毎日の生活を美しく生きていく

時代が令和を迎えた今年の5月、ジイジはこんなふうに語っています。

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これからの時代がどれほど困難であるのかは、行ってみなければわかりません。平成は、その困難な時代の予告編だったのかもしれません。令和になり、いよいよ本番です。ではなぜその本番を与えられたのかというと、その先があるからです。
過去6億年の間に6回大量絶滅を繰り返してきた地球の生命の歴史に照らし合わせてみれば、現代を生きる人類は、次の生命大量絶滅の引き金となるかもしれません。人々は、何かが壊れる前はそれを守ろうとします。そして壊れれば、それを惜しみます。しかし、壊れるからこそ新しいものをそこに表現できるのです。それは、大量絶滅をするたびに進化してきた生命の歴史と同じです。
ですからやはり、壊れなければなりません。そこで、積極的に壊れていくことを喜べる生き方とは、どのようなものでしょうか。それは、使えるものを壊していくということではなく、価値観を変えていくということです。出会ったことをポジティブに捉え、変化することを喜ぶ。その時の変化は、進化になります。
変化は積極的に喜びを持って受け入れるものですが、現状の自分を守ろうとすると、出会ったものを拒絶したくなります。さらに、その自分に執着すると、変化は苦痛になります。それは、地上にいて地獄を生きることとなるです。しかし、それが喜びとなった時、尊いものへと向かう目覚めが始まるのです。

火山が噴火する、地震が起きる、台風もたくさん来る。そういう日本にいて、それが喜びになる。大変なことがあるから、大調和になるのです。それが大和という国であり、その証として、令和という時代がいよいよ始まったのです。

令和は、平成よりも物理的にはさらに厳しい時代となるでしょう。それを、大調和を持って乗り越えなさいということです。その厳しさは、ただ乗り越えるためではなく、大調和することを呼び覚ますためにあるのです。これから、今までに人類が積み上げてきたものがどんどん壊れていく時代が始まります。それを乗り越えるために必要なことは、力を合わせること。そして、壊れた先には、これまでに出会ったことのない新しい世界が待っているのです。そのことを、令和という時代は、私たちに示してくれているのです。


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そしてトキは進み、天皇陛下即位の礼が行われた今年の10月、木の花ファミリーで毎月行われる誕生日会では、「いのちの歌」の合唱が歌われ、感動的な時間が生まれましたが、そこでジイジは以下のように語りました。

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この歌は感動的ですよね。こういう歌が堂々と日常の生活の中にあることを素直に歌って、それがこういう歌に繫がらないといけないと思うのですが、実際に今、世界は汚れてしまっています。それが悲しいとかそういうことをジイジは言っているのではなくて、だからこそ世界を美しくしなければいけないのです。誰が世界を美しくするのですか?うっかりしていると自分も汚す側になりますよ。もう既に汚す側になっているかもしれません。テレビなどいろいろなところで感動的な場面に出会ったとしても、実際のこの世界が汚れていたら、偽物ですよね。それを本物にするために、それを誰がするかといったら、それに気づいた人たちが「これではいけない」と自分の一歩を、きれいにするための一歩を歩まないといけないのではないかと思っています。

ジイジ、爺さんですし、こんなセンチメンタルな話をするのは似合わないかもしれませんが、この爺さん、心は誰よりも美しいつもりです。だからとても真面目に世の中をきれいにしようと思って生きていますが、ただ表面的に感動しているだけではなくて、実際にそういう世界を創るための毎日をみんなが生きないと、みんな偽物になってしまいます。

千葉県はこないだ凄い洪水があったのに、そこにまたたくさんの雨が降りました。今日だけで10月一か月分の雨が降ったと言います。どうしてそんなことになるのでしょう。それは天気が悪いのでしょうか?何かしら人間の在り方が間違えているのだと思うのです。だからこういう歌を歌って、感動したりきれいな場所を創るのもいいのだけれども、大事なのは毎日の生活を美しく生きることです。ここはそういう場所になるのに相応しい、もしかしたら、世界でたった一つの場所かもしれません。爺さんなのに、こんなコメントして恥ずかしいのですが、本当にそんなふうに思っています。

今、世の中のいろいろを想うと、気が変になりそうです。人間たちは変でしょう?だから気づいた人が良い生活をしてその見本を示さなければなりません。みんなにそういうことをお願いして、そしてジイジは絶対にやります。

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毎日の生活を美しく生きること。それこそ令和の時代に求められる大調和の精神です。そして、それは4年前の10月2日、大人ミーティングで紹介されたオーロビルのマザーの言葉、そしてそれを受けたジイジ(当時はいさどん)の言葉に通じるものがあります。以下、まずはマザーの言葉から紹介しますね。

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The Mantras of Bliss and Transformation !

Are you ready to change yourself completely?
You will have to throw off your ideas,ideals,values,interests,and opinions.
Everything will have to be learnt anew.
If you are ready for all this,then take aplunge;
otherwise don't try to step in.


至福と変容のマントラ

完全にあなたを変化させる準備ができていますか?
あなたは自分の考え、理想、価値、興味、意見を捨てるでしょう。
全ては新しいものとして学ぶべきことです。
もしあなたがこうした全てに準備ができていたら、飛び込んで。
さもなければ、それには踏み込もうとしないことです。

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そして、この言葉を受けてジイジは以下のように語ります。

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あなたは自分の考え、理想、価値、興味、意見を捨てるでしょう。」というマザーの言葉。それは自我を捨てて、天のままに生きるということです。

僕は昔、それを天のマリオネットと表現しました。
でも、その考えは今は変わっています。

昔、夜、外に出て上を見て、月が出ていれば月、星が出ていれば星、
曇っていたら、その上に星や月を想像して語っていました。

「神さま、私はあなたの意志に沿うものです。」

そうすると、そういうことを語っていた時、その間違いに気付きました。
「あなたの意志に沿うものです」ということは、
あなたという意志があって、そして、それを受けている自分がいるということです。
でもよく考えてみたら、あなたという意志はわたしに表れています。
だから、本当のそれが通じた時に、私の意志はあなたそのものなのです。

あなたはわたし、わたしはあなた。

その時、「神さま」とそこに気持ちを向けたり、
「あなたの意志」というようにそこに特定を持った時に、
すでに自分、自我を成立させているのだと気づいたのです。

まわりてめくる。

すべては新しい出来事として学ぶべきことです。
常に新鮮で新しい毎日が来るわけですから。

これを世間の価値観で生きる人たちはなんだろう?と思うかもしれませんが、
すべての人が行きつく先はそこなのです。
まだ社会がそこまで熟していない時に、我々が先駆けとしてこれをやっています。
その構造が分かるならば、本当にそのことの貴重さ、尊さ、有難さを思って、
あっさり一目散にそこに向かうでしょう。

~ 中略 ~

我々は何をするかというと、僕と同じような話をみんなにしろって言っているのではないのです。「みんなで」という気持ちで暮らし、それを人々に見てもらいたいのです。こんな素晴らしい世界がいっぱいに広がって欲しいから、人々に見て欲しいのですよ。たったそれだけです。

それは日常、みんなが気持ちよく「さーと」心が通っていって、
「ああこれだったんだね。これがやりたかったんだね。」
そういうことを言葉ではなく空気を感じて、
「神さまの目的はこういう世界だったんだ」と理解することです。

これはとても身近にあって、アカデミックでもなんでもありません。
哲学とか立派な話でもなんでもありません。

「あぁ、いい空気だね。」
「こういうところに生涯身を置きたいね。」
「こういう生き方を自信を持って、安心の場所でやりたいね。」

そう感じたら誰だって出来るんですよ。

僕はこういう話をしばらく避けてきましたが、
みんなが僕の気持ちに共鳴するならば、
僕からどんどん発信されて、「そうだね、そうだったね。」となるんだったら、
いくらでも話す価値があるなと思うのです。

でも待ちの姿勢で話を聴いて、良い話だったねとなって後で忘れていくならば、
僕もジレンマを感じてしまいます。

みんなで良い響きを生み出していく。そんなふうでありたいです。

なので、お願いだから、人の心を調整するような時間をこの場に持ち込まないで下さい。
自分の心は自分で調整して下さい。もうそういう段階です。

それでも、残念ながら、充分に果たせなかった時に、それを投げやりにならないで、表に出して、みんなにそれを正す方法を請うて下さい。自分に実力がないのですから。

そして、みんなに助けてもらって、心から「ありがとうございます」と言って進んで下さい。そうしたら、あなたの未熟も「良い場創りに役だったね。」ということになります。

みんなが他者のことを思い合う。
そういう心の表現に繋がるのですから。

だから未熟でもいいのです。
本当にみんなに託していく。そういう場創りが大切です。
そしてそういう場はいつでも表現出来るのです。
道を難しい道だと思わないでください。



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本当にみんなに託していく。そういう場創りをすることで、一人ひとりの未熟がみんなの中で生かされていきます。毎日の生活をそういう美しいものにしていくことで、これからの厳しい時代を恵み多いものに出来ます。それが僕ら木の花ファミリーが表現していく暮らしです。


ジイジ(真ん中)と木の花ファミリーのみんなです。


牡牛座満月です(2019年11月12日20時20分頃撮影)


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