時代のうねりを感じる

時代のうねりを感じる

8月が終わろうとしています。 終戦記念日(8月15日)のある8月。今年は戦後70周年です。 安倍首相による談話があり、テレビでも様々な特集番組が放送されていました。 木の花ファミリーでもこの8月、戦争の映像をいくつか観ました。 僕たちはそれを通して人間を知り、自分自身の心を見詰めていきました。 ※「世界が僕を変える(2)」や「歴史が本当の変化を起こす転換期」を参照して下さい。 そして今、安全保障関連法案が参議院で審議され、国会前には法案に反対する人々が数多く集まっているようです。そんな中、昨日は坂本龍一さんがスピーチをしたようです。(全文はこちら) スピーチの中で坂本さんは「憲法の精神を取り戻すこの運動は『マグナ・カルタ』『フランス革命』に匹敵する」と述べています。そして、その言葉にみんな盛り上がります。 確かにそうなのかもしれません。ですが、イギリスが『マグナ・カルタ』を持ち、フランスが『フランス革命』を経験したヨーロッパにおいて第一次世界大戦、そして第二次世界大戦が起きているのです。 その事実をどう考えるのでしょうか? 僕は平和への願いはみんな共通していると思っています。安全保障関連法案は戦争法案と揶揄されることもありますが、安倍首相が戦争を願っているということはないと思います。 一人一人が平和を願いながら、それが実現しない。 そんな矛盾した状態を人間は生み出しているのではないでしょうか? 国会前に多くの人々が集まる熱気。一人一人がこの国について真剣に考えようとする姿勢。...

恵みいただきます/囚われからの解放

恵みいただきます/囚われからの解放

8月13日放送のクレージージャーニー「奇妙な現実を巡るオカルトの旅」を観ました。 番組の中ではまず縁切り神社として門田稲荷神社が紹介されます。そこには、人の死を願う絵馬や釘が打たれた絵馬などが飾られていて、人々の怨念がこんなにもあからさまに表現されている場所があることに驚きました。 次に即身仏が紹介されます。即身仏とは、苛酷な修行により自ら死に向かう修行僧のことを言い、日本には17体あるようです。具体的にどのような手順を踏むかと言うと、まず木喰行(木の実や薬草だけを食べる生活)を数十年続けます。それにより身体なら油や水分を取り出し、腐敗しにくい身体を創り上げるのです。そして、土中入定(生きたまま棺に入る修行)をします。その後、1000日後に掘り起こされ即身仏となり人々に崇められるのです。 番組を観ていて即身仏に何の意味があるのだろうか?と疑問になりました。 崇められることが修行の目的ならば、それは修行僧の欲と言え、カルマ(業)の上積みに過ぎないのではないでしょうか?そんなことを思いました。 最後に人形婚が紹介されます。人形婚とは亡くなった子のために、人形の花嫁や花婿と結婚をさせる風習で、地蔵尊が祀られている河倉賽の河原にて奉納されています。それは親の子どもに対する想いから成り立っているのでしょうが、それが社会にもたらすものは?と疑問を持ちました。 仏陀は人間の苦しみとして生老病死を掲げ、そこからの解放の道を示しました。それは囚われからの解放です。ですが、上記の縁切り神社や即身仏、人形婚は人間の囚われを強化しているように思えます。 個人的な願い、望みが人を幸せにすることがあるのでしょうか? それが幸せに繋がるのは、時代や社会、集団の大きな流れに即している時のみなのではないでしょうか? 多くの場合、人は個人的な感情に囚われ、それに翻弄されているように思えます。 そして、翻弄されている状態にいつの間にか慣れ親しんでしまい、人は自らを苦しめ続けます。 そして、それは自らを苦しめるだけでなく、世界に不調和をもたらし、今の様々な社会問題を生み出しているのではないでしょうか? この番組で紹介されている縁切り神社や即身成仏は、それを強化しているように思えました。 本来、人や社会を救う立場にある神社仏閣がこの状態にあり、強い願いを持つ人々はそれを利用します。こうして世界の歪みが強化されていくのだろうなと思いました。...

歴史が本当の変化を起こす転換期

歴史が本当の変化を起こす転換期

僕は最近、中沢新一さんの『僕の叔父さん 網野善彦』を読み始めています。この本の中で中沢さんと網野さんは、アボリジニのドリームタイムという天地創造の神話の話から「時間を超えた聖なるもの」、「時間の呪縛から人間を解き放つ新しい歴史学の創造」という話をし、新しい視点から「歴史が本当の変化を起こす転換期」を捉えるという話をしています。 ここで言う時間とは唯物史観のものであり、生産活動や生活様式など目に見える物理現象だけにすべての物事を閉じ込め、それが発展していく姿を言っています。 宇宙の中に太陽が生まれ、地球が生まれ、人類が生まれ、人類の社会が発展する。 この様子は確かに目に見える物理現象として捉えることが出来ますが、歴史はそれだけで動いているわけではない。 中沢さんや網野さんはそういうことを言いたいのだと思います。 昨晩、いさどんとみちよちゃんは時代の流れや星の意志について話しをしています。 ※いさどんのいただきます人生「星の意志や時代の流れを受け取るものとして♪」参照 僕たちは歴史の奥に、時代の流れ、時代の意志を感じて生活をしているのです。 時代の使命を受けて、それを現象世界に示していく。 惑星の動きがそれを後押しし、世の中は開かれていく。 そのために自分を超えて高い意識を持ち天と繋がっていく。 そう心掛ける僕たちの暮らしは、天地創造の神話を語り継ぎ、歴史を人間の旅と捉え、そこにエネルギーやスピリットを残していくアボリジニの人たちと共通するものがあるでしょう。 物理現象を超えた宇宙の意志を含めた視座。そこから見える歴史の転換期。それが今なのです。...

カタカムナ文明はどこにあったのか?

カタカムナ文明はどこにあったのか?

「雨に地球の心を感じる」で紹介した網野善彦さんの話をもう少ししたいと思います。毎日新聞の書評では網野さんの研究について以下の3点の特徴を挙げています。 (1)日本列島社会論 国号日本が出来たのは七世紀末頃から。縄文弥生の時代には、日本も日本人もいませんでした。日本列島には列島人がいるだけで、アイヌ、琉球、西国、東国、畿内など地域によって多様な社会を形成していました。近代の日本国の概念で日本史を観ることは出来ません。 (2)水田農業中心史観への批判 列島人の生業(なりわい)は稲作だけではありません。海山では漁業商業・採集があり、関東では大半が畑作でした。水田農耕が進んだ畿内が先進地で、東北、関東、九州など周縁は後進地と言うことは出来ない。 (3)海民の日本論。 日本には海山の民がいる。江戸時代の鎖国の影響により、日本列島は海で守られた孤立した完結社会との固定観念が生まれていますが、海で大陸など外界と活発に交流していました。日本国の境界を曖昧にし、地域が直接に列島外と繋がっていました。北海道産の多い昆布が沖縄で最も食べられているそうです。 網野さんは上記の問題提起により日本認識そのものを世に問うていました。日本国という国家の枠からではなく、もっと広い人類の視点から物事を見ていたのです。 これを読んだ時、カタカムナ文明のことを思い出しました。そして、それがどこにあったのか疑問になりました。地域により多様な列島社会。それらすべてにカタカムナは浸透していたのでしょうか? 8月24日、25日と木の花ファミリーではカタカムナ研究会が開催されていました。丁度良い機会だったので、僕は上記の質問を講師の芳賀さんにしてみました。芳賀さんは以下のように話してくれました。 カタカムナ講師の芳賀さん ☆彡 ☆彡 ☆彡...

雨に地球の心を感じる

雨に地球の心を感じる

昨日の朝、散歩に行こうとしたら、ひみちゃんが走り寄って来ました。 ひみちゃん@大町ビレッジ 「どこいくの?」 「散歩」 と会話を交わし、そのまま2人で30分ぐらい歩きました。 夢の話などいろいろな話しをしましたが、その中に、太陽の国のお話もありました。 「太陽の国の王様は怖いけれどもとっても優しい。悪い人には怖いの。でも太陽の国には刑務所とかはなくて、王様はただ怒るだけなんだ。」 ひみちゃんはそんなふうに語っていました。 そんな話をしながら歩いていると、雨が降ってきて、雨脚は次第に強くなってきました。 「北朝鮮と韓国が戦争をするって言っているから、地球が怒っているの。 だから雨が降ってきた。怒っているから強く降っているんだよ。」 ひみちゃんはそんなふうに語りました。 傘を持たずに出かけたため、2人でしばらく地球さんの怒りの雨を浴びることになりました。...

世界が僕を変える(2)

世界が僕を変える(2)

今日(8月23日)の毎日新聞には、アメリカ軍帰還兵の話題を扱った記事が2つありました。一つは「世界に見方 帰還兵の苦悩 国に責任」というもの。そして、もう一つは『一時帰還(フィル・クレイ著)』の書評です。 アメリカではイラクやアフガニスタンからの帰還兵がホームレスになる問題が深刻化していて、オバマ政権は2015年末までにホームレスをゼロにする計画を発表しているようです。(「退役軍人のホームレス」)。帰還兵たちは心的外傷後ストレス障害(PTSD)を抱えており、日常生活に馴染むことが出来ず、働くことも出来なくなっていくようです。そんな彼らの心を知らずに、人々は自分の都合で帰還兵に近づきます。それは地獄を経験した男の話を聴き、慰めることを望む女性だったり、トラウマを聴き出し反戦を訴えたいグループだったりします。近づいてくる人々が持つステレオタイプのイメージに帰還兵たちは苛立ちようです。 これらの記事は、戦争は、戦闘が終わった後も続いていることを教えてくれています。 今年は第二次世界大戦終戦後70周年です。それに合わせていろいろな戦争番組が放映されています。昨日(8月22日)の大人ミーティングでは、アメリカ軍による実録映像の番組が話題になり、後日みんなで見ることになりました。その時、いさどんは以下のような話をしました。 ☆彡 ☆彡 ☆彡 2012年12月21日、銀河の冬至を迎え、今、闇のピークから少しずつ光が増していく時代です。そして、冥王星も産業革命の頃から一巡りし、今、物質的な時代から精神的な時代に転換していくことを表しています。 徐々に明るくなり、心が大切になっていく時代です。 これからいろいろなもの、社会の暗部に渦巻いていたものが明るみに出て来るでしょう。 アメリカ軍による実録映像もその一つと言えます。日本では、8月1日、玉音放送の原板や「聖断」の場が公開されました。...

相手のことを観る

相手のことを観る

「相手のことを観る」ということが課題になっています。 それが出来ていないことを痛感することがあります。 「相手のことを観る」とはどういうことか? 例えば、「相手が何を感じているか」を想像すること。 それが「相手のことを観る」ことになるのでしょうか? 多分、そうではないと思います。 相手が何を感じているかを想像する時、そこに自分の主観が入る恐れがあります。 人それぞれ物事の感じ方は違います。 相手は自分が思っていることと全く違うことを感じていることもあるのです。 では、「相手が感じていること」を正確に捉えることが出来たとします。 この時、「相手のことを観る」ことが出来ているのでしょうか? この場合も不十分だと思います。 「相手が感じていること」に意識が行き過ぎると、 こちらの対応はそれに対する反応になりがちです。...

地球談話(지 구 담 화)を広げる ~韓国編~

地球談話(지 구 담 화)を広げる ~韓国編~

今朝の毎日新聞に、韓国が日中両国に、日中韓首脳会談を打診しているという記事が掲載されていました。朴 槿惠(パク・クネ)大統領は竹島問題や慰安婦問題などを通して強硬な姿勢を取り続け、日本政府を批判してきたが、ここに来て態度を軟化させているようです。 韓国には、日中関係に改善の兆しを受けて、北東アジアの緊張緩和を主導する意図があるようです。 日中韓の3国の関係が改善していくことは望ましいことですが、現実はそう簡単ではありません。 中国は南シナ海全域で管轄権を主張し、南沙諸島に人工島の設立を進めました。そして、それを意識するかのように日本では安全保障関連法案が審議されています。 日本と韓国の間にも竹島問題や慰安婦問題は存在し続けています。 それぞれの国が自国の利益を踏まえながら、互いに緊張と緩和を繰り返しているのが現状で、たくさんの軍備などたくさんの無駄を生み出しています。 村上龍さんは経済合理性という言葉をよく使っています。何かを選択したり判断したりする時、経済の観点から一番合理的な行動をしていくとよいと提案しているのです。 今、経済は、世界中の多くの人々の関心毎になっています。そして多くの人が経済的豊かさを求めています。ですが、多くの場合、それぞれの国の政策、そして個人の行動は経済的に不合理です。なぜ、このような状況が生まれるのでしょうか? それは自分や自分の家族、自分の国に囚われているからです。 それぞれの立場からは合理的に見えても、全体視点からは無駄が発生しているのです。 本当の意味で合理的な判断をする際には、それぞれが自分の立場を離れる必要があるのだと思います。 地球談話には、真の平和をもたらすために僕たちが出来ることとして、「広い世界観を持ち、個々の自我を超越すること」が挙げられています。人々がその精神状態になった時、平和は自然の訪れるといいます。そいて、この状態になった時、経済合理性も同時に達成していることでしょう。 日本語、中国語、英語で紹介してきて「地球談話」ですが、韓国語版も存在します。北東アジアの緊張緩和を主導しようとする韓国の意図が実るよう、この言葉が韓国の多くの人々に届くことを願っています。...

地球談話(The Earth Statement)を広げる ~世界編~

地球談話(The Earth Statement)を広げる ~世界編~

8月13日、人類は1年間で使える地球資源を使い果たしたそうです。今年の残りの日々は「将来の世代から資源を奪いながら生きていく」ことになります。「1年分の資源を使い果たす日」を「アース・オーバーシュート・デー」というそうですが、この日は年々早くなっているそうです。 (「人類、1年間で使える地球資源を8ヵ月で使い果たす」を参照して下さい。) このデータは、このままの暮らしでは人類に未来がないことを示しています。 戦後70周年の談話で安倍首相は、経済繁栄によって世界の平和に貢献したと述べていますが、その経済繁栄が上記のような結果をもたらしているのではないでしょうか? 今の日本は本当の意味で世界に平和をもたらしていると言えるのでしょうか? 広い世界観を持ち、個々の自我を超越すること。 真の平和を地球にもたらすために今、僕らに出来ることはそれだけなのです。 そのメッセージが端的に述べられている「地球談話」は英語でも書かれています。 多くの方がこのメッセージに触れ、共に平和な世界を築いていけたらと願っています。 The Earth Statement “In order...

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