ですが、実行するかどうかは保留にしていたのですが、先日、木の花ファミリー憲章を改定しようという話が浮上しました。憲章はこのコミュニティで最も大切にしている精神を明文化してもので魂とも言える存在です。憲章を改定するということは魂を改定するということです。
魂の改定。
ならば、それに相応しい準備をする必要があるということで8月10日から断食を始め、そして14日の朝に終了しました。4日間の断食を行ったことになります。
断食については以下のような効果が言われています。
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普段、私たちが食べたものは腸で吸収され、エネルギー源のブドウ糖となって全身に運ばれます。ブドウ糖は、何も食べないと通常8時間ほどで、全てなくなると言われています。
つまり、断食とはエネルギー源がゼロになる生命の危機なのです。
カラダがそのような状態になると、中性脂肪が肝臓に集まってきます。肝臓で脂肪が分解されてできるのが「ケトン体」です。このケトン体は新たなエネルギー源としてカラダのさまざまなところで働くことが分かってきました。さらにケトン体は、もう一つ重要な働きをしていることで世界中の研究者に注目されています。
「ふつう、われわれはエネルギー源としてブドウ糖を使います。しかし、それがなくなってしまうと脳が働かなくなるので、その代替エネルギーが脂肪から作るケトン体です。
ケトン体は、酸素をそんなに使わずに非常にエネルギー価が高いので、お手頃なエネルギー源になる。今、注目されている物質です。
ケトン体は、酸素をそんなに使わずに非常にエネルギー価が高いので、お手頃なエネルギー源になる。今、注目されている物質です。
「断食のメモリーとケトン体」より
断食をすることにより、ケトン体という脳内物質が増加します。ケトン体が増加すると、α波が出て、心身をリラックスさせる効果があり、さらに、普段以上に頭や五感も鋭くなり、冴えてくるといわれております。
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ですが今回の僕の場合、断食期間中は身体が重くだるい状態が続き、いつもと同じように散歩をしたことで筋肉痛となり、眠く頭もあまり冴えずエネルギーがない状態が続いていました。それでこれ以上続けると日常業務の妨げとなると判断し中止しました。
断食の効果として脂肪を分解して作られる「ケトン体」ということが言われていますが、今の僕には燃やす脂肪があまりないのではないかということを思ったりしました。
世の中にはプラーナを食べて生きているという不食の人もいるようですが、いきなりそんな身体になれるわけもなく、今回はこういう結果をいただきました。
今回の断食のメッセージとしては、自分は命という食に生かされているということです。すべての食べ物は命です。その命をいただくことがなければ、自分の活動もままならなくなります。僕は生きとし生けるものの循環に支えられて生きています。だから僕自身の命やエネルギーも循環の中で生かされていくべきものです。変化変容を本質とするこの世界の中で、今に囚われずに。
冒頭で取り上げたように、今、世界中で異常気象が続いています。それは生きとし生けるものの循環に滞りがあるから起きているのだと思います。無駄に消費され生かされずに残っていくごみが空気や海の中には溢れています。循環の異常が気候の異常として表現されているのだと思います。
今日、8月15日は日本では終戦記念日です。戦争こそ無駄な争いによって尊い命を犠牲にしてきた行いと言えますが、循環を意識していたら、生きとし生けるものに生かされていることを実感していたら、何かを攻撃しようという心は生まれないと思います。なぜなら、それは巡り巡って自分を攻撃することになるからです。
魂の改定へ向けての断食は僕に苦しみをもたらしました。それは生きとし生けるものの中で循環することの豊かさへと繋がる苦しみです。
例えば、キッチンスタッフの玲ちゃんは断食明けの僕にこう語りました。
「なかのんが断食中は(なかのんの好きな)かぼちゃは料理に使わないようにしようねってみんなで話していたんだ。今後かぼちゃ料理を出すからね」
そして、昨日の夕食の味噌汁にはかぼちゃが入っていました。まだまともに食事が出来ない僕にとって最も嬉しいプレゼントでした。
こんなふうに、僕の断食はみんなの心に響き、そしてみんなの心が僕に響き・・・こんなふうに循環していきます。
僕の魂は僕自身で完結するものでなく循環の中でこの宇宙のすべてと繋がっていきます。それは木の花ファミリー憲章も同様で、憲章は木の花ファミリーで完結するものではなく、この宇宙の仕組みの中で宇宙全体へと繋がっていくものです。
木の花ファミリー憲章改定を前にしてそんなことを再確認しました。
断食4日目の朝、みんなと落花生収穫をしていました。 |
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