最近、アメリカでの麻薬の害悪について書いている記事を2つ読みました。まず一つ目が、「新MUのブログ・米国は麻薬によって滅びることになる」です。以下、少し文章を引用してみます。
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世界の貧困から見るとアメリカは豊かな国ですが、薬物犯罪は増加傾向にあり、薬物が原因での死亡者も増え続けます。中南米から、毎日かなりの量の麻薬がアメリカに入っているのも感じます。麻薬戦争は、今年あたりから激しさを増すことでしょう。
メキシコとの国境に塀を建設すると言ったトランプ大統領の考え方は、もしかすると正解だったのかもしれません。私の見える限りでも、アメリカとメキシコの国境には抜けられる穴場があちらこちらにあり、薬物を持ち込むのも容易です。政界人や国の仕事をしている人の中にまで、この麻薬依存症の人がいたりする気さえしています。(中略)
アメリカの国力をも低下させるのがこの麻薬です。刑務所が罪人を収容できず、本体なら刑務所入りの麻薬常習者を放置しているとしか思えません。世界はこれから麻薬との戦いを迎えることと思います。日本でも、大麻や覚せい剤の使用者は増加すると心配しています。
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もう一つが、「In Deep・西洋社会で次々と合法化されていくドラック・・・」で、この記事では、米国での薬物(オピオイド)の過剰摂取で死亡する確率が、自動車事故を上回ったという事実を紹介しています。以下、記事の一部を引用します。
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現在のアメリカは、
「自然災害で亡くなる人は 3万人に 1人」
なのに対して、
「自動車事故によって亡くなる人が 103人に 1人」
「銃で撃たれて亡くなる人が 285人に 1人」
そして、
「オピオイドの過剰摂取によって亡くなる人が 96人に 1人」
という国となっているのです。
「オピオイドの中毒の人が 96人に 1人」なのではなく、「死んでしまう人が 96人に 1人」なのです。
驚くべき数字ではないでしょうか。
ここから考えますと、今のアメリカでは「何人に 1人がオピオイドを常用しているのだろう」と考えます。
先ほども書きましたけれど、これは合法薬であり、手に入れることがものすごく難しいものというわけではないはずです。
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この記事では、上記の事実が、
ジャック・アタリの以下の言葉の顕れであると考えています。
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《麻薬の合法化》
大衆は、不安定で無意味な生活から逃れるために、娯楽、そして麻薬に溺れるようになる。
20年後(2026年)には、多くの国境が閉鎖され、生涯の雇用が保証されることもなく、結婚することもできない生活の中で人々は暮らしていく。
そのような生活の中では「娯楽」が人々の主要な逃避先となる。
取り憑かれたかのように娯楽に没頭するものや、一日中、画面の前から動かない人々。
そして、娯楽と共に、麻薬が次々と合法化され、多くの人々は生活の中の逃避先として麻薬に没頭する。
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ジャック・アタリは、大衆は、不安定で無意味な生活から逃れるために、娯楽と麻薬に溺れると書いています。人類は自然環境の厳しさを克服するために人口の社会を築いてきましたが、それは自然からの逃避の側面もあり、それが行き過ぎたのが、現代社会と言えます。自然は天意の顕れであり、そこから逃れることで、人間社会は天意を失い不安定で無意味なものとなっていったのではないかと思います。そして、そこからさらに逃れようとしているのが、米国の姿で、それは地獄に向かって進んでいるようなものと言えます。そして、その姿は他の国々にも広がろうとしています。
失った天意を人間社会の取り戻すこと。
そこにしか人類の未来はないのだと思います。昨晩、
ジイジは以下のような言葉を僕に語ってくれました。
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やっぱり天意で生きる。それは所有しないということ。どうなってもいいという開き直り。こだわりがないということ。それが天意で生きるということ。常に現象をいただき、現象から学ぶことで天意を知っていく。
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こだわりがあって現象を受け入れることが出来ないから、人間は逃避をするのだと思います。そして人間社会は天意を失い、自然環境は破壊され、生活は不安定で無意味なものとなっていったのです。現象と向き合い現象をいただくことで、初めて現象の奥にある天意は見えてきます。今の人間社会はそのような姿勢から生まれる暮らしを必要としているのです。僕が暮らす木の花ファミリーは、世界全体から見たらささやかなものですが、そのような暮らしを営んでいるのです。
その暮らしはきっと多くの人にとって未来への希望となると信じています。
https://konohanafamilyeconomy.blogspot.com/2019/02/blog-post_19.html失った天意を人間社会に取り戻す
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