他人との共通点が持てない
自分の感情から出た世界観を語っている
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上記は「ただみんなでひとつを表現していく」を読んだいさどんからの言葉ですが、この言葉から僕は二つの言葉を思い出しました。
まず一つ目は、2016年10月に書いた「分からないことの先に無限の広がりがある」に対するいさどんの言葉。いさどんは、この文章の最後の方を見て「なかのん道」を感じ、以下のように語りました。
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何のために文章を書いているのか?全体のためでなく自分のため、自分のこだわりになり始めている。変に力が入っているから疲れる。余分な力を入れずにもっとニュートラルになることが大切。なかのんの中では今でも地球は平らになっている。だからなかのんが進むということはそのままズドンと落ちるということになる。
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いさどんの言葉は思いもよらないものなのですが、なんとなく「そうだよな」と腑に落ちるものがあります。
そしてもう一つが昨年の9月にいさどんから貰った言葉。それはこんな感じです。
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なかのんの言うことは難しいね。彼は哲学者だからね。
だけど、なかのん流の表現をするものだから、 ちょっと難しいときもある。
それを、相手の状況に応じて、 いさどんのように通訳すればいいのだけどね。
なかのんの悟りのレベルは、自分が求めていく悟りだからね。
スピーカーになりきればいいんだよ。
スピーカーになると、勝手に降りてきて出てくる。
そこには一切私情ははさまない。自分のためもない。
「ただ天のみが頭上に広がる」より
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「自分を中心にして語った世界観」も「自分が求めていく悟り」も、要は僕がまだ自分の幸せを求めているということだと思うのです。「自分のため」がある。まだ自分はそのレベルにあるということです。その事実が「思い切り書く」という行為によりかえって浮き彫りになったのです。そしてこれは「もう自分ためはなくします」と宣言すればなくなるものではありません。ただ日々の積み重ねの中で自分が成熟する過程でなくなる時が来るかもしれない。そういうものだと思っています。だから大切なのは自分の位置を自覚し、ただ謙虚に日々を積み重ねていくことなのだと思っています。
ということでこのブログでは何度も紹介しているいさどんの言葉をあらためて紹介します。
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常に意識を全体性に持っていく必要があります。あなたは今、個人的願望を抱えているわけだけれども、それをどう超えていくのか?それが重要です。個人的願望が全体性と共通していればいいのです。例えば、個人的願望が宇宙の法に基づいていたら、それは理に適っていきます。個人を高めるためというならば、それは全体性を持つことが個人を高めることであり、全体性と個人は本来、共通していることなのです。ですが、個人が抜きん出てしまうと、天が「それは違う」と滞りを与えてくれるのです。
心を磨いた結果出会うことがあります。願いが叶わない状態も自分を高める要素です。「はい!分かりました」と叶うようなことなら、その願いは本当に自分を高めません。
だから何より心を磨き続けることです。
そして、自分を高める努力をしていると、その努力したことでエネルギーが消費され、他のものはいらなくなります。いらなくなった状態をさらに超えた世界。共通の世界で極めていく世界がその次にあるのです。個人で高める努力から「みんなで」とか「一つになる」というところで極める世界があるのです。
それは前人未踏の世界。我々は前人未踏の世界を創らなければならないのです。
「心を磨いた結果出会うこと」より
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個人的願望って「~が欲しい」というように自覚しやすいものばかりでなく、無意識に「こうなったらいいな~」とか「こうなったらいやだな~」と思っていることもあると思います。その心の動きが自分都合ではなくどれだけ全体性を持っているかは人間としての成熟に掛かっているのだろうなと思っています。
ということで。
いつか「自分のため」が「いらなくなった」状態で、みんなで究める世界に行きつくように。長い道のりを楽しんでいこうと思っています(^-^)
太陽系の星々は「いらなくなった」状態で究めていく世界を表現しています。 |
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