4(混沌)から5(位置)へ。それは世界に広がりをもたらす。

今日(10月24日)は霜降(そうこう)。そして、21日から土用に入っています(地球暦のサイト参照)。
土用は季節の移り変わり目。地球は今、秋を終わらせ、冬を迎えようとしています。

先の地球暦のサイトには「霜降」について以下のように書いてあります。

☆彡 ☆彡 ☆彡

一年を一日にたとえたら、「霜降」は夜8時くらい。家族団欒で食卓を囲み、一日の出来事を回想しているような頃合いです。今年の収穫を感謝し、来たる冬を迎えるための心づもりをするときです。

☆彡 ☆彡 ☆彡

そう、霜降の日は、今の自らの行いを振り返るのに良い時期と言えるのではないでしょうか?

意図していないことに自分が現れている。
最近、よくそう思います。

例えば、何かをしようとしている時、別の用事を頼まれる。
その時、自分の中にどんな感情が沸き起こるか、どんな反応をするか?
そういうところに自分の人間性が現れると思うのです。

もっと言えば、その意図していない出来事を招いているのは自分自身です。
自分の中の自覚していない部分がその出来事を引き起こしている。
そんなふうにも言えるのです。

なので、意図していないことに開かれることで、
自分を知り、学びを深めていけると思うのです。

意図していないこととは無意識。
だから僕は秋分の日に、


と宣言をしました。

秋分から30度経過した今、その宣言を新たに意識していこうと思います。

社会に目を移せば、フォルクスワーゲンによる排ガス不正問題や旭化成のマンション傾斜問題、東洋ゴムによる免振ゴム及び防振ゴムでのデータ改ざんなど大手企業によるデータ改ざんが話題になっています。

これらはそれぞれの企業にとって意図していないことしょうが、データを誤魔化していた普段の姿勢が表に現れたものです。まさにそれぞれの企業の実態を表していると言っていいでしょう。

その背景には、過度に経済成長を求める現代社会の歪みがあるように思えますが、なんにせよ、それぞれの企業は問題を通して自分たちを知り、改善をすることが出来るのです。
そして、もしその背後に社会の歪みがあるならば、企業の改善は社会の歪みの改善にも繋がっていくのでしょう。

そう考えるとそれは天からの恵みとも言えるのではないでしょうか?

時代は今、闇のピークを越え、光の時代へと向かっているのです。
 ※2012年12月21日 太陽系は約25800年振りに銀河の冬至を迎えました。

僕は?
 空っぽへのあこがれ

これらの記事に描かれている僕の滞りは意図していないものでした。
ですが、そこに自分の現状、「よごれ」「よどみ」が現れているのです。

 ☆彡 

話しは少し変わって、僕は毎朝、富士山を眺めて「お祈り」をしています。
 ※「お祈り」については「あわりーぬ」のブログを参照して下さい。


10月24日(霜降)富士宮からの富士山です。※AM6時頃


今日は、山中湖にお弁当配達に行った時も「お祈り」をしたので、
富士山を挟んで南西と北東で「お祈り」を捧げたことになります。


10月24日(霜降)山中湖からの富士山です。※お昼ごろ


湖で「お祈り」を捧げていると、波の音や風の音が
「お祈り」に合わせて変化する感じが心地よかったです。

ところで、このお祈りはカタカムナを取り入れているのですが、
僕の名前、よしふみ「よ()」は「4」であり混沌を表す思念です。

「よ」(4)は、「い」(5)の方に進めば、「よい」となるのですが、
「み」(3)の方に戻ると、「よみ(黄泉)」となり、死の世界に入っていきます。
「よ」はどちらにも転がりえる、混沌の中にあります。

「よ」がつく言葉を見ると、喜び、良い、淀み、汚れなど両義的なのはその表れでしょう。

自分の中には混沌がある。

それは確かで、その混沌が「相応しいものになっていく」や「空っぽへのあこがれ」で
描かれているような滞りを時々僕にもたらしてきました。

それは「いやなもの」に感じます。

ですが、思いは満ちた(3)後、混沌(4)の中で広がり、
意志(5)の元、この世界に位置(5)を得るのです。

混沌はこの世界に広がりをもたらすもので、必要なものでもあるのです。

「よ」を名前にいただいた僕は、自らの持つ混沌としっかり向き合い、
この世界に広がりと豊かさをもたらす役割をいただいているのです。

だから僕は混沌を愛する。

そう宣言し、混沌「よ」(4)の中に天の意志「い」(5)を見出し、
それらが描く未来を楽しんでいこうと思います。

そんなふうにわくわくする未来のビジョンを描きたい方!
以下の2つのイベントがお勧めです。是非、ご参加下さい(^ー^)

☆彡 ☆彡 ☆彡

10月31日・11月1日 古代日本と遊牧民族の叡智が融合し、未来を創造する~モンゴルの草原から来た青年の吹きおこす風 ~第1章「大地」



最近、永世中立国を目指すことが伝えられたモンゴル(高知新聞「小社会」参照)。
中国、ロシアと大国に挟まれたモンゴルのエルベグドルジ大統領は
永世中立を旗印にアジアの紛争防止に力を尽くそうとしています。
そこからは国の理性が感じられます。

そのモンゴル出身の若者ムルンくんと木の花ファミリーは、今年の8月に出会いました。
ムルンくんは木の花ファミリーに「天の故郷」を感じ、このイベントは企画しました。
(※出会いの様子は「あわちゃんのウルルン木の花滞在記『お祈り』」をお読みください)

今回のテーマは「大地」。
ムルンくんといさどん、そして参加者が大地をテーマに語り合うことで、
未来社会のあるべき姿を描き、行き詰まった現代社会の突破口を示します。
 ※9月10日に行われた2人の対談は「地球談話を実践する人々」をお読みください。
是非、共に語り合い、希望ある次世代の生き方を地球上に実現しましょう!






真の平和を地球にもたらすために今わたしたちにできることは、
一人一人が広い世界観を持ち、個々の自我を超越することです。

それは精神革命と言えるでしょう。

第9回の大人サミットとなる「地球会議in木の花ファミリー」は、
精神革命が引き起こす次世代の「クニツクリ」の場となっていくでしょう。

是非、共に語り合い、これからの未来を本気で創り上げていきましょう!




(今の)経済の歴史を振り返る(続き)

(今の)経済の歴史を振り返る」に書いた通り、
今、僕は木の花ファミリー通信用の原稿を依頼されています。
ですが、今回、全く文章が湧いて来ませんでした。
でも書くしかないので、色々な知識を引っ張ってきて繋ぎ合わせていました。
「これでいいのかな?」と思いながら書いて、とりあえずなんとか完成させました。

その書いた文章に対して、
NPO法人ぐりーんぐらすの説明はこれでいいの?」
というフィードバックをまりねえから貰いました。

それに対し僕は「その説明でいいと思う。間違えていないよ」と返しました。

まりねえの意図は「正しい」とか「間違えている」とかいうことを伝えたいのではなくて、
「読者の視点に立ったら分かりにくい」ということを伝えてくれていたのです。

ですが、僕の中には防衛反応が働き、まりねえの気持ちを跳ね返していたのです。

僕の中には難しいことを説明しているという気持ちがありました。
そして、苦労して書いたという気持ちもありました。

そのため「これでいいのだ」と自己主張したい気持ちがうずいたのです。

あ~未熟だなと思いました。(-_-;)。

無理やり文章を書いていた僕には「読者の視点」は全くありませんでした。
今、木の花ファミリー通信は多くの方が読んで下さっています。
その原稿を書くにあたり、読み手を意識していなかったら失格です。
僕はまりねえから必要なフィードバックを貰ったのです。

その他、みきちゃんからは、

全体を通して「序章」と言う感じを受けました。
もう一歩、何か心に踏み込んだものになったらいいな~と感じました。

というフィードバックを貰いました。

そもそも「難しいことを書いている」というのは僕の思い込みで、
そんなことはないのです。難しくしているのは自分自身。
そんなふうに思いました。

そして、みきちゃんの「心に踏み込んだもの」という言葉を受けて、
僕の中には湧き上がるものがありました。

書ける!

という感じがしました。
そして実際、とても気持ちよく原稿を書くことが出来ました。

経済人類学者のカール・ポランニーは、非市場社会の研究から、

経済が社会に埋め込まれている

という言葉を残しています。

非市場経済では、親族関係や宗教儀式、贈与儀礼などの社会的慣習を通して、
財の生産や配分などの経済活動が意図せずに行われていたのです。

そう、交易などの経済活動は目的ではなく結果であって、
心の交流が一番の目的だったのです。

木の花ファミリー通信にはこんな堅苦しいことは書きませんが、
お金を通して、心が通う大切さを表現出来たらいいなと思いました。

そして、そんな文書を書いてみました。

木の花ファミリー通信が発行されたら是非読んでみて下さいね。

そうそう、経済の話題と言えば、

ウルグアイの元大統領ホセ・ムヒカさんがリオ会議でしたスピーチはとても有名です。

このスピーチを受けて思ったことを1ヶ月の真学校卒業生のみどりーぬが書いています。

みどりーぬは、ホセ・ムヒカさんが唱える未来の人間の在り方を
木の花ファミリーがすでに実践していると書いてくれています。

僕もそう思います。

そんな木の花ファミリーの現場を土台とした
未来を語り合うイベントを2つ紹介しますね。


木の花ファミリーのみんなです。


☆彡 ☆彡 ☆彡

10月31日・11月1日 古代日本と遊牧民族の叡智が融合し、未来を創造する~モンゴルの草原から来た青年の吹きおこす風 ~第1章「大地」



最近、永世中立国を目指すことが伝えられたモンゴル(高知新聞「小社会」参照)。
中国、ロシアと大国に挟まれたモンゴルのエルベグドルジ大統領は
永世中立を旗印にアジアの紛争防止に力を尽くそうとしています。
そこからは国の理性が感じられます。

そのモンゴル出身の若者ムルンくんと木の花ファミリーは、今年の8月に出会いました。
ムルンくんは木の花ファミリーに「天の故郷」を感じ、このイベントは企画しました。
(※出会いの様子は「あわちゃんのウルルン木の花滞在記『お祈り』」をお読みください)

今回のテーマは「大地」。
ムルンくんといさどん、そして参加者が大地をテーマに語り合うことで、
未来社会のあるべき姿を描き、行き詰まった現代社会の突破口を示します。
 ※9月10日に行われた2人の対談は「地球談話を実践する人々」をお読みください。
是非、共に語り合い、希望ある次世代の生き方を地球上に実現しましょう!



11月21日~23日 「地球会議in木の花ファミリー」 ~時代の扉は、既に開いている~



地球談話 ~真の平和を地球にもたらすには」に示されている通り、
真の平和を地球にもたらすために今わたしたちにできることは、
一人一人が広い世界観を持ち、個々の自我を超越することです。

それは精神革命と言えるでしょう。

第9回の大人サミットとなる「地球会議in木の花ファミリー」は、
精神革命が引き起こす次世代の「クニツクリ」の場となっていくでしょう。

是非、共に語り合い、これからの未来を本気で創り上げていきましょう!


(今の)経済の歴史を振り返る

木の花ファミリーとNPO法人ぐりーんぐらすは共同で、木の花ファミリー通信を発行しています。
最近発行したものは自然療法プログラムを特集していて、とても好評を得ています。
今、次号の発行に向けて用意をしているのですが、僕に執筆の依頼が来ました。
テーマは「木の花ファミリーの経済」です。
そこで前提として産業革命以後の経済について考えてみました。
以下の文章がその内容です。

☆彡 ☆彡 ☆彡

250年前、イギリスで産業革命が起こり、この世界に物質的な豊かさがもたらされました。
現代社会に暮らす私たちはその恩恵を沢山受けています。
ですが、その豊かさは様々な問題も生み出しました。
自分(人間)を自然から切り離し、
自然を機械のように分析することで様々な発明が生まれ産業革命が起きました。
この自分から他を切り離す態度は対人間にも広がり、
個人主義が生まれ、それぞれが個人の幸せを追求するようになりました。

そこではお金が活躍し、今、生活の様々な場面でお金のやり取りがなされています。

「お金がなければ生きていけない」
「お金があればなんでも出来る」

こんな想いから「自分の」お金を求め、
「自分の」幸せを求めている人が多いのではないでしょうか?

一人一人が「自分の」ものを求めると沢山必要になり、
地球環境に多大な負荷をかけることになります。
加えて、「自分の」という気持ちが自分を世界から切り離し、人を孤独にしていくのです。
気候変動などの環境問題、テロや紛争、経済格差や精神疾患などの社会問題は、
今までの人類の結果起きていることであり、今、人類に変化が必要なことを示しています。

産業革命以前、社会にはそれほどお金は出まわっていませんでした。
ですが経済は成り立っていました。
経済とはモノを生み出す活動であり、それを交換、または分け合う活動です。
お金はあくまでそのための道具であり、お金がなくても人は生きていけるのです。


お金から自由になり、必要なものをみんなで生み出し、みんなで分け合って暮らしていく。
お金に関してもみんなのものと見なし、お金を使うことでみんなの暮らしを豊かにしていく。
そんなふうに暮らせたら幸せだと思いませんか?
それが地球と共に生きる次の時代の生き方なのではないでしょうか?

☆彡 ☆彡 ☆彡

今、時代は変化の時を迎えています。
経済についても新しいものが求められています。
木の花ファミリーの経済はそのモデルとなっています。
ファミリー通信ではその姿を紹介する予定ですので、楽しみにしていてください。

新しい時代について直接語り合いたい!と思っている人にはお勧めのイベントがあります。

以下そんなイベントを2つ紹介して筆を降ろしますね。

☆彡 ☆彡 ☆彡

10月31日・11月1日 古代日本と遊牧民族の叡智が融合し、未来を創造する~モンゴルの草原から来た青年の吹きおこす風 ~第1章「大地」



最近、永世中立国を目指すことが伝えられたモンゴル(高知新聞「小社会」参照)。
中国、ロシアと大国に挟まれたモンゴルのエルベグドルジ大統領は
永世中立を旗印にアジアの紛争防止に力を尽くそうとしています。
そこからは国の理性が感じられます。

そのモンゴル出身の若者ムルンくんと木の花ファミリーは、今年の8月に出会いました。
ムルンくんは木の花ファミリーに「天の故郷」を感じ、このイベントは企画しました。
(※出会いの様子は「あわちゃんのウルルン木の花滞在記『お祈り』」をお読みください)

今回のテーマは「大地」。
ムルンくんといさどん、そして参加者が大地をテーマに語り合うことで、
未来社会のあるべき姿を描き、行き詰まった現代社会の突破口を示します。
 ※9月10日に行われた2人の対談は「地球談話を実践する人々」をお読みください。
是非、共に語り合い、希望ある次世代の生き方を地球上に実現しましょう!



11月21日~23日 「地球会議in木の花ファミリー」 ~時代の扉は、既に開いている~



地球談話 ~真の平和を地球にもたらすには」に示されている通り、
真の平和を地球にもたらすために今わたしたちにできることは、
一人一人が広い世界観を持ち、個々の自我を超越することです。

それは精神革命と言えるでしょう。

第9回の大人サミットとなる「地球会議in木の花ファミリー」は、
精神革命が引き起こす次世代の「クニツクリ」の場となっていくでしょう。

是非、共に語り合い、これからの未来を本気で創り上げていきましょう!

望みを捨てて無限の可能性を生きていく

僕は、木の花ファミリーのメンバーになる前、ゲストとして訪れていた時期がありました。
その頃は、月に一度、1泊から2泊の短い滞在をしていたのですが、訪れる度に多くの学びを得ていました。以下の文章は、木の花ファミリーに出会って4ヵ月目。2008年10月に書いたものです。

☆彡 ☆彡 ☆彡


望みを捨てて生きていく。(2008年10月21日)

木の花ファミリーに行ってきた。 
今回で4回目。 
1泊と短い滞在だったけど、やはり学びは多かった。 
今回はスクールカウンセラーの友人を連れて行った。 
木の花を紹介できて、体験してもらえてよかった。 

木の花に出会って、僕の生き方は確実に変わり始めている。 
『言ってみる、やってみる、結果にとらわれない』 
そんな態度でいろいろなことにチャレンジできるようになってきている。 
何が起きるか?ただそれを楽しむ。わくわくする感じを楽しむ。 
少しずつそんなふうに出きるようになってきている。 

今回の訪問では、2日目にいさどんと一緒に作業して、 
ゆっくり話しが出来たのが良かった。 

『頭で』思い描いた願望に集中し実現したとする。 
一般的にはそれは望ましいことだよね。 
でも、望みが叶えば、叶う程、

『望み通りの世界』という狭い世界に閉じ篭ることになる。 
頭で思い描いた狭い世界に閉じ篭ることになる。 

だから『頭で』思い描いた願望なんて捨てた方がいい。 
そしたら無限の世界に自分は開かれていく。 
自然は豊かで僕たちを満たしてくれる。 
自然と調和していく。 
そのために望みは捨てていく。 

そんな話を聞かせてもらえた。 

それでもきっと望みが生じる。 
それはそれでいいのだろう。 
望みに固執しなければ。 


☆彡 ☆彡 ☆彡

当時、中学校で事務職員をしていた僕は、他の人がやらないような取り組みを沢山していました。前例のない(前例の知らない)取り組みに挑戦していました。

例えば、学校では保護者から教材費を集金するのですが、その集金方法を決める際、保護者アンケートを実施しました。そして、その結果を公開し保護者の意向に沿った集金方法に改善していきました。


新しいことにチャレンジしていく。

当時の僕はその勇気を木の花ファミリーのみんなからもらっていました。

ここ2日、海外からのゲストのためにウェルカムコンサートがありました。
ゲストの方はその場で感動の涙を流します。

「こんな場所が地球にあったのか?」

その驚きと喜びと共に、初めての自分と出会うのです。
そして、それは生きる勇気となっていくでしょう。

そんな場所に今は自分が暮らしている。

その誇りがあれば、「自分の」望みを持つ必要はなくて、
ただただこの世界の無限の可能性に開かれていればいいのです。

きっとどんどん新しいことがやってくるでしょう。

そんな新しいものの一つとして、最近出会ったムルンくんが企画しているイベントがあります。

2015年10月31日、11月1日の2日間開催。
そして2日目の昼食はなんと!伝説の木の花茶会に参加出来ます♪
木の花茶会のついては「あわちゃんのウルルン木の花ファミリー滞在記」をご覧ください。
その凄さと感動が伝わってきますよ(^ー^)

以下、その案内を転載しますね。
お時間がある方は是非、ご参加下さい。


Konohana Family
古代日本と遊牧民族の叡智が融合し
未来を創造する
〜 モンゴルの草原から来た青年の吹き起こす風 〜

第一章「大地」


モンゴルの大草原


 企画者紹介 


オリヤンハイ・ムルン
内モンゴルホルチン草原出身、来日6年目。
中央大学経済学部公共環境学科在学中。
主に経済学を専攻し、古代先人たちの叡智、国の伝統を研究し、新しい政治経済の仕組みについて熱心に考えている。東洋文明を中心とする世界先住民族の知恵を通じて、世界価値システム構築が実現できることを願っている。2013年~14年の「ACC21アジアNGOリーダー塾」での活動を生かし、共同体再生を実践的に活動中。
 
ムルンくんと木の花ファミリーとの出会いは、今年8月。現代の最先端の科学を遥かに超える、1万2千年前の日本の宇宙物理文明、カタカムナの研究会に参加するために初めて木の花ファミリーを訪れたムルンくんは、ここはまさしく探し求めていた場所であると直感し、研究会の最中に溢れ出てきた想いを『天の故郷』という詩に表しました。


研究会の最中にムルンくんが書き上げた詩『天の故郷』

はるか昔、日本には天と共に生きる先人たちの無限なる叡智がありました。そしてモンゴルにもまた、天の仕組みを知り、大地との確かな絆のもとに生きる人々の姿がありました。
現代社会に生きる私たちの多くが忘れている、先人たちの叡智。その教えに学び、モンゴルと深いつながりのある日本という地にやって来た彼は、未来の人類の生き方、社会のあり方を真剣に考えています。そして、気付いた人々がこれからの時代に果たすべき役割を見据え、その活動の皮切りとして、今回のイベントを企画しました。
モンゴルの大草原からやって来たさわやかな青年の吹き起こす風に乗り、日本伝統の叡智と遊牧文化が融合する時が来たのです。
 
ムルンくんは、このイベントへの想いを以下の詩に綴りました。
 

 
初回のテーマは「大地」
次世代を担う若きムルンくんと、どこまでも深く壮大なスケールで凝り固まった人々の思考を解き放つ宇宙おじさん・いさどんによる対談にて、私たち地球生命にとって大地とは何か、地球とは何かを語り合い、現代の人々が忘れている大地との絆を呼び覚まします。
そして参加者の皆さんとともに、未来社会のあるべき姿を描き、き詰まった現代社会の突破口を開いて希望ある次世代の生き方を地球上に実現します!


ムルンくんといさどん

宇宙スケールで人類の未来を語り合うムルンくんといさどんの対談を下記のリンク先よりご覧いただけます!

 開催概要 
 
【日時】
集合:2015年10月31日(土)
11:05 JR身延線「西富士宮」駅 又は 10:51 富士急行「大石寺」バス停(送迎あり)
お車の方は11:30までに木の花ファミリーおひさまハウスひまわりへお越し下さい。
解散:2015年11月1日(日)13:30頃(駅・バス停まで送迎あり)
 
【会場】
木の花ファミリー
〒419-0302 静岡県富士宮市猫沢238-1
 
【主催】
NPO法人ぐりーんぐらす
木の花ファミリーとの連携のもと様々な社会貢献事業を行っているNPO法人です。
 
【内容】
■ モンゴルの大草原出身のムルンくん、木の花ファミリー創設者いさどんによる「大地」をテーマとした講演。古から伝わるそれぞれの文化を切り口に宇宙スケールで語ります!
■ 私たちの中に眠っている心を呼び覚ます木の花楽団コンサート。ルンくんによるホーミー、カタカムナ63首の舞他。
■ 参加者座談会

2日目の昼食は「木の花茶会」メニューをお召し上がりいただきます
11月1日は、自家製紅茶とお料理を愉しむ「木の花茶会」の日です。
宇宙の仕組みのままに育った生命力あふれる“天然循環法”の食材を使い、この日にしか味わえないスペシャルメニューで皆さまをおもてなしいたします。さつま芋のポタージュ、自家製小麦の生パスタ、栗や季節のフルーツを使ったデザートなど、旬の恵みが盛りだくさん!心と体を元気にするお食事とともに、参加者の方々同士の語らいのひとときをお楽しみください。

〈今年4月に開催された「木の花茶会・春」のメニュー〉



→「木の花茶会」の詳細はこちら  

【定員】
30名
*先着順です。お申し込みはお早めにどうぞ。
*ご宿泊は20名までとなります。
 
【対象】
基本的に世の中の全ての方々
 
【参加費】

■ ご宿泊 8,500円
(1泊2日の宿泊やお食事、最寄り駅・バス停への送迎、保険代、消費税を含みます。)

■ 日帰り 3,000円
(お食事と消費税を含みます。送迎が必要な場合は別途500円をいただきます。)
 
【スケジュール】(当日の様子にあわせた変更あり)
■ 1日目
—11:30:木の花ファミリー集合・受付け
—12:00-14:00:お食事・休憩
—14:00-17:00:講演
—17:00-18:30:入浴・フリータイム
—18:30-19:15:お食事
—20:00-21:00:コンサート
—21:30:木の花ファミリーの大人会議
     *自由参加
■ 2日目
—08:00-10:45:座談会
—11:00-13:00:お食事 *木の花茶会
—13:30頃:解散(JR身延線・西富士宮駅または大石寺バス停へ送迎あり)
 
オプションにて木の花ファミリーの施設見学やプレゼンテーションの提供も可能です。
〈見学ツアー〉90〜120分
 お1人様540円
〈プレゼンテーション〉120分
 2,700円
 上記料金を参加される方の人数で割り、分担していただきます。(中学生以下無料)
 例)参加者2人の場合:1人あたり1,350円 / 3人の場合:1人あたり900円
 ただし、5人以上の場合は1人あたり一律540円となります。


【写真撮影について】
本イベントでは、そこから生まれる智恵や経験を広く世の中に共有することを大切にしています。イベントの様子を、写真や動画を含めインターネットなどで発信していきますので、撮影不可の方は事前にお申し出ください。

【お申し込み】
下記リンク先よりお申し込みください。
→ 「モンゴルから来た青年の吹き起こす風」お申し込みフォーム

【お問い合わせ】
NPO法人ぐりーんぐらす
TEL:0544-67-0485 FAX:0544-66-0810
E-mail:info@npo-greengrass.org(担当:永山)

ご不明な点は、どうぞお気軽にご連絡ください。
 

地球の未来を創造するこの歴史的なイベントへ、
皆さまのご参加をお待ちしています!


世界のお金がみんなのお金になるように。PART.6

10月8日は寒露。地球暦のサイトでは、「取り組んでいる物事を見直し、再確認することで、立ち位置が明確になります。再宣言、再決意する好機。」と書かれていました。


10月8日の朝日です。



そして、その3日前の10月5日。
日米など12ヵ国による環太平洋パートナーシップ協定(TPP協定)が大筋合意に達しました。

※TPP協定については以下のサイトを参照して下さい。
 「環太平洋パートナーシップ協定(TPP協定)の概要
 「TPP合意、早わかりQ&A
 「TPP大筋合意、グローバルに見た影響は?
 「TPPに対する中国の対応
 「日本のTPP交渉はコメで負け、自動車で負けた

TPPは、加盟国において原則として関税を撤廃し、同じルールのもとに貿易を行うための協定ですが、それぞれの国の事情を反映し、関税が残る品目などもあります。それぞれの国に、自国の産業を保護したい品目と輸出を伸ばしたい品目があり、利害の調整が必要となり交渉は難航していたのです。

日本にとっては国内農業の保護や自動車などの輸出促進が大きな関心となっていました。

農産物の中でも特に関心を集めているのはお米で、現在、341円/kgの関税が課されています。これは国内市場価格より高く、他国から観たら、日本へのお米の輸出は事実上不可能でした。ですが、今回の合意で、アメリカとの間で7万トン、そしてオーストラリアとの間で8400トンの輸入の枠(無関税)が設定されました。これで市場に輸入米が出回ることになりますが、政府は同量の国産米を政府備蓄米として国内農家から買い入れ、市場に流通する総量は調整すると言います。

自動車に関しては、日本の輸出額の15%を占め、その中でも特に比率の高いのがアメリカです。ですが、アメリカは自国の産業を守る必要があるため、2.5%の関税が当面残ることになりました。そのことに関しては、「攻めるべきところでアメリカに配慮している」という声もあるようです。

その他、TPPにより遺伝子組み換えの表示が将来的になくなることを懸念する声も目にしました。

不安や期待、それぞれの立場でいろいろな気持ちがあるようですが、
どうなるかは先に行ってみないと分からないのではないのでしょうか?

TPPに関しては、上記リンク先の他、いくつかの記事を読みましたが、多くの記事が日本にとってのメリット・デメリットという視点で書かれていました。そして、それぞれの立場や視点で賛成したり反対したりしています。

自分や自国のように自分に近いものの利益や都合を求める。

人間にはこの姿勢が根強くあります。そして多くの場合、この視点から物事を眺め、現実を経験していくのです。そこに豊かな世界は生まれるのでしょうか?

1週間ほど前、滞りを抱えている僕に対して、いさどんは以下のように語りました。
 (「空っぽへのあこがれ」参照)

☆彡 ☆彡 ☆彡

あなたがもたらす波動、空気はどんなものをこの場所に、
この世界に発していますか?
それが結果、あなたの価値としてどんなふうに積み上げられていますか?
一人一人が真剣にそういうテーマに向き合っていたら、
人が増えれば増えるほど自ずと豊かになっていきます。

でもそこが出来ていないと人が増えれば増えるほど、難しい世界になります。
現代社会のように、人間が、他人のことを考えずに自分のことばかり考えていたら、
人間が集まれば集まるほど難しい世界になるのです。

心を作らなければ、コミュニティの暮らしは出来ません。
なので、多くのコミュニティが崩壊してきました。
そして、やってみて、やっぱり人間には出来ないと勝手に結論づけています。

だけれども、この世界は元々、コミュニティとして創られています。
アダムとイブが禁断の果実を食し、イザナギとイザナミが喧嘩した時から、
人間はコミュニティから外れる道を歩みました。
ですが時代は変わり、人間が繋がらないと生きていけない時代が来ています。
木の花ファミリーの暮らしはその奔りとしてあるのです。

☆彡 ☆彡 ☆彡

TPPには12ヶ国が参加し、今後も増える可能性が開かれています。
それは国(人々)が集まる場所(約束)となります。
TPPの交渉が難航したのは、それぞれが自国の都合を考えているからでしょう。
結果難しい世界を生み出しているのです。

もしそれぞれの国が自らの立場を離れ、世界全体を見渡す視点に立ち、価値を積み上げていったら、そんな姿勢で集まりTPP協定を結んだら、共に豊かな世界を生み出せるのではないでしょうか?

今、地球にはそのようなモデルが求められているのではないでしょうか?

木の花ファミリーの経済は、規模は小さいかもしれませんが、そんなモデルを示しています。「世界のお金がみんなのお金になるように」に書いているように、木の花ファミリーには農事組合法人やNPO法人、そして個人事業主など様々な団体や個人が集まっています。そして、みんなが自分の
お金をみんなのお金と見なし、支え合う暮らしを生み出しています(下図を参照)。




そして、そのお金の流れは市町村や国、世界にも適用できると思うのです(下図を参照)。





国民一人一人が、自分から世界を眺めたら、自分のところにあるお金だけが自分のお金となります。ですが、自分を離れ世界を眺めたら、どこにあるお金もみんなのお金となります。そんな視点に人々が立つことが大切なのだと思います。

昨晩の大人ミーティングでお金のことが話題に出ましたが、いさどんは以下のように語りました。

☆彡 ☆彡 ☆彡

世のため、人のため。大事を大事にしていれば、お金は自ずとついてきます。損得を計算するようなせこい心の元には、せこいお金しかやってきません。お金は血液のようなもので、必要なところには巡っていきます。もしお金が巡ってこないとしたら、それは自分たちが世のため、人のために生きていない証です。その現象から学び自分たちを正せばいいのです。木の花ファミリーは僅かな収入しか得ていませんが、今までお金に困ったことはありません。そして、豊かな暮らしを実現しています。ただ心を大事に生きていればいいのです。

☆彡 ☆彡 ☆彡

TPPの交渉もそれぞれの国が本当に高い志を持って臨んでいたら、
加盟国すべての人々を幸せに導けるものになるのではないでしょうか?

そんなことを言っても、グローバル企業が存在する限り、TPPは彼らの利益となるだけ。

そんなふうに思う人もいるかと思います。
ですが、この世界にグローバル企業を生み出しているのも
私たち一人一人の心なのです。

自分や自分の近いものの利益や都合を求める。

グローバル企業は、人間のこの姿勢をとことん追求した姿を見せてくれています。
それは僕たち一人一人の姿勢の現れなのではないでしょうか?
僕らはグローバル企業の姿から人間を知り、
そして、自分の日々の姿勢を見つめ直す必要があるのではないでしょうか?
一人一人の心が変わり調和したものになれば、
グローバル企業の姿勢も調和したものに変化していくのだと思います。

冒頭に書いたように、暦の上で寒露を超えました。
寒露は再宣言、再決意する好機ということです。

自分を見ていく。そして自分を超えていく。

その決意を再確認し、自分や世界に人が集まれば集まるほど豊かになる世界を生み出していこうと思います。

まだまだの自分ですが・・・

10月8日 朝日を浴びた富士山です。




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