一人一人の正解を創っていく。

1月10日、今年初めての新月の日。
木の花ファミリーではどんと焼を行い、お正月飾りや子どもたちの絵などを天に返しました。



新月は浄化の時であり、新しいスタートの時。
そこでいさどんは以下のように語りました。
(以下、「人類が宇宙視点に立つスタートの年が始まりました!」より抜粋)

☆彡 ☆彡 ☆彡

2016年が明けまして、今日は10日目です。正月を迎え、このどんと焼きの日を迎えることは、粛々と地球が宇宙を旅しながら、毎日自転を繰り返し、2017年に向かって歩んでいるのです。それは、時を刻んでいるだけではなく、実際に物理的にも宇宙を移動しているのです。そろそろ、地球にいる人類もその仕組みの中で生きていることに気付かないといけません。わたしたち人類がそういった宇宙的な視点のもとに生きていかなければ、これ以上人類が栄え、地球に生きている真の意味を表現することはできないのです。

~ 中略 ~

2016年に入り、人類が宇宙視点に立つためのスタートの年が始まりました。そして、それにふさわしい役割をこの小さな集団から地球全体に示していくのです。この世界は魂の世界ですから、世界が動いているのもその魂が存在し、わたしたちはその延長に生きているのです。そして、その世界の仕組みの中で、わたしたちは魂を最優先にして連携していく時代に入ったのです。そういった意味で、天と地、そして世界中の霊的ネットワークがこれからますます広がっていくことを願い、2016110日どんと焼きの日にあたって、皆で乾杯したいと思います。

それでは皆さん、乾杯!!
おめでとうございます!!!

☆彡 ☆彡 ☆彡

新月は宇宙の運行の現れ。それはスタートの時で何かを宣言するのに相応しい時。
そんな時に、ファミリーのみんなと宇宙視点に立つことを確認しました。

そして昨晩(1月13日)の大人ミーティングでは、クローズアップ現代の「"未来の紙"が世界を変える!?~日本発・新素材の可能性~」を観て、セルロースナノファイバーの持つ可能性を共有しました。

植物という豊富な資源から生まれ強度は鉄の5倍で軽い素材。
加えて、生体に害がなく(生体親和性)、環境にも負荷が掛からない。

それは夢の素材と言えて、自動車のボディやスマートフォン、
包装材や運動靴など様々な用途への活用が可能になります。

豊富な資源をみんなで分かち合う。

人々の心次第では、そんな経済を生み出す可能性も秘めています。

確かに時代が新しい流れを生み出している。

そのことをみんなで確認をしました。

そんな時代に相応しくあるために、一人一人がしっかりと自分と向き合う必要があります。
その際、肩に力を入れる必要はなく、立派に振る舞おうとする必要もないのでしょう。

数日前いさどんは語りました。

☆彡 ☆彡 ☆彡

心に浮かんだことを話していく。
そのことがその人らしい正解を作っていくのです。
立派な言葉を語ることが正解ではありません。


立派な言葉を語っていても精神がついていっていない人は多くいます。

☆彡 ☆彡 ☆彡

立派なことを語ることで自らが見えなくなることもあります。
世界の多くの指導者がそんな状態にあると言えるではないでしょうか?

民主主義では選挙で当選するためには人々に選ばれる必要があります。
そして選挙にはお金が必要になります。
そのため人々に受けが良い言葉を語るようになり実態は二の次になっていきます。
指導者はそんなふうにして自分を失っていくのです。

指導者の姿は民意の表れです。
多くの人が世間の受けを気にして、自分を失っているのではないでしょうか?

世間の評価を気にする。
それは世間の評価に自分を奪われている状態です。
世間の評価に動かされ、欲望し、欲望に翻弄されることで、混乱を生み出していくのです。

宇宙視点に立つとは、元に仕組みに気づくことであり、本来の自分を取り戻すことです。
そのために心に浮かんだことを一つ一つ大切にして自分を積み上げていくのです。

大切なのは自分に向き合うこと。
自分を積み上げると同時に余分なものをそぎ落としていく。

ただそれだけです。

自分を取り戻し、自分を積み上げていけば、あとは世界が自分を生かしてくれるのです。
そして、そんなふうに生きる人が増えた時、世界は自然と整っていくのです。

だから僕はそんなふうに生きていきます。

この文章に共感した方。自分を取り戻し、自分を積み上げていきたい方。
2月14日から始まる一ヵ月の真学校はまさにそんな機会となるはずです。
是非、ご参加ください(^ー^)

どんと焼の日、みんなで撮った写真です。

今までの自分を振り切る

2月締めきりの農事組合法人決算、そして3月15日締めきりの一人一人の確定申告。
僕にとって忙しい時期がやってきました。
2月~3月に掛けて、ここ数年僕はずっと体調を壊し、仕事はギリギリとなっています。
そのためでしょう。みんなの中に僕を心配する声も聴こえるようになりました。

そしてともちゃんいさどんに相談をしました。

なかのんはどうなんだろう?

と。でも、ともちゃんは僕の状況を具体的には把握していませんでした。

具体的な状態を把握せずに相談をされてもいさどんは困ってしまいます。
そして、情報を曖昧なままにして気に病んでいるのは、無駄なエネルギーとなります。

いさどんはともちゃんにそんなことを伝えました。そして、

明確にしよう!

ということで昨日、オフィスチームでミーティングをしました。

その場で僕が以下のようなことを伝えました。

昨年の2月。僕の睡眠時間が普段より短かったかというとそんなことはありません。
むしろ普段より長かったぐらいです。それでも調子を崩していきました。
それはそれだけプレッシャーが掛かっていたからです。
プレッシャーから身体が硬くなり、作業も思うように進まない状況になっていました。
仕事を進めようとし、人との交流を減らしていたのも心の面ではマイナスに作用していました。
※この時のことは「世界のお金がみんなのお金になるように」に書かれています。

その教訓から今心掛けているのは、以下の3点です。

一つ一つの作業を確実にこなしていくこと。
人に頼めることは頼むようにしていくこと。
オフィスに籠らずに出来るだけ人を接するようにすること。

今年は大丈夫!

と確信を持って言うことは出来ません。ただ、最善を尽くして後は結果をもらうだけなのです。
オフィスチームのみんなはそんな僕の言葉に理解を示し、サポートすると約束をしてくれました。

その後、いさどんが声を掛けてくれて、話をする時間を持ちました。

ともちゃんがいさどんに相談したこと。
それは余分なことです。
状況が曖昧なまま、いさどんに相談をする。
そして、いさどんが状況を解決をするならば、僕たちに成長はありません。
そんな姿勢でいては駄目なのです。

まず自分たちで明確にしていこうとする姿勢が大切になります。

ともちゃんが僕に対して余計な心配をしていたこと。
これは僕とともちゃんとの間で気持ちが通い合っていなかった現れです。

もし気持ちが通じ合っていたら、細かい確認をせずとも、
なんとなくお互いの状況は分かるものです。

それが「あうん」というもので、僕らはそれを表現することを目指しています。
ですが、そこには至っていないわけです。

それならば、まずは言葉で明確にしていく必要があるわけですが、
その姿勢もなかったため、ともちゃんがいさどんに相談することになったのです。

それは心配を掛ける自分、心配をするともちゃん、双方の未熟さの現れです。
日頃からもっとお互い相手の心に気持ちを向けていく必要があるのです。

いさどんとの話からそんなことを確認しました。

いさどんが僕に声を掛けてくれたのは、いさどんのやさしさです。
そのやさしさが僕らの未熟さに対する愚痴となってしまっていました。

もっと豊かな話が出来るように。

この出来事を無駄にせずに生かしていこうと思っています。

話しは少し変わって。

いさどんと話した時、今「切れる」という言葉が浮かんでいると聞きました。
切れるとは過去、今の自分を振り切ることです。
そこから新しい自分や新しい展開が生まれます。
それは世間や評価を気にする視線を振り切ることも意味します。

世界を見れば、先日、北朝鮮が核実験をしました。
それに対し、韓国が南北軍事境界線付近での宣伝放送を再開しました。
北朝鮮を巡って緊張が高まっています。(毎日新聞参照)

中東では、サウジアラビアはイランに対して国交断絶を言い渡し、
スーダンとバーレーンもそれに追随しています。(NHKニュース参照)
このことはシリアでのIS対策に大きく影響すると思われます。

世界は大きな混乱の中にあります。

その混乱は今までの人々の価値観が作ったものであり、
今、価値観は根底からひっくり返る必要があるのです。

世間の評価も今までの価値観に基づくものです。
ならば、それを気にする必要があるのでしょうか?

評価を気にせず本当に大切なことを発信していく。
その姿勢が新しい未来を創っていくのだと思います。

日々の生活はその土台となるものです。
日常生活を通して地球の新しい未来を創っていけるのです。

1月30日に行われる富士浅間木の花祭りでは、舞い踊り、歌うことで
そんな世界を表現します。是非、いらして下さいね。







悟りを進化させていく

昨晩の大人ミーティングでは、映画「孔子の教え」を観て、その後感想を語り合いました。
僕は孔子の思想については以下のように理解していて、それをみんなにもシェアしました。

☆彡 ☆彡 ☆彡

すべての存在がその本質を発揮すること。それが世界に調和をもたらし幸せにするのです。
親は親らしく。子どもは子どもらしく。君子は君子らしく。
そこから礼や仁、忠孝などを大切にする思想となっていきました。
その過程で、固定化が生まれて、それが権力などに利用されてしまっているけれども、
もともとは「本質を発揮すること」を大切にしていたのです。

☆彡 ☆彡 ☆彡

その他、何人かが映画についてのコメントをしましたが、場は停滞ぎみでした。
そこでいさどんは以下のように語りました。

☆彡 ☆彡 ☆彡

映画の感想を述べるだけなら、映画評論家を連れてきた方が余程面白いことを語ります。
映画の感想を述べても表面的なことを語るだけになってしまいます。
なぜ、今日、僕たちはこの映画に出会ったのか?
その発想が大切です。

僕はこの映画から時代の流れを感じました。
ここでは何度も確認しているように、今、時代はターニングポイントを迎えています。

昨年11月開催の大人サミットプレゼンテーションより

2012年12月21日、太陽系は銀河の冬至を迎えました。
それは25800年に一度の「闇のピーク」です。
12900年前の光のピークから現在の闇のピークに至る過程で、
儒教を含めた宗教は生まれています。
 (※上の図を参照してください)

それはその時代の精神を反映しているのです。

映画では、聖典に対して執着する心が描かれていました。
聖典を絶対視する。
そこに教えの固定化が生まれます。

先ほど、映画の孔子について「人間臭かった」という感想がありましたが、
どんな聖人でも、時代背景の影響を受け、個人的事情も抱えていたはずです。
苦しみの中で悟りへと歩んでいった一人の人間なのです。

ですが、イエスにしろ、仏陀にしろ、理想化されて語られるようになります。
それは真実とは異なる姿です。

固定化や理想化。

これらは人々を真実から遠ざけ、学びを停滞させる要因ですが、
それを生み出しているのはその時代の人々の意識レベルです。
尊い人々は人々の意識レベルに応じて役割をして去っていくのです。

先ほども言ったように、聖人も一人の人間であり苦しみながら悟りに至りました。
それを知る時、今現在の自分たちの苦しみが違ったものに見えるようになります。
苦しみの先に希望を見出せるのです。
本来なら、そんなふうに聖人の姿から学んでいく必要があるのです。

そして、聖人の言葉はその時代の反映です。
ならば、時代が進めば変化していくものです。
固定化してしまったら、時代にそぐわないものとなっていきます。
同じ精神に立った時、自分たちで聖人の言葉を進化させていけるのです。

一人の優れた人が存在しても、周りに受け皿がなければ、
その素晴らしさは充分には表現されません。
過去の宗教に起きたように、固定化や理想化が起こる危険性もあります。
これからの時代は一人一人が目覚め、みんなで悟りを表現していく必要があるのです。

闇のピークから光のピークへと。

人類は今、ターニングポイントに立っているのです。
それは今まで何度もこの場で確認して来ていますよね。

(^-^)

こんな話が僕からだけでなく、みんなからも出るようになるとこの場は本当に活性化します。
そのためには日常から天に意識を向けることです。
そして、様々な出来事に対して、なぜそれに出会ったのかを問うことです。
その際、自分の意志は抜きにします。
自分の好き嫌いは関係ありません。
ただただ天に意識を向けて、その意志を感じていくのです。

☆彡 ☆彡 ☆彡

一人一人が目覚めることで、みんなで悟りを表現していく。

それは過去の悟りを時代と共に進化させる、とてもわくわくする取り組みです。
そのために目の前の出来事を表面的に分析するだけではなく、
その背後に流れている天の意志を感じ、表現していこうと思っています。

そんな学びを共にしたい方。以下のプログラムはお勧めですよ(^-^)


■  ■  ■  ■  ■  ■  ■  ■  ■  ■  ■  ■  ■  ■  ■  ■  ■  ■  ■  ■  
2016年2月14日〜3月12日
木の花塾「1ヶ月間の真学校」を開催します!
今まで知らずにいた本当の自分自身に出会い、私たちはなぜ地球に生きているのか、その真の意味を知る、かけがえのない1ヶ月間を過ごしてみませんか。それはきっと、あなたの人生を豊かにし、この世界を豊かにします。皆さまのご参加をお待ちしています!
【 日 程 】2016年2月14日(日)〜3月12日(土)
【 会 場 】木の花ファミリー
静岡県富士宮市猫沢238−1
【 対 象 】■ 自分を変えたい人
■ 世界を変えたい人
■ 今の世の中をどこかおかしいと感じながら、どうすればよいかわからずにいる人
■ それまで知らずにいた本当の自分自身を知り、真に人生を謳歌したい人
■ この星に生きる人 すべて
☆ その他、2015年度受講生からは以下の人に薦めたいという声が上がっています。
■ 漠然とした不安がある人
■ 自分も他人も責め続けている人
■ 人を信頼したいという思いはあるが、できない人
■ 未知の世界があることを知りたい人
■ 出会った人 すべて
(詳細は受講生アンケートにてご覧頂けます。
 → 受講生アンケーヘ)
【 内 容 】
講座は「農」「食」「医」「経済」「環境」「教育」「社会」「芸術」と多岐に渡りますが、全講座に共通して学ぶことは、物理的な現象の奥に流れる深い精神性です。それまでに考えたこともない新たな視点に出会うことで世界観を大きく広げ、今社会はどのような状況にあるのか、その中で自分は一体どういう存在であるのかを紐解いていきます。
〈 講座一例 〉
人格を学ぶ講座(カルマ読み・地球暦・カタカムナ)/天然循環法の畑作/ファシリテーション/世界観を広げる/菩薩の里の経済/自然療法プログラム/食養生/有用微生物群の培養/天然醸造味噌作り/創造性と芸術/性と宇宙/自然再生と災害復興/持続可能な心の持ち方
*その他、誕生日会や季節の祭事、地域の食事会などのイベントも盛りだくさん!生活の様々な場面を通して、互いに助けあいながら宇宙の流れにそって生きる豊かなコミュニティの暮らしをリアルに体感できます。
*上記講座はあくまでも一例であり、プログラムは固定されていません。受講生との双方向の掛け合いにより、その時、その場で、もっともふさわしいものが提供されていく、誰にも予測不可能な世界に二つとないプログラムです。(→ 2015年度レポーをご覧下さい。)
【 主 催 】DSC00081
NPO法人ぐりーんぐらす

木の花ファミリーを母体として様々な社会貢献事業を行っているNPO法人です。
【 共 済 】
木の花ファミリー
詳細は、こちらをご覧ください!
「1ヶ月間の真学校@木の花ファミリー」
☆ご不明な点も、どうぞお気軽にお問い合わせください。
 電話 :0544-67-0485
 メール:info★npo-greengrass.org
 (★を@に置き換えてください。)



150313-225932







一人一人の手の中にすべてがある。

昨夜の大人ミーティングでは「客観的視点を育む」をシェアしました。
その時、いさどんは以下のように語り出しました。

☆彡 ☆彡 ☆彡

選挙には沢山のお金が必要となります。
そこで立候補する人にはスポンサーがつくことになります。
候補者はスポンサーの意向を無視することは出来ず、
好きなことは言えないのです。

それは民主主義の弊害と言えるでしょう。

ですが、不動産王のトランプ氏にはお金があります。
スポンサーを気にする必要がありません。
なので、好きなことを言うことが出来るのです。

自分の意見をしっかりと言う。

それはいいことなのではないでしょうか?

アメリカは正義を掲げています。
ですが、自国の利益のためにベトナム戦争イラク戦争を起こしてきました。
沢山の人を殺して来ています。

アメリカは他民族国家と言われています。
ですが、中心となって国を動かしているのは白人です。

そのアメリカの本音、実態がトランプ氏の発言に現れているのす。

トランプ氏はアメリカ人の本音を引き出しています。
それは今という時代が生み出していることです。
それだけ今までの制度や仕組みが行き詰まっているということです。
ひと昔前ならば、トランプ氏がもてはやされることはなかったでしょう。

アメリカ人の本音を引き出しているトランプ氏は今、人気を得ています。
ですが、大統領になることはないと思います。
なぜなら、トランプ氏が大統領になることは恥ずかしいことだからです。

本音と名誉。

その2つに直面し、アメリカ人は名誉を選ぶのです。

でも本当に大統領になったら面白いですよね。

なんにせよ、トランプ氏は時代が生み出した現象です。
時代の流れとして余裕を持って眺めているといいのではないでしょうか。

僕は、「客観的視点を育む」が読まれている途中で、このホールに来ましたが、
その場の空気が正解を出そうとして硬くなっているのを感じました。

ゆるゆるの状態で混沌としているのが良いのです。
だから僕は場を和ませるためにこんな話をしています。
ゆるゆるの状態でいると、自分にいろいろなものが入ってきます。
固定概念を持たないことが大切です。

今は沢山の情報が溢れています。
マスコミの情報が正しいとも限りません。
真実は情報から得るものではありません。
情報を組み合わせることで見える矛盾を感じること。
そして天からの直観を得ることが大切なのです。

☆彡 ☆彡 ☆彡

そして、これをきっかけにみんなでいろいろなことを語り合いました。
それを僕なりにまとめると以下のようになります。

昨年、日本では安全保障関連法案が可決されました。
それに反対する人たちが盛り上がり、本当の民主主義の芽生えとも言われました。
民主主義が良いものとしてもてはやされています。
ですが、民主主義はそれほど良いものなのでしょうか?

人々の意見を尊重する民主主義は、時に人々の違いを増幅させます。
人々の間に立場の違いによる分断をもたらされるのです。
例えば、チュニジアの国民対話カルテットは、分断の危機を対話で乗り越えました。
そして、そのことが評価されて昨年ノーベル平和賞を受賞しました。
対話という努力があって初めて民主化は促進したのであり、
それがなければ、争いや混乱を生み出すことにもなるのです。
 ※「不寛容や違いを超えて生きていく」も参照して下さい。

一人一人の人間性が向上しなければ、民主主義は欲望に基づく争いの場となります。
それは社会主義でも同様です。
大切なのは一人一人の人間の質であり、仕組みは後からついてくるものなのです。

理想は、天の意志の下に人々が集まり、みんなでモノを生み出していく社会です。
すべての人が天と繋がり、自分を超えて、みんなが幸せになるモノを生み出していくのです。

こういうことを言うと、木の花ファミリーではすぐに「そうだよね」となります。
ですが、これに反対する人たちも世の中にはいるのではないでしょうか?

彼らは「俺の利益はどうなる」と主張します。
そこには「自分の・・・」という自我(エゴ)が働いているのです。
それは分断の種であり、悪魔のささやきとも言えるのではないでしょうか?

一人一人の人間の中に悪魔が存在、そして目覚める魂も存在しています。
人々が悪魔に負けて、自らの欲望を求める時、
それに相応しい指導者が生まれ、世界は欲望にまみれていきます。
人は人の欲望に支配されていくのです。

一人一人の魂が目覚めることが大切です。
そんなターニングポイントに今、人類は立っているのです。

ターニングポイントを読み解く知恵。
それが木の花ファミリーにはあります。

興味がある方は是非、以下の案内する「一ヵ月の真学校」にご参加下さい。


■  ■  ■  ■  ■  ■  ■  ■  ■  ■  ■  ■  ■  ■  ■  ■  ■  ■  ■  ■  
2016年2月14日〜3月12日
木の花塾「1ヶ月間の真学校」を開催します!
今まで知らずにいた本当の自分自身に出会い、私たちはなぜ地球に生きているのか、その真の意味を知る、かけがえのない1ヶ月間を過ごしてみませんか。それはきっと、あなたの人生を豊かにし、この世界を豊かにします。皆さまのご参加をお待ちしています!
【 日 程 】2016年2月14日(日)〜3月12日(土)
【 会 場 】木の花ファミリー
静岡県富士宮市猫沢238−1
【 対 象 】■ 自分を変えたい人
■ 世界を変えたい人
■ 今の世の中をどこかおかしいと感じながら、どうすればよいかわからずにいる人
■ それまで知らずにいた本当の自分自身を知り、真に人生を謳歌したい人
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☆ その他、2015年度受講生からは以下の人に薦めたいという声が上がっています。
■ 漠然とした不安がある人
■ 自分も他人も責め続けている人
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■ 未知の世界があることを知りたい人
■ 出会った人 すべて
(詳細は受講生アンケートにてご覧頂けます。
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〈 講座一例 〉
人格を学ぶ講座(カルマ読み・地球暦・カタカムナ)/天然循環法の畑作/ファシリテーション/世界観を広げる/菩薩の里の経済/自然療法プログラム/食養生/有用微生物群の培養/天然醸造味噌作り/創造性と芸術/性と宇宙/自然再生と災害復興/持続可能な心の持ち方
*その他、誕生日会や季節の祭事、地域の食事会などのイベントも盛りだくさん!生活の様々な場面を通して、互いに助けあいながら宇宙の流れにそって生きる豊かなコミュニティの暮らしをリアルに体感できます。
*上記講座はあくまでも一例であり、プログラムは固定されていません。受講生との双方向の掛け合いにより、その時、その場で、もっともふさわしいものが提供されていく、誰にも予測不可能な世界に二つとないプログラムです。(→ 2015年度レポーをご覧下さい。)
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木の花ファミリーを母体として様々な社会貢献事業を行っているNPO法人です。
【 共 済 】
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正しいとされていることの奥を観ると・・・

今朝の静岡新聞の1面コラム【大自在】には、怪獣について以下の記述がありました。

宇宙開発や南極探索、戦争の爪痕。科学の発展、
人間の愚かな欲望追究の陰で起こる自然破壊や社会矛盾に光を当てる存在として、
怪獣は姿を現した。

そうだったのかと思いました。
それならば、その怪獣を倒すウルトラマンはどんな存在なのでしょう?

ウルトラマンが怪獣を倒すことによって、世界は元の平和を取り戻します。
ですが、人々の心や生活は以前と変わらないままです。
経済成長を求めて開発を続け、地球環境は悪化の一途を辿ります。

僕はずっとウルトラマンはヒーローだと思ってきました。
ですが、ウルトラマンは問題を教えてくれる怪獣を倒してしまうのです。
それをヒーローと呼べるのでしょうか?

大切なのは、人類が自ら生み出した怪獣に向き合い、自分たちを改めることでしょう。

こんなふうに見ると、ウルトラマンも違ったように見えてきます。

同じく静岡新聞の一面。

静岡県内主要企業への景気動向アンケート結果が掲載さえ、
当たり前のように個人消費回復の必要性が述べられていました。
消費が多くなるということは、それだけ環境に負荷をかけることです。
昨年末、COP21にてパリ協定が採択されたように、
人類は温室効果ガスの排出をなくしていく必要があります。
そんな時、個人消費が拡大していくことは良いことなのでしょうか?

安倍首相の年頭所感もそうですが、経済を拡大させることが無条件に良しとされています。
ですが、それは本当にそうなのでしょうか?

GDPには、医療費も含まれていて、医療費は病気になる人が増えれば増えるほど増大します。
大きくなることが必ずしもいいことではないのです。

医者と言えば、昨晩は木の花ファミリーのみんなと、
風に立つライオン」という映画を観て、感想を話し合いました。

主人公は医者としてケニアに赴任し、スーダンの内線で傷ついた人々の治療に当たります。
映画では少年兵の問題など様々な問題が描かれていました。

シリアスな状況にある現地に赴き活動することは英雄的、
人々に感動を与えるかもしれません。
ですが、それが本当の解決に繋がるかと言ったら疑問になりませんか?

主人公に傷を癒された人々はまた戦地に赴くことになるのです。

戦争はいつ終わるのでしょうか?

今の社会では、医者はエリートです。医者になった人は社会でもてはやされます。
そして、その背後には沢山の「医者になれなかった人たち」が存在します。

一部の成功者と多くの失敗者。

そんな構造の下に生み出される医者を目指すことは社会にとって良いことなのでしょうか?

その奥にどんな心があるか?
その行為がどんな心を育むか?

そこが見えなければ、良いとも悪いとも言えないのではないでしょうか?

今の世界は一人一人の心が生み出しています。
一つ一つの出来事の奥にはそれを生み出す物語が働いているのです。

出来事の奥を見通すことで、
それがどんなふうに生まれているかを知ることが出来ます。
そして、それを知った時、人は世界を根本的に変化させていけるのです。

気候変動や貧困や格差、今の時代は、様々な問題にあふれています。
それは人々が「自分の」望みを叶えようとしてきた結果なのではないでしょうか?
「自分の」という意識が他人との違いを生み出しました。
そして、一人一人が所有することで、より多くの「モノ」が必要な社会となりました。

一人一人の心が「みんなで」となった時、この状況は一変します。
みんなを自分と同じように捉え、「モノ」をみんなで共有出来ます。
その時、一人一人の違いから生まれる格差はなくなり、
少ない「モノ」で、みんなで豊かに暮らし、地球とも調和するようになっていくでしょう。

木の花ファミリーでは、先駆けとして日々そんな実践を心掛けているのです。
※いさどんブログ「みんなで」を読んでみて下さいね。

木の花ファミリーのみんな@宮ノ下広場(元旦)


是非是非遊びに来てこの暮らしに触れてみて下さいね。








客観的視点を育む

このブログは「木の花ファミリーの経済から世界を見る」ということで、
世界情勢も話題の一つにしています。

日々の自分たちの暮らしや意識と世界で起きていることがどのように繋がっているか?
それらの意味するところは何か?
出来事の奥に意識を向けることで、それらを見出し、
木の花ファミリーの暮らしが持つ意味を考察し、伝えようしています。

そこで年初に当たって、時事問題も一つ扱ってみたいと思います。

2016年に予定されている大きな出来事の一つにアメリカ大統領選挙があります。
この結果は、今度の世界の潮流に大きな影響を与えるでしょう。

その大統領選挙では今、共和党候補の富豪ドナルド・トランプ氏が話題になっています。
不法移民の国外追放を訴え、シリア難民に対しても受け入れを反対しているトランプ氏。
最近では「イスラム教徒の完全入国禁止」を訴え差別発言として話題になりました。
こんなトランプ氏が共和党大統領候補争いで支持率一位となっているのです。

そんなトランプ氏について以下2つの記事は面白いなと思いました。


「トランプ現象」で浮き彫りになった米社会に「地殻変動」

この記事を要約すると以下のようになります。

トランプ氏の支持者は中産階級ラディカル(高卒以下の白人労働者)。
有権者の1/4を占める大集団です。
彼らの多くは、政治や経済政策が金持ち優遇となっていると不満を感じ、
移民に対しても自分達の仕事を奪っていると不満を感じています。
トランプ氏の発言はそんな彼らの期待に応える内容であり、
そこには(白人に対する)社会福祉的観点も含まれています。
トランプ氏の言葉はこんな彼らの支持を得ています。

ですが、アメリカ社会では、少数民族が多数派となるため、
少数民族を攻撃するトランプ氏の存在は共和党にとって悩みの種となっています。

その他、この記事には、中産階級ラディカルの目的意識の喪失、
アメリカ全体の左傾化など興味深い内容が多々書かれていました。

トランプの「切り札」人種カード

この記事では、トランプ氏のメッセージを以下の2つとしています。

アメリカ国内から人種や宗教の多様性を排除しよう
アメリカを再び白人が優勢を保っていた偉大な国にする

そして、トランプ氏は分かりやすい言葉とダイナミックなジェスチャーを用います。
恐怖と夢、希望を組み合わせて、支持者のモチベーションを向上させているというのです。

「移民は危険、だけれども自分はこの国を守り、強いアメリカを復活させる」

簡単に書くとこんな感じとなります。


今、シリア難民流入の問題を抱える欧州でも移民排斥の思想が広がっています。
入れ墨やヘイトスピーチ:欧州議会選で躍進した「各国の極右政党」とは?参照。

ここで注目すべきは、欧州の極右政党もトランプ氏も、
自国(白人)の福祉政策には力をいれている点です。
それは上記1つめの記事「アメリカの左傾化」という社会全体の傾向と一致していて、
それが支持基盤を増やす要因となっているのです。

共通するのは、自分の利益のための「社会福祉」を求めている点です。
自分の利益のために「移民を排斥」し「社会福祉」を充実させる。
そんな人々の心が欧州の極右政党やトランプ氏の支持に繋がっているのです。

それは人々や社会をどこに導くのでしょうか?
自分の利益を求めることが社会や自分を幸せにするのでしょうか?

上記2つ目の記事は、トランプ氏の支持者が恐怖と希望に翻弄されている姿を描いています。
感情に翻弄されている状態では、自らの幸せを求めることが自らを不幸にしていくのです。

トランプ氏の支持者は恐怖から他者を排斥すること自らの安全を守ろうとしています。
ですが、この行為は新しい敵を生み出すことになるでしょう。
安全を求めた結果、敵を生み出し、危険を増大させるのです。

このような事態となるのは、自分を超える視点、客観的視点が欠如しているからです。

人は様々な感情を抱え生きています。

感情を満たすことが幸せであり、感情のままに生きていきたい。

もしそう考えている人がいたら、それは捉え違いをしています。
感情的になることで発生するトラブルに多くの人が苦しんでいるのではないでしょうか?
それは感情に翻弄されている状態です。

そして、そんな一人一人の在り方が、
欧州の極右政党やトランプ氏の支持拡大に繋がっていきます。

それを克服するためには客観的視点を育むことが大切で、
群れで暮らす木の花ファミリーは常にそのための実践の場となっているのです。

そして、その暮らしは恐怖ではなく支え合う安心感に満ち溢れています。
安心感の中、客観的視点を育んでいく暮らし。
それはこれから地球環境が厳しい時代を迎える中、必要とされる暮らしです。
そんな暮らしを今年も発信していこうと思っています。

どうぞよろしくお願いいたします。

最後にこの暮らしの豊かさとして1月1日の様子を写真でお伝えしますね。

みんなで初日の出を観た時の写真です。

お昼の時間。お兄さんの須佐が小学生のお年玉を上げています。


夕食はおせち料理のビュッフェです。


1人前の料理です。


夕食後は子どもたちが企画した遊びの時間でした。


椅子取りゲームです。


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