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衆議院解散と木の花ファミリーの暮らし

ある日の大人ミーティングの様子です。
木の花ファミリーでは毎晩、大人メンバー全員が集う「大人ミーティング」を行っています。大人ミーティングでは、日々の連絡事項から一人一人の心のこと、この宇宙の神秘に及ぶまで様々なことをみんなで話し合い学びあいます。みんなで共に暮らすためには、心を合わせることが重要で、この大人ミーティングはそのための核としてずっと機能しています。昨晩、ひとみちゃんから、その大人ミーティングで衆議院解散について話そうという提案があり、みんなで話し合いました。そして話し合いのきっかけとして、まず僕から以下のような説明をしました。


☆彡 以下、説明のための用意しておいたメモからの転記です ☆彡

今後の日程
  • 衆議院解散 1121
  • 衆議院選挙 122日告知 1214日投開票


衆議院解散とは?
  • 司法(裁判所)、立法(国会)、行政(内閣)の三権分立を踏まえて、内閣が国会に対して持つ権利。※国会は内閣に対して不信任決議案の権利を持つ。


なぜ解散するか? (安倍首相の言葉)
  • 7月~9月期GDP速報値が実質年1.6%減という数字。2四期連続のマイナス。
  • それを受けて消費税率の引き上げ時期を、201510月から20174月に先伸ばしをする。
  • それは大きな決断なので、国民の信を問う必要がある。加えて、アベノミクスについての判断も国民に仰ぎたい。


この理由がおかしい理由
  • 消費税の増税についてはもともと景気を見て判断すると明記されている。増税の見送りは、それほど大きな政策の変更とは言えない。


問題点
  • 本来、1130日まで続く予定だった臨時国会が21日で終了してしまう。→審議できない法案(女性活躍推進法案など)が生じる。
  • 選挙費用が700億円掛かる。


想定される本当の目的
  • 衆議院の任期はあと2年だが、今、再選されたら、今後の任期は4年になる。国民の信を得る形で長期政権となることが出来る。
  • お金に関する不祥事があったが、それほど傷口は大きくない。だが現状は、景気の低迷などのマイナス要因がある。それが広がる前に、国民の70%が反対している消費税の増税を延期した上で解散をする。そうすることで自民党に有利になる。
    ※野党は選挙の準備ができていないと言われている。

☆彡 メモはここまで ☆彡


僕からの説明を受けて、田んぼ隊のまこっちゃんがさらに詳しい話をしてくれました。まこっちゃんは3年間の引きこもり経験があり、その間に政治について沢山調べていました。その知識を余すところなく披露し、その知識の広さにみんなを感動していました。

話しの中で、以下のことを確認し合いました。
  • 日本のトップの立場にある人が自分の都合で動いている。
  • そして、そういう人を選び、生み出しているのは国民一人一人であるということ。
  • 国民一人一人の意識レベルが今の政治を創り出し、それは機能していない。
  • それだからこそ、木の花ファミリーで一人一人が自分の視点を超えて、みんなで共に生きていくことに意味があり、その実践が世界へ向けたメッセージになる。

そんな流れの中で、みかちゃんがホワイトボードを使って話し始めました。
そして話は、「クニツクリ」「マツリゴト」へと発展していきます。

みかちゃんが描いたホワイトボードです。


政治とは「国づくり」で、「クニ」をカタカムナの単音思念で見ていくと、
「ク」は自由、潜象界の意志を表し、「二」は定着することを表します。
そうすると「クニ」とは、「潜象界の自由な意志が定着したところ」となります。
潜象界とは「ない世界」であり、この世の現象を生み出す元で、神さまの世界です。
神さまの中でも、宇宙の創造を司り、宇宙そのものと言えるのがアメノミナカヌシさまです。そのアメノミナカヌシさまの意志を通し、現象世界に顕すことで1本の芯が通るのです。ですが、今の政治には、そのような観点はなく、バラバラの状態になっています。
アメノミナカヌシさまの存在を感じ通すこと。それがとても重要なのです。
そして、政治とは「マツリゴト」です。世界観を顕す「お祭り(お祀り)」でも書いた通り、「マツリ」は豊穣への祈り、感謝を起源とし、宗教的でもあり、政治的でもあり、経済的でもあり、社会的でもある総合的な取り組みです。「マツリ」の「マ」には、この世界の真実「真(マ)」を入れて芯を通す必要がありますが、現在は個人個人の欲望である「魔(マ)」が入ってしまっています。そのためお祭りにも政治(マツリゴト)にも人々を束ねる力がないのです。

木の花ファミリーの暮らしは、現象世界にアメノミナカヌシさまの意志を通し、「マツリ」の「マ」を「真」にするための実践です。木の花ファミリーも一つのクニと言えます。世界の縮図が日本という説がありますが、僕たちはその説を踏まえ、木の花ファミリーをさらにその日本の縮図と捉え、日々を営んでいます。

僕たちの心が一つに揃わないこと。それがバラバラな世界を顕しています。
心を揃え、調和の心の元にみんなで暮らすこと。
それが出来る時、その心は波動となって世界に広がっていきます。

このようになった時、宗教(信仰心)や政治、経済、これらすべては社会に組み込まれ、みんなが繋がり一つの暮らしを生み出します。その暮らしは安心安全な暮らしで一人一人の個性が輝く暮らしです。

そんな社会へ向けて、日々の出来事から自分を振り返り、みんなで共有していく。
木の花ファミリーの暮らしはそんなふうに営まれています。

ちなみにみかちゃんも「宇宙の秘密みかこのブログ」の中でこの日の大人ミーティングについて触れています。良かったら読んでみて下さいね。

シンクロニシティとカタカムナ

10年ぐらい前、僕は、F・D・ピートの『シンクロニシティ』という本を読みました。
シンクロニシティは共時性と訳されますが、
虫の知らせや偶然の一致などの現象を現わす言葉です。
シンクロニシティが生じる時、直感的な意識と行動が調和し、
物事の流れがスムーズになります。
分析心理学者のユングは、この現象の背後に法則性を感じ、
普遍的無意識元型などの概念を生み出していきます。

F・D・ピートは、この本で、シンクロニシティを題材に精神と物質の本質に迫ります。
※記憶が曖昧な部分がありますが・・・

精神の本質は「動き」、流動性にある。
そして、物質の本質は「固まり」、固定性にある。
この本ではまずこんなふうに精神と物質の本質を定義します。

ですが、ことはそんなに単純ではありません。
流動性を本質としている精神ですが、
トラウマや心のしこりなど固定した要素を合わせもっています。
そして、固定しているように見える物体の中では、素粒子が常に動き続けています。
つまり物質は、流動的な特徴を持ち合わせているのです。

こんなふうに観ていくと、精神と物質の境界が曖昧になり、
この2つは分かることが出来なくなります。
精神と物質とが重なる領域、その領域からすべては生まれていて、
この領域と意識が調和する時、シンクロニシティは生じるというのです。

☆彡 ☆彡 ☆彡

ところで、11月10日、11日と、木の花ファミリーでは、カタカムナ勉強会が開催されました。

カタカムナ勉強会(講師の芳賀さん)
「カタカムナから観た経済システム」でも触れましたが、カタカムナ文字は八鏡文字(はっきょうもじ)と呼ばれ、イロハ48音を表しています。
一つ一つの文字には魂が込められていて、
それは「言霊(ことだま)・音霊(おとだま)・数霊(かずたま)」となり、宇宙を創り上げています。

カタカムナの図象は、「ない世界」から「見えない世界」、
「ある世界」へと物質が生まれてくる過程が現わされています。

この世界には、トキ軸とトコロ軸があります。
ある存在が生まれる時、まずはトキ軸を、自転と公転により旋回します。
この時点ではまだ物体にはなりません。
この動きに螺旋と循環が加わることにより、トコロ軸が伸びていき、
質量を帯び、質的転換をし、物体となっていきます。

その姿は太陽系の運行を描いたVORTEXの映像が見事に表現してくれています。
星の運行は物質生成の姿を見事に表してくれていて、それは僕らの身体にも共通します。

膨張と収縮、精神と物質、相反する二面性を帯びた運動により渦が生まれます。
相反する運動を続ける二つの渦が生まれ、支えないながら共に育っていきます。
一つの渦に固執し、動きをなくすと両方の渦の力が弱まります。
物質偏重で来た現代社会は、そのために渦の力を弱めていると言えます。
渦と渦とを「うずうずしながら」ダイナミックに動いていくことにより、安定し発展します。

この講義を聴いている時、僕は上記の本の存在を思い出しました。
相反する存在の境界を曖昧にし、自由に移動すること。
カタカムナが示す生き方が、そのままシンクロニシティを生み出す土台となるのです。

☆彡 ☆彡 ☆彡

経済を英語で言うと、エコノミーです。
その語源はオイコス(家・人々の結びつき)のノモス(規則)です。
その土台にはエコロジー(オイコスのロゴス=人々の結びつきの真理)があります。
人々の結びつき(=社会)の運営を司るのが経済です。

そうすると、大切なのはエネルギーが循環し、すべての人々へ行き渡ることです。
天然循環経済学はその実践方法を示すと共に、その実践を記述していきます。
直観を磨いていくことで、相反する存在の境界を越えていくこと。
それは、すべての存在の元となる「ない世界」=潜象界へ意識を向けていくことです。
そうすることにより、この世界のすべての出来事、存在が繋がっていき、シンクロしていきます。
この時、すべての存在は潜象界からの無限のエネルギーに満たされているのでしょう。

そんな未来を思い描いて。
心を磨き直観を磨いていきます。


カタカムナ勉強会の様子です。





量的金融緩和の心と木の花ファミリーの暮らし

10月31日、日本銀行は追加の量的金融緩和を決定しました。
このことに関しては、肯定的な記事と否定的な記事、両方あるようです。
例えば、以下のような感じです。

肯定的な記事: Business journal

否定的な記事:東洋経済ONLINE

この金融緩和を受けて、日経平均株価は755円上昇し、
為替は1ドル112円まで円安が進みました。

円安が進むことで輸出産業は有利になり、
輸入原材料の値上がりにより中小企業は苦しくなる。

今まで言われてきていることです。

ここでは今回の金融緩和の是非はおいて、
それがどんな心から生まれてかを考えてみたいと思います。

デフレマインドを克服して消費が活発になることにより景気回復を図ること。
簡単に言ってしまえば、量的緩和(アベノミクス)の目的はここにあると言えます。
それは全体を考えての政策なのでしょうが、欠けている視点がいくつかあります。

まず1点目は、有限な自然環境への配慮がないこと。
次に人口が減少している現実を踏まえていないことです。
このあたりのことは、「持続可能な福祉社会」に書いているので、読んで見て下さいね。

それらに加えて、この政策には、人々の意識に対する視点が欠けています。
人々の消費を活発にすると言いますが、
その前提となっているのは「自分のために消費する人々」です。
人のため。みんなのため。そんな消費を促すような視点はありません。
一人一人がバラバラの自分のために消費していく。それは自己完結の消費です。
なので、人々の間に一体感は生まれず、
国家予算に対してもみんなのお金という感じが生まれません。

一人一人が自分の消費の先にあるものを意識すること。
それは繋がりの感覚をもたらし、人々の意識の転換を促します。
この意識の転換が今後もっとも重要になってくると思います。
量的金融緩和では決して育てることが出来ない心。
そんな心を木の花ファミリーでは、日々の生活を通して育てていっています。

☆彡 ☆彡 ☆彡

その木の花ファミリーでは今日、出航祈念祭という神事が行われました。


11月3日の朝の富士山です。
11月15日。木の花ファミリーメンバーのいさどん、ようこちゃん、まゆちゃんは、親しい友人のあわちゃん、じゅんぞうと共にインドに旅立ちます。
そして、GENOAの総会に出席するためにすでにインド入りしている道代ちゃんと合流し、
ハルトラビレッジやオーロビルを訪れます。
※道代ちゃんは今回を最後にGENOAの代表を降りる予定で最後の役割です。




この旅の安全、成功を祈って開催された祭りですが、それは精神的な意味では、この暮らしの意味・大切さを世界に広がるための船出を祝うものでもありました。
※天教山(富士山)より地教山(ヒマラヤ)への旅となっています。

神祭式の様子

暮らしの中で行われる神事は、カタカムナで言う潜象会(ない世界)へ意識を向けることであり、大いなる意思の流れを生活に呼び込むことになります。

僕たちはみんな大いなる意思の流れの元に生を受けています。
それを思い出すことはすべての存在との繋がりを回復することになります。
こんな意識を育むことで、すべてのお金はみんなのお金になって、ただ循環するだけになっていきます。
その時は、格差も貧困もきっとなくなっているでしょう。

そんな日が訪れることを信じて、僕らは淡々とカタカムナを取り入れた日々を送っています。
以下、お祭りの写真を何枚かお届けします。


花の舞


榊鬼


三つ舞


獅子舞


みろくの世


祈念祭後の空


みんなで記念撮影


みんなでお祈りです。


乾杯しています。



カタカムナから観た経済システム

木の花ファミリーでは月に一度、カタカムナ勉強会が開催されます。

昨日から今日に掛けて、このカタカムナ勉強会が行われました。

カタカムナとは、上古代(何千年~何万年前とも言われる)に日本列島に存在したとされるアシア族の文明の呼び名で、彼らの用いていた文字をカタカムナ文字、文献をカタカムナ文献と呼びます。以下の写真は、カタカムナ文字を用いた文献のものです。



八鏡文字(カタカムナ第5首)





カタカムナ文字は八鏡文字(はっきょうもじ)と呼ばれ、カタカナの元になっていて、イロハ48音を表しています。一つ一つの文字には魂が込められていて、それは「言霊(ことだま)・音霊(おとだま)・数霊(かずたま)」となり、宇宙を創り上げています。

カタカムナの文献は、「ない世界」から「見えない世界」、「ある世界」へと万物が生成し、消滅していく姿を描いています。それを学ぶことは、宇宙の法則を知ることであり、そのウタイを奏上することは、個人個人の「自我(エゴ)」が生み出す歪みを正し、元の「偏り」を取り戻すことに繋がります。

※物理的事象が生まれるということは、それ自体が偏りの発生と言えます。宇宙の法則に基づいた元の偏りは調和の中にあり、世界に多様性、豊かさをもたらしています。ですが、そこに個人個人の自我(エゴ)が加わることにより、その偏りが歪められたり増幅されたりして、バランスを欠いていくのです。

僕たちは日々の暮らしにカタカムナのウタイを取り入れています。
それは日常の出来事からの学びとセットとなり、
人と人、人と自然が調和した暮らしへの取り組みとなります。

毎回、様々な話題が飛び出すカタカムナ勉強会。
今回は、経済システムについても話題となりました。

発展拡大を続ける現在の経済システムですが、
それは環境問題や経済格差など多くの歪みを生んでいます。
満たされない自我が、もっともっと・・・と求め続け、
大量消費をしている状態です。
それは際限まで行けば、そのまま消えてなくなりますが、
そこまで行くと、多くの傷跡が地球に残ります。
ひょっとすると人類も消えてなくなるのかもしれません。

生活にカタカムナを取り入れることは、一人一人の自我の確立に繋がります。
その時、物質的豊かさでは満たすことが出来なかった自我が満ち足ります。
すると、捕らわれのない視点で世界を眺めることが出来ます。

今、この世界には、次から次へと2種類の渦が湧き上がっています。

一つは、我欲に基づく、経済発展の渦です。

それが次から次へと湧き上がっています。
現在の経済システムはこの渦から生まれています。
無自覚に生活することは、この渦に飲み込まれることを意味し、
環境破壊や経済格差を助長することになります。

もう一つは、調和の精神に基づいた循環型経済の渦です。

木の花ファミリーの暮らしはこの渦の一つであり、
それは今、この世界で少しずつ広がっています。

この二つの渦は共に支え合いながら、存在しています。
どちらの渦も完全になくなることはありません。
バランスが取れた状態で交じり合うことで豊かな世界が生み出されます。

近代社会以降、経済発展の渦が猛威を振るようになっています。
2種類の渦は、バランスを失い、人間社会は危機に陥っています。

木の花ファミリーの暮らし、その経済のあり方は、
循環型経済の渦を生み出し、
この世界のバランスを取り戻すものの一つです。

それは宇宙の流れであり、人類の歴史の中で、必然の動きです。
その確信の中で僕たちは生活しています。


以下の写真はカタカムナ勉強会の様子です。




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