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彼がまだメンバーだったとき、
交通事故を起こしたでしょ。
その裁判の際、
弁護士を相手にどういうふうに付き合っていくのか。
それから、
弁護士の精神状態だけではなく、
被害者の性質を読み解きながら、
どうやって裁判を進めていくのかという
アドバイスをしていたんだよ。
結論としては、
こちらにとって特別有利に話を進めようとは思っていなかったけれど、
向こうのわがままに乗ってはいけないからね。
そういった正義感も持ちながら、
弁護士がついたからといって向こうの思うままにならないという意味では、
弁護士の精神状態も読みながら話を進めていったんだよ。
最終的にどこに結論が行くのかについては
裁判所が決めることだけどね。
そして、
結果的に当初の話の5%をこちらが勝ち取ったのだけど、
そういったお金の話が一番大切なのではなく、
人と交渉するときの交渉術を大事な学びとして彼には教えてあげたんだよ。
でも、
そういった学びを生かすことなく、
彼はここを離れていった。
結局、
根本の大事を忘れず求めるこころがないとダメだね。
彼は母親に対して、
まったく自己主張ができないのだから。
もし、
学びを生かせていたとしたら、
ここを離れていったときの
あの傲慢な態度はないはずだよ。
結局、
彼からしたらあの裁判は、
単なる数字だけの話になっていたのだろう。
でも場合によってはね、
今ちょっとばかり良い思いをするよりも、
たとえば余分に払ったとしても
それが将来の価値に対する種まきになることもあるんだよ。
つまり、
そういった波動を未来にもたらしているのだからね。
大切なことは、
そこが読み解けるかどうかだよ。
正確に言うと、
読み解くのではなく、
本能みたいなものだよ。
そのときに、
あせってすぐに結論を出そうとすると、
冷静さに欠いているから、
情報を正しく精査できなくなる。
さらに
損得勘定から「損をしてはいけない!」という思惑が働きすぎると、
そういった直観は鈍ってしまうね。
だから、
何かプラスアルファか感じ取れる状態でいることが
大切なんだよ!
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この文章にはいさどんの生きる姿勢が現れていて、一つ一つの出来事に筋道を通しているのです。そして、それがこの道(未知)を歩み、世の為人の為に生きるいさどんの実践になっているのです。
例えば最近、いさどんは古い友人にお金を貸しました。その友人にはだらしがないところがあり、お金が返ってくる保障はありませんでした。それでもいさどんは敢えてお金を貸したのです。そして今、約束の期限を過ぎていますが、お金は返って来ていません。
お金を貸す時、いさどんはこう思ったそうです。
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もしお金が返ってくるならば、友人はけじめをつけられるのだから、それはそれでいい。でも、お金が返ってこない場合、その友人の姿勢は正す必要がある。お金を貸している自分の話には耳を傾けるだろうから、友人に「大事」を伝える機会に出来る。
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そして今、いさどんは実際、その友人に大切な話を伝えているのです。
貸したお金が返ってこない。
それを表面的に捉えると悪いことが起きているように見えるかもしれません。
ですが、奥にある心を見るとこんなに暖かな世界が展開されるのです。
同じ結果でもそこに至るプロセスが違うとまったく違う世界が展開されます。
そして、今、結果に見えることも、現在を切り取って見るからそう見えるだけで、それもプロセスの一部なのです。いさどんの友人が今後どうなるかは誰にも分らないことでしょう。
結果ではなくプロセスを大切にする。
そんなふうに意識転換を出来ると、日々の生活がとても豊かになるのです。
そして、この時大切なのは天意に気持ちを向けることであり、それをいただく心です。
大町出張の際、いさどんは以下のような話もしてくれました。
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人智ばかりでやっていると流れは創ってもらえない。
天を読みながら人智をやっていく。
そうすると天が喜び、流れが生み出されていく。
だから上(天)を見ながら考えていくことが大切で、僕も昔はそうやっていた。
でも今は、上を見なくても天意がところどころに挟まってくるようになった。
実は、「どうですか?」と天に伺うことにも「良くなって欲しい」という思惑が加わってしまう。
だからそれも手放す必要がある。
そもそも僕らは宇宙を生きている。だから人間の考えも宇宙の法則の中にある。
人間の考えが優先すると天の側から外れるから滞るけれども、それも天意。
そうやって宇宙は調整している。
それを仕分けする位置に立ち、客観性を持って、情報としてそれを掴んでいく。
これが出来ると達人の領域だね。
※この会話と同じ内容が、いさどんのいただきます人生「ヒト(十)のヒビキ♪」でも紹介されています。
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この生き方は人間的価値を超えて、宇宙の本質を生きていく道です。
そのために自分を見てその自分を超えていくのです。
上記の話に続けて、いさどんは以下のように話します。
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自分を見て、自分を分かれば分かるほど、精度高く見るようになっていく。
分からない人間は出来ていると思いがち。
分かれば分かるほど、人は「まだまだ」と思う。
そしてその「まだまだ」という心が人を創っていくんだよ。
分からない人はもう出来たと思うから、全然心を磨かず失敗を繰り返しドツボにはまっていく。
「まだまだ」と思いながら高いプライドを持つ。それを同時進行していくことが大切なんだよ。
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「まだまだ」という想いが成長への希望となっていきます。
希望を持って、僕はすべての出来事をプロセスとして楽しみ、そこに自分を表現していきます。
そしていさどんのように一つ一つの出来事に筋道を通せるように心がけます。
6月27日「恵みいただきます」の写真です。こんなみんなと毎日を楽しんでいます。 |
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