和していく縄文の暮らしは、
現代社会に沢山の示唆を与えてくれています。

番組では、「1万年後に生活する人々のことを考える」大切さが語られました。

ところで、今、木の花ファミリーには、アメリカでトランスパーソナル心理学を学んでいる
トーマスとディアが滞在しています。
彼らは大人ミーティングの前にいさどんと面談をしていましたが、
この番組を観た後、トーマスは以下のように語りました。

☆彡 ☆彡 ☆彡

いさどんとの面談は素晴らしい時間でした。

語る必要のない人と出会った。それを感じました。
私たちは言葉を超えて分かり合うことが出来ました。

縄文のコミュニティの暮らし、その精神性は素晴らしいものだと感じました。

今、コミュニティを語る時、環境の大切さを語る人は多くいますが、
心について語る人は少なく感じます。
ですが、環境は自分のことを語りません。
だから私たちが語っていく必要があるのです。

私たちはみんな楽器です。お互いに奏で合い、響き合う楽器です。
美しい響きを奏でるために私たちは自分を空っぽにしていく必要があります。

私たちはお互いに映し合っています。
自分の中に自我があると、その自我を相手の中にも見て、
正確にとらえることが出来ません。
自分を空っぽにすることにより、相手を正確にみることが出来るのです。
そして、空っぽ同士が奏で合う時、美しいハーモニーが響き渡るのです。

それがコミュニティの姿であり、外の環境を整えることではないのです。

☆彡 ☆彡 ☆彡

このトーマスの話を受けていさどんは以下のように語りました。

☆彡 ☆彡 ☆彡

コミュニティを語る時、環境負荷について語られることが多くありますが、
外にある環境を整えようとしてもコミュニティは上手くいきません。

今まで人類は農耕により巨大都市を築いてきました。
その巨大都市はあるところまで行って目的が達成すると滅びる定めにありました。
外の環境を整えるだけでなく、人間の内面を見ていく必要があるのです。
外を見る目と内面を見る目が一致している必要があります。
どのような精神の元、その構造物を創るのか?
そこを確認することが大切なのです。

木の花ファミリーは21年間、コミュニティを形成してきました。
そこにはモデルがあります。
それは宇宙の構造であり、地球生態系であり、一人一人に身体の構造です。
そこでは特定のものが「自分」を主張することなく調和して成り立っています。
人々が助け合って暮らすには、それをもたらす精神性が必要になるのです。
もし、調和を阻害しているものが内面にあるならば、それを取り除く必要があります。

自分のためと同時に全体のため。

それが成り立つ精神性が必要なのです。
それは広くて大きなエゴなのです。
エゴは否定されるものではありません。
スケールを大きくしていくものなのです。

一人一人の精神が大きくなれば、コミュニティは自動的に出来上がります。

トーマスとディアはインドネシアでコミュニティを創り、教育を実践すると言います。
それは新しい時代への知恵が湧く教育となるでしょう。
扱う対象は多方面でも、すべては一つの方針に沿って行われていくのです。

その方針になるのが精神性です。

歴史は今までたくさんの偉人を生み出してきました。
ですが、コミュニティは一人の優れた人がやって成り立つものではありません。
それは自然の姿と異なります。
なぜ今の時代にコミュニティが必要かというと、
お互いに助け合う。それが生命の本来の姿だからです。

私たちは群れることで助け合います。

群れること忘れると何が起きるか?

個人の幸せを追求した現代人の生き方がそれを示しています。

今年、我々は地球談話に出会いました。
そして、宇宙遊牧民、モンゴル人のムルンと出会い、対談しました。
トーマスとの出会いはそれらに並びます。

今、時代は転換期を迎えています。
別の場所で暮らしていても時代が切り替わる時には共通の意識で出会うものです。
この出会いが宇宙の働きの結果だと確信しました。

今、言葉で語る人は多くいます。
ですが、大切なのは語ることを現象化することです。
それを我々は行ってきました。

こういう精神の元、コミュニティを創るならば、我々のファミリーが広がるということです。
それは宇宙の心の元に暮らすファミリーです。

☆彡 ☆彡 ☆彡

僕は2人の話を聴いて、心が湧き上がりました。
わくわくします(^-^)

ところで話しは変わって・・・

11月8日、立冬の日。

国連気候変動会議(COP21)を前にして
2つの報告書が公表されました。
それらによると、気候変動をこのまま放置すれば、
今後15年のうちに世界の最貧困層が1億人以上増加し、
計7億6000万人の住む土地が水没する恐れがあるようです。
(※気候変動で「最貧困層1億人増」「7.6億人が家を失う」恐れ参照)

今、地球は危機的な状況にあると言えます。

ですが、トーマスとディアとの出会いに僕は希望を感じています。

こんなふうに共に心を育んでいく人たちと出会っていく。
それは人類の精神革命へと繋がり、心豊かな未来を生み出していくことでしょう。

この時、気候変動という「思い通りにならない」人類の滞りは、
エネルギーへと転換していくはずです。

そんな未来がとっても楽しみです(^ー^)

トーマスとディアは11月21日~23日に開催される
「地球会議in木の花ファミリー」 ~時代の扉は、既に開いている~に参加する予定です。

この3日間はとっても豊かな語り合いになること間違えなしです。
わくわくする未来のヴィジョンを語り合いたい方は是非、ご参加ください。








新しい自分の萌芽 PART.2

新しい自分の萌芽」に書いたように、

僕には肯定出来る部分は何一つない。

だからすべてを肯定出来る。

この時、僕が肯定するのは「僕」ではなく、この世界のすべて。

生きていると、都合の悪いこと、認めたくないことが起きますが、
そんなふうに思う自分を僕は肯定しません。

この世界で起きることはすべて自分自身の現れです。

だから僕はすべて肯定し、受け入れていきます。

望みを捨てて無限の可能性を生きていく」に書いたように、

思いもよらないことが人の可能性を広げてくれます。

願いが叶うことは願い通りという狭い世界の中に自分を閉じ込めることに繋がります。

その時、世界が見えなくなるのだと思います。

立冬を迎えた昨晩(11月8日)の大人ミーティングでもそんなことをみんなで確認しました。

僕は僕を否定し、世界を肯定します。

世界を肯定することは、僕を肯定することになるのです。

なぜなら、世界と僕は一つだから。

分断後初めて実現した中台首脳会談も、南シナ海南沙諸島を巡る米中の対立も、
ロシア機墜落事故も、プレミア12での侍ジャパンの快勝も、
渋谷区の同性パートナーシップ証明書も、道端で寝転んでいる犬や猫もすべて。

自分自身の現れとして感じていきます。

客観性はすべての出来事を生かしていく。」に書いたように、

「僕の・・・」という意識は幻。

僕は「宇宙の心」を生きて「宇宙の心」を育んでいます。
でも自分を他から切り離すことで、
「自分の心」を生きているという勘違いが起きるのです。

「僕の・・・」という幻を超えること。

その先に新しい自分がいて、それは無限に広がっていきます。

これは「空っぽへのあこがれ」を果たすことであり、

今年の秋分の日にした宣言

無意識の無意識による無意識のための意識

を実践すること。

その萌芽が少しずつ育っているのを感じています。


秋分の日の翌朝の富士山です。地球はこの日から45度経過しています。


こちらは立冬の翌朝(11月9日)の富士山です。

世界は無限に広がっていきます。
そんな世界に心を開いて生きていきたい方には以下のイベントがお勧めです。








共にわくわくする未来を生きていきましょう(^-^)






客観性はすべての出来事を生かしていく。

今、太陽系で木星と海王星が太陽を挟んで180度に位置を運行しています。
これは約13年に一度の天体イベントとなります。
(11月5日が最大) ※地球暦「木星と海王星の開き」参照。

コミュニティや「みんなで」ということを表す木星と、
精神性やユーモアを表す海王星の開きは、
みんなで精神性を深めていく、
そしてその深めた精神性が社会に広がっていくことを表しているのではないでしょうか?

そんな中、木の花ファミリーでは11月3日の晩、
今年の8月に放送されたNHKスペシャル「女たちの太平洋戦争」をみんなで観ました。

アジア太平洋戦争に「従軍看護婦」として派遣された女性たち。
その証言を元に作成されたこの番組は、戦争の悲惨さを描いています。

このように戦場の様子が赤裸々に語られるようになったこと自体、
時代の流れを感じさせますが、この番組を観て、いさどんは以下のように語りました。

☆彡 ☆彡 ☆彡

我々は今までも戦争の映像を観て、人間についての認識を深めています。
それは悲惨な世界を描いていますが、あの時、世界大戦があってよかったとも言えるのです。
もし世界大戦がなく、そのまま科学技術を発展させたら、
もっと早く地球環境に限界が来たのではないでしょうか?
加えて、痛みを知らない人類は、
もっと軍備を発展させた状態で世界大戦を起こした可能性もあるのです。
そう思うとあの段階で痛みを与えてもらって良かったとも言えるのです。

☆彡 ☆彡 ☆彡

この言葉を聞いて「そうだよな」と思いました。

安心感を育んでいく」にも書きましたが、
今、多くの国々は損得勘定で繋がったり離れたりしています。
第二次世界大戦での「痛み」は人類に戦争は「損」として刻み込みました。
それは確実に戦争に対する抑止力になっているでしょう。

それでも小さな戦争はなくならない現状があるのですが・・・・

それは人々の心が本当に意味では変化していないからでしょう。
それを表すように地球環境からは厳しいメッセージが伝えられています。

今年の12月にパリで開催されるCOP21(国連気候変動枠組条約第21回締約国会議)に向けて
各国は温室効果ガスの削減目標を出しています。
ですが、それぞれの国が出している目標を達成したとしても、
気温上昇を2度未満に抑制することが出来ないと言われています。
 ※「COP21が求めるもの 低酸素でレジリアントな社会」参照

今、人類はその生活を根本的に見直す必要があるのですが、
まだ間に合うのは先の世界大戦の「痛み」のお蔭とも言えるのでしょう。

時は相応しく刻まれているのです。そして今があります。

続いて、11月4日、5日の大人ミーティングでは、
21世紀のいのちの捉え方」をみんなで読みました。

人は必ず死にます。それは客観的な事実です。
なので情を挟まずに、死から客観的に学んでいくことが大切なのです。

「21世紀のいのちの捉え方」には以下のように書かれています。

☆彡 ☆彡 ☆彡

生死の流れからすると、亡くなった人たちは必ず次へ行かなければいけないのです。
ですから、そこでは未練を持つのではなく、
その人との出会いから感情を入れずに学ぶことが大切なのです。
学ぶことがその人の死を生かすことになるのです。

生きている者からすると、その人の生き様を見せてもらったのですから、
「あの人はこう生きてこのような結果を迎えたのだから、
自分はこのように生きていこう」と自らの生き方につなげ、
学ぶことが、人の死を生かすことになるのです。

☆彡 ☆彡 ☆彡

客観的な位置に立つことにより、人の死を生かしていく。
それは先に話題に挙げた戦争についても言えるのだと思います。

多くの命が奪われた戦争。
その悲惨さを直視し、感情的になるのではなく、
冷静に客観的に見ることで人間について学んでいく。

今、生きている人々がこのような態度になった時、
戦争で亡くなった命が本当の意味で生かされていくのでしょう。

客観性はすべての出来事を生かしていくのです。

それは個人個人の人生にも言えて、
一人一人いろいろな癖を持ち、人生で滞りを経験しますが、
客観的な位置に立ち、出来事から学ぶ時、滞りも生かされていくのです。

そして、「21世紀のいのちの捉え方」はカタカムナを踏まえて、こんなふうに言います。

☆彡 ☆彡 ☆彡



死を迎え、肉体の衣服を脱いだ先は、見えない世界で魂として存在しています。
ただ、それでも「ある世界」にいるので、
見える世界と見えない世界を行ったり来たりしています。
それを繰り返しながら、学びを積み重ね、「ある世界」の仕組みを悟ると、
今度は「ある世界」と「ない世界」を行ったり来たりすることができるようになるのです。
神は「ない世界」に存在します。
そして、「ない世界」へ行くためには、一切の情がなくならないといけません。
ですから、人間もいずれ「ない世界」へ行き、この世界の単なる原料に還っていくのです。

そこでの「ない世界」というのは、ないけど、「ある」を包含しているのです。
そこには何があるのかというと、現象界を創るための響きがあるのです。
聖書でも、「はじめに言葉ありき」と表現され、
想いだけがあり、それは響きなのです。

響きという音の思念があるだけですから、
潜象界にはたとえば「ア」という音と「イ」という音がそれぞれ存在しているのです。
音には全て意味があるのですが、それはこの世界を創る素材であって、
それがこの現象界に現れてきて、「ア」と「イ」が縁があってつながると、「
アイ」になるのです。
それは、一人ひとりの人間の魂についても同じことです。
たとえば「アイ」という魂をバラバラにして潜象界に送ると、
「ア」と「イ」の響きだけになって、それは「ない世界」の状態です。
そして、そこに縁が生じ、現象界に現れると「アイ」という魂になり、
「アイ」という人生(現象)が表現されるのです。

☆彡 ☆彡 ☆彡

僕たちは「ある世界(現象界)」に暮らしていますが、
みんな、「ない世界(潜象界)」から生まれています。

潜象界には48音の響きのみが存在し、すべての存在がそこで「一つ」となります。
僕たちは、48音の響きの元、すべて解体され、すべて繋がり一つとなります。
その響きは、客観性であり、すべての存在を生かしていくのです。

それは「宇宙の心」と呼べるように思えました。

僕たちは「宇宙の心」の元、個性豊かな存在として生み出され、
それぞれの方法で「宇宙の心」を奏で、育んでいくのです。

なかのよしふみ(なかのよしふみ

これが僕の与えられた響き。

この響きがいろいろな響きと出会い、音を奏で、心を育んでいく。
育む心は「僕の」心でなく「宇宙の」心。

「僕の・・・」という意識は幻だから。

主観性。「僕の・・・」という幻の世界。

それは自分を他から切り取ることで生まれる幻の世界であり、
宇宙の心が与えてくれたプレゼントであり自由な世界。

でもその自由は狭く、僕を苦しめます。

苦(9)を超える(9)ことで、宇宙と一体となり統合(10)されます。
充分(10)な幸せを味わえます。

その時、僕は「僕の」心ではなく「宇宙の」心を生きていることでしょう。
それはすべての存在を生かす客観性に基づく心です(^-^)



さてさて、この文章を読んで「カタカムナって何?」と興味を持った方。
11月9日、10日で木の花ファミリーにて「日本古代の叡智に学ぶカタカムナ研究会」が開催されます。
とても充実した学びになること間違えなし!是非、ご参加下さい。

そして、こんなふうに客観的視点に立って未来のヴィジョンを描いていきたい方。
以下のイベントをお勧めします。きっとわくわくする未来を描けるはずですよ。









安心感を育んでいく。

11月1日に日中韓首脳会談日中首脳会談、そして11月2日に日韓首脳会談が行われました。

日中韓首脳会談は2012年5月以来、約3年半ぶりに開催し、今後定例化することで合意。
来年は日本で開催されることも決まり、
日中韓自由貿易協定(FTA)交渉の加速化や北朝鮮の非核化でも意見が一致し、
歴史を直視することも約束しました。

日中首脳会談は今年の4月以来、半年ぶりの開催。
両国外相の相互訪問を再開し、
東シナ海のガス田共同開発に向けた協議の再開を目指すことで一致しました。

日韓首脳会談も2012年5月以来、3年半ぶりの開催。
慰安婦問題の協議を加速することを約束し、
韓国の環太平洋経済協定(TPP)参加への協力を約束しました。

こんなふうに前向きな約束をしていますが、
中国との間では南沙諸島や尖閣諸島の問題、そして歴史認識の問題を抱えています。

そして韓国では世論が経済悪化に対する危機感から対日関係の改善求める一方、
日韓首脳会談に反対するデモも起きているようです。

日本の世論を見ても、多くの人が日韓首脳会談の意義に疑問を持っているようです。
 ※日韓首脳会談、関係改善の一歩になると思う?を参照

いろいろな懸案がある中、「経済的利益」を求めて繋がっていこうとしている。
今回の首脳会談はそんな形で実現したと言っていいと思います。

経済的利益という損得勘定で繋がったり離れたりしている。
日中韓だけでなく多くの国と国の関係はそのような状態にあるのではないでしょうか?
これは心と心の交流ではなく、お互いが近づいても関係が深まることはないでしょう。

お互い腹に一物を抱えている。

近づいても離れていてもその状態に変わりはありません。

ところで、一人一人の人間関係を観た時、同じような状況にあるのではないでしょうか?
現代社会では、「経済」に人々の関心が多く集まっています。
人と人、人と自然との関係性よりも「お金の増減」に関心が集まることがあります。
この状態では人との繋がりは表面的なものとなり、深まることはありません。
そして、損得は常に変化し、不安定なものとなってしまうのではないでしょうか?

その背後には「お金がなければ生きていけない」という思い込み、
そして、その思い込みを生み出す不安が透けて見えるのです。

その姿は、そのまま日中韓の関係にも現れているように思えました。

経済成長をしなければ、国が駄目になるという思い込み、
そして、その思い込みを生み出す不安が透けて見えるのです。

人も国も不安に振り回されている。

そんな状態にあるのではないでしょうか?

経済が重視される今の価値観は市場経済が発展することで育まれたものです。
(今の)経済を振り返る(続き)」にも書きましたが、
非市場経済では、親族関係や宗教儀式、贈与儀礼などを通して、
財の生産や配分などの経済活動が意図せずに行われていました。

モノの生産や交換は経済的意図ではなく心の交流として行われていたのです。

経済活動を通して心の交流が生まれ、関係を深めていく。
その時、人々、そして国々の不安は消えていくのではないでしょうか?
繋がり合う安心感の中でモノが生産され交換される時、
安心感が生まれ、本当の意味で豊かな世界が実現出来るのです。

モノの生産や交換。お金の交換。

それらが不安を生み出しているか?安心感を育んでいるか?

一人一人が心を振り返り、不安ではなく安心感を育んでいくことが大切なのだと思います。

木の花ファミリーでは、そんなふうに生活を通して安心感を育んできました。
11月1日に行われた「木の花茶会・秋」は安心感から生まれた豊かな世界の一つです。
以下当日の様子を少し紹介しますね。




開店前の会場です。

会場の様子です。


キッチンの様子です。


当日のコース料理です。1,500円で提供しました。


和子ちゃんによるピアノを生演奏。



最後にスタッフみんなで記念撮影です。
お客様からは以下の感想をいただきました。

☆彡 ☆彡 ☆彡

全ての料理が心がこもっていて本当においしいです。
対応も心がこもっており、気配りも行き届き感謝!ありがとうございます。

心のこもった手作りの料理でとてもおいしかったです。
使っている材料も安全なもので安心して食べることができた。

会場のしつらえ、スタッフの皆さんのおもてなし、
それぞれのお料理と全て満足でした。
感動の連続で感謝の思いがあふれます。ありがとうございました。

☆彡 ☆彡 ☆彡

日々の生活の中で安心感を育んでいくことで、こんな世界が広がっていきます。
日々心を振り返り、心を育んでいくことで「繋がり合うこの世界の豊かさ」を表現していきます。
一人一人がそんなふうに生きた時、国と国も繋がり合う豊かさを表現するようになるでしょう。

そんな未来に向けて、共に語り合いたい方には以下のイベントがお勧めですよ。
 ※以下、イベントの案内です。

☆彡 ☆彡 ☆彡





真の平和を地球にもたらすために今わたしたちにできることは、
一人一人が広い世界観を持ち、個々の自我を超越することです。

それは精神革命と言えるでしょう。

第9回の大人サミットとなる「地球会議in木の花ファミリー」は、
精神革命が引き起こす次世代の「クニツクリ」の場となっていくでしょう。

是非、共に語り合い、これからの未来を本気で創り上げていきましょう!



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