ラベル 時事問題(国際) の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

なかのんが進むとそのままズトンと落ちる

昨日の朝、散歩をして富士山と川を眺めていたら、
昨年の5月に書いた「願いから自由になるために生まれてきた」を思い出しました。
以下、そこからの文章を引用します。

☆彡 ☆彡 ☆彡

この豊かな世界では様々な願いごとが生まれる。
誰かを好きになったり、美味しいものが食べたくなったり、旅をしてみたくなったり。
願いが叶うことは嬉しいことだが、それは一時的なものですぐに次に願いが生まれる。
願いが叶って喜んだり、叶わずに苦しんだり悲しんだり。
それはそれで楽しく豊かな人生なのかもしれない。
でもそれは刺激と反応の繰り返し。
その奥に更なる幸せがあることを僕は知っている。

願いを叶えるために生まれたのではなく、願いから自由になるために生まれてきた。

願いから自由になって、個人的視点から離れる。
そしてこの世界の真実を知り、それと一体になる。
僕はそのために生まれてきた。

それは宇宙や地球と一緒に学び幸せを味わう生活。

そこに至るためにこの暮らしがあり日々心を磨いている。


☆彡 ☆彡 ☆彡

多くの人は目の前の出来事に一喜一憂しています。
それは刺激と反応の繰り返しで、自分の人生が感情に支配されている状態です。
人生が自分のものとはなっていないのです。

例えばアメリカ大統領候補のトランプ氏は歯に衣を着せない発言で人気を集めて来ました。
それは人々がなかなか言うことが出来ない本音だからこその人気だったのだと思います。
ですが今、トランプ氏は窮地に立たされています。
トランプ氏は過去に女性を蔑視した発言をしており、そのビデオが公開されたのです。
今、トランプ氏は非難にさらされています。

確かにトランプ氏の発言は問題あるもので、非難されるのは当然です。
ですが、女性に対する蔑視は男性優位の社会が続いた中で生まれた歪みであり、
社会全体で乗り越える必要がある課題です。
それは一人の人を責めればそれでよいという問題ではありません。

トランプ氏を賞賛する時、人々は自分の中の望みをトランプ氏に託しています。
そして非難する時は、自分の中にある汚れをトランプ氏に見ているのです。

どちらも本来は自分の中にあるものです。
それを外に見て、状況の変化により一喜一憂しているのです。
これは自分自身の特性や想いを外に投げ出してしまっている状態です。
この状態では自分が変化することはありません。
自分は変化しないから、出来事が繰り返されるのです。

自分を直視してその自分を乗り越えていく。

その時、初めて人生が自分のものとなり未来へと進んでいくのです。

そして思いました。

宇宙と自分は一つです。
ならば宇宙や世界で起きることと自分の体験は同じものなのです。
本来すべてが自分のこととして感じられ理解されるはずです。
ですが、実際はそうではありません。
そうではないのは自分と世界が切り離されているからです。
それはこの身体だけが自分だという勘違いから始まっています。
その勘違いにより、人は自分の人生を失っているのです。
なぜなら、この世界、この宇宙で起きる出来事はすべて自分の人生なのだから。

世界と自分が一つになる道。

それは悟りへの道であり、山に登り、川となって流れる道でもあるのです(^-^)

昨日の朝の富士山です。

ここまでは昨晩の大人ミーティングの前に書いた文章です。
そしてこれ以後は大人ミーティング後に書いた文章であり、
新しい自分が書いた文章です。

昨晩の大人ミーティングでは「分からないことの先に無限の広がりがある」をシェアしました。
いさどんは、その最後の方の文章を見て「なかのん道」を感じたといいます。
それはマニアックな方へと行く危険性ということです(^-^;)

以下、いさどんの言葉を箇条書きしますね。

☆彡 ☆彡 ☆彡

何のために文章を書いているのか?

全体のためでなく自分のため、自分のこだわりになり始めている。

変に力が入っている。だから疲れる。

余分な力を入れずにもっとニュートラルになることが大切。


なかのんの中では今でも地球は平らになっている。

だからなかのんが進むということはそのままズドンと落ちるということ。

☆彡 ☆彡 ☆彡


面白い!!!

と思いました。

特に「なかのんが進むとそのままズドンと落ちる」というあたりが。

だから僕は前には進まずに天へと昇っていくのです。

な・ん・て・ね♪

なんにせよ、こんなふうにチェックが入るのは有難いことです。

理屈抜きで納得です(^-^)



僕の未来、そして宇宙へと続く物語

一昨日の大人ミーティングで僕は「自分の納得を超えてこの世界の実相へ」をシェアしました。
その時、いさどんから最後の6行についてのフィードバックがありました。
それはこんな感じで展開します。

☆彡 ☆彡 ☆彡

だから常に自分の納得したい心を超え続けていくことが大切です。
そしてこの世界をただただ探究し、そしてただただ感じて味わっていくのです。
その先に真実が浮かび上がり、それは時と共に変化し続けます。

この文章は自分の意思であると同時に仕組みです。

僕と世界は一つ。

ここで僕が出てくるけれども、これは自分がどうこうすることが出来ない実態です。

時と共に変化し続けています。

これも自分はそこにいるけれども自分はそこでは何も出来ません。前の表現と一緒です。

宇宙と一緒に未知な道を旅していきます。

最後のところで、未知の道を旅して「いきます」となったところで自我が出てきています。
ここで「います」とするともうこれは完全に自らを手放した状態でただこの世界を見ています。

「き」という言葉はエネルギーが湧き出ていることを表しています。
ここではそれが自我となって現れています。
それを取ってリラックスした状態にして、「います」という状態になった時、6行が美しくなります。
「き」が入るだけでぶち壊しになるのです。
これは本当に微妙なところ。たった1個「き」という文字があるだけで境地が全然違うのです。

とはいえ、こういうことを語れる文章を書くようになったのは随分と・・・
昔、プロジェクターのスイッチにこだわっためんどうくさいなかのんがここまでなったのです。

今、僕は「き」はいらない。つまり自らの意思がいらないと言っていますが、
それはこの文章のレベルになっているからです。
低いレベルの時、口ばかりで実行が伴わない時は、「たい」ではなく「ます」
「やります」と意思を込めることが大切になります。
ですが、それが当たり前になってくると「やります」ではなく「あります」
「いきます」ではなく「います」となるのです。


※プロジェクターのエピソードは「僕といさどんと木の花ファミリー」をお読みください。

☆彡 ☆彡 ☆彡

宇宙と一緒に未知の道を旅する。

これはその前の文章と同様でこの世界の仕組みであり事実です。
そこに自らの意思は必要ではなくただ仕組みに「気付く」ことが大切なのです。
ここに意思が出てくるところに僕の気負いがあり自我が表れているのですが、
それをこんなふうに教えてくれる人がいて語り合えるのはとても幸せなことです。
いさどんのこの話を聴きながら僕の全細胞が喜びで沸き立っているのを感じました。
これは大きな発見であり、この気づきは僕のこれからの変化を加速させることでしょう。
そしてそれは宇宙の変化でもあるのです。

例えば、この9月について、天下泰平ブログ:すべてを許し、受け入れる「魚座の半影月食」には以下のような記述があります。

☆彡 ☆彡 ☆彡

先月の818日の水瓶座半影月食、830日からの水星逆行、91日の乙女座日蝕、99日の木星天秤座入宮、そして本日917日の魚座半影月食と922日の秋分を通して、宇宙の流れも人々の意識、文明の方向性も大きくシフトする大揺れの期間となり、そして101日の天秤座新月から、いよいよ変革の「2016年秋」に入っていくと思います。

☆彡 ☆彡 ☆彡

もっと長いスパンで見ると、2012年12月21日の「銀河の冬至」を挟んだ前後7年間の”銀河の夜明け”が今年の夏至、6月22日に終了し、本格的に光の時代へと踏み出しました。そして今日は、そこから地球が太陽の周りを90度動いた秋分です。これから光へ向っての動きがさらに加速されていくことでしょう。それは今まで見えなかったことが明らかになっていくということです。

僕は一昨日、「いきます」という言葉の中に自分の自我が隠れていることを知りました。
それと同じように、この世界に隠れている自我を明らかにしていくことが大切です。
自我を明らかにし、それを超えていくことが時代への動きと呼応し光へと向かっていくのです。

例えば、9月20日、オバマ大統領が国連総会で行った演説では、世界全体が進歩したことを賞賛する一方で、平和と繁栄を破壊しようとする危険な武力に対して警告を発し、以下のように述べています。

☆彡 ☆彡 ☆彡

これは、今日の我々の世界を明確に表すパラドックスだ。冷戦終了後の四半世紀、世界は、多くの手段によって、以前よりも暴力が減り、より豊かになった。しかし、我々の社会は、不安と対立に満ちている。制度上では非常に大きく進歩しているにも関わらず、統治はより困難になっている。国家間の緊張状態は、より早く顕在化するようになっている。したがって私は、この瞬間、我々全員が選択を迫られていると確信している。我々は、統合されたより良い世界へと前進するのか、大きく分断し、衝突する世界へと後退するのか、選択することができる


☆彡 ☆彡 ☆彡

この言葉は美しく平和を願っているように聴こえますが、その奥にはオバマ大統領の自我があります。なぜなら、そこで語られた内容は、イランとの核開発交渉やキューバとの国交回復、パリ協定への署名など自らの取り組みを成果として強調し、中国やロシア、トランプ氏など自らと対立する存在を非難するものだからです。

そもそも世界の暴力は減っているのでしょうか?制度上大きく進歩しているのでしょうか?

これはオバマ大統領にとって都合の良い視点から語られているように思えます。
そしてそこにはオバマ大統領の自我が隠れているのです。

近代科学が発展し物質的に繁栄した今の社会は人間が幸せを求めて努力をした結果です。
幸せを求めて努力した結果、大量消費や環境破壊、貧富の格差や飢餓を生み出しています。
それは人類一人ひとりの心に「自分が」という自我が働いていたからです。
「自分が」という気持ちが分断や対立、競争を生み出し、今に至っているのです。

だからいつも「自分が」という自我の働きを明らかにし超えていく必要があります。
その結果「みんなで」という心を育み、世界と一つになっていくのです。

だから常に自分の納得したい心を超え続けていくことが大切です。
そしてこの世界をただただ探究し、そしてただただ感じて味わっていくのです。
その先に真実が浮かび上がり、それは時と共に変化し続けます。

僕と世界は一つ。

時と共に変化し続けています。

宇宙と一緒に未知な道を旅しています。

ちなみにこのブログは2014年の秋分(9月23日)に立ち上がりました。
これで丸2年となります。
ここには僕の心磨きの物語が流れていて、それは未来へと続いています。
そしてそれは宇宙の物語でもあるのです(^-^)

いさどんと富士浅間木の花祭りに登場する金神さまです。


「自分ごと」から全体性へと至る道

木の花ファミリーでの僕の基本的な役割は「金庫番」で、
お金を中心とした事務仕事を主にしています。
ですが、農繁期で忙しい時は、畑に行ったり、田んぼに行ったりもします。
そして、お弁当の注文が沢山入った時はお弁当を詰める手伝いをしたりと・・・

木の花ファミリーの暮らしは多種多様な役割によって成り立っています。
そしてその土台には、自然からの恵みがあり、天の流れに基づいた生活となっているのです。


朝6時からスタートする落花生収穫の様子です。


田んぼに行ったり畑に行ったりすると、
自然のダイナミックな動きがリアルに感じられてとても楽しい時間となります。

木の花の暮らしは天の流れの下、一つの生き物のように動いていきます。
それはこの世界も同様で、時代は一つの生き物のように動いていきます。
その動きを感じられたら、この世界はとてもダイナミックで楽しい日々となるのです。

そんな世界観へと繋がる話を紹介します。

とりあえずはいさどんの言葉から。

☆彡 ☆彡 ☆彡

この道を極めることが大切です。
そこに向けて真っ直ぐに行くと人の価値が上がります。
そして価値が上がると自然にみんなから支持されるようになるのです。
その位置で願いが叶っていくことが大切です。
想うと叶うというのはそういうことです。

ところがあなたの場合、叶わない現状にありながら、
願いを叶えたいという願望や欲望になっているものだから、
宇宙の法から外れてしまったのです。
だからそれは「自分のこと」であり、我欲となっていくのです。
宇宙は「もっと叶えたい。あなたの望みは全部叶えたい。」と願っています。
その代わり宇宙の法に沿って願えということです。


☆彡 ☆彡 ☆彡

僕は最近なんどもこのいさどんの言葉を引用していますが、
この言葉は僕の思考を整理してくれました。

僕らはよく「自分ごとではなく全体のこと考える」と話していますが、
このいさどんの言葉により「自分ごと」とは何かが明確になったのです。

僕はずっと意識の関心が自分に向いていることが「自分ごと」だと思っていましたが、
この認識は正確ではありませんでした。

この世界で自分を最大限に生かすために、自分を正確に知っていく。

そんなふうに自分に関心を向けるならば、それは「自分ごと」ではなく、
世界のことであり全体性へと至る行動となるのです。

その一方、途上国の支援など社会貢献と言われる活動をしていたとしても、
それが自分都合になってしまっていたら、その活動は「自分ごと」なのです。

活動の動機をしっかりと観ることが大切です。

例えば、ODA(政府開発援助)ですが、本来、途上国のための援助のはずが、
日本企業の利益に繋がり、途上国に累積債務と環境破壊をもたらす事例もあります。
 ※Wikipedia「日本のODAの問題点」参照
このような活動は決して全体のことを思った行動とは言えません。
社会貢献活動を利用して日本は「自分ごと」で動いていたのです。
しかも日本全体ではなく、一握りの人の利益のためであり、極めて「自分ごと」と言えます。

今、G20が中国の杭州で開催され各国の首脳が集まっていますが、
どれだけの指導者が地球全体のこと思っているかは疑問です。

例えば、先日発表されたアメリカと中国によるパリ協定への批准ですが、
これは確かに全世界のためになる行動と言えます。
ですが、その動機は「全体のため」を思ったものではないのです。
これはあくまで各々の利害に基づく判断で、
だからこそ南シナ海の問題では米中は対立したままとなっているのです。

これでは真の平和には至りません。

指導者だけではありません。
今、この世界は「自分ごと」の集まりで動いているのです。

宇宙の法の下では、自他の区別を超えてすべてが繋がり生かしあっています。
それから外れた「想い」や「行動」はすべて「自分ごと」なのです。
世界のことを考えていても、社会貢献をしていても、
「自分が」という想いに基づいていたら、それはやはり「自分ごと」となります。

そして、「自分ごと」の想いや行動は、たとえそれが実現したとしても、
この世界に偏りを生み出し、いずれ対立や格差、喪失などの滞りとなって現れるのです。

だから「自分ごと」を超えていくことが大切です。

自我が与えられた人間は、当然のように「自分ごと」の願いや想いを持ちます。
そして、それは意欲にも繋がるものです。
だから、それらを追い求めることは大切なことではあるのです。
ただ、その際、宇宙の法を意識する必要があるのです。

宇宙の法とは天の流れあり、それは時代が生み出しています。

自らの希望を追い求めながらも、天の流れを感じ、結果をいただき学んでいく。

そんな姿勢でいると、自分が高まり、自然と全体性へと至るのです。

それは自分と向き合う旅であり、その旅は果てしない冒険であり、新しい発見は尽きません。
新しい発見により自分がどこまでも果てしなく広がっていくのです。

ということでまたここでいさどんの言葉を紹介しますね。

☆彡 ☆彡 ☆彡

常に意識を全体性に持っていく必要があります。
あなたは今、個人的願望を抱えているわけだけれども、それをどう超えていくのか?
それが重要です。
個人的願望が全体性と共通していればいいのです。
例えば、個人的願望が宇宙の法に基づいていたら、それは理に適っていきます。
個人を高めるためというならば、それは全体性を持つことが個人を高めることであり、
全体性と個人は本来、共通していることなのです。
ですが、個人が抜きん出てしまうと、天が「それは違う」と滞りを与えてくれるのです。

心を磨いた結果出会うことがあります。願いが叶わない状態も自分を高める要素です。
「はい!分かりました」と叶うようなことなら、その願いは本当に自分を高めません。

だから何より心を磨き続けることです。

そして、自分を高める努力をしていると、その努力したことでエネルギーが消費され、他のものはいらなくなります。いらなくなった状態をさらに超えた世界。共通の世界で極めていく世界がその次にあるのです。個人で高める努力から「みんなで」とか「一つになる」というところで極める世界があるのです。

それは前人未踏の世界。我々は前人未踏の世界を創らなければならないのです。



☆彡 ☆彡 ☆彡

いらなくなった状態をさらに超えた世界。
「みんなで」「ひとつになる」ことを極めた世界。

それはきっと「自分ごと」を超えて宇宙の法の下に生きる人々が、
自らの個性を最大限に発揮した豊かな世界。

バラバラな特徴を持つものが一つのハーモニーを表現する世界。

真の平和が実現しすべての存在が生かされ調和した世界。

言葉にすればこんな感じでしょう。

そんな世界へ向けて、日々の暮らしを大切にし、この道を極めていきます(^-^)




宇宙の法則を生きて、それを知っていく。

尖閣諸島に中国船団が押し寄せ日本と中国の領土問題が話題になる中、
木の花ファミリーでは昨日から今日に掛けて8名の中国人のお客様を迎えています。
彼らは仏教を実践者で、中国でコミュニティを立ち上げようとしています。

昨晩の大人ミーティングでは、いさどんブログ「イスラム教徒は何を伝えようとしている?~ダッカ人質テロ事件から時代を読む」がシェアされ、そこからテロや平和、禅、お釈迦さまの悟りとこれからの悟り、時代の流れなど様々なことを語り合いました。そして、その最後にいさどんは以下のように語りました。

☆彡 ☆彡 ☆彡

日本と中国は世界の情勢の中で立場が違います。その違いは認識の違いから生まれます。
そこからお互いに異質なものを感じるとそれが最終的に対立に至ります。ですが、広い世界観で見るとみんな同じとなります。この地球という同じ環境を共有しています。すべてのものは微細なものの集合体です。その違いはどこにあるのでしょう。人々には差別の意識が生まれ、それが表現されます。自我が差別を創っているのです。自然を見ると多様な生命が存在し、一つの生態系を表現しています。すべてのものは一つです。それが弱肉強食のように見えるのは部分的に区切るからです。巨大な宇宙の中にいて、微細な集合体によって一つの世界が創られているのです。

お釈迦さまはそういうことを人々に伝えようとしたのだろうと思います。お釈迦さまの時代は、これから人々がエゴを表現し、欲望を膨らませていく時代でした。そんな時代だったためお釈迦さまの言葉は人々の救済のためのメッセージとなってしまいました。宗教が救済になってしまったのです。ですが、宗教の本質は、自らが何者であるかを悟るためにあります。一人一人の道は違います。個性豊かな道が用意されています。共通しているのは共に一つの方向に向かって悟ろうとする動き、これは宇宙の動きです。そうすると今までの宗教のように価値が固定化し、信者が既製品のようになることはありません。


今は21世紀初頭ですが、2000年までの物質的発展の時代が終わり3000年に向けての人類の新たな扉が開いたのです。開いたばかりなので、これを生きる人には困難が待っています。あなたがたは中国という体制に中で生きています。日本でも自由の中にありながら、人々は既製品化されていっています。人々は現代の価値観に囚われて縛られています。これは自らとの闘いであり、古い時代の衣を脱ぐ必要があります。あなた方のお話しを聴きながら、共通の使命をもって生まれてきていることを感じました。そして共に暮らすこの活動が始まりました。今はまだ草の根の活動ですが、明らかにこの動きは時代が創り出しています。2000年から3000年に向けての扉が開いたといいましたが、私たちの付き合いも扉があきました。これからもよろしくお願いします。

☆彡 ☆彡 ☆彡


新しい時代に向けた素晴らしい出会いとなりました。
このような人と人との出会いが積み重なり、国と国との関係も変化していくのでしょう。
それは希望の物語です(^-^)


話しは少し変わって・・・

昨日一日考えていたことを書いてみたいと思います。


自分とは何か?


自分と一言でいうけれども、何をもって自分とするか、
自分という表現から何を思い浮かべるかは人それぞれ異なります。

自我、真我、心、意識、身体、感情、思考、・・・・

自分や「自分の・・・」という言葉から繋がる言葉はいろいろなものあります。
その言葉は発する人の意識によりいかようにも変化していきます。
とりあえず、ここでは今の僕の関心から「自分」というものについて書いてみます。

「自分」には2種類あるということを思いました。

一つが「今まで積み上げてきた自分」であり、
自動的に行う思考や行動、つまりは習慣となっているものがこれにあたります。

そして、もう一つが「すべてから自由な自分」。
これは意識的に物事を認識していく自分であり、
お釈迦さまの「天上天下唯我独尊」、デカルトの「我思う我あり」などの「我」がこれにあたります。

この2種類の自分の相互作用により、現実は展開していきます。

今まで積み上げてきた自分。


人は普段何も考えずに生活し続けることが出来ます。
それは日常生活で必要になる行動を身体が覚えているからです。
そして、無自覚のまま反応し、時には感情的になり、毎日が過ぎていきます。
自分の身の回りに起きる現実はここから生まれていくのです。

だから、現実を変化させたいと思ったならば、ここにメスを入れていく必要があります。
意識的に積み上げてきた自分を見ることにより、必要な修正を加えていくのです。
その時、出来事は自然と変化していきます。

変化を起こそうとする必要はありません。
そういう意図はどうしても表面的なものとなり、本質へとは至りません。
意識的に自分を見て、そこに修正を加えていく。
その積み重ねにより、自分が変わり、出会う出来事も変わっていくのです。

すべてから自由な自分


人間の思考は自由です。どんなことだって考えていられます。

現実を無視して空想の世界に入り込むことも出来ます。
今まで積み上げてきた自分という実態を無視し、
都合のよい自分を思い描いていることも出来ます。
それは一見すると気持ちの良い行為に思えるかもしれません。
ですが、このような態度でいると、積み上げてきた自分にメスが入ることはなく、
今まで通りの日々が繰り返されていくのです。
そしてそれは大抵、本人にとって受け入れがたいものなのです。

意識を「自分の実態=積み上げてきた自分」に向け続けることが大切です。
そうすることで必要な修正を加えることが出来て、日常に変化が生まれるのです。

そして、もう一つ大切なことは、意識を広げていくことです。

自分の実態からスタートし、身の回りから人間社会、自然から宇宙へと意識を広げていくのです。
この時、自分を知ることが世界を知ることに繋がり、自分の変化が世界の変化に繋がります。
そして、この宇宙の流れが見えてきて、変化は時代が起こしていることも見えてくるのです。

自分の変化を通して宇宙の法則を知る


今まで積み上げてきた自分が現実を生み出しています。
その自分を手放し、出会う出来事をただいただいていく。
そのようにして自分を知り、必要な修正を加えていきます。
そしてまた自分を手放していく。
この繰り返しによって変化が自然に起こります。

それはこの宇宙の法則に基づいたものであり、自分の予測を超えたものです。
そんなふうにして自らが宇宙の法則を生きて、法則を知っていくことが出来ます。

それがきっとこれからの時代の悟りであり、それは常に変化の過程の中にあり、
その過程は一人一人オリジナルで、個性豊かなものとなるのです。

だからそんなふうに生きていきます(^-^)









想いを通して新しい何かを生み出していく

バングラディッシュの首都ダッカでレストランが襲撃される事件が起きました。
僕はこのニュースを目にした時、藤崎亜矢子さんのことを思い出しました。
(亜矢子さんは昔お世話になったプロセスワーカーです。)
そして、メッセージを出そうと思いパソコンを開けたら、
すぐに亜矢子さんのFacebook投稿が目に入って来ました。

☆彡 ☆彡 ☆彡

テロリズムのニュースを聞くのはいつも辛いものですが、今回のダッカのニュースは特に堪えました。それは一週間前に妹の住んでいるダッカを訪ねたので、妹や知り合い、そして自分自身が犠牲になっていたかもしれないと想像してしまうだけでなく、同じような想像をテロリスト側にもしてしまうからです。
12年ほど前にダッカに2ヶ月ほど滞在して、ストリートチルドレンのために働く現地のNGOワーカー(オポロジョバングラデシュ、シャプラニール)たちにカウンセリング/コミュニケーション研修をするという機会がありました。そしてその2年後にまた研修をしました。そのときに学んだのは、ストリートチルドレンにとって最大の脅威は人身売買をする人だということです。彼らも善意のNGOワーカーも親切そうに子供たちに近づくために、子供たちはNGOワーカーと人身売買商人を見分けないとならないのでした。


今回の滞在で学んだのは、今や新たな脅威は過激主義者が経営する学校だということです。多くのNGOのようにこうした学校は住む場所や教育を提供しますが、そこで子供たちを洗脳してしまうそうです。ですからもちろんその可能性はほとんどないのですが、「テロリストは知っている男の子かもしれない」「自分もこうした貧困の中に生まれたら私もそうなってしまうかも」とつい考えてしまいます。善悪の境界というのがあいまいになり、犠牲者もテロリストにも思い入れてしまいいつも以上に心が痛みます。
☆彡 ☆彡 ☆彡

この世界には悲しい出来事が溢れていますが、
それらは人々の日々の姿勢が生み出しているものであり、
自分も関係しているのです。

だから日々の暮らしの中で、対立を超える新しい価値観を生み出し、
それを未来に繋げていくことが大切になります。


話しは変わって今朝、僕は散歩中に野良ネコに出会いました。
出会った瞬間、相手が僕のことを警戒していることが伝わって来ました。
それに対し、僕は深呼吸し、心を鎮めました。
そして、友愛の気持ちを向けてみました。
すると、ネコも落ち着き、その場で座り込みました。
こんなふうになると、僕の中にネコを撫でてみたい気持ちが生じてきました。
ですが、相手は野良ネコです。
普段あまり人に接していません。
そんなネコが人に撫でられることを求めているわけはないのです。
少し近づこうとすると、ネコは離れていこうとしました。
僕は再び、心を鎮め友愛の気持ちを向けると、
ネコは再びその場に座り込みました。
しばらくして、僕はネコに気持ちを向けながらその場を去りました。


想いが生じた時、それを叶えようとすると無理が生じることがあります。
ネコを撫でようとする行為がそうだし、テロはその極端な形と言えます。
そして、それは自分の思考の延長線上にしかありません。

想いが生じた時、その想いを通して、世界の中で対話をしていく。
相手の気持ちや世界の流れを感じながら。

その時、きっと新しい何かが生まれ、
それは自分の想像を超えたものとなっていくのです。

自らに湧き上がる想いは世界との対話の材料です。
きっとそれを通して新しい何かを生み出していけるのです。

今、多くの人が自らの思考の延長線上で想いを実現しようとしています。
その姿勢がテロに繋がっているのだと思います。

もし、世界の人々が自らの想いを対話の材料と考え、
世界に対して開かれていけば、
新しい何かが生まれ続け、それはきっと世界を調和に導いていきます。

そして、その調和はすべての存在を生き生きさせていくことでしょう。

テロのニュースと散歩中の野良ネコとの出会い。
全く関係のない2つの出来事を通してそんなことを思いました。


今朝の富士山と太陽です。ちなみに今日は新月。新しい始まりです。



心が変わればすべてが変わる

人類の可能性を切り拓く」で紹介しているように、
木の花ファミリーでは今、医療革命へ向けた取り組みをしています。
それは心への取り組みであり、心を変えることによりすべてを変えていく取り組みです。

昨晩の大人ミーティングではその話題を受けていさどんは以下のように話し始めました。

☆彡 ☆彡 ☆彡

心が変わればすべてが変わる。

その言葉を聞いてテロが浮かんできました。テロも人類の病気と言えます。
最近、イギリスは国民投票でEUからの離脱を決めました。
それに対して世界中が自国の通貨のレートや株価を気にして反応しました。
これも病気と言えるのではないでしょうか?
今、イギリス国内は世論が分断しバラバラになっています。
国民投票をやり直したいという声も生まれ、これは一種にうつ状態です。
このように見ていくとこの世界は病気だらけです。

☆彡 ☆彡 ☆彡

この話を受けて、僕は思いました。

イギリスの国民投票の結果を受けて、株価は大きく下落し、
その後の1日間だけで、世界の株式市場で2兆ドルもの含み益が喪失したようです。
businessnewslineより)

ですが元々、株価は実体経済よりもはるかに大きな数字となっています。
実体の伴わない数字により経済が運営され、それが時に実体経済を脅かすのです。
株価はイメージの世界と言え、それが世界を覆い、実体を見えなくしている。
そんなふうに思えます。

そして、その姿が人間の病気にも当てはまると思ったのです。

人間の心はいろいろな想像やイメージを生み出します。
それがその人の人生を覆い、実体を見えなくしていきます。
心が生み出した想像により人生が営まれ、それが時に実体(肉体)を脅かしていく。
それが病気なのだと思います。

今、多くの人が自らの実体(実態)を知らずに、
自らが生み出したイメージに翻弄されて生きています。
それが今の病気とも言える世界の状況を生み出しているのです。

それは人間の心が生み出しています。

だから心が変われば世界が変わり、すべてが変わるのです。

そのために一番必要なことは自らの実体(実態)を知り、それと向き合うことです。
実体(実態)と向き合うことで、人は自らが生み出したイメージや想像の奥に辿りつきます。
この時、人は自らの意思で新しいイメージや想像を生み出すことが出来るようになります。
そして、それが実体(実態)へと影響し、本当の変化へと繋がっていくのです。

宇宙や自然は常に変化し続けています。
ですが、人間は実体(実態)を離れ、イメージに翻弄されることで、同じことを繰り返すのです。

大切なのは実体(実態)に立ち返り、そしてそこと向き合うことです。
その時、宇宙や自然の本質通り、人は変化し続けていきます。

それは精神革命であり、一人一人の精神革命が新しい世界を生み出します。

そんな未来に向けて、共に語り合いたい方には以下のイベントをお勧めします。
共にわくわくする時間を過ごしましょう(^-^)

7月16日~18日 第10回大人サミット 地球会議 in 木の花ファミリー


そして、もう一つ宣伝。


木の花ファミリーから新しいサイトが生まれました。
その名も、木の花ファミリーで起きたことを検証する です。
副題は、「人類の可能性に挑戦する、大いなる実験場」
宇宙や人類の本質を明らかにし、新しい未来を描き出すサイトです。
これから順次、更新されていくので、お楽しみに(^-^)


6月2日玉ねぎ収穫の際の写真。実体のある暮らしを営んでいます。






新しい価値を生み出していく。

23日のお昼の時間、テレビを見ていたら、沖縄県糸満市で行われた「沖縄全戦没者追悼式(慰霊の日)」の式典が生中継されていました。翁長知事安倍首相のスピーチを聴きながら、双方の隔たりの大きさをあらためて感じました。

太平洋戦争で戦地となり20万人の犠牲者を出した沖縄。
その後も基地の負担など戦争を身近に感じて続けている沖縄と本土の認識は大きく異なります。
それは原爆の被害と受けた広島、長崎と他の地域との差についても言えるでしょう。

日本という一つの国となっていますが、その中には様々な違いがあり、
それが人々の対立となり続けている現状があります。

そして24日。イギリスが国民投票によってEUからの離脱を決定しました。

6月21日の夏至を過ぎて、宇宙的には統合の時代が本格的にスタートしたと言われています。
 ※「よあけて であえて」第1話『宇宙時間』参照
ですが、現状の人々は対立を続け、そして、イギリスはEUからの離脱を決定しました。
それは宇宙の流れと反対の動きのようにも見えますが、そうではないのだと思います。

日本やEU、今まで一つに見えていたものは表面的なものであり、
中身はバラバラであり、それが今、噴出しているのだと思います。
それはそれぞれの実態に向き合う機会となり、それぞれが実態を超えることで、
これから真の統合が生まれていくのでしょう。

イギリスのEU離脱を受けて、株価の下落や円高など様々な経済的影響が出ています。
そして、イギリスとEUとの間では離脱交渉を巡り対立が生まれています。

日本のマスコミはそれらの出来事を「自国の利益」という観点から報道します。
そして、多くの人々の視点もそれに染まっています。

国と国が繋がる時、それはお互いの国益に適うからであり、友愛からではありません。
ですから、利益に反すると判断される時、国と国は離れていきます。

繋がったり離れたり。

その繰り返しで、繋がっている時も、離れている時もお互い自国の利益を考えています。
その本質に変化はなく、そこから真の平和に至ることはありません。

日本での沖縄と政府の対立。そして、イギリスのEU離脱。
その他にもこの世界には今、様々な対立や困難が渦巻いています。
それらの困難は人間の実態を浮き彫りにしてくれます。
そして、それは人間に変化を促しているのです。

人は自分の実態を知り、それと向き合うことで変化していきます。
今、人類全体がそのチャンスを頂いているのです。

だからこそ、それぞれの人が日々の生活で自分自身の実態に向き合い、
新しい価値を生み出していくことが大切です。

それは得ようとする態度からではなくいただく姿勢から生まれます。

木の花ファミリーのみんなとの暮らしの中で、僕はそんなふうに生きていきます。

その先に平和な社会が実現することを信じて(^-^)


6月27日ジャガイモ収穫の写真です。

☆彡 ☆彡 ☆彡 ☆彡 ☆彡 ☆彡 ☆彡


木の花ファミリーから新しいサイトが生まれました。
その名も、木の花ファミリーで起きたことを検証する です。
副題は、「人類の可能性に挑戦する、大いなる実験場」
宇宙や人類の本質を明らかにし、新しい未来を描き出します。


☆彡 ☆彡 ☆彡 ☆彡 ☆彡 ☆彡 ☆彡 

2016年7月16日~18日 第10回大人サミット 地球会議 in 木の花ファミリー

人は自分の実態を知り、それと向き合うことで変化していきます。
そして、一人一人の変化が世界を変えていきます。
そんな変化を生み出すための3日間です。是非、ご参加下さい。






結果を追い求めるのではなく結果から自分を知る

5月20日の富士山からの日の出です。

5月20日は24節気で「小満(しょうまん)」。
そして、僕が木の花ファミリーに移住して7周年の記念日でした。
僕は今、木の花での8年目の日々を過ごしています。

6周年を迎えた昨年は、「願いから自由になるために生まれてきた」というブログを書きました。

この頃の僕には強い願いが湧いてきていました。
そして、それを振り払おうとしてこのブログを書きました。

ですが、この後、僕は「願い」に翻弄されることになります。
 ※詳細は以下のブログをお読みください。

 心を磨いた結果出会うこと。

 正しい自己認識が世界を変え、世界に平和をもたらす。

 相応しいものになっていく。

 空っぽへのあこがれ

「願い」に翻弄されることで、自分自身を知り、そして、その「願い」の奥を知りました。
結果、僕は願いから自由になりました。

「7」はカタカムナでは質的転換を表す数字です。
木の花ファミリー7年目の1年間で僕は質的転換を果たしました。
それは個人の願いではなく天の意志に基づいて生きるということです。

そして「8」はカタカムナでは飽和安定。
僕はこれからの1年で天の意志に基づく生き方をより強固なものにしていきます。

今、僕は体調を壊し、咳が止まらない状態となっています。
この咳は僕が意図したものではありません。
天とは何かを尋ねると・・・」にも書きましたが、
自分が意図していないものはすべて「天」なのです。
だから、この咳は天が与えて下さっています。

なぜ、天は僕に咳を与えて下さるのか?
最近の自分に思いを馳せます。
すると結果を求めて無理をしていた自分自身の姿が見えてきます。
この咳は結果を求めて無理をしたことに対する答えです。

結果は求めるものではなくいただくものです。
過去から未来へと繋がるこの世界においてはすべての瞬間が今まで生の結果です。
人は常に結果をいただいているのです。
そして、その結果から自分を知ることが出来るのです。

とはいえ、今とは違う結果を求める時もあるものです。
ですが、それを無理に引き寄せる態度は世界に歪みを生み出します。
沢山の人々が今とは違う結果を求めて、
そして沢山の歪みが生じて今の世界は出来ています。
このような中、結果を無理に求めても世界に新たな歪みが生まれるだけです。

結果を求めるならば、その結果に相応しい自分になることです。
その時大切になるのは日常の地道な積み重ねであり、
プロスポーツ選手ならば普段から身体作りをし、コンディションを整えています。

僕たちは心の道を探求するスペシャリスト。
ならば、日々の心の動きを緻密にチェックし、常に客観的な位置に立ち続けることです。

大切なのはそれだけで、その姿勢からずれていたから咳を与えてもらいました。

それに気づいたらリセットしニュートラルになるだけです。

最近僕は、木の花ファミリーのみんなと塚本晋也監督の映画「野火」を観ました。

太平洋戦争末期のフィリピン戦線を舞台に極限状態に追い込まれていく主人公の姿。
人間の醜さと自然の美しさが対照的に描かれています。

こういう映画は戦争の悲惨さを再確認する機会となります。
そして、多くの人が二度と戦争を起こしてはいけないと思うのではないでしょうか?
ですが、なぜか世界から戦争がなくならない現状があります。

昨年の夏、日本では安全保障関連法案を巡り大きなうねりが生まれました。
賛成派も反対派も平和を求めているのに、結果、対立しているのです。
それはそれぞれの立場の人が求める結果に固執しているからではないでしょうか?

今週、アメリカのオバマ大統領が被爆地・広島を初めて訪問します。
それは歴史的な出来事で、大きな流れを感じます。
核廃絶、そして人類の平和へ向けての大きな一歩ともなりえます。

ですが、本当に大切なのはきっと出来事や形ではないのです。

共和党の大統領候補となることが確実なドナルド・トランプ氏は、
以前に日本の核武装を容認する発言をしています。
そして最近、北朝鮮の金正恩労働党委員長との会談に前向きな発言をしました。
それは北朝鮮に核開発を放棄させるためです。

相矛盾するようにも思える発言ですが、どちらも選挙を意識したパフォーマンスなのでしょう。
そんなトランプ氏の支持率が民主党のヒラリー・クリントン氏の支持率を上回りました。
トランプ氏が次期大統領になる可能性が大きくなったということです。

それがアメリカ国民の意識だとしたら、
オバマ大統領の広島訪問もパフォーマンス以上の意味を持たない可能性もあります。
それでは真の平和に繋がることはないでしょう。

表面の出来事や形に目を奪われ、それを求めても、人々は望みに翻弄され続けるだけです。

オバマ大統領がアメリカの大統領として初めて広島を訪問します。
その出来事を通して、人類が歴史を客観的に振り返り、人間についての学びを深めていく。
そして、全ての出来事に対する慈しみの心を育んでいくこと。
それが出来た時、この訪問が本当の意味で生かされていくのでしょう。

結果を追い求めるのではなく、結果から自分を知ること。
表面の出来事ではなく、その奥に流れている心に思いを馳せること。
そして、調和に向けて自分の人間性を高めていくこと。

真の平和が実現するために必要なのはそういうことなのです。

僕はそう確信しています(^-^)










ただただ自分と向き合い自分を知り自分を超えていく

NHKスペシャル「シリーズ激動の世界」全3回を木の花ファミリーのみんなと観ました。
EU、ロシアに続き、16日はアメリカがテーマとなっていました。

冷戦終結から超大国として世界に君臨していたアメリカですが、
その力に陰りが出てきています。
その影響で中東では力の空白が生まれ、混乱が生まれています。
それがヨーロッパへ押し寄せる大量の難民へと繋がっていきます。
そして、アメリカにとって代わろうとロシアや中国が台頭し、対立姿勢を強めています。

アメリカの凋落。それは金と軍事力による支配の時代が終わろうとしている兆しです。
ですが、中国もロシアも金と軍事力により新たな支配を生み出そうとしています。
そこからは希望は生まれません。

歴史を紐解いていくと、今の状態が当然の結果であることが見えてきます。
例えば、中東です。
力の空白により混乱が生まれていると番組では放映されていましたが、
人々が争いなく暮らすためになぜ力による支配が必要なのでしょうか?
穏やかに暮らす人々に力による支配は必要ありません。
中東で争いが起き、混乱しているのは、
イギリスやアメリカが苦しみの種を蒔いてきた結果です。

今の混乱はそれを清算するために起きているのではないでしょうか?
その先に力による支配を必要としない新しい暮らしが生まれます。

時代の流れを読み解く視点があれば、未来への希望が見えてくるのです。

大人ミーティングでは、この番組からいろいろな話に発展しましたが、
共通して言えるのは、今までの価値観が生き詰まり終焉の時を迎えているということです。

一人一人が真実に目覚めること。

必要なのはただそれだけです。すると時代が新しい世界を見せてくれるようになるでしょう。

みんなとそんなことを語り合う中、僕は2008年6月3日に書いた文章を思い出しました。
タイトルは「飼いならされないために。」です。
ここでそれを引用してみます。

☆彡 ☆彡 ☆彡

僕達の生活はそれなりに豊かだから、それでいいじゃんで過ぎていく毎日。 
その奥では格差、貧困が進み、自然環境は壊されていく。 
一部の人達が巨大な利益を上げていく。 
僕達はそのおこぼれをいただく。 
でもそれは昔にしてみたら貴族の生活。 
そんな中で僕達は飼いならされていく。 
環境や一部の人達を犠牲にして。 
そのことに眼をつぶって。 

大切なことがないがしろにされ続けても、 
自分の生活はそれなり豊かだから、 
それでいいじゃんで過ぎていく。 

僕達は飼いならされていく。 
その中で様々なものがないがしろにされていく。 

「自分を守らなければならない」 
という恐怖のもと、人と人が切断されていく。 

飼いならされないために。 
僕は飼いならされないと宣言する。 
おかしなことはおかしいという。 

飼いならされないために。 
僕は私心を捨てる。 
それが恐怖を克服することに繋がるから。 

飼いならされないために。 
僕は勇気ある仲間たちを大切にする。 
それが僕に勇気を与えてくれるから。 

飼いならされないために。 
僕は心を静め、自分の心の奥底に触れ続ける。 
それが僕に静かな自信を与えてくれるから。 

飼いならされないために。 
僕は少しずつでも行動し続ける。 
それが明るい未来に繋がるから。 


☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ 

ネイティブ・アメリカンに古くから伝わる言い伝え 

地球が病んで 
動物たちが姿を 
消しはじめるとき 
まさにそのとき 
みんなを救うために 
虹の戦士たちが 
あらわれる。 

★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ 


虹の戦士の一人であることが出来るように。 
僕は飼いならされないと宣言する。 




☆彡 ☆彡 ☆彡

この文章を書いたほぼ1ヶ月後の2008年7月19日。
僕は初めて木の花ファミリーを訪れ、その後移住し今に至っています。

今、僕は仲間に恵まれ矛盾のない生活を送っています。
大切なことを大切に出来る生活です。

この世界では一部の人たちが利益を上げ、それにより格差が広がっています。
それは確かに事実でしょう。
では彼らが人々を支配し飼いならしているのでしょうか?
表面的にはそう見えるのかもしれません。
ですが、今、僕はそうではないと思っています。

僕らは感情や欲求を持って生きています。
それを際限なく満たそうとする時、僕らは感情や欲求に翻弄されるようになります。
それは自分が感情に支配されている状態です。
その姿勢が外の世界に支配者を生み出し、僕らは飼いならされていくのだと思います。

おそらく支配者となっている人たちも彼らの感情に翻弄されています。
ならば、同じように支配され大切なものを失っているのです。

みんな同じ。この世界はみんなで創っているのです。

支配者から民衆に権利を取り戻す。

そんな英雄物語を僕は好んでいました。
ですが、このような物語は人々の感情を満たすだけなのかもしれません。
なぜなら、みんなが支配者であり、犠牲者であり、傍観者であるからです。

自分がヒーローになることで外の世界に悪者を生み出します。
みんな、悪者であるよりもヒーローになることを好みます。
それぞれの立場で悪者を押し付け合い、この物語はずっと続いていくのです。

これは英雄願望に翻弄されているだけなのではないでしょうか?

みんな同じ。この世界はみんなで創っているのです。

その事実を見通す時、人はすべての立場を超えていくことが出来ます。
それが本当の自分を取り戻すことであり、この世界に調和をもたらすのです。

これは僕が木の花ファミリーのみんなと暮らす中で得た確信です。

ただただ自分と向き合い自分を知り自分を超えていくこと。
必要なのはそれだけです。

2月14日から開催される1ヶ月の真学校ではその方法をみんなで学んでいけます。
是非ご参加下さい(^-^)


木の花ファミリーのみんな(1月16日恵みいただきますにて)








Your left Slidebar content. -->