雨に地球の心を感じる(2017)

朝、散歩に行こうとしたら、ひみちゃんが走り寄って来ました。


 「どこいくの?」

 「散歩」

と会話を交わし、そのまま2人で30分ぐらい歩きました。

夢の話などいろいろな話しをしましたが、その中に、太陽の国のお話もありました。

「太陽の国の王様は怖いけれどもとっても優しい。悪い人には怖いの。でも太陽の国には刑務所とかはなくて、王様はただ怒るだけなんだ。」

ひみちゃんはそんなふうに語っていました。そんな話をしながら歩いていると、雨が降ってきて、雨脚は次第に強くなってきました。

「北朝鮮と韓国が戦争をするって言っているから、地球が怒っているの。
だから雨が降ってきた。怒っているから強く降っているんだよ。」

ひみちゃんはそんなふうに語りました。傘を持たずに出かけたため、2人でしばらく地球さんの怒りの雨を浴びることになりました。

「ちゃんと地球さんのメッセージを受け止めないといけないね。」

二人で確認し合いながら歩き、最後は走って「おひさまハウスひまわり」まで戻りました。そして、タオルで拭いて、その後もしばらく二人で遊んでラジオ体操をしてバイバイしました。朝からとても豊かな時間を過ごしました(^-^)


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上記は2年前の8月、小学生のひみちゃんと交わした会話です。当時、軍事境界線付近で地雷が爆発したことを機に南北朝鮮の対立が悪化し、戦争が起こるのでは?と懸念されていました。この危機は緊張緩和の合意がなされることで避けられましたが、今の北朝鮮を巡る緊張は当時を上回っています。そんな中、アメリカ南部は大型ハリケーン「ハービー」が襲われ豪雨により大きな被害を受けました。

このタイミングの大雨からは地球の怒りを感じます。

今年の6月。アメリカのトランプ大統領は地球温暖化対策であるパリ協定からの離脱を宣言しました。近年多発している大型ハリケーンや台風は温暖化との関連が想定されています。そのためトランプ政権は、ハービーによる被害をきっかけに、大統領への批判が強まることを警戒しているようです。

自らの威厳を保つためにミサイル発射の実験を繰り返す金正恩氏は、世界から非難を浴び、国連から制裁を受けても今のところ姿勢を改めていません。その金正恩氏が対抗心を燃やしているアメリカのトランプ大統領の姿勢も同じようなものといえます。パリ協定からの離脱は世界各国から非難され、ハービーに襲われ大きな被害を出していますが、トランプ大統領が姿勢を改める様子は今のところないのです。

今、世界を騒がしている金正恩氏とトランプ大統領。

2人とも自国の利益やプライドばかりを追求していますが、それは現代の人々の姿勢が集約されたものと言えます。多くの人が日々の暮らしの中で、自分の利益や都合を優先しているため、そのような指導者が選ばれ、国々が対立するようになっているのです。

それに対して、母なる地球が怒りを表現しています。

地球は僕らが生きる土台。それなしには生きることが出来ません。そんな地球からのメッセージを受けて生きるためにはどうすればいいか?雨が恵みの雨となるように。その答えとして、久しぶりに地球談話を紹介しますね。

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「地球談話~真の平和を地球にもたらすには~」
2015.8.15

真の平和を地球にもたらすために、今わたしたちにできることは何でしょうか。それは広い世界観を持ち、個々の自我を超越することです。人間が自我の狭い枠に囚われている時、他者との違いによって他者に違和感を持つようになります。それが対立や争いの始まりです。しかし、わたしたちが存在しているこの世界は無限に広大な世界であり、そこは多様ないのちのネットワークで成り立っています。その調和のネットワークは、個を存在させるために全体があり、全体を存在させるために個がある相似形の仕組みによって成り立っているのです。
この世界の真実は、全てが一つということです。ですから、全てのものと自分自身との区別はないのです。このように人々の世界観が広がれば、平和な世界を創り上げようとしなくても、地球上に平和は自ずと訪れるものです。
日本の漢字に「働く」という文字があります。これは「労働」を意味します。しかし、真の意味は「傍(はた・他者)を楽(らく)」にすることです。働くことはある意味生きることですから、生きるとは自分を超えたネットワークの中で役割を果たし、他者のため、世の中のために生きることなのです。ですから、生きることは世界に平和をもたらすことになります。
ところが、今の世界は国なら国益、個人なら自身の利益を優先しているため、国家レベルの大きな戦争から個人レベルの小さな争いに至るまで、平和が保たれない状態になっているのです。それは人間の世界観が狭いことが原因です。対立や争いは、自我が優先された人間の姿勢から生まれてくるのです。
地球上の生命進化の歴史を観ると、過去6億年の間に6回大量絶滅が起きています。そしてその統計からすると、近い将来生命が絶滅する可能性があると言われています。過去から現在に至る地球生命の中で最も高い能力と大きな影響力を持つのが人間です。地球生命の頂点に立つ人間は、暴走することによって次の絶滅をもたらす可能性もあれば、絶滅の危機を超えてさらに進化した世界をもたらす可能性もあるのです。
21世紀に入り、わたしたちはいくつもの大いなる転換点を迎えています。太陽は天の川銀河を22600万年かけて1周し、その間に約9000回の螺旋を描きます。その1螺旋は25800年です。20121221日、25800年ぶりの銀河の冬至を迎え、宇宙的には闇と争いの時代から光と調和の時代に入りました。さらに、冥王星は太陽のまわりを248年かけて1周します。2008年、冥王星の1周期を経て、ヨーロッパ産業革命以降250年間続いた西洋物質文明は終焉を迎えました。そして今、東洋精神文明が開花していく時代が始まったのです。
宇宙的には、すでに一人ひとりが目覚める段階に入っています。それゆえ、多くの人々は今までの価値観に疑問を感じ始めるようになり、新たな時代に向けての価値観が求められているのです。人類一人ひとりの精神革命が国を変え、そして世界を変えます。あなた自身が変わることが世界を変えることの始まりです。それは宇宙の意志であり、時代のサイクルの表れです。したがって、個人レベル・国家レベルそして地球規模で起きる全ての出来事も宇宙の意志であり、時代の流れの中にあるのです。そのように時代を読む捉え方は、わたしたちの個人的エゴからの解放と広い世界観を持つことによって可能となるのです。人類は肉体という物理的には小さな器の中にいたとしても、最終的には宇宙全てが自分自身であるという意識に到達することもできるのです。
21世紀中に人類はその意識レベルに到達することでしょう。それはこれからの1000年間で、物質的豊かさを追求する時代から、わたしたちの内面にある未開発の能力を開花させる時代へ移行していくということです。それを司るのがまだ使われていない人間の脳の90%です。わたしたちの内面に眠る未開発の能力が開花すれば、宇宙の意志・時代の流れを感受する直観が働き、地球にいながらにして宇宙を理解することが可能になるのです。そこでは宇宙を探査するテクノロジーの可能性は大いに広がることでしょう。新たな時代を生きるわたしたちは、近代的テクノロジーと物質的豊かさに加え、高い精神性とともに進化していくことができるのです。

21世紀はわたしたちが地球人として、さらに宇宙人としての意識を持ち、この世界に貢献していく時代の始まりです。今わたしたちは、次の地球生命の絶滅のきっかけをもたらすものになるのか、それとも新たな時代をもたらす存在となるのかの転換点を迎えています。そして、人類が次の時代が示す精神性を地球上に表現した時に、平和はもたらされることでしょう。

木の花ファミリーのばあずと子どもたちとらぶちゃん

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