(今の)経済の歴史を振り返る

木の花ファミリーとNPO法人ぐりーんぐらすは共同で、木の花ファミリー通信を発行しています。
最近発行したものは自然療法プログラムを特集していて、とても好評を得ています。
今、次号の発行に向けて用意をしているのですが、僕に執筆の依頼が来ました。
テーマは「木の花ファミリーの経済」です。
そこで前提として産業革命以後の経済について考えてみました。
以下の文章がその内容です。

☆彡 ☆彡 ☆彡

250年前、イギリスで産業革命が起こり、この世界に物質的な豊かさがもたらされました。
現代社会に暮らす私たちはその恩恵を沢山受けています。
ですが、その豊かさは様々な問題も生み出しました。
自分(人間)を自然から切り離し、
自然を機械のように分析することで様々な発明が生まれ産業革命が起きました。
この自分から他を切り離す態度は対人間にも広がり、
個人主義が生まれ、それぞれが個人の幸せを追求するようになりました。

そこではお金が活躍し、今、生活の様々な場面でお金のやり取りがなされています。

「お金がなければ生きていけない」
「お金があればなんでも出来る」

こんな想いから「自分の」お金を求め、
「自分の」幸せを求めている人が多いのではないでしょうか?

一人一人が「自分の」ものを求めると沢山必要になり、
地球環境に多大な負荷をかけることになります。
加えて、「自分の」という気持ちが自分を世界から切り離し、人を孤独にしていくのです。
気候変動などの環境問題、テロや紛争、経済格差や精神疾患などの社会問題は、
今までの人類の結果起きていることであり、今、人類に変化が必要なことを示しています。

産業革命以前、社会にはそれほどお金は出まわっていませんでした。
ですが経済は成り立っていました。
経済とはモノを生み出す活動であり、それを交換、または分け合う活動です。
お金はあくまでそのための道具であり、お金がなくても人は生きていけるのです。


お金から自由になり、必要なものをみんなで生み出し、みんなで分け合って暮らしていく。
お金に関してもみんなのものと見なし、お金を使うことでみんなの暮らしを豊かにしていく。
そんなふうに暮らせたら幸せだと思いませんか?
それが地球と共に生きる次の時代の生き方なのではないでしょうか?

☆彡 ☆彡 ☆彡

今、時代は変化の時を迎えています。
経済についても新しいものが求められています。
木の花ファミリーの経済はそのモデルとなっています。
ファミリー通信ではその姿を紹介する予定ですので、楽しみにしていてください。

新しい時代について直接語り合いたい!と思っている人にはお勧めのイベントがあります。

以下そんなイベントを2つ紹介して筆を降ろしますね。

☆彡 ☆彡 ☆彡

10月31日・11月1日 古代日本と遊牧民族の叡智が融合し、未来を創造する~モンゴルの草原から来た青年の吹きおこす風 ~第1章「大地」



最近、永世中立国を目指すことが伝えられたモンゴル(高知新聞「小社会」参照)。
中国、ロシアと大国に挟まれたモンゴルのエルベグドルジ大統領は
永世中立を旗印にアジアの紛争防止に力を尽くそうとしています。
そこからは国の理性が感じられます。

そのモンゴル出身の若者ムルンくんと木の花ファミリーは、今年の8月に出会いました。
ムルンくんは木の花ファミリーに「天の故郷」を感じ、このイベントは企画しました。
(※出会いの様子は「あわちゃんのウルルン木の花滞在記『お祈り』」をお読みください)

今回のテーマは「大地」。
ムルンくんといさどん、そして参加者が大地をテーマに語り合うことで、
未来社会のあるべき姿を描き、行き詰まった現代社会の突破口を示します。
 ※9月10日に行われた2人の対談は「地球談話を実践する人々」をお読みください。
是非、共に語り合い、希望ある次世代の生き方を地球上に実現しましょう!



11月21日~23日 「地球会議in木の花ファミリー」 ~時代の扉は、既に開いている~



地球談話 ~真の平和を地球にもたらすには」に示されている通り、
真の平和を地球にもたらすために今わたしたちにできることは、
一人一人が広い世界観を持ち、個々の自我を超越することです。

それは精神革命と言えるでしょう。

第9回の大人サミットとなる「地球会議in木の花ファミリー」は、
精神革命が引き起こす次世代の「クニツクリ」の場となっていくでしょう。

是非、共に語り合い、これからの未来を本気で創り上げていきましょう!

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