昨日から今日に掛けて、このカタカムナ勉強会が行われました。
カタカムナとは、上古代(何千年~何万年前とも言われる)に日本列島に存在したとされるアシア族の文明の呼び名で、彼らの用いていた文字をカタカムナ文字、文献をカタカムナ文献と呼びます。以下の写真は、カタカムナ文字を用いた文献のものです。
八鏡文字(カタカムナ第5首) |
カタカムナ文字は八鏡文字(はっきょうもじ)と呼ばれ、カタカナの元になっていて、イロハ48音を表しています。一つ一つの文字には魂が込められていて、それは「言霊(ことだま)・音霊(おとだま)・数霊(かずたま)」となり、宇宙を創り上げています。
カタカムナの文献は、「ない世界」から「見えない世界」、「ある世界」へと万物が生成し、消滅していく姿を描いています。それを学ぶことは、宇宙の法則を知ることであり、そのウタイを奏上することは、個人個人の「自我(エゴ)」が生み出す歪みを正し、元の「偏り」を取り戻すことに繋がります。
※物理的事象が生まれるということは、それ自体が偏りの発生と言えます。宇宙の法則に基づいた元の偏りは調和の中にあり、世界に多様性、豊かさをもたらしています。ですが、そこに個人個人の自我(エゴ)が加わることにより、その偏りが歪められたり増幅されたりして、バランスを欠いていくのです。
僕たちは日々の暮らしにカタカムナのウタイを取り入れています。
それは日常の出来事からの学びとセットとなり、
人と人、人と自然が調和した暮らしへの取り組みとなります。
毎回、様々な話題が飛び出すカタカムナ勉強会。
今回は、経済システムについても話題となりました。
発展拡大を続ける現在の経済システムですが、
それは環境問題や経済格差など多くの歪みを生んでいます。
満たされない自我が、もっともっと・・・と求め続け、
大量消費をしている状態です。
それは際限まで行けば、そのまま消えてなくなりますが、
そこまで行くと、多くの傷跡が地球に残ります。
ひょっとすると人類も消えてなくなるのかもしれません。
生活にカタカムナを取り入れることは、一人一人の自我の確立に繋がります。
その時、物質的豊かさでは満たすことが出来なかった自我が満ち足ります。
すると、捕らわれのない視点で世界を眺めることが出来ます。
今、この世界には、次から次へと2種類の渦が湧き上がっています。
一つは、我欲に基づく、経済発展の渦です。
それが次から次へと湧き上がっています。
現在の経済システムはこの渦から生まれています。
無自覚に生活することは、この渦に飲み込まれることを意味し、
環境破壊や経済格差を助長することになります。
もう一つは、調和の精神に基づいた循環型経済の渦です。
木の花ファミリーの暮らしはこの渦の一つであり、
それは今、この世界で少しずつ広がっています。
この二つの渦は共に支え合いながら、存在しています。
どちらの渦も完全になくなることはありません。
バランスが取れた状態で交じり合うことで豊かな世界が生み出されます。
近代社会以降、経済発展の渦が猛威を振るようになっています。
2種類の渦は、バランスを失い、人間社会は危機に陥っています。
木の花ファミリーの暮らし、その経済のあり方は、
循環型経済の渦を生み出し、
この世界のバランスを取り戻すものの一つです。
それは宇宙の流れであり、人類の歴史の中で、必然の動きです。
その確信の中で僕たちは生活しています。
以下の写真はカタカムナ勉強会の様子です。
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