みんなの中でよみがえり生きていく

12月21日、木の花ファミリーでは、月に一度の自然食レストラン「恵みいただきます」が開催されました。今回も200名近いお客様を迎え、一緒に素敵な時間を過ごすことが出来ました。ご来場いただいた皆さまに心から感謝します。

今月はクリスマス特別メニュー〜スペシャルサンクスプレート「星々の輝き」~でした。みきちゃんが作成したチラシは 「Merry Xmas スぺシャルサンクスプレート」の文字を絵で表現しています。そしてその絵はイエス・キリストの物語となっています。

みきちゃん作成のチラシです。

多くの人々に救いをもたらしたイエス・キリスト。イエスは処刑されますが、予言通り3日後に復活します。僕は常々、イエス・キリストの死と復活については、心の成長過程をモチーフになっていると思ってきました。

イエス・キリストはすべての人間の罪を背負って磔(はりつけ)にされ、命を落とします。人間の罪とはすなわち「自我(エゴ)」だと思うのです。自我の元、人間は自らの欲望を叶えようとし、世界に働きかけます。その結果が今の社会であり、環境問題、経済格差、人種差別、民族紛争など様々な問題を生み出しました。イエスの死は、問題を起こしてきた自我の死を意味します。自我の死とは自意識を捨てることであり、自分視点を離れることです。その体験は人に恐怖を与えるのかもしれません。執着の感情が湧き上がるのかもしれません。ですが、自我の死、自意識を手放すことは人間に新しい可能性をもたらします。

磔にされ肉体の死を迎えたイエス・キリストは、3日後に復活するのです。それはイエスの魂の復活であり、それ以後、イエスは人々の中で再生し、今も世界を見まもり続けています。人が自意識を捨てる時にも同じようなことが起こります。

自意識を捨てる時、人は今まで囚われていたものから解放されます。その時、人は、自分(自意識)が知らなかった自分と出会います。思いもよらない感情や能力が湧き上がってくるのです。そしてそれは波動となって世界に広がり、人々の心に伝わっていきます。自意識の元、自分の中だけに留まっていた心、感情が動き出し他の人々の心の中に入っていくのです。そして、その心は人々の心の中で生き続けます。自分の魂が肉体を超えてみんなの中で生きていく。自意識を超えた時、そんな生き方が可能となるのです。

木の花ファミリーの生活は自我を手放す生き方へとみんなを導いてくれます。多くの人と共に暮らす生活では、調和の心が何よりも大切になります。自分だけの都合で動くことは、軋轢が生じるきっかけとなります。毎日の生活の中で、現象を通して、自分を知り、自意識を手放していくことが出来るのです。そして、自意識を手放し空っぽになった自分の中には、みんなの心が入ってきます。
個性豊かな人々の心によって自分が創られていくのです。こうなると成長の可能性は無限大となります。出会う人々、出会う体験が自分を創っていくのです。それがどんなものになるかは自分の想像をはるかに超えることです。人生はまさに道(未知)への旅です。わくわくします(^-^)

宇宙の始まりから今にいたる大いなる流れがあります。本来、すべての存在はその流れも元にあるのですが、自我を持つ人間は自らの囚われにより、その流れに抵抗し苦しみます。自我を手放すことは、その流れに沿うことであり、宇宙の根本原理を知ることです。それを知り感じた時、ちっぽけな自分を手放し、無限の宇宙と一つとなることを心掛けるようになるのです。

心磨きはそのためにあります。そして、恵みいただきますはそんな心を表現する機会となります。「恵みいただきます/経済的効率よりも大切なもの」にも書いたように、恵みいただきますは準備から本番に掛けて多くの学びと感動を生み出します。今回もたくさんの学びと感動を与えてもらいました。そんな恵みいただきますの様子を写真でご覧ください。


お客様に提供した料理です。いつもどおり1,000円(65歳以上は500円)で提供しました。

こちらは料理の説明のイラストです。

デザートのトライフルに使われた苺です。一つ一つ手作りです。

テーブルには蜜蝋キャンドルが置かれていました。
子どもたち手づくりのクッキー。当たりが出たお客様にプレゼントしました。
たくさんのお客様で賑わっています。

当たりが出たお客様には子どもたちが手づくりクッキーと共にハンドベルの演奏を披露しました。
外の売店の様子です。毎回、クッキーあられ生はちみつお米米粉商品など様々なものを販売しています。
年末ということでお餅とあんこ、黒豆きな粉や小豆を特別に販売しました。
こちらはクリスマス特別商品。天使のクッキーとギフト用生はちみつです。
僕はトナカイとなってレジ打ちを担当していました。
バザーも開催。バザーの売上はNPO法人ぐりーんぐらすによる国際協力の資金として使われます。
最後にみんなで写真撮影です。どうもありがとうございました(^-^)

当日の様子をさらに詳しく知りたい方はこちらを参照して下さい。


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